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エレキギターの音を【Guitar Rig】で再現【ソロ編】

少し前に、エレキギターの音をGuitar Rigというプラグインソフトを使って再現する記事を書きました。以下になります。

エレキギターの音を【Guitar Rig】で再現【アルペジオ編】 – GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと

今回は、前回のアルペジオではなく、ソロギターについてになります。アルペジオは分散和音といって、コードの構成音を順番に弾いていく奏法になりますが、今回はソロギターですので、メロディーを弾くことになります。

こちらは、コードの音を意識しながらキーボードで音を鳴らしたものになります。この状態でもそれほど悪いわけではありませんが、エレキギター特有の奏法を意識するとリアルさが増します。

チョーキング奏法というのはエレキギターを弾いたことがある人なら知っているでしょうが、今回はそれを再現させます。

コントローラの中から、ピッチベンドを選択します。

歯車マークの設定を押します。

グリッド設定の中から、「セミトーングリッドを表示」にチェックを入れます。ピッチベンド範囲を設定します。通常で上も下も「2」になっています。半音は1で全音は2になります。

ギターのチョーキングでは全音上げで演奏するケースが多いため、通常は2にしておけばいいですね。なお、ギターではチョーキングとして音を下げる機能はありませんので、上方向だけを意識しておけばいいです。下に下げるピッチベンドは、通常ギターでは使いません。

「セミトーングリッドを表示」にチェックを入れることで、1のチョーキング、半音上げがどこにあるのかすぐに分かります。

ブログでは少しみにくいのですが、下のコントローラーで、上に上がり切った状態が2上げる、全音上げのチョーキングで、その半分のところが、半音上げチョーキングになります。

最初と比べ、チョーキングを入れることで少しギターっぽくなったと思いませんか?

実際のエレキギターですと、指の押さえる位置で、この部分はチョーキングを入れやすい場所などがあるのですが、そのあたりは実際にギターを練習してみて習得できる部分ではありますので、

まだギターを弾いたことがない人は、ところどころ、アクセント的にチョーキングで全音、もしくは半音上げる部分を入れることにより、ギターらしくなると覚えておいてくださいませ。

ピッチベンドで上げる箇所については、そのコントローラーで全音上げることになりますので、音符の高さの位置につきましては、実際に出す音より、チョーキング分下の音を出すようにしておく必要があります。

チョーキング奏法は、ギターで指で押さえる部分をぐいっと持ち上げることによりで高い音がなります。そのため、スライドさせるように、上がる必要があります。

コントローラーでも斜めのラインで書いています。もっとなめらかなラインですと、ゆっくり上がることになります。

今回は、ソロギター特有の奏法、チョーキングの再現についてご説明させていただきました。

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高品質アンプシミュレーターの【GUITAR RIG】の使用方法

Native Instruments社のKompleteに含まれるアンプシミュレーターのGUTAR RIGの使い方について説明します。

Cubaseでは、トラックを開いてから「Inserts」→「Other」→「Gutar Rig」があります。

開いた後で、最初に「Input Sources」から使う楽器を選択します。ギターリグというだけあって、メインはギターに使うものですが、他にもベース、ドラム、ピアノ、シンセ、ボーカルなどにも使用できます。

次に「FX Typs」を選びます。今回は「Amps&Cabinets」を選択しました。さらに、「Charactrs」で「Clean」を選びました。

ある程度絞り込みますと、下に表示される音色の数も少なくなりますので、それらを一つずつ聴いてみて、曲に合う音色を選びます。

下は何もエフェクトがかかっていない音になります。エレアコというタイプのエレキギターです。

「FX Typs」が「Amps&Cabinets」で、

「Characters」で「Clean」を選択し、表示されたものの中から、「Basic Chicago」を選択しました。最初の画像がそれになります。下はその音です。

本物のアンプのように、もちろん、細かい音色の設定などできます。

「FX Types」が「Modulation」の「Chorus」を選択して、表示された中から、「Cool Clean Chorus」を選択しました。

下がその音になります。

条件で絞り込まなかった場合、GUTAR RIG 6ですと、1272もの音色があります。それらを一つ一つ確認するのは、物凄く手間なことですので、いろいろな条件を入れることにより、求めている音色を探すことができます。

また、このソフトの特徴としまして、世界的に有名なギタープレイヤーを選択するところがあります。それは「Artists」のところから選択できます。例えば「フィル・コリンズ」を選びますと、彼がよく使用していたアンプのセッティングに近い音色が選べたりします。

こだわり派にはたまらない機能なのではないでしょうか?

今回は、エレキギターだけでなく、様々な楽器にも使用可能なアンプシミュレーターGUTAR RIGについて紹介させていただきました。

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