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【J-POP】の基本的構成、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビの考察

今回は、J-POPの基本的な構成である、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビについて考えてみます。

主に初心者向けの内容となっています。

イントロ

イントロとは、前奏のことで、歌が入る前の部分になります。曲を聴くときに最初に聴く部分で、曲の特徴を印象つけさせるため、意外に重要な場所です。

なお、曲の中にはイントロがなくいきなりAメロの曲が多くあります。

Aメロ

歌い出しの部分です。音程の上下は、一般的には少ない傾向にあります。コース料理で例えますと、前菜ですね。

なお、このAメロは同じAメロのフレーズを繰り返すことも、よくあります。この曲の場合も二回繰り返しています。

Bメロ

BメロはAメロとサビの間の部分で、Aメロから少しずつ盛り上げてサビに持って行くための接着剤的な意味合いがあります。

サビ

曲にとって一番盛り上がる箇所になります。この部分では音程のアップダウンは大きく、また一番印象に残らせることを意識して作られます。

一般的に、一番力が入る場所のため、楽器の数も一番多くなる傾向があります。

作曲する手順

作曲する手順としては、AメロからBメロ、サビへと順番に作っていく人が一番多いようです。

私もその作り方をすることが多いのですが、力を入れるサビを先に作り、その後、Aメロか、もしくはBメロと進んでいくこともあります。

Bメロは接着剤的な意味合いのため、Bメロから作るという人はこれまで聞いたことがありません。

日本の曲はBメロがある曲が多いのですが、洋楽の場合、ほとんどの曲でBメロはなく、Aメロからいきなりサビという曲が多いです。

小節のどの位置から歌い出すか?

この曲の場合、Aメロでは小節の初めから少しだけ遅れて歌い出しています。Bメロでは小節の三拍目、丁度真ん中から歌い出しています。サビでは、「ああ」の言葉を除けば、小節の頭から歌い出しています。

一般的には小節の頭から歌い出すメロディーが多い傾向があります。力強さをアピールするケースだと頭から歌い出すことが多いですね。

この曲のAメロのように少し遅れて歌い出すときは、メロディーが落ち着いて聴こえます。また歌う方も最初に他の楽器が鳴ってから歌うため音程も取りやすいかもしれません。

この曲のBメロのように、真ん中から後半部分で歌い出すときは、次の小節の盛り上がりの前に少し助走をつけて入るというイメージですね。

この、小節の頭から、小節の頭から遅れて、小節の頭より少し早く、この3パターンのメロディーの入り方を、Aメロ、Bメロ、サビで分けてみるというのを、作曲の手法としてオススメします。この入り方によって、メロディーの雰囲気や聴こえ方が変わるため、これだけで、各ブロックを色分けができます。

作曲作りでマンネリ化、何度作っても同じようなメロディーになる、という方は、一度この歌い出すタイミングについて、意識して作ってみてくださいませ。

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DTM

アイドル曲の定番、Bメロ部分の【ハーフテンポ】について考えてみる

今回は、アイドル曲の定番ともいえますBメロ部分でのハーフテンポについて、考えてみることにします。

上記の曲はアイドルのコンペに応募して落選した曲で、ワンコーラス(一番のみ)になります。「タイムリミット」という題名がついています。歌詞も、仮歌のボーカルもあるのですが、仮歌の方に、商用利用の許可を得ていないため、シンセメロになっています。

Bメロ部分で、ゆったりしたドラムのリズムになります。1小節の中で、Aメロでは二回、スネアがたたくのですが、Bメロ部分では1回になります。

単純にBPMテンポが半分になるというわけではなく、全体として半分のテンポになったような感じがするという譜割になっています。BPMは何も変わっていません。

割と決まって、このリズムパターンが用いられるケースが多いような気がします。勿論、他のドラムパターンを創作してみるのもありです。

聴いてみたら、ああこれねえ、と思われた方も多いような気がします。ハーフテンポはAメロやサビに用いるのは禁じ手ではありませんが、これまでBメロ以外に聴いたことがないです。

この定番的な手法を、私は結構多用しています。Bメロという一つのつなぎ的なブロックに、ハーフテンポという特殊効果を入れることにより、そのブロックが際立つ意味もありますね。

今回は、ちょこっとDTM的な内容を短いですが、書かせていただきました。皆さんも一度ハーフテンポに挑戦してみてください。

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DTM

【サビ前のアレンジ】の仕方、リバースなど、ある楽器を際立たせよう!

サビ前のアレンジについて、いろいろいいアイデアがないか考えてみました。

世の中にある曲にはいろんなバターンがあるとは思いますが、私自身の曲、今回は「マジカルメモリー」を例に、考えてみます。

よくある手法として、一つの楽器だけ単独で鳴らすことにより、サビに入ったときの一気に盛り上がる感じを演出させる手法があります。

一つの楽器だけになることにより、文章で例えますと、句読点的な意味を持ち、次の始まりが分かりやすくなるという感じです。

ベース

こちらは原曲のアレンジになりますが、ベースが上から下がっていくメロディーを奏でるパターンです。通常は一小節でいいかとは思います。

ドラム

ドラムがフィルインと呼ばれるフレーズを叩くことで、さあサビに行きますよ、とインパクトをもたせるパターン。実際の世の中の曲では、これが一番多いような気がしています。

パーカッション

コンガという楽器をサビ部分で使用していますが、それをサビ前の一小節から入れることで、インパクトを持たせるパターンです。

この曲の場合、コンガはソフトの音源のものを使用していますが、それを、オートパンという音を左右に揺らせる効果をかけることで立体感を演出しています。

その効果を、コンガだけの部分を作ることで、さらに目立たせてみるという手法です。

アコギ

あまり多くはないとは思いますが、アコギ単独にしても面白い効果が出ました。ここまでは、その曲のアレンジとして登場してくる楽器になります。

リバースシンバル

こちらは、シンバルの音をリバース、つまり逆再生させることにより作られる音ですね。リバースピアノもよく使われる手法です。

注意しなければいけない点としては、リバース系の音は、一小節で音が大きくなるだけですので、ボーカルや楽器を演奏する人が、一瞬テンポがとりにくくなる点ですね。

その意味では、リバース系の音は、単独より、何か他の楽器と重ねる方がいいかもしれません。

最近、やたらと日常の話題ばかり書いていましたので、たまにはDTM関連の記事を書かなければと思い、書きました。

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日常

2024年元旦、本年もよろしくお願いします!

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2022年10月1日に、「GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと」がブログ掲載を開始してから、二度目の正月となりました。

ブログを開始したのは、ブログによってアフィリエイト収益が得られるという広告から、セミナーなどに参加して開始したことから始めました。

ブログで稼げるかどうか? 率直に申し上げますと、稼げている人は一定数存在するのですが、誰でも稼げるほど甘いものではないというのだけは事実だと思います。私は全く収益はありません。

それが、何かのコツや、セオリーに従ってやれば稼げるというのも真実なのかもしれませんが、簡単ではないことだけは確かです。

とは言え、このブログを続けている理由としては、読んでくれる人が一定数いるということと、そして何か情報を発信することが、好きだということですね。

昨年はお金に苦しんだ年ではありましたが、今年4月に、還暦を迎えることになります。早い60歳から年金をもらう予定でします。

そんなこんなで、綱渡り的な金銭状況ではありますが、今、目の前に食べ物がないという状況に置かれている人が世界にたくさんいることから比べて、世界的に見れば、まだ恵まれている方なのだと思うようにしています。

今年は皆様、おひとりおひとりが、夢を持って輝ける年になりますように、お祈り申し上げます。

ちなみに、冒頭の写真は、12月28日に名古屋の中部電力ミライタワーをオアイス21から撮影したものです。夕暮れの写真ですが。

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日常 自作曲紹介

Goronyanよりメリークリスマス、素敵な一日になりますように

2023年12月24日、今年も世界にクリスマスがやってきました。私のブログ、「GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと」では、二回目のクリスマスを迎えます。

世界的に見れば、ウクライナでの戦争がもう一年以上になるのですね。他にも、最近ではイスラエルでの内戦問題など、戦争が身の回りの脅威として感じられる人が少なくありません。

そんな中、お金的に綱渡り状態ながらも、食事が取れて戦争の脅威にさらされていない現在の自分の環境は、世界的に見ればかなり恵まれているのだと客観的に思います。

話は変わり、今年クリスマスで紹介させてもらいますオリジナル曲は、「Yesterday Once More」です。カーペンターズに同名の曲がありますが、そちらではありません。

作詞の方は、ある方なんですが、作詞された方の希望により、動画では作詞家の方の名前は伏せています。

作詞としてはその方とはこの一曲だけコラボさせてもらいましたが、いい歌詞だと思いますね。シンデレラの物語をモチーフに歌詞を書かれています。

DTM的な工夫と言えば、この曲のイントロ部分で使われる鈴のリズムの入れ方なんですが、宇多田ヒカルの「Travelling」の印象的なイントロで使われている鈴の入れ方を、そのまま、パクっています。

このパクるという言葉は、作曲家の方はあまり好みません。盗作をイメージさせるからです。これまで盗作について、日本でも海外でもいろいろありましたが、基本的には曲のメロディーについてがほとんどです。

アレンジ、編曲については、盗作のような扱いをあまりこれまで聞いたことがありません。アレンジ的なものについては、ある程度真似することが許容されている印象はあります。

また話は変わり、イエスキリストの誕生を祝うのがクリスマスの意味ではありますが、イルミネーションが寒い街中に飾られ光輝くこの季節、誰もが明るい気持ちで過ごせる世の中になってほしいものだと、思いました。

今、このブログを書き始めているのは12月上旬なのですが、またクリスマスに向けて、書き足すかもしれません。

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DTM初心者向け

【歌詞上達】の一つの方法、写経風に好きな歌を書き写してみよう!

歌詞を書きたい、という意欲がある人は、私は必ず歌詞がかけるようになると思います。上昇志向は、上達に繋がります。

でも、歌詞を書きたい、でも、何を書いたらいいのか分からない、という相談を受けたことがあります。

実はこういう私も、もともと作曲から入っておりまして、他の人が考えた歌詞に曲をつけるというところから入っています。

ですから、作曲には自信がありますが、作詞は自信がありません。

とは言え、コンペとかするようになりますと、そのたびに人に歌詞を依頼するわけにもいかないため、自分で歌詞を書いています。

もともと自分で歌詞を作ることもあったのですが、本当に最初は自分が感じた真理、というか、こういうことってあるよね、こういうことって大切だよね、みたいなメッセージから書き始めたのを覚えています。

でも伝えたいことから入ると、どうしてもマンネリというか、行き詰まってしまいます。

佛教の世界で、写経というのがあります。仏様の教えの経典の文字を書き写すことで、その教えを心に刻むという作業ですね。

私は、その手法は宗教だけでなく、歌詞の世界でも通用すると思っています。

好きな歌い手さんの歌詞を写経のように書き写してみましょう。できれば歌詞をボーカルもしくはメンバーの方が書いているケースの方がいいかと思います。

なぜかと言いますと、その方が曲の歌詞に対して愛着が出るからです。

  • aiko「カブトムシ」
  • 岡村孝子「夢をあきらめないで」
  • いきものがかり「ありがとう」
  • ガーネットクロウ「夢見たあとで」
  • 久保田早紀「異邦人」
  • 松任谷由実「優しさに包まれたなら」

好きな歌を、書き写して得られるもの?

①歌詞の文字の数が、どんな感じで構成されているのかが、感覚的に理解できる

②どんなメロディーに、どんな歌詞がついているのか、がより深く覚えられる

③自分が普段書いている歌詞と比較して、どんな表現方法をしているのかが、理解できる

書く作業は、手書きでボールペンで書いてもいいですし、パソコンで打ってみる作業でも構いません。

歌詞をただ読んでいるだけでもいいですが、それを書く、や、打つという動作を加えることにより、脳にインプットされやすくなります。

以上、今回は歌詞上達について、こういう手法もアリなのでは? というアイデアを書かせていただきました。

今後も、DTMや音楽に関する話題を中心に、日常の話題も交えて書いていきます。こんなことを書いてほしい、というリクエストもお待ちしております。

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DTM

【コードの当て方】メロディーの音符に当てる方法、ポップパンク進行

メロディーが先に浮かび、それにコードをつけるとき、一番オーソドックスな方法は、小節ごとにコードをつけるという方法です。もしくは、小節の半分でコードをつける箇所があっても、勿論構いません。

もう一つの方法ですが、曲全体でなくても、ここぞという時に用いる方法ですが、音符の一つ一つにコードを当てていくという方法があります。

上の楽譜と音声は、メロディーに合うコードとして、小節でコードを入れた例になります。コード進行はポップパンク進行になります。世界的によく使われるコード進行になります。

音符の一つ一つに合わせる形で、コード進行を当てています。なお、絶対ではありませんが、メロディーの音が、コードの構成音になっている方が自然に響きます。

コードは、ハ長調のダイアトニックコードにしています。ハ長調の構成音ドレミファソラシドで構成される基本的なコードですね。

コードを、ダイアトニックコード以外のコードも混ぜて当ててみました。ハ長調以外で使われるコードが入っています。

D、E、Fm、A、Gm、C7がダイアトニックコード以外になります。

ダイアトニックコードの響きに比べて、浮遊感がある、不思議な、それでいておしゃれな、また、つかみどころがない、という印象もあるかと思います。

ダイアトニックコード以外を当てることで、響きががらりと変わります。

小節で一つのコードと、音符ごとにコードと、比べてどういう印象を持たれたでしょうか?

一般的には小節で一つもしくは二つ入れるコードでできている曲が大半です。でも、ここぞという場所に、音符ごとにコードが入っていると、それがインパクトになったりします。

ただ、音符ごとにコードを入れるデメリットがあるとすれば、特にギター関係では演奏が極端に難しくなることですね。ギターは左手でコードのポジションを変更する必要がありますので、スムーズにつなげることが難しくなります。

また、シンセのアルペジエーターなどでは、コードが長く続いていないと、違和感を感じる場合もあります。その場合、音符ごとにコードを変えるところでは、アルペジエーターは使わないというのがいいのかもしれません。

今回は、短いですが、コードの当て方について解説させていただきました。書いている今2023年10月22日ですが、地元三重県伊賀市では、天神祭りが行われています。昨年に続き通常開催できています。ただ、事情で私は見に行くことができませんでした。

秋も少しずつ深まり、寒暖差も激しい中、皆さんお体にはご自愛くださいませ。

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DTM 自作曲紹介

ブログ一周年! 読んでいただけることが、何よりの励みです!

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こちらのブログはプロモーションを含みます。

2023年10月1日で、ブログを初めて一周年となりました。数日遅れてそのことを報告させていただきます。

写真はその最初のブログで掲載した写真です。実は、その後、頭の毛が少し頭頂部で薄くなっていると知り合いより指摘されたりして、年齢の経過を感じている今日この頃です。

ブログ初めてから1月までは、毎日投稿することができました。当時、まだ定職に就かなかったこともあり、時間的な余裕があったので続けられました。

今では、造園業の仕事、また土日は皿洗いのバイト、そしてココナラでも作曲と編曲の仕事をさせてもらっています。

そのこともあり、時間的な余裕が以前よりなくなったことで、ブログも数日に一回のペースに変わってしまいました。毎日投稿のときと比べ、どうしても、いつアップするか分からない状況のため、決まって見にきてくれる方の数は減少しています。

それでも、ブログ全体では一か月に現状で14000のアクセスがあります。最高で18000のアクセスがあった月もありました。

ブログのいいところは、数が増えればそれだけ何かの検索で引っかかる確率も増えるところですね。

ただ、それはネット全体に増えていることもあるため、必ずしも数に比例して増えるとも限りません。

ただ、新規のアップがなくなりますと、ブログ全体のアクセスも一気に減る現象になると言われていますから、そういう意味もあり、続けていたりします。

なんだかんだ言っても、一か月に14000も私のどこかのページを見てもらっているかと思えば、それだけでも励みになります。

ただ、欲を言えば、そこから広告を見て、購入という流れに持っていければ、私自身の収入になるのですが、そのあたりは私自身の勉強が足らないことも原因ですね。

YouTubeでは、オリジナル曲として11曲の動画を公開することができました。曲以外でも旅の動画などもアップしています。

上は最新のオリジナル曲です。「ともしび」という題名です。もともとコンペで提出して落選した曲になります。とても陰鬱な雰囲気の曲です。

コンペは全国のクリエーターから提出され、その中で一曲選ばれる狭き門ですから、ほとんどの曲が落選すると言っても過言ではありません。

コンペがされるようになってから、音楽がつまらなくなった、という意見もあったりします。任された作曲家が自由な発想で、作る曲の方が優れていると感じる人が多いのかもしれません。

一方で、全く実績のない人の曲でも、ミリオンセラーの曲になる可能性を持っているという意味では、多くの人に可能性の扉が開かれていると、いう長所もあります。

オーディオストックを経由して、スポティファイなどのサブスクより、「ピアノ協奏曲~奥の細道」をアップすることができました。

オーディオストックでは、ライセンス申請して合格した曲は、お金をかけることなく、販売することができます。他に、サブスクへアルバム配信することもできます。

アルバム配信は、ライセンスに合格しない作品でも登録することができます。

今回の「ピアノ協奏曲~奥の細道」のそれぞれの曲も、ライセンス申請に合格していない作品もあります。

無料でサブスクにアルバム配信できますが、その何割かについて収益をオーディオストックに収める形となります。

他に、ライセンス申請に合格した作品は、なんとTikTokで使う楽曲としても登録されたりします。TikTokで使えるようにするのかどうかは、アーティストとして選択できます。曲ごとの選択はできません。

オーディオストックに登録して、曲を登録すれば、何かしらいいことがあります。

AudiostockでBGM・効果音を販売中!

ちなみに、今ボーカロイド作曲コンテストが開かれているようですので、DTMerの方は要チェックです。過去曲でもいいみたいです。ただしYouTubeコンテンツIDを持っている曲はダメみたいです。

オーディオストックでは、通常ボーカロイドの曲はライセンス販売できませんが、合格した曲はライセンス販売できたりもするようです。

また、TikTokに使われて多く使われた曲に賞が来たりなどもあるようですので、夢がありますね。

Music Research Contest 2023 AUTUMN – 実証実験企画:VOCALOID作曲コンテスト | Audiostock(オーディオストック)

さあ、いつまでブログを続けられるのか、すぐ終わってしまうのか? はたまた10年続くのか、分かりません。

ただ、何かしら続けることは好きです。継続は力なりです。

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9月ということで、「September Jukebox」のご紹介

さて昨日は敬老の日でしたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 私は休日にも関わらず、仕事で一人で草刈り作業をして汗を流しました。

暑さ寒さも彼岸までとは言いますが、その諺は今は通用しないようです。まだまだ暑いですね。福島では観測史上最も遅い猛暑日となり35度を超えたようです。

また東京でも30度超えの真夏日の数を更新したようです。

今回の曲は2019年の9月に発表した曲になります。それほど作り込んだとはいえず、間に合わせるように急いで作ったことを昨日のように覚えています。

ピアノはなかなかいい感じに演奏させていますが、ピアノの演奏は、実際に演奏させたものに対して、DTM的な処理をして、下手を、若干聴けるかな? という感じに変えています。

ピアノは大学のとき、当時小学校の先生を目指していたので、学校でピアノを練習し、バイエルぐらいまでできるようになったことを覚えています。その程度です。

ピアノの演奏は、クオンタイズをカチっとかけてしまいますと、機械の打ち込み感が出てしまいますので、ある程度リズムを合わせるという意味の、感度クオンタイズという機能を使えば、ある程度リズムが合いながらも機械的ではない、というところを狙えます。

早く指が動かない箇所は、クリックで音符を入力している箇所もあります。ずれのない位置に入力していても、ベロシティで音の強弱を調整すれば、ある程度のグルーブは出ます。

グルーブは、強弱とタイミングで作られますが、他の楽器の音とのバランスも重要ですね。

自分の声をいくつか重ねていますが、自分の声というのは、何かしら気になる点が出てきます。素人っぽく聴こえる部分がありますね。今なら、もっとこうするのに、という技術的なことはあるかもしれません。

September Jukebox~君のハートにリクエストしたい

出会ってから 長い月日が 傍らを通り過ぎる
運命の人と 意識してから 景色が輝き始めた
君の横で 歌うとき 鼓動がバスドラムのように
デートすら できてないのに 妄想だけが暴走する

September
君のハートに リクエストしたい
甘い香りの ラズベリー・ソング

ただ思うだけで 幸せな気分になるのはなぜ?
笑い上戸なところが かわいく感じる
心同士が解け合う感じは 錯覚? それとも真実?
もう他の人を愛する気持ちになんかなれない

September
君のハートに リクエストしたい
甘く溶けるよな ポッピングシャワー・ラブ

September
君のハートに リクエストしたい
甘い香りの ラズベリー・ソング
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話は変わり、昨日仕事の後、久しぶりに地元の菅原神社にお参りました。造園の仕事で、私として初めて自分自身が直接受けた仕事があり、以前免許を取得したばかりの高所作業車を使っての一人での難しい工事ということもあり、その安全祈願をしてきました。

近くに「パティスリー・レーヴ」という名の新しくできたケーキ屋があり、甘党な私はショートケーキを二つ買いました。

その後、カメラのキタムラへ行き、今年一番の思い出の写真をA4サイズにプリントさせて、額に入れました。額と込みで2000円以内に収まります。

その後、ココナラでの編曲の仕事を進めました。お客様によって好みも様々で要望も様々です。これまで三件同時進行していましたが、最近一件納品できてホッとしているところです。

本来なら、その仕事で余裕のある料金が稼げれば申し分ないところですが、以前値上げしたとき、パタリと依頼がなくなったこともあり、それを本業とするには、なかなか厳しいものがあります。

かかった時間で換算しますと、一般的なバイトの最低賃金を大きく下回る感じではありますが、自分自身の遣り甲斐のある仕事でもあり、勉強にもなりますので続けている感じです。

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夜中、零時を過ぎた頃に、あっそういえば、ケーキを買っていたのだった、と思い出し、味わうように食べました。

夜中の甘い物は、一番体に蓄積されやすいので、ダイエット中の方は糖分を夜に摂取するのは控えた方がいいかもしれません。

人にはそれぞれ人生があり、どのように選択しても、それがその人の人生なのだと思います。何が正解で何が不正解か、という尺度で決められるものでもございません。

aikoの中で一番好きな曲のリンクを貼っておきます。

なお、今日のブログで、一つだけ間違いがあります。間違い探し、分かった方はコメント欄にお願いします。とはいえ、ブログはそれなりにアクセスはあるのですが、コメントはめったにきません。

来るのは広告コメントだけですが、承認しなければ表示されません。

間違い探しの正解は、何回か後のブログで紹介させていただきます。

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「白昼夢~不気味な琴の調べ」がコンピレーションアルバムに収録!

こちらの記事にはプロモーションが含まれます。

ホラー, Vol. 71 -Instrumental BGM- by Audiostock ‑「コンピレーション」by ヴァリアス・アーティスト | Spotify

「白昼夢~不気味な琴の調べ」という曲がありますが、こちらがオーディオストックが、様々なクリエーターから選んで出す、コンピレーションアルバムに収録されました。

前回の「ニューヨークの朝~ジャズギターのために」に続き二回目の収録になります。今回は、ホラーという特集のアルバムになります。

上のリンクからスポティファイのページに入れますが、17番目の曲がそれになります。私の名は「TheGoronyan25」です。

これまで、実のところ私生活で嫌なことが続いていたのですが、ここ一週間ほど、悪い機運の流れが変わったかのように、いい流れになっています。

神様がいるのかどうか? 私は断言することもできませんが、自分自身がいい行いをすることにより、自分の運命もいい方向に向かいやすくなる、というのは本当によく実感するところです。

人が見ていないから大丈夫、ばれなければ大丈夫、そういう考え方をする人がきらいです。自分に対しては、いつも清く正しく、を心がけています。

さて、DTMがメインコンテンツの本ブログですので、この曲についての解説など行います。

シンセサイザーで、図のように、

C4、G♯4、D♯4、A4(コードではなく、単音)と、単音で、4小節が機械的に繰り返されます。

それに対して、琴が琴として一般的な平調子(ひらぢょうし)というスケールで演奏します。

上の図はネットでお借りしたものですが、一番左のレの音は1オクターブ下になります。

レ、ソ、ラ、シ♭、レ、ミ♭、ソ、ラ、シ♭、レ、ミ♭、ソ、ラ

琴は13本の弦に対して柱をチューナーを頼りに配置させることにより、13の音が鳴ります。ただ、左手で押さえることにより、音を上げるということができます。ギターでいうチョーキングですね。

こちらの画像は、小さいため見にくいですが、曲の前半部分のシンセと琴のピアノロール画面です。

シンセは機械的に淡々と同じことの繰り返しをし、それに対して琴はまるで無視するかのようにわが道を行き合わせることもせず、淡々と平調子で音を奏でています。

シンセはNative Instruments社のKompleteに収録されておりますアゼリアルアースというシンセで、ジュピターオルガンという音色を使っております。

琴は同じくNative Instruments社のEast Asiaという音源より、琴を選択しております。琴として一般的なスケールが対応しております。今回は平調子を選んでいます。

琴を琴としてではなく、シンセのように使うこともできるのですが、琴が琴らしく響くのは、琴のスケールを使うことだと思います。

平調子のスケールを上に書きましたが、上のピアノロールでは、平調子にないミの音やシの音を押さえる箇所があります。

この琴の音源は平調子にないミやシの音を押さえたときに、ミやシの音が出るのではなく、チョーキングや、速弾きなどの音色となります。

実際の演奏からサンプリングされて作られた音源ということもあり、物凄くリアルに聴こえます。

この不気味な4小節サイクルの音の繰り返しと、リアルな琴の響きが、違和感となり、不気味、怖い、という世界観を演出させるという意図があります。ある意味現代音楽的なアプローチと言えるかもしれません。

今回は、自分の曲がコンピレーションアルバムに選択されたことを紹介させていただきました。