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DTM

アイドル曲の定番、Bメロ部分の【ハーフテンポ】について考えてみる

今回は、アイドル曲の定番ともいえますBメロ部分でのハーフテンポについて、考えてみることにします。

上記の曲はアイドルのコンペに応募して落選した曲で、ワンコーラス(一番のみ)になります。「タイムリミット」という題名がついています。歌詞も、仮歌のボーカルもあるのですが、仮歌の方に、商用利用の許可を得ていないため、シンセメロになっています。

Bメロ部分で、ゆったりしたドラムのリズムになります。1小節の中で、Aメロでは二回、スネアがたたくのですが、Bメロ部分では1回になります。

単純にBPMテンポが半分になるというわけではなく、全体として半分のテンポになったような感じがするという譜割になっています。BPMは何も変わっていません。

割と決まって、このリズムパターンが用いられるケースが多いような気がします。勿論、他のドラムパターンを創作してみるのもありです。

聴いてみたら、ああこれねえ、と思われた方も多いような気がします。ハーフテンポはAメロやサビに用いるのは禁じ手ではありませんが、これまでBメロ以外に聴いたことがないです。

この定番的な手法を、私は結構多用しています。Bメロという一つのつなぎ的なブロックに、ハーフテンポという特殊効果を入れることにより、そのブロックが際立つ意味もありますね。

今回は、ちょこっとDTM的な内容を短いですが、書かせていただきました。皆さんも一度ハーフテンポに挑戦してみてください。

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音楽批評

【推しの子】吹奏楽とオーケストラを聴いた、率直な感想【凄い!】

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今回も他の方の動画を聴いて感想を言うという、他力本願なブログとなります。

【推しの子】はアニメは、YouTubeでオススメに表示されてから、気になっておりました。オープニング曲であるYOASOBIの「アイドル」は最速で1億回の視聴回数をたたき出すなど、そのブームはとどまることを知りません。

YouTubeでもカバーされることが多く、その中で吹奏楽のアレンジが上の動画です。

大阪桐蔭高校吹奏楽部ですね。吹奏楽部に、今はティンバニーやハープもあるのですね。私(還暦手前)が高校のときは、ティンパニーやハープはなかったと思います。

このアレンジでは、そのときメインパートを演奏している人が立ったりという工夫の他、男性の掛け声とか、ペンライトを振るとか、見ていて面白くなるような工夫がされており、

これがエンタメということなのだろうと、とても感心させられました。

恐らく指揮を振っている教師の方が、アレンジの方をしているのだと思いますが、それぞれの生徒に活躍してもらいたいという、意識は昔のクラシックの作曲者以上にあるのだと思います。

あるパートが際立つ部分、全体がバッと揃ってインパクトのある部分、見ていてとても感心させられます。

私は高校や大学時代、高校ではバスケットボール部、美術部、大学では将棋同好会、と音楽に関する部活に入ってませんでしたが、音楽に力を入れているため、学生時代に音楽に携わる部活に入りたかったと、少し後悔しています。

上の動画は、オーケストラアレンジです。最初の吹奏楽は実際の演奏なのに対し、こちらはDTMでの再現になります。

吹奏楽の動画よりもこちらを先に見ましたが、本当の演奏であるかのように音の調和が自然で、私はこれを聴いたとき、本当に私など足元にも及ばないなという感想を持ちました。

弦楽器、木管楽器、金管楽器、それぞれの音の個性を熟知して、その音が映える楽器選択しています。脇役のハーモニーの旋律もはっきりと聴こえ、ただただ感服するしかありません。

今、話題沸騰の【推しの子】ですが、今U-NEXTにて最新話まで視聴可能です。テレビ放送はしておりますが、全国でも映らない地域が多く、この機会に登録してみましょう。

31日間は無料トライアル期間ですので、今では【推しの子】が、ワンクール全話視聴可能となります。

U-NEXTは、見放題作品数No.1の動画配信サービスです。

動画だけでなく、電子書籍も一つのアプリで楽しめます。

31日間無料トライアルの特典として、月額プラン2189円(税込み)が31日間無料、600円分のU-NEXTポイントをプレゼントがあります。

私も最初無料トライアルから初め、昔見た映画を見たりとか、内容が充実していたので、今も継続して使っています。

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ChatGPT

【ChatGPT】から作曲コンペ(アイドル)に合格するアドバイス

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最近何かと話題なChatGPTです。作られてから世界から賞賛の嵐が来て、様々な仕事などに応用が可能で、この出現によりいろいろな仕事が取られ、仕事が無くなるのでは? と心配する人も増えてきている状況です。

この前ある出版社からChatGPTを使用してのセールスライティング実践講座の案内が来ました。講座の内容もほとんどをChatGPTがしたとも書かれておりました。

AIはこれまでの情報を元に文章を作るのが、本当に上手です。自分で考えれば2時間ぐらいで考える内容を、本の10秒ほどで書いてしまいます。

無料で試すことができるので、皆様も一度試してみることをオススメします。

作曲家事務所にて、アイドルやアーティストのコンペに参加しておりますが、まだ採用実績はありません。一つのコンペに対して1000以上の応募がありますから、1000出して一つ受かるという非常に狭い門にはなっています。

作曲家事務所に所属する人だけがコンペに参加できますから、誰でも参加できるわけではありません。事務所所属に登録してもらうにも審査などがあります。

でも、中には10ぐらい出したら一つ受かるぐらいの時もありました、という知り合いの方もいらっしゃって、やはり受かるためには何かコツがあるのではないか? と思ったりしています。

さて、本題ですが、そのコンペに受かるためのコツを、ChatGPTに尋ねてみました。専門的な、誰でも参加できるようなカテゴリーではないため、曖昧な返事が来るかなと予想していたのですが、出された答え、アドバイスは非常に的確で、なるほどと思える内容でした。今回はコンペの中でも割合が高いアイドルグループと設定しました。

アイドルグループの作曲コンペに合格するためには、以下のようなポイントに注意する必要があります。

  1. 目的を明確にする まず、作曲コンペの目的を明確にしましょう。どのような曲を求められているのか、どのようなアイドルグループに合う曲かを把握しておくことが重要です。
  2. アレンジや編曲にも注目する アイドルグループの作曲コンペでは、単にメロディーを作るだけでなく、アレンジや編曲にも注目する必要があります。リズムやコード進行、アレンジの工夫など、全体のバランスを考えて作曲することが求められます。
  3. シンプルで覚えやすい曲を作る アイドルグループの曲は、覚えやすく印象に残る曲が求められます。複雑な曲調や歌詞は避け、シンプルで明確なメロディーと歌詞を意識しましょう。
  4. アイドルグループの個性を出す 作曲する際には、アイドルグループの個性を出すことも大切です。アイドルグループの特徴やコンセプトを考慮して、曲調や歌詞を工夫することが求められます。
  5. 提出前には十分にチェックする 作曲した曲を提出する前には、十分にチェックしましょう。楽器の音程やリズム、歌詞の内容など、細かな部分にも目を向けて確認することが重要です。

以上のようなポイントに注意することで、アイドルグループの作曲コンペに合格する可能性が高まるでしょう。

作曲コンペでどのような依頼があるのか、書きます。なお、コンペに参加する条件として、秘密の厳守があります。例えばテレビドラマの主題歌であれば、ドラマの内容とかそういうことも情報として渡されるため、それが漏れるとドラマサイドに多大な迷惑をかけてしまうからです。

上記1について。

「医療現場のドラマに合う、人の生と死をテーマにした深刻な状況の中、切ないながらもどこか希望が持てるような楽曲を募集します」

などとコンペの依頼が来たとします。上記は私が考えた架空の内容で、これまで来たものではありません。

またアイドルグループのこれまでの曲をいくつか聴いてみましょう。すると、歌唱力重視なのか、可愛さ重視なのか、などの傾向が見えてきます。

コンペ依頼内容を読んで、これまでの曲を聴いて、ある程度のイメージを持って曲を作りましょう。これまでの曲を聴いて、そのグループとして出せる最低音と、最高音はキーボードなどで必ずチェックしておきましょう。

上記2について。

作曲コンペとは言っても、実は今のコンペは、作曲と同時にアレンジ、編曲も必ずしなければいけません。アレンジなしでメロディーだけというコンペは一つもありません。少なくとも私はまだ出会っていません。

アイドルに専属の編曲家がいて、その人が最終的に編曲する場合でも、コンペのときには、CDのように聴ける状態にまで上げた方がいいです。採用された場合、自分の出した編曲が基本となって進みます。

コンペで選ばれるには、多くの曲を聴く選者の耳に残らなければいけません。同じメロディーがあったとして、あか抜けたかっこいいアレンジと、パッとしないアレンジとでは、採用率が変わるのは誰でも分かるかとは思います。

上記3について。

シンプルで覚えやすい曲、いわゆるキャッチーな曲ということですね。聴いたら耳に残る曲、これが簡単そうでなかなか作れないのですよ。

キャッチーにするには、印象的なメロディーラインをところどころ反復させたりするのがいいとか読んだことがありますが、私はイメージとしてそのアイドルが具体的に、踊ったり歌ったりする映像を頭に浮かべながら鼻歌を歌うというのをしています。鼻歌は歌詞でも、ラララでも構いません。

上記4について。

アイドルグループの個性を考える。乃木坂46は清楚なお嬢様風なイメージで、ピアノとストリングスが目立つ曲が多い。欅坂46のイメージは、反発するような力強さを持った暗めの楽曲が多い。エレキギターが目立つ曲が多い。などの特徴があったりします。

それまでの曲を多く聴くことにより、そのグループの特徴も理解するとともに、それまでどんな曲が実際に選ばれてきたのかも理解できますね。

上記5について。

提出前には十分にチェック。楽器の音程やリズム、歌詞の内容までチェックします。一度作ってから、仮歌の人に歌ってもらったものをミックスした後でも、基本的にボーカル以外の部分については、何度でもやり直すことができます。

いまいちだなと思ったところは、締切の時間まで何度でも、もっといいようにならないかと検討します。

仮歌の人は、ココナラというサイトを使ったらいいよ、と事務所の上司からアドバイスされ、今も利用させてもらっていますが、専門でしている人は、めったに音程を外しません。

それでも、ここはこの音程は合わないと思ったとき、時間に余裕があれば歌い直しの指示もできますが、DTMではオーディオデータ、音の波形のデータについて、音程の高さの変更、タイミングの変更などが自由に行えますので、歌詞を間違えているなど、よっぽどの時以外はそれで対応できます。

また、アイドルグループのコンペで、コスパの高い仮歌依頼をして曲に仕上げる私なりのアドバイスをします。

仮歌に依頼する場合、ハモリパートがあっても、ハモリは依頼せず、メインバートを2つ録音してもらいましょう。そのときに、違う個性の人が歌うとして録音してもらいましょう。

違う個性とは、一人は可愛い声、一人はかっこいい声、と歌い分けてもらうことです。

AメロとBメロ部分では、2小節から4小節などごとに、2人の歌が入れ替わります。

サビでは、2人が同時に歌います。それだけで、どこか大勢が歌っているかのように聴こえます。

サビではハモリパートを、2人の声をDTM的に変換することにより音程を変えて作成しましょう。

サビは、上にハモる場合、下にハモる場合、両方にハモる場合がありますが、私は上に可愛い声の方を変換したもの、下にかっこいい声を変換したものを入れています。

可愛い声は高い音が合うというイメージがあるからという漠然とした理由からです。

これを変換する処理なしで依頼しますと、当然、パートが増える分料金もかさみます。コンペは時間の戦いと、また費用の戦いでもあります。メインパートを2つだと、違う個性の指示を出したとしても割合少ない料金でしてくれたりしますのでオススメです。

ただし、歌唱力が要求されるようなアーティストデュオの依頼とかですと、ハモリパートも歌ってもらった方がいいかと思います。

以上、コンペに合格するために必要なことを、ChatGPTに対する質問と回答を元に、記事を作成させてもらいました。一人で一から考えるより、物凄く時間短縮できました。いろんな仕事に活用できますね。

ChatGPTがいろんな人のいろんな思考パターンなどについて熟知しているわけではありませんので、その内容を参考にして自分なりに付け足す部分などをアレンジさせ仕事として仕上げるといいですね。