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【松任谷由実】50周年コンサートツアー千秋楽12月28日見て感動

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2023年12月28日、松任谷由実50周年のコンサートツアーの千秋楽(ファイナル)を、見てきました。

名古屋にあります日本ガイシホールにて、17時半入場、18時半開演となりました。

昨年2022年7月5日にデビュー50周年を迎え、今年5月よりスタートした全国アリーナツアーが、この日、ファイナルを迎えました。

ツアーのタイトルは「50th Anniversary 松任谷由実コンサートツアー The Journey」です。

開園の10分前に急いで会場に入りました。チケプラというスマホアプリにて、前もってチケットは取っていたのですが、スタッフの方がスタンプの形をした機械で、見せた電子チケットにスタンプを押すように重ねると、入場済のマークが電子チケットに現れます。

紙の媒体でチケットを以前は購入しておりましたが、時代の移り変わりを感じます。この電子チケットにより、チケットの転売などの行為が、ほとんどできなくなりました。

席は2階席の後方部分でした。一緒に行った音楽仲間の1人が、今回のコンサートツアーの大阪公演にも行っていまして、そのときはアリーナ席だったらしいです。

近くにいて顔の表情などが分かる分、近すぎて全体が見渡せないため、2階の席に当たって全体が見渡せてよかったと言っておりました。

開場の中央に巨大な海賊船のセットが設置されます。この海賊船のセットについてテレビでも解説されておりましたが、大型トラック何台分にもなるのだとかです。

海での航海をテーマにコンサートは進んでいきます。「船長は私です」とユーミンによるMCもありました。また、航海日誌で、何日目に何がおこったとか何を感じたとか、そんなことも途中で朗読されたりしました。

バンドメンバーは武部総志ひきいる7名、驚異的な身体能力を持ったパフォーマー9名により、演じられました。

パフォーマーが宙づりになり、ロープをつかみ、ブランコのように揺れたり、まるでサーカスを見ているかのような演出は、ユーミンのコンサート独特のものですね。

他に、丸い円柱状の半透明のカーテンが天井からつるされ、そこに映像が映され、中でユーミンが歌うというのは、とても幻想的でよかったです。

また、龍に乗って歌う演出では、紅白の小林幸子を連想させました。

また、イルカの風船が空を泳ぐように飛んでいるのも個人的によかったでした。

無線制御式のフラッシュライトと呼ばれるLEDライトが席に配布されています。腕時計のように手につけたりすることにより、ペンライトの代わりになります。

このアイテムの何が凄いかと言いますと、コンピューターで制御されているであろう、会場全体を包む光の演出がされるということです。

ライトがついたり、消えたり、また色を変えたりと、お客さんがもつそれぞれのライトが、会場全体をイルミネーションのように演出されます。

曲の雰囲気により、その効果が変わるので、これを考えた人は凄いと、個人的に思いました。曲でインパクトがある部分で一斉に点灯したりします。

50周年記念ということで、各年代のヒット曲を織り交ぜていて、最初から最後まで目が釘付けのまま、夢中状態のままコンサートを見終えることができました。

私にとって久しぶりのコンサートとなりましたが、今のコンサートは途中でトイレ休憩とかはないんですね。いつもトイレが近い私ではありますが、この日はコンサートに集中していたせいか、トイレにも行かずに全て目に収めることができました。

以下はセットリストになります。

~セットリスト~

1. 心のまま
2. WANDERERS
3.  リフレインが叫んでる

MC

4.  ただわけもなく
5.  満月のフォーチュン
6.  TYPHOON
7.  青いエアメイル
8.  紅雀
9. あの日に帰りたい

MC

10. さまよいの果て波は寄せる
11. セイレーン
12. Blue Planet
13. Delphine
14. LOVE WARS
15. Now Is On

MC

16. 星空の誘惑
17. 埠頭を渡る風
18. 真夏の夜の夢
19. 航海日誌

アンコール1回目

20. 守ってあげたい
21. やさしさに包まれたなら
22. 春よ、来い

アンコール2回目

23. 瞳を閉じて

アンコール3回目

24. 卒業写真

コンサートはセットリストを事前に見ずに鑑賞しましたが、アンコール1回目の「守ってあげたい」のコーラスが流れたとき、なんかジーンと感動してしまいました。

「やさしさに包まれたなら」では、歌える人は皆さんも歌ってください、と呼びかけられましたので、会場全体で大合唱です。もちろん私も歌詞を見ずに歌えます。

アンコール2回目ではメンバー紹介の後「瞳を閉じて」が歌われました。このときに、客席ではチラホラと帰り始める人がいたのですが、アンコール3回目がありました。

コンサートの総監督であります旦那様の松任谷正隆が呼ばれ、正隆さんのピアノ演奏で、「卒業写真」が歌われました。ユーミンにとって、この曲だけは物真似で歌わないでほしい、と願ったほど、思い入れの深い一曲です。

最後の曲ではあのユーミンも涙をこらえながら歌っておりました。こんなに感動したコンサートは初めてです、と言っておりました。

コンサートの後、グッズ売り場、の他に、コラボアルバム「ユーミン乾杯」のパネルをバックに、スタッフさんにより写真を撮ってもらいました。

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コンサートホールを出たところで、ユーミンの物真似で有名なある方とたまたま出会いました。音楽仲間の1人は以前に面識があるらしく、名刺交換と写真を撮っておりました。

おそらく私が1人でしたら、このコンサートに来ることはなかったと思われますから、誘ってくれた音楽仲間に感謝します。

作成者: Goronyan

日本、三重県伊賀市に住む50代後半の男性です。
これまで作曲家事務所に所属しておりました。
35歳頃からパソコンで音楽を作るDTMを始めております。
2022年6月に会社を辞めて以来、音楽で生計が立てられないか模索中です。
ブログではDTMと音楽と、時折日常について書いていきます。

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