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音楽批評

2024年Spotify世界ランキング10位まで、カウントダウン

2024年も残すところ僅かとなっております。Spotifyの年間ランキングが発表されたようです。

その中で、一番日本人にとって馴染みが薄いと思われる世界ランキング、世界でどの曲が一番聴かれたのか、について、10位からカウントダウンで発表したいと思います。

ちなみに、私は全ての曲が初見でした。

10.レディー・ガガ / Die With A Smile(with ブルーノマーズ)

スタジオにいたブルノマーズがレディガガに声をかけたことで生まれた曲で、一日で作り上げた曲のようです。

もし世界が終わるとしたら、君のそばでほほ笑んだまま死にたいというメッセージは、世界的な戦争の脅威が感じられる世界の人々の心に響きますね。

9.テイラー・スウィフト / Cruel Summer

ちなみにテイラースウィフトは、2024年に世界で一番聴かれたアーティストになります。ちなみにYouTubeでは5年前に発表されていますから、ロングヒットということになります。

8.ザ・ウィークエンド / One Of The Girls (with JENNIE, Lily Rose Depp)

ブラックピンクのジェニー、ジョニーディップの娘のリリー、そして、ジ・ウィークエンドの豪華コラボの曲らしいです。

7.Hozier / Too Sweet

ベースギターの印象的なリフは、テイラースウィフトの「Shake it」のリズムを思い出しますね。アイルランド人のシンガーソングライターらしいです。

6.Djo / End of Beginning

エスカレーターの床板にブリントされているかのようなMVが、印象的ですね。この方は俳優としても活動されているようです。この曲は2022年に発表されましたが、TikTokをきっかけに世界で聴かれるようになったようです。

5.Teddy Swims / Lose Control

全世界で5億再生を超えるヒットを記録しているアメリカはアトランタ出身のシンガーソングライターです。情感豊かな歌で、これまでに、メーガン・トレイナー、イレニアム、MK、BURNS、そしてONE OK ROCKからもその歌声を求められ、コラボレーションしてきたことでも知られています。

4.FloyyMenor & Cris.MJ / Gata Only

打ち込みのリズムで作られたR&Bの曲ですね。これまでの曲で、私的には一番興味をひかれ、もう一度再生させました。まだ10代でしょうか? 細い青年と、やや太目の青年のコンビがとてもいい感じです。

FloyyMenorは太目の青年の方です。チリのシンガーソングライターとして、TikTokでの影響もあり、世界的に聴かれるようになったようです。

3.ビリー・アイリッシュ / BIRDS OF A FEATHER

2020年1月に開かれたグラミー賞では主要4部門を独占した彼女ですが、今でも人気は変わらず続いているようですね。

なお、題名の「BIRDS OF A FEATHER」は似た物同士という意味があるようです。

2.Benson Boone / Beautiful Things

アメリカのワシントン州モンロー生まれのシンガーソングライターです。2021年にデビューし、2024年には「Beautiful Things」が発表され、ビルボードでトップ5に入り、世界的なヒットとなりました。

1.サブリナ・カーペンター / Espresso

世界で一番聴かれた曲はエスプレッソという曲でした。実は私、世間の音楽をいつも聴いているわけではないため、初めて聴きましたが、キャッチーな感じですね。繰り返し聴くことで、もう一度聞きたくなるようなそんなイメージの曲です。

1999年アメリカのペンシルバニア州で生まれました。アーティスト一家に生まれ、小さい頃からボーカルのレッスンをうけていたようです。

また俳優としてもブレイクし、歌手としてはディズニーのコンピレーションアルバムでデビューしています。

大ヒットしたこの曲では、グラミー賞の主要4部門にノミネートされています。

2024年も残すところ僅か、2025年はどんな年になるでしょうか? このブログを見てくれている皆様にも、幸せが訪れますようお祈り申し上げます。

ちなみに、冒頭の写真は、私の住む町、三重県伊賀市のハイトピア裏の、さまざま広場のイルミネーションです。都会ほど豪華ではないかもしれませんが、ちょっとした安らぎの光景です。

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日常 音楽批評

【梅あいりトークライブ】伊賀市ゆめぽりすセンターにて演歌と歌謡曲

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三重県伊賀市の広報にも掲載されていたのですが、2024年11月30日に、ゆめぽりすセンターにて、梅あいりトークライブが行われました。

演歌、歌謡曲を中心に一時間にわたり行われました。ヘルマントさんのギター、そしてヨビッシーさんのピアノも参加して、梅あいりさんのトークも感動的で、観客の方の中には泣いている人もいらっしゃいました。

この日のライブは、観客の方が年齢が高めということもあり、演歌と歌謡曲で、古い年代のものを中心に披露されました。

春っコわらし、津軽じょんから節、愛燦燦、埠頭を渡る風、また、オリジナルの「終着駅は星空の彼方」等が披露されました。

上のリンクはCD「あいりと灯(あかり)」の音源になりますが、ライブではヨビッシーさんのピアノ、ヘルマントさんのギターに合わせての披露です。

ライブでは披露されませんでしたが、12月ということで、「トナカイにのって」もう紹介させていただきます。目指せクリスマス定番ソング、目指しています。

恥ずかしながら、私TheGoronyan25が作曲させてもらった曲になります。一度聞けば耳にこびりつく! と言われている曲になります。よかったら聴いてくださいね。Spotifyにも登録されています。

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日常 音楽批評

ハロウィンのため、DJ LOVEの仮装で、ポコチャ配信でカラオケ

2024年のハロウィンはどう過ごされましたでしょうか?

ハロウィンの数日前に、あるカラオケライブの店にて、ハロウィンイベントがあり、私は赤いウィッグとピエロの面をかぶって、SEKAI NO OWARIのDJ LOVEに扮して、「炎と森のカーニバル」「RPG」「Dragon Night」の3曲を歌い、なかなか好評でした。

DJ LOVE(ディージェイ・ラブ、1985年〈昭和60年〉8月23日 – )は、日本のミュージシャン。本名は非公表。4人組ロックバンド・SEKAI NO OWARIのメンバー。東京都大田区出身。

ステージではピエロのマスクをかぶっており、メンバー内で唯一素顔を非公表としている。2008年、初代DJ LOVEがバンド脱退した事から、高校時代の友達であるFukaseから勧誘を受け、名前とマスクを引き継いだ「2代目」として加入。Fukase曰く「(バンドの)代表的なマスコット」。

性格はおおらかで、メンバーからは「ゾウのよう」だと言われている。また、Saoriは「彼が怒ったところをまだ一度も見たことがない」と自身のブログで述べている。

機材を選ぶ役目を担っており、メンバーの意図に合わせて音作りをする。ライブではエフェクターの操作やコーラスも担当する。初代DJ LOVEが在籍していた頃のSEKAI NO OWARIが初ライブを行った『club EARTH』ではボランティアスタッフとしてバンドとバンドの合間にDJをしていた。(Wikipedia)

DJ LOVEは私は最初、マスコット的な存在で、音作りには参加していないのではないかと誤解しておりましたが、ウィキペディアで調べたところ、音作りにも参加されているようですね。

冒頭の動画は、私が「RPG」をカバーして作成したものです。できるだけ忠実に原曲を再現させたつもりではあります。

このブログはDTM(パソコンで音楽を作ること)をメインコンテンツとしておりますので、カバーで曲を作ることのメリットを書かせてもらいます。

カバーする場合、できるだけ忠実に再現させる方法と、自分流にアレンジする方法と、大きく2つに分かれます。

できるだけ忠実に再現させる場合、原曲のサウンド、音の響きにするには、どのような音を選んで、どんなエフェクトをかけたらいいか、など、絵画でいうところの模写をすることで、様々な技術を学ぶことができます。

私がこの曲を忠実にカバーすることで、勉強になったことと言えば、

  • 一番と二番とアレンジを変えることによる構成、世界観の変化の演出
  • サビ部分のコーラスをどのような方法で再現させるか? についての試行錯誤
  • 一番後の間奏部分で、テンポを少しずつゆっくりさせる効果を入れることによるイメージの変化

などがあげられます。

コーラスにつきましては、私は自分の声で原曲に近いと思われるメロディーで歌を録音させましたが、何度も録音させて、7パートぐらい録音させた後で、それぞれ左右にばらつかせて配置させることで、大勢が歌っているかのような立体感を演出しました。

一回録音させてそれをコピーしても、波形が全く同じになるため大勢の感じにはなりません。同じように歌っても何度も録音して重ねたら、微妙に違う波形になるため大勢で歌っているかのうよな感じになります。

とはいえ、原曲のクオリティーには遠く及ばないサウンドであるため、まだまだ精進が必要です。

いろいろ試行錯誤することは、勉強になるので、カバーしてそっくりにコピーすることもDTMの上達につながります。

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音楽批評

【J-POP】が世界的な注目を集めている背景、多彩なコード進行

日本のJ-POPが世界的に注目されてきています。これは最近の音楽の情勢について詳しい方なら、テレビやネットなどで3年ほど前からたびたび話題になることがあることから、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

私TheGoronyan25(ザ・ゴロニャン・トゥウェンティーファイブ)は、35歳頃、遅くから作曲を始め、2024年10月現在60歳で、25年ほど作曲の経験を重ねています。

そんな私が、あるYouTubeの動画の内容を紹介させていただくとともに、私なりの考察などを追加して、記事を作成したいと考えています。

世界的には日本の音楽について、そもそも英語ではなく日本語という理由もあり、長年洋楽よりも内容が低い音楽ということで、世界にはほとんど受け入れられなかったです。

唯一、ビルボードチャートの1位を獲得したのは、坂本九の「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」ですね。完成されたメロディーラインと、坂本九のボーカルが秀逸ですね。

この曲を知らない人は少なくとも30歳以上の方ならほとんど日本にはいないと思うのですが、YouTubeのレコードでの音源を確認しますと、ストリングスとブラスのアレンジも、本当に無駄がなく洗練されていると感じますね。

なお、口笛も、得意だった坂本九本人によるものらしいです。

ワシントン州パスコのKORDラジオのDJリッチ・オズボーンが彼の番組の高校生リスナーから日本の文通相手からもらった坂本九の本曲のレコードを入手したことをきっかけに、ラジオ番組で「SUKIYAKI」として紹介すると、局にリクエストが殺到した。メロディも今までの曲調とは違い、ボーカルもジャズやロックシンガーのようなテイストがあるとティーンエイジャーから火が付いた。(Wikipediaより引用)

私が高校生ぐらいのとき、唯一世界で受け入れられた曲「上を向いて歩こう」を除けば、全くといっていいぐらい、日本の曲は世界に知られていませんでした。

それが2023年のGoogle検索ランキングで、「songs」部門で日本の「J-POP」が世界第1位になりました。それだけ世界的な注目を浴びることになりました。

1位となったのは、YOASOBIの「アイドル」です。この曲はアニメ「推しの子」の主題歌として、日本や世界で聴かれることになり大ヒットしました。

この曲は、一曲の中で、これでもかというぐらい、転調を繰り返す曲です。他に、三番ではテンポもゆっくりになるとか、曲の中に仕掛けが盛りだくさんですね。

世界ランキングでは、鼻歌検索ランキングで、藤井風の「死ぬのがいいわ」が入っていることは、タイアップではない曲ということを考えますと、とても特筆すべきことだと個人的に思います。

冒頭のYouTube動画の記事の中で、世界的ミュージシャンのマーティンフリードマン氏が、J-POPの魅力は、多彩なコード進行にあると指摘しています。

現在の洋楽が、ハ長調で言いますと、C、F、G、Amという4つのコードの組み合わせだけで、作られているケースが多いんです。

それに比べて、日本の楽曲は、いきものがかりの「ありがとう」のように、物凄く多彩なコード進行によって作られていることが説明されています。

ありがとう (動画プラス) / いきものがかり ギターコード/ウクレレコード/ピアノコード – U-フレット動画プラス (ufret.jp)

上記リンクのサイトにて、コードの種類の数を調べましたら、なんと24種類もありました(AmとAm7を違うコードとして数えました)。J-POPの中でもかなり多い方になるかとは思います。

欧米の楽曲はシンプルなコード進行に複雑なアドリブが乗せられているのに対し、

日本の楽曲は複雑なコード進行にシンプルで感情豊かなメロディーを乗せることが多い、と動画では語られています。

他に楽曲の展開としては、日本の楽曲は、Aメロ、Bメロ、サビ、落ちサビ、などの展開があるのに対し、

欧米の楽曲には、Aメロとサビしかなく、Bメロはほとんどの楽曲でありません。

日本の楽曲は、欧米の楽曲と全く異なる進化をしながら進んでいきました。

比較として、K-POPはダンスミュージック的な要素が強く、欧米の楽曲を模倣する形で広まりました。

韓国は人口が日本より少ないため海外で普及させることを前提に作られています。言語の壁を超えて広まらせる意味でダンスミュージックに力を入れていることも分かります。

対して日本の音楽は、日本だけで世界第二位の市場を持っているため、世界に広めることではなく、日本だけで受け入れられれば、特に問題もありませんでした。

日本の楽曲か世界的に広まるきっかけとなったこととして、ボーカロイドによる楽曲の登場と、アニメとのタイアップにより聴かれる機会が増えたことがあげられています。

他に、YouTubeやSpotifyなどの配信プラットフォームの普及も上げられます。誰でも簡単に世界の音楽に簡単にアクセスできるようになりました。

外国のアーティストによる日本の楽曲のカバーも大きな影響を与えています。インドネシアのレイニッチによるカバーで、松原ミキの「真夜中のドア」を発表したことにより、注目が集まり、日本のシティポップが世界的にブームになりました。

今回は、ある動画を読んだ上で、深堀りというか私なりの意見を追加する形で動画を作らせていただきました。

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旅行 音楽批評

【松任谷由実】50周年コンサートツアー千秋楽12月28日見て感動

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2023年12月28日、松任谷由実50周年のコンサートツアーの千秋楽(ファイナル)を、見てきました。

名古屋にあります日本ガイシホールにて、17時半入場、18時半開演となりました。

昨年2022年7月5日にデビュー50周年を迎え、今年5月よりスタートした全国アリーナツアーが、この日、ファイナルを迎えました。

ツアーのタイトルは「50th Anniversary 松任谷由実コンサートツアー The Journey」です。

開園の10分前に急いで会場に入りました。チケプラというスマホアプリにて、前もってチケットは取っていたのですが、スタッフの方がスタンプの形をした機械で、見せた電子チケットにスタンプを押すように重ねると、入場済のマークが電子チケットに現れます。

紙の媒体でチケットを以前は購入しておりましたが、時代の移り変わりを感じます。この電子チケットにより、チケットの転売などの行為が、ほとんどできなくなりました。

席は2階席の後方部分でした。一緒に行った音楽仲間の1人が、今回のコンサートツアーの大阪公演にも行っていまして、そのときはアリーナ席だったらしいです。

近くにいて顔の表情などが分かる分、近すぎて全体が見渡せないため、2階の席に当たって全体が見渡せてよかったと言っておりました。

開場の中央に巨大な海賊船のセットが設置されます。この海賊船のセットについてテレビでも解説されておりましたが、大型トラック何台分にもなるのだとかです。

海での航海をテーマにコンサートは進んでいきます。「船長は私です」とユーミンによるMCもありました。また、航海日誌で、何日目に何がおこったとか何を感じたとか、そんなことも途中で朗読されたりしました。

バンドメンバーは武部総志ひきいる7名、驚異的な身体能力を持ったパフォーマー9名により、演じられました。

パフォーマーが宙づりになり、ロープをつかみ、ブランコのように揺れたり、まるでサーカスを見ているかのような演出は、ユーミンのコンサート独特のものですね。

他に、丸い円柱状の半透明のカーテンが天井からつるされ、そこに映像が映され、中でユーミンが歌うというのは、とても幻想的でよかったです。

また、龍に乗って歌う演出では、紅白の小林幸子を連想させました。

また、イルカの風船が空を泳ぐように飛んでいるのも個人的によかったでした。

無線制御式のフラッシュライトと呼ばれるLEDライトが席に配布されています。腕時計のように手につけたりすることにより、ペンライトの代わりになります。

このアイテムの何が凄いかと言いますと、コンピューターで制御されているであろう、会場全体を包む光の演出がされるということです。

ライトがついたり、消えたり、また色を変えたりと、お客さんがもつそれぞれのライトが、会場全体をイルミネーションのように演出されます。

曲の雰囲気により、その効果が変わるので、これを考えた人は凄いと、個人的に思いました。曲でインパクトがある部分で一斉に点灯したりします。

50周年記念ということで、各年代のヒット曲を織り交ぜていて、最初から最後まで目が釘付けのまま、夢中状態のままコンサートを見終えることができました。

私にとって久しぶりのコンサートとなりましたが、今のコンサートは途中でトイレ休憩とかはないんですね。いつもトイレが近い私ではありますが、この日はコンサートに集中していたせいか、トイレにも行かずに全て目に収めることができました。

以下はセットリストになります。

~セットリスト~

1. 心のまま
2. WANDERERS
3.  リフレインが叫んでる

MC

4.  ただわけもなく
5.  満月のフォーチュン
6.  TYPHOON
7.  青いエアメイル
8.  紅雀
9. あの日に帰りたい

MC

10. さまよいの果て波は寄せる
11. セイレーン
12. Blue Planet
13. Delphine
14. LOVE WARS
15. Now Is On

MC

16. 星空の誘惑
17. 埠頭を渡る風
18. 真夏の夜の夢
19. 航海日誌

アンコール1回目

20. 守ってあげたい
21. やさしさに包まれたなら
22. 春よ、来い

アンコール2回目

23. 瞳を閉じて

アンコール3回目

24. 卒業写真

コンサートはセットリストを事前に見ずに鑑賞しましたが、アンコール1回目の「守ってあげたい」のコーラスが流れたとき、なんかジーンと感動してしまいました。

「やさしさに包まれたなら」では、歌える人は皆さんも歌ってください、と呼びかけられましたので、会場全体で大合唱です。もちろん私も歌詞を見ずに歌えます。

アンコール2回目ではメンバー紹介の後「瞳を閉じて」が歌われました。このときに、客席ではチラホラと帰り始める人がいたのですが、アンコール3回目がありました。

コンサートの総監督であります旦那様の松任谷正隆が呼ばれ、正隆さんのピアノ演奏で、「卒業写真」が歌われました。ユーミンにとって、この曲だけは物真似で歌わないでほしい、と願ったほど、思い入れの深い一曲です。

最後の曲ではあのユーミンも涙をこらえながら歌っておりました。こんなに感動したコンサートは初めてです、と言っておりました。

コンサートの後、グッズ売り場、の他に、コラボアルバム「ユーミン乾杯」のパネルをバックに、スタッフさんにより写真を撮ってもらいました。

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コンサートホールを出たところで、ユーミンの物真似で有名なある方とたまたま出会いました。音楽仲間の1人は以前に面識があるらしく、名刺交換と写真を撮っておりました。

おそらく私が1人でしたら、このコンサートに来ることはなかったと思われますから、誘ってくれた音楽仲間に感謝します。

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DTM初心者向け 音楽批評

【イントロや間奏】の作り方パターンを、コード進行から考えてみる

今回は趣向を変えまして、DTM、作曲では、歌ものの曲の場合、当然ながら、歌のメロディーを中心に作曲していきますが、イントロや間奏は、歌のメロディーに対して、どんな感じで構成されているのか? 有名な曲を例にとって解説してみようと思います。

イントロや間奏が、Aメロと同じコード進行

有名な曲として、一青窈の「ハナミズキ」があります。イントロや間奏で、Aメロと同じコード進行を用いています。

イントロのピアノ部分はAメロと同じコードというのは気づきにくいかもしれませんが、同じコードになります。という私も、コード進行が分かるサイトを手掛かりにしていますが。

間奏部分は、もろメロディーでAメロを奏でていますのでわかりやすいですね。

実は、このAメロと同じコード進行というのは結構多い気がします。イントロ部分がAメロと同じコード進行なので、流れに無理がなく自然に繋がります。

あいみょんの「マリーゴールド」もそうですね。

構成の例を一つ上げますと、

  • イントロ(Aメロと同じコード)
  • Aメロ
  • Bメロ
  • サビ
  • 間奏(Aメロと同じコード)
  • Aメロ
  • Bメロ
  • サビ
  • 間奏(Aメロと同じコード)
  • 大サビ

大サビ前の間奏など、サビとは違うコード進行であることで、メリハリがつきます。イントロと、一番と二番の間の間奏と、大サビ前の間奏では、全く同じだとマンネリ感があるので、最低一つは違うパターンのアレンジにした方がいいですね。全部違っても、勿論かまいません。

私が作る曲では、このAメロと同じコードが一番多い気がします。全部調べたわけではありませんが。

イントロが、サビと同じコード進行

「アルデバラン」の場合は、イントロ部分でサビのフレーズの最初の部分を奏でています。間奏部分はまた違うコード進行です。

サビのメロディーは、曲にとって一番印象に残る部分ですので、それをイントロで、さりげなく出しておいて、本当のサビ部分に来たときに、あっ聴いたことある、という既視感的な効果を作りやすいですね。

逆に間奏部分では、サビの後通常間奏となるため、サビと同じコードだと、ややくどくなるかもしれません。ただ、サビと同じ間奏の曲も多く存在するとは思います。

イントロや間奏が、全く違うコード進行

「夢をあきらめないで」は、音楽に詳しくない人が聴いたとしても、イントロや間奏部分と、歌の部分が全然違う雰囲気であることが分かるとは思います。

それに、歌部分では基本的な調のコードしか用いていないのに対して、イントロ部分、間奏部分では転調的なコードを多用することにより、歌部分との違いを出しています。

転調的なコードを使う場合、使わない場合、両方ありますが、作曲する人と、編曲する人が違う場合に、転調がよく使われている印象はあります。

今回、簡単ではございますが、イントロや間奏をどのように考えるかについて、初心者の方に向けた解説をしました。ご参考になれば幸いに思います。

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音楽批評

【渡良瀬橋】という曲についての森高千里のエピソードを見て感無量

渡良瀬橋」という森高千里の曲は、カラオケ好きなら誰もが聴いたことがある名曲だと思います。

洋楽に比べ、日本の曲は歌詞で売れる曲が多いと聞きますが、この曲も印象に残るのは歌詞ですね。

YouTubeで「渡良瀬橋」を検索し、最初、森高千里のこの歌を発売当時のPVを見てから、上の動画を拝見しました。

渡良瀬橋は栃木県足利市にある橋です。私は作詞した森高さんの体験談を元にした歌詞かと思っていたのですが、動画を見る限り、足利市は故郷ではないようです。

八雲神社、もそこでお参りしたという実話ではなく、調べて八雲神社の響きがよかったので用いたようですね。そのあたり、本業作詞家のような感じです。

この曲ができてから、20年ほど後に、足利市長と会っています。また、渡良瀬橋には、歌碑もあるようです。

床屋と公衆電話は、それを見てイメージがわいたというのがあり、それが今でも残っているようです。公衆電話は、NTTが撤去しようとしたが、足利市役所が反対して残しているようです。

ちなみに、足利市には八雲神社が8つもあるそうです。森高さんは、それについては実際にそこでお参りした経験を歌詞にしたわけではないため、どの八雲神社ととらえてもらっても構いませんというスタンスのようです。

ある意味、実際にそこを訪れなくても、地図や写真があれば、ある程度イメージできたりします。好きだったあの人の、住所を調べ、その近くにある建物とか、神社とか、そんなものをアイテムにし、そこで遊んだ思い出とか、そういうのを、小説でも描くように膨らませ、歌詞に書いてみるのもいいかもしれませんね。

でもある程度、度が過ぎると、ストーカーの域ですが。

渡良瀬橋という曲で、八雲神社の歌詞のところ、ふいに歌っていてこみ上げて、歌えなくなるときがあります。それが、自分の中で、自分が故郷の神社にお参りする体験と重なるので、感動してしまうんですね。

短いですが、今回のブログはこれで終わります。

前回のブログの間違い探しの答えを忘れていました。

September Jukebox、が正しい綴りなんですが、YouTubeのサムネイルが、Septenber Jukeboxになっていました。mが正しいところ、nになっていました。これは間違い探しのためにそうしたのではなく、当時ケアレスミスでそうしてしまったのをブログを書いたときに発見したことになります。

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外国人ミュージシャンが比較する邦楽と洋楽の違いについて

今回は、日本の音楽、J-POPと、海外の音楽とを比較する動画を発見しましたので、紹介させていただきます。

オーストリア人シンガーソングライターのやなっちさんがYouTubeの動画にて、日本の音楽と、外国の音楽を比較した動画を上げていましたので、とても興味深く感じました。

小さい頃からヨーロッパやアメリカの音楽に慣れ親しんできて、日本の音楽に出会い、ひかれて、日本の音楽が世界一だと実感されています。

日本の音楽はAメロ→Bメロ→サビという構成が多いですが、洋楽はAメロからいきなりサビに行くことがほとんどです。

海外は親しみやすく覚えやすく盛り上がる曲が好まれますが、日本の音楽は徐々に盛り上がっていくストーリー性のようなものがあり、構成が複雑とのことです。

コード進行なら、海外なら、ハ長調なら、C、F、G、Am、ディグリーネームでいいますと、Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵだけで組み合わせていくようなことがやたらと多いらしいです。

循環コードも多いのが特徴です。

日本の音楽は、Aメロ、Bメロ、サビ、全て違うコード進行で、それもそれぞれのコードの種類が多く、複雑にできているという印象です。

Goronyanの感想になりますが、洋楽でも、サイモン&ガーファンクルとか、ビートルズとか、カーペンターズとかそのあたりの年代の洋楽は、今の日本の音楽と通じるように結構複雑なコードとか展開とかされていたように思います。

グラミー賞を取ったサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」とか、ピアノのコード進行とか、日本の今のバラードに通じるものがあるような気がします。

歌詞についてですが、日本の曲の歌詞は深くて表現力が深くて、歌詞が聴く人によりとらえ方が変わる曲が多いけど、洋楽は歌詞が分かりやすくてリズムやノリを重視しているとのこと。

日本の音楽は、日本人の性格にも関係しているかもしれない。日本人はいきなりハイテンションにならず、徐々になじんでいって盛り上がるというのがあるとのことです。

ここからはGoronyanの意見ですが、海外から来て、日本の音楽を知るようになった、シンガーソングライターの人の意見というのは、とても貴重に思います。

私達は日本人ですので、日本の音楽に慣れ親しんできましたが、それが、もともと海外の音楽に慣れ親しんだ人が日本の音楽と出会ってわかったこと、シンガーソングライターは自分で曲を作る立場の人ですから、一般の人以上に曲に対する分析の仕方が的確だと思います。

そんな人に、日本の音楽が世界一だと言われることは、日本人としてとても光栄に感じました。

クラウドワークス ネットオフ「タダ本」
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音楽批評

名曲「ハナミズキ」のパラデータを入手して自由に編曲して配信可能!

この記事にはプロモーションが含まれます。

あの名曲「ハナミズキ」のパラデータを入手して、自由にアレンジできたら? と考えれば、少なくともDTMをある程度したことがある人なら、誰しも「それやってみたい!」となるような気がします。

それが今できるんです!

Rework with 「ハナミズキ」は、デビュー20周年を迎える一青窈の節目を記念して、tunecoreより、パラデータをダウンロードできます。その音源を使用することにより、「ハナミズキ」の二次創作が可能となります。

Rework with「ハナミズキ」 (tunecore.co.jp)

パラデータとは、各楽器ごとの音源のデータと考えてもらってかまいません。

  • ピアノが弾ける人なら、ピアノ部分を全く違うアレンジで弾いてみて重ねるとか?
  • ラップができる人なら、ドラム部分を打ち込みに変えて、ラップの声を重ねるとか?
  • はたまた、エレクトロなダンスミュージックにしてしまうとか?

その人が好きなように、アレンジすることができます。

ダウンロードするには条件があります。tunecoreに登録されていない方は、新規登録する必要があります。

二次創作した楽曲は、tunecoreで、なんと無料で! 配信できます。そして収益の50%を収益化できるんです。

費用ゼロから始めて収益がもらえるなんて、本当に美味しすぎる企画です。

日本テレビの番組「SENSORS」とも連携しており、優秀な作品はこの番組で紹介もされるようです。

ただし、作成した楽曲はtunecoreでのみ配信できますが、他のYouTubeなどへの投稿はNGとなります。

私も早速挑戦! ダウンロードした後で、Cubaseにて、オーディオファイルを読み込みました。

ファイルには英語で名前がつけられていますが、実際にその音を鳴らすことにより、それが何なのかすぐに分かります。

最初ファイルは、アルファベット順に並んでいるため、トラックの順番を変えることにより、グループ分けします。この時に、視覚的に分かりやすいように色分けもしておきましょう。

メインボーカルの他、コーラスパートもハモリ上、ハモリ下の他、メインボーカルと同じ音程の音もコーラスパートに入っています。

ドラムが異様に多い印象ではありますが、以前誰かから聞いた話ですが、ドラムについては、ドラムの上からや、左右からや、また各パートの近くにマイクを置いたりと、一度に多くマイクを置くことで、立体的な音作りができるようです。

ドラムのパートは「トップL」「トップR」などと左右の名前が書かれているものがありますが、「L」は左に、「R」は右にミキシングのときに配置すればよさそうです。

専門的な話になりますが、ドラムパート、コーラスパートなどトラックが多いものは、グループチャンネルを作り、まとめてエフェクトや音量調整などできるようにした方がいいですね。その方が時間が短縮でき、パソコンへの負荷も少なくなります。

この状態で、一度に鳴らせば音量が大きいので、それぞれ音量を下げる必要がありますが、最初はドラムだけ鳴らしていい感じに聴こえるようにしてから、

ボーカルとコーラスについて鳴らして、いい感じに聴こえるようにさせるなど、

各パートごとの音量の調整をしながら、合わせればいい感じに仕上がります。

この曲についていえば、ピアノとストリングスとボーカルだけで、立派に奥深く聞こえるサウンドになりますので、この三つが軸となり、それを邪魔させないように、他のパートも配置させていきます。

原曲のサウンドは頭の中で再現できるぐらい知っている人は多いとは思いますので、ここはあえて原曲は聴かず、自分ならどうミックスさせるのか? という視点で自分なりのミックスをしてみましょう。

ボーカルやストリングス、ピアノなどの生楽器には、リバーブは最初かかっておりませんので、かるくリバーブもかけた方がいいですね。

装飾的な音は、中心ではなく、左右に散らすことにより、立体感が出ます。

二次創作をたとえしなくても、プロの人はこういうパラデータを使ってミックスしているのだ、とか、またファイル名にこういう名前を使っているのだ、とか、ダウンロードすることで、勉強になることが多いです。

次に二次創作ですが、ピアノが弾ける人なら、ピアノ部分をミュートして、自分のピアノを録音させて重ねるといいですね。

極端に言えば、ボーカルだけ残し、他を全部こちらで一から作成しても構いません。

この頃の音楽は既にDTMをベースに作られていまして、正確なBPMに合わせて演奏されていますから、打ち込みサウンドに合わせることだって、違和感なくできたりします。

DTMや音楽に、マンネリ気味でしたら、是非ともこの企画に挑戦してみてください。私もこれから自分ならどうミックスさせるか? また自分ならどう二次創作させるか? 挑戦してみます。

応募期間が決められていますので、詳しくは冒頭のリンクから入り、確認してみてくださいませ。

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音楽批評

【推しの子】吹奏楽とオーケストラを聴いた、率直な感想【凄い!】

こちらの記事にはプロモーションが含まれます。

今回も他の方の動画を聴いて感想を言うという、他力本願なブログとなります。

【推しの子】はアニメは、YouTubeでオススメに表示されてから、気になっておりました。オープニング曲であるYOASOBIの「アイドル」は最速で1億回の視聴回数をたたき出すなど、そのブームはとどまることを知りません。

YouTubeでもカバーされることが多く、その中で吹奏楽のアレンジが上の動画です。

大阪桐蔭高校吹奏楽部ですね。吹奏楽部に、今はティンバニーやハープもあるのですね。私(還暦手前)が高校のときは、ティンパニーやハープはなかったと思います。

このアレンジでは、そのときメインパートを演奏している人が立ったりという工夫の他、男性の掛け声とか、ペンライトを振るとか、見ていて面白くなるような工夫がされており、

これがエンタメということなのだろうと、とても感心させられました。

恐らく指揮を振っている教師の方が、アレンジの方をしているのだと思いますが、それぞれの生徒に活躍してもらいたいという、意識は昔のクラシックの作曲者以上にあるのだと思います。

あるパートが際立つ部分、全体がバッと揃ってインパクトのある部分、見ていてとても感心させられます。

私は高校や大学時代、高校ではバスケットボール部、美術部、大学では将棋同好会、と音楽に関する部活に入ってませんでしたが、音楽に力を入れているため、学生時代に音楽に携わる部活に入りたかったと、少し後悔しています。

上の動画は、オーケストラアレンジです。最初の吹奏楽は実際の演奏なのに対し、こちらはDTMでの再現になります。

吹奏楽の動画よりもこちらを先に見ましたが、本当の演奏であるかのように音の調和が自然で、私はこれを聴いたとき、本当に私など足元にも及ばないなという感想を持ちました。

弦楽器、木管楽器、金管楽器、それぞれの音の個性を熟知して、その音が映える楽器選択しています。脇役のハーモニーの旋律もはっきりと聴こえ、ただただ感服するしかありません。

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私も最初無料トライアルから初め、昔見た映画を見たりとか、内容が充実していたので、今も継続して使っています。