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日常 音楽批評

ハロウィンのため、DJ LOVEの仮装で、ポコチャ配信でカラオケ

2024年のハロウィンはどう過ごされましたでしょうか?

ハロウィンの数日前に、あるカラオケライブの店にて、ハロウィンイベントがあり、私は赤いウィッグとピエロの面をかぶって、SEKAI NO OWARIのDJ LOVEに扮して、「炎と森のカーニバル」「RPG」「Dragon Night」の3曲を歌い、なかなか好評でした。

DJ LOVE(ディージェイ・ラブ、1985年〈昭和60年〉8月23日 – )は、日本のミュージシャン。本名は非公表。4人組ロックバンド・SEKAI NO OWARIのメンバー。東京都大田区出身。

ステージではピエロのマスクをかぶっており、メンバー内で唯一素顔を非公表としている。2008年、初代DJ LOVEがバンド脱退した事から、高校時代の友達であるFukaseから勧誘を受け、名前とマスクを引き継いだ「2代目」として加入。Fukase曰く「(バンドの)代表的なマスコット」。

性格はおおらかで、メンバーからは「ゾウのよう」だと言われている。また、Saoriは「彼が怒ったところをまだ一度も見たことがない」と自身のブログで述べている。

機材を選ぶ役目を担っており、メンバーの意図に合わせて音作りをする。ライブではエフェクターの操作やコーラスも担当する。初代DJ LOVEが在籍していた頃のSEKAI NO OWARIが初ライブを行った『club EARTH』ではボランティアスタッフとしてバンドとバンドの合間にDJをしていた。(Wikipedia)

DJ LOVEは私は最初、マスコット的な存在で、音作りには参加していないのではないかと誤解しておりましたが、ウィキペディアで調べたところ、音作りにも参加されているようですね。

冒頭の動画は、私が「RPG」をカバーして作成したものです。できるだけ忠実に原曲を再現させたつもりではあります。

このブログはDTM(パソコンで音楽を作ること)をメインコンテンツとしておりますので、カバーで曲を作ることのメリットを書かせてもらいます。

カバーする場合、できるだけ忠実に再現させる方法と、自分流にアレンジする方法と、大きく2つに分かれます。

できるだけ忠実に再現させる場合、原曲のサウンド、音の響きにするには、どのような音を選んで、どんなエフェクトをかけたらいいか、など、絵画でいうところの模写をすることで、様々な技術を学ぶことができます。

私がこの曲を忠実にカバーすることで、勉強になったことと言えば、

  • 一番と二番とアレンジを変えることによる構成、世界観の変化の演出
  • サビ部分のコーラスをどのような方法で再現させるか? についての試行錯誤
  • 一番後の間奏部分で、テンポを少しずつゆっくりさせる効果を入れることによるイメージの変化

などがあげられます。

コーラスにつきましては、私は自分の声で原曲に近いと思われるメロディーで歌を録音させましたが、何度も録音させて、7パートぐらい録音させた後で、それぞれ左右にばらつかせて配置させることで、大勢が歌っているかのような立体感を演出しました。

一回録音させてそれをコピーしても、波形が全く同じになるため大勢の感じにはなりません。同じように歌っても何度も録音して重ねたら、微妙に違う波形になるため大勢で歌っているかのうよな感じになります。

とはいえ、原曲のクオリティーには遠く及ばないサウンドであるため、まだまだ精進が必要です。

いろいろ試行錯誤することは、勉強になるので、カバーしてそっくりにコピーすることもDTMの上達につながります。

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DTM中上級者向け

ドラムトラックの作り方【中級編】パートごとに分けるメリット

ドラムトラックの作り方は、以前ブログに書かせてもらったこともありますが、今回改めて書かせていただきます。

今回使用する音源は、NativeInsturuments社のKONTAKTより、「STUDIO DRUMMER」という音源です。

DTMでクリックによる入力でなく、キーボードでの演奏という形でドラムを入れる際には、バスドラム、スネアドラム、タムの部分と、ハイハットとシンバルの部分を分けて入れますと、初心者の方でもなんとか録音できます。

DTMの場合は、ライブでの演奏と違いますので、一度に全てを演奏する必要はありません。

ドラム音源によっては、バスドラム、ハイハットなどのパートによって、左右の位置が最初から自然な配置に調整されているものもありますが、この音源の場合は全て中央から音が出ています。

最初の2トラックを細分化して6トラックに分ける作業をします。ドラムのトラックをコピーして2つ追加します。

またハイハットとシンバルのトラックをコピーして2つ追加します。

上の画像は、ドラムトラックを開いたところです。一番下がバスドラム、その上がスネアドラム、その上がタムになっています。

タムは、ハイタム、ミドルタム、ロータムと三種類音階で分かれています。

ドラムトラックのうち、バスドラムだけのトラックを作成する手順としては、バスドラム以外のパートを範囲指定してから、消去します。

これで、バスドラムだけのトラックができます。同じようにして、スネアドラム、タムのトラックを作成します。

ハイハットとシンバルのトラックは、ハイハット、シンバル、シンバル2と、同じような方法で、それぞれのトラックを作成します。

バスドラム、スネアドラム、タム、ハイハット、シンバル、シンバル2とトラックを分けました。

トラックを分けるメリットとしては、それぞれのパートの音量を調整することが用意にできることがあります。

もう一つのメリットとして、ドラムを左右のマイクで録音したときのように、パートごとに左右の配置を調整できることがあります。

バスドラムとスネアドラムはリズムの中心ということもあり、ほとんどのケースで中央に配置することが多いです。

ハイハットは右よりに、タムは左よりに配置させてみます。

シンバルはタムよりさらに左側に、そしてシンバル2は真ん中より少し右側に配置させてみました。

最初のドラムの絵では、左右の配置的には逆になるのですが、ライブ会場などで、ドラムを前にして客席から聴くと、このような配置になるという理屈になります。

左右に振っただけで、目の前のドラムを聴いているかのような臨場感が出たと思いませんか?

なお、全て中央のときと比べて、左右に振った音の方が、中央の音より、同じボリュームでも目立って聴こえますので、そのあたり、左右の音をややボリュームを落とすなどして調整することも必要になってきます。

①音量の微調整

②左右の配置

の他に、もう一つのメリットとして、

③あるパートだけエフェクトをかける、などの特殊効果を入れることができる

ということも、あげられます。

スネアにリバーブを入れました。ドラムの響きがまったく違う感じに変化しますね。

なお、タムですが、ハイタム、ミドルタム、ロータムとさらに3つに分けて左右の配置も変えることにより、より立体的に聴こえるようになるので、これもオススメの方法です。

以上、今回はドラムトラックの作り方について、中級編的な内容で書かせてもらいました。

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自作曲紹介

「君の記憶の中に」作詞たけちゃん、ボーカル&MV制作Ayaco

素晴らしいMVが、作詞していただいた「たけちゃん」のYouTubeチャンネルより公開されました。

たけちゃんの歌詞に、私が作曲及び編曲をさせていただきました。歌詞が先になります。

レトロな雰囲気のアレンジに仕上げましたが、ボーカルを担当していただいたAyacoさんにより、コーラスの編曲をしてもらい、楽曲がさらにブラッシュアップされました。

ボーカルしていただいたAyacoさんとのやり取りは、たけちゃんによりしてもらっていますが、曲調にぴったりあったボーカルですね。

振り付けの雰囲気もよく、また動画制作のクオリティも高く、プロフェッショナルです。私も長年動画制作をいろいろしてきましたが、足元にも及ばない感じで、圧倒されました。

歌詞が先の場合、歌詞の語感、字数や表現力なども、メロディーに影響を与えます。言葉が違うだけで、同じ字数であっても、浮かんでくるメロディーは変わってしまうということです。

「広い青空が」という歌詞と、「暗い道程(みちのり)を」という歌詞では、2つは同じ字数ですが、言葉から浮かんでくる情景や色や明るさが変わるため、自然と、浮かんでくるメロディーも変わってしまうということになります。

「広い青空が」では、元気な感じのメジャーコードが合うメロディーが自然に浮かびますし、「暗い道程を」では、少し屈折した感じのマイナーコードが合うメロディーが自然に浮かびます。

申し遅れましたが、私は歌詞が先の場合、それをふっと浮かんだメロディーに乗せ、鼻歌で歌うことから始めます。これはいい!というメロディーが浮かべば、スマホの録音アプリで録音しておきます。

それを何度かして、いいという物ができれば、そのメロディーを元にして、DTMソフトにてアレンジしていきます。ほとんどのケースで、ワンコーラス、一番だけのアレンジまで完成させた状態で、作詞してもらった人に確認してもらいます。

OKがもらえれば、フルコーラスの編曲までして、さらに確認してもらい、修正などをえて、完成にこぎつけます。

歌詞を紹介させていただきます。難しい言葉は使っておりませんが、とても深い歌詞です。メロディーも作りやすかったでした。

君の記憶の中に、作詞たけちゃん
1a
心の中で唱えた
悲しみの 歌が響く
この思い 声に出して
叫びたい
1b
いつの日か 忘れてしまう
君の記憶に 残したい
僕の存在
1s
引力に引かれ
距離を保ち 近づけない
太陽を回る 地球のよう
君の歌声に 酔いたい

2a
耳にこだまする言葉
喜びに 胸が躍る
受け止める 声に痺れ
酔いしれる
2b
会うことが 悲しみになる
君の歌声 心ゆれ
覚えて欲しい
2s
星が軌道回り
遠く見つめて 見守るだけ
宇宙の彼方 視線を向けて
君の歌声が聴こえる
(ブリッジ)
きらきら光る ステージの上
届くことのない 声援
伝えたい 気持ち
SS
輝く太陽に
光る星々 重なり合う
歌声が響き 客席覆う
掴みたい 君の歌声 

たけちゃんのチャンネルにて、私が作曲及び編曲させてもらった曲がもう一曲アップされております。「僕が君に伝えたかった事」です。

こちらも歌詞が先の曲になります。こちらは、イラストを入れた動画制作になりますが、実写とはまた違った雰囲気の動画に仕上がりますね。もぷりさんのボーカルも、曲調にぴったりのかわいらしさですね。

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DTM初心者向け

作曲は鼻歌から、有名な曲のイントロをイメージして、続くメロディー

作曲は皆さんどうされてますでしょうか? 定番のコード進行で、アレンジまで完成させてから、それに合うメロディーを鼻歌か、キーボード演奏で考える、という手法を取る人も多いのではないでしょうか?

私は、どちらかと言いますとその手法はあまりしません。歌詞が先にありますと、いきなり、イメージで鼻歌で歌ってみるということをよくします。

歌詞がなくて、いきなりラララ歌唱でメロディーを考えることもよくあります。

メロディーを先に作りますと、定番のコード進行が当てはめられないこともよくあります。

イメージで出たメロディーから、あまり見ないようなコードを当てることで、いい意味で、ありきたりな感じ、よく聞くような感じから逃れられるような気がしています。

鼻歌を考えるときに、私がよくとる手法の一つ、それが、有名な曲のイントロを頭でイメージして、つまり頭の中で、その音が鳴っているような状態で、イントロを流し、その後で、その曲ではない違うメロディーを考えて歌ってみる、という手法です。

恐らくなのですが、この手法はあまりネットで見たことがありませんので、私のオリジナル的な手法なのかもしれないと思い、書きました。

冒頭の「ロビンソン」の有名なイントロを頭で流した後で、ラララと、違うメロディーを口ずさんでみる。

恐らくなのですが、「ロビンソン」のイントロがイメージされなければ決して自分1人では生まれなかったかのようなメロディーが浮かぶと思います。

「ハナミズキ」の場合はどうでしょうか? おそらくなのですが、「ロビンソン」とは全く違うメロディーが浮かんだのではないでしょうか?

イントロの中には、それがアップテンポなのか、バラードなのかというテンポ、BPMの情報の他に、明るいイメージなのか、暗いイメージなのか、面白いイメージなのか、渋いイメージなのか、オシャレなイメージなのか、そんなイメージ的な情報も含まれたりします。

何もない真っ白な状態から鼻歌を考えるのも悪くはないですが、有名な曲のイントロをイメージすることで、鼻歌も浮かびやすくなるような気が、少なくとも私の場合はします。

今回は、時間が限られていましたため、短いブログとなりました。作曲や、DTMをする人にとって有益な情報となりましたら幸いに思います。

ちなみに、前回のブログで、紹介するオリジナル曲が変わった変拍子ということで、質問しました。正解は、4分の7拍子となります。4分の3拍子と、4分の4拍子が、交互に繰り返されるととらえても構いません。最初に、リンクを再度はらせていただきました。

とらえ処のない、テンポが慣れないととりにくい、そんな楽曲ですが、親しみやすい、分かりやすい、の反対を探求してみるのも、自分は好きだったりします。いろんなことがしてみたい、という感じですね。

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DTM中上級者向け

DTMでの【アイデア】クラリネットがシンセに変わるトリック

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今回はDTMの記事を書きます。あまりしている人はいないとは思いますが、ある楽器がいつの間にか他の楽器に、音が少しずつ変わっていくという趣向について書きます。

上の音声は、8小節の簡単な、ドラムとピアノの伴奏です。

今回は、これを聴きながら、キーボードでソロのメロディーを弾いてみます。音色はクラリネットで弾いてみます。

コードはFとCのコードしか使っていません。キーとしては、ヘ長調もしくはハ長調が合いますので、そのどちらかのキーでスケールを弾きます。今回はへ長調です。

最初クラリネットの音色でソロを演奏しましたが、そのトラックをコピーします。

その後で、コピーした方の音色を変えます。はっきりと違いが分かるよう全く違う感じの音色の方が面白いでしょう。

今回はシンセで、Cubaseのハリオンソニックのシンセで、「Anna」という音色を使いました。こちらは私のお気に入りの音色です。

そして、片方のボリュームを、最初から最後に向けて、大きい状態から全く聞こえないように、ラインを引きます。

そして、もう片方のボリュームを、最初から最後に向けて、全く聞こえない状態から大きい状態へと、ラインを引きます。

これである楽器がいつの間にか他の楽器に変わっているというDTM的なトリックの完成です。

音色により、聞こえたときの音の大きさの感じは異なりますから、丁度いい感じになるように、ボリュームを調整します。

DTM的に面白いアイデアだと思いませんか?

ちなみに、私がだいぶ昔に作った曲でこのアイデアをこれでもか! と使った曲がありますので、紹介させていただきます。

「No One Can Change The Past」という曲です。最初から最後まで、楽器が変わっていくトリックだらけです。アルペジオの音色から、シンセパッドの音色までです。

何の音色が何に変わるのか、時間のある方は聴き分けてみてください。

本当にトリッキーな曲です。ちなみに、ロケ地は沖縄県の首里城付近です。頭にかつらをつけてサングラスつけてます。今から11年前に撮影して動画投稿しています。

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DTM

ギターを録音したいけど、【難しいコード】が押さえられない悩み解消

DTMをある程度やっていると、自分で弾くフォークギター、もしくはクラシックギターの音を録音してみたい、と思われた方は多いとは思います。

DTMも初心者から中級者にかけては、当然ギターの録音もされている方も多いでしょう。

ギターを弾いていますと、私のように結構昔からコードなどを弾いている人でも、押さえにくいコードがあると、音が鳴っていない弦があったりして、びびる、と呼ばれる現象に悩まされる方も多いとは思います。

正攻法としましては、当然、音がしっかり鳴るように、練習するのが一番です。

でも、こと録音に関してだけいうならば、DTMの編集テクニックを使って、弾けないコードも弾けているように録音させるという方法があります。

キーのトランスポーズで、音程を上げる、下げるという方法もないではありませんが、音質は若干劣化します。

上は、B♭のコードと、Aのコードの押さえ方を表したものです。B♭のコードはある程度ギターに慣れている人でもなかなか綺麗な音を出すのに苦労したりします。

AのコードはB♭と違って、バレーという押さえ方をしなくていいので、楽に押さえられます。

それで、せこいことを考える私は思いつきました。

1フレットにカポタストをつけた状態で、Aのコードを押さえれば、結果的にB♭のコードを押さえている場合と同じ音が鳴るという理屈です。

上の画像は、Cubaseの画像です。

一回目の演奏は、カポをつけずに、B♭のコード以外を弾いています。もしくは、だめもとで、B♭のコードも弾いても構いません。

B♭のコードが正しくひけていなかったので、その部分をカットしました。

そして、同じ設定でもう一度オーディオトラックを作り、今度はB♭のコードを、1フレットにカポをつけた状態で、Aのコードを弾くという裏技で、その部分だけ録音させます。

つなげて聴いてみると、言われなければ分からないぐらいスムーズに聴こえたりします。

B♭のコードだけでなく、同じ理由で、バレーという押さえ方でできるコードにつきましては、カポを使うことにより簡単に綺麗に鳴らすことができます。

この技は、言うまでもありませんが、録音する場合にのみ有効で、実際のコンサートやライブでの演奏には適応できません。

多分この方法は、ギターがそれほど得意ではないDTMをする人ではこっそりしている人もいるのではないかと推測します。

以上、せこい技、せこ技でした(笑)

なお、このブログ「GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと」は基本的には、月曜日の午前9時に更新予約しています。たまに、事情があり、それ以外の日時に更新する場合もありますが。

定期的に見ていただける皆様に感謝します。また、よろしければ、ブログに貼っている広告も見るだけでも見ていただけると、励みになります。

広告から商品を購入すれば、それに応じて私の方へも若干ですが収益が入る仕組みになっています。そのことをアフィリエイトといいます。

ブログは2022年10月より初めていますが、知り合い以外の方からの広告からの収益は、実のところ、U-NEXTの広告の一件のみ、と、限りなくゼロに近い収益状況です。

それでも私がブログをやめないのは、何かしら発信することが好きという理由が一番大きいのかもしれません。DTMのことも、発信するために記事を書けば、調べることも多く、それで自分自身が勉強になったりもします。

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DTM初心者向け

【J-POP】の基本的構成、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビの考察

今回は、J-POPの基本的な構成である、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビについて考えてみます。

主に初心者向けの内容となっています。

イントロ

イントロとは、前奏のことで、歌が入る前の部分になります。曲を聴くときに最初に聴く部分で、曲の特徴を印象つけさせるため、意外に重要な場所です。

なお、曲の中にはイントロがなくいきなりAメロの曲が多くあります。

Aメロ

歌い出しの部分です。音程の上下は、一般的には少ない傾向にあります。コース料理で例えますと、前菜ですね。

なお、このAメロは同じAメロのフレーズを繰り返すことも、よくあります。この曲の場合も二回繰り返しています。

Bメロ

BメロはAメロとサビの間の部分で、Aメロから少しずつ盛り上げてサビに持って行くための接着剤的な意味合いがあります。

サビ

曲にとって一番盛り上がる箇所になります。この部分では音程のアップダウンは大きく、また一番印象に残らせることを意識して作られます。

一般的に、一番力が入る場所のため、楽器の数も一番多くなる傾向があります。

作曲する手順

作曲する手順としては、AメロからBメロ、サビへと順番に作っていく人が一番多いようです。

私もその作り方をすることが多いのですが、力を入れるサビを先に作り、その後、Aメロか、もしくはBメロと進んでいくこともあります。

Bメロは接着剤的な意味合いのため、Bメロから作るという人はこれまで聞いたことがありません。

日本の曲はBメロがある曲が多いのですが、洋楽の場合、ほとんどの曲でBメロはなく、Aメロからいきなりサビという曲が多いです。

小節のどの位置から歌い出すか?

この曲の場合、Aメロでは小節の初めから少しだけ遅れて歌い出しています。Bメロでは小節の三拍目、丁度真ん中から歌い出しています。サビでは、「ああ」の言葉を除けば、小節の頭から歌い出しています。

一般的には小節の頭から歌い出すメロディーが多い傾向があります。力強さをアピールするケースだと頭から歌い出すことが多いですね。

この曲のAメロのように少し遅れて歌い出すときは、メロディーが落ち着いて聴こえます。また歌う方も最初に他の楽器が鳴ってから歌うため音程も取りやすいかもしれません。

この曲のBメロのように、真ん中から後半部分で歌い出すときは、次の小節の盛り上がりの前に少し助走をつけて入るというイメージですね。

この、小節の頭から、小節の頭から遅れて、小節の頭より少し早く、この3パターンのメロディーの入り方を、Aメロ、Bメロ、サビで分けてみるというのを、作曲の手法としてオススメします。この入り方によって、メロディーの雰囲気や聴こえ方が変わるため、これだけで、各ブロックを色分けができます。

作曲作りでマンネリ化、何度作っても同じようなメロディーになる、という方は、一度この歌い出すタイミングについて、意識して作ってみてくださいませ。

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DTM

アイドル曲の定番、Bメロ部分の【ハーフテンポ】について考えてみる

今回は、アイドル曲の定番ともいえますBメロ部分でのハーフテンポについて、考えてみることにします。

上記の曲はアイドルのコンペに応募して落選した曲で、ワンコーラス(一番のみ)になります。「タイムリミット」という題名がついています。歌詞も、仮歌のボーカルもあるのですが、仮歌の方に、商用利用の許可を得ていないため、シンセメロになっています。

Bメロ部分で、ゆったりしたドラムのリズムになります。1小節の中で、Aメロでは二回、スネアがたたくのですが、Bメロ部分では1回になります。

単純にBPMテンポが半分になるというわけではなく、全体として半分のテンポになったような感じがするという譜割になっています。BPMは何も変わっていません。

割と決まって、このリズムパターンが用いられるケースが多いような気がします。勿論、他のドラムパターンを創作してみるのもありです。

聴いてみたら、ああこれねえ、と思われた方も多いような気がします。ハーフテンポはAメロやサビに用いるのは禁じ手ではありませんが、これまでBメロ以外に聴いたことがないです。

この定番的な手法を、私は結構多用しています。Bメロという一つのつなぎ的なブロックに、ハーフテンポという特殊効果を入れることにより、そのブロックが際立つ意味もありますね。

今回は、ちょこっとDTM的な内容を短いですが、書かせていただきました。皆さんも一度ハーフテンポに挑戦してみてください。

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DTM

【サビ前のアレンジ】の仕方、リバースなど、ある楽器を際立たせよう!

サビ前のアレンジについて、いろいろいいアイデアがないか考えてみました。

世の中にある曲にはいろんなバターンがあるとは思いますが、私自身の曲、今回は「マジカルメモリー」を例に、考えてみます。

よくある手法として、一つの楽器だけ単独で鳴らすことにより、サビに入ったときの一気に盛り上がる感じを演出させる手法があります。

一つの楽器だけになることにより、文章で例えますと、句読点的な意味を持ち、次の始まりが分かりやすくなるという感じです。

ベース

こちらは原曲のアレンジになりますが、ベースが上から下がっていくメロディーを奏でるパターンです。通常は一小節でいいかとは思います。

ドラム

ドラムがフィルインと呼ばれるフレーズを叩くことで、さあサビに行きますよ、とインパクトをもたせるパターン。実際の世の中の曲では、これが一番多いような気がしています。

パーカッション

コンガという楽器をサビ部分で使用していますが、それをサビ前の一小節から入れることで、インパクトを持たせるパターンです。

この曲の場合、コンガはソフトの音源のものを使用していますが、それを、オートパンという音を左右に揺らせる効果をかけることで立体感を演出しています。

その効果を、コンガだけの部分を作ることで、さらに目立たせてみるという手法です。

アコギ

あまり多くはないとは思いますが、アコギ単独にしても面白い効果が出ました。ここまでは、その曲のアレンジとして登場してくる楽器になります。

リバースシンバル

こちらは、シンバルの音をリバース、つまり逆再生させることにより作られる音ですね。リバースピアノもよく使われる手法です。

注意しなければいけない点としては、リバース系の音は、一小節で音が大きくなるだけですので、ボーカルや楽器を演奏する人が、一瞬テンポがとりにくくなる点ですね。

その意味では、リバース系の音は、単独より、何か他の楽器と重ねる方がいいかもしれません。

最近、やたらと日常の話題ばかり書いていましたので、たまにはDTM関連の記事を書かなければと思い、書きました。

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日常

2024年元旦、本年もよろしくお願いします!

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2022年10月1日に、「GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと」がブログ掲載を開始してから、二度目の正月となりました。

ブログを開始したのは、ブログによってアフィリエイト収益が得られるという広告から、セミナーなどに参加して開始したことから始めました。

ブログで稼げるかどうか? 率直に申し上げますと、稼げている人は一定数存在するのですが、誰でも稼げるほど甘いものではないというのだけは事実だと思います。私は全く収益はありません。

それが、何かのコツや、セオリーに従ってやれば稼げるというのも真実なのかもしれませんが、簡単ではないことだけは確かです。

とは言え、このブログを続けている理由としては、読んでくれる人が一定数いるということと、そして何か情報を発信することが、好きだということですね。

昨年はお金に苦しんだ年ではありましたが、今年4月に、還暦を迎えることになります。早い60歳から年金をもらう予定でします。

そんなこんなで、綱渡り的な金銭状況ではありますが、今、目の前に食べ物がないという状況に置かれている人が世界にたくさんいることから比べて、世界的に見れば、まだ恵まれている方なのだと思うようにしています。

今年は皆様、おひとりおひとりが、夢を持って輝ける年になりますように、お祈り申し上げます。

ちなみに、冒頭の写真は、12月28日に名古屋の中部電力ミライタワーをオアイス21から撮影したものです。夕暮れの写真ですが。