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ギターを録音したいけど、【難しいコード】が押さえられない悩み解消

DTMをある程度やっていると、自分で弾くフォークギター、もしくはクラシックギターの音を録音してみたい、と思われた方は多いとは思います。

DTMも初心者から中級者にかけては、当然ギターの録音もされている方も多いでしょう。

ギターを弾いていますと、私のように結構昔からコードなどを弾いている人でも、押さえにくいコードがあると、音が鳴っていない弦があったりして、びびる、と呼ばれる現象に悩まされる方も多いとは思います。

正攻法としましては、当然、音がしっかり鳴るように、練習するのが一番です。

でも、こと録音に関してだけいうならば、DTMの編集テクニックを使って、弾けないコードも弾けているように録音させるという方法があります。

キーのトランスポーズで、音程を上げる、下げるという方法もないではありませんが、音質は若干劣化します。

上は、B♭のコードと、Aのコードの押さえ方を表したものです。B♭のコードはある程度ギターに慣れている人でもなかなか綺麗な音を出すのに苦労したりします。

AのコードはB♭と違って、バレーという押さえ方をしなくていいので、楽に押さえられます。

それで、せこいことを考える私は思いつきました。

1フレットにカポタストをつけた状態で、Aのコードを押さえれば、結果的にB♭のコードを押さえている場合と同じ音が鳴るという理屈です。

上の画像は、Cubaseの画像です。

一回目の演奏は、カポをつけずに、B♭のコード以外を弾いています。もしくは、だめもとで、B♭のコードも弾いても構いません。

B♭のコードが正しくひけていなかったので、その部分をカットしました。

そして、同じ設定でもう一度オーディオトラックを作り、今度はB♭のコードを、1フレットにカポをつけた状態で、Aのコードを弾くという裏技で、その部分だけ録音させます。

つなげて聴いてみると、言われなければ分からないぐらいスムーズに聴こえたりします。

B♭のコードだけでなく、同じ理由で、バレーという押さえ方でできるコードにつきましては、カポを使うことにより簡単に綺麗に鳴らすことができます。

この技は、言うまでもありませんが、録音する場合にのみ有効で、実際のコンサートやライブでの演奏には適応できません。

多分この方法は、ギターがそれほど得意ではないDTMをする人ではこっそりしている人もいるのではないかと推測します。

以上、せこい技、せこ技でした(笑)

なお、このブログ「GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと」は基本的には、月曜日の午前9時に更新予約しています。たまに、事情があり、それ以外の日時に更新する場合もありますが。

定期的に見ていただける皆様に感謝します。また、よろしければ、ブログに貼っている広告も見るだけでも見ていただけると、励みになります。

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ブログは2022年10月より初めていますが、知り合い以外の方からの広告からの収益は、実のところ、U-NEXTの広告の一件のみ、と、限りなくゼロに近い収益状況です。

それでも私がブログをやめないのは、何かしら発信することが好きという理由が一番大きいのかもしれません。DTMのことも、発信するために記事を書けば、調べることも多く、それで自分自身が勉強になったりもします。

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DTM初心者向け

【歌詞上達】の一つの方法、写経風に好きな歌を書き写してみよう!

歌詞を書きたい、という意欲がある人は、私は必ず歌詞がかけるようになると思います。上昇志向は、上達に繋がります。

でも、歌詞を書きたい、でも、何を書いたらいいのか分からない、という相談を受けたことがあります。

実はこういう私も、もともと作曲から入っておりまして、他の人が考えた歌詞に曲をつけるというところから入っています。

ですから、作曲には自信がありますが、作詞は自信がありません。

とは言え、コンペとかするようになりますと、そのたびに人に歌詞を依頼するわけにもいかないため、自分で歌詞を書いています。

もともと自分で歌詞を作ることもあったのですが、本当に最初は自分が感じた真理、というか、こういうことってあるよね、こういうことって大切だよね、みたいなメッセージから書き始めたのを覚えています。

でも伝えたいことから入ると、どうしてもマンネリというか、行き詰まってしまいます。

佛教の世界で、写経というのがあります。仏様の教えの経典の文字を書き写すことで、その教えを心に刻むという作業ですね。

私は、その手法は宗教だけでなく、歌詞の世界でも通用すると思っています。

好きな歌い手さんの歌詞を写経のように書き写してみましょう。できれば歌詞をボーカルもしくはメンバーの方が書いているケースの方がいいかと思います。

なぜかと言いますと、その方が曲の歌詞に対して愛着が出るからです。

  • aiko「カブトムシ」
  • 岡村孝子「夢をあきらめないで」
  • いきものがかり「ありがとう」
  • ガーネットクロウ「夢見たあとで」
  • 久保田早紀「異邦人」
  • 松任谷由実「優しさに包まれたなら」

好きな歌を、書き写して得られるもの?

①歌詞の文字の数が、どんな感じで構成されているのかが、感覚的に理解できる

②どんなメロディーに、どんな歌詞がついているのか、がより深く覚えられる

③自分が普段書いている歌詞と比較して、どんな表現方法をしているのかが、理解できる

書く作業は、手書きでボールペンで書いてもいいですし、パソコンで打ってみる作業でも構いません。

歌詞をただ読んでいるだけでもいいですが、それを書く、や、打つという動作を加えることにより、脳にインプットされやすくなります。

以上、今回は歌詞上達について、こういう手法もアリなのでは? というアイデアを書かせていただきました。

今後も、DTMや音楽に関する話題を中心に、日常の話題も交えて書いていきます。こんなことを書いてほしい、というリクエストもお待ちしております。

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DTM初心者向け

【Cubase】でピアノの楽譜を、演奏から作成する方法【初心者】

楽譜専用ソフトがなくても、Cubaseで楽譜が作れるのか? という疑問に、答えるべく、今回のブログを書かせていただきます。

結論から言いますと、楽譜専用ソフトまでのクオリティは出せませんが、PDF編集ソフトなどと組み合わせることにより、演奏する、もしくは歌うための楽譜を作ることはできます。

今回は、リアルタイムでMIDIキーボードで演奏したデータを元に、それをピアノの楽譜にするまでの工程を説明させていただきます。

上記の画像は、リアルタイム演奏のトラックをそのまま楽譜表示させたものです。

上の画像の細かいところはチェックする必要はありません。そのままだと、見にくいし、何を書いているのかが分からない、というその印象だけ持っていただければという画像です。

実際に音として聴いてみますと、綺麗に聴こえるのですが、それをそのまま楽譜に表すと、何を書いているのかが分からない状態になります。

Cubaseで、ピアノの楽譜を作成するときには、その曲のプロジェクトのままではなく、新しい名前のプロジェクトをつけて、演奏を活かすプロジェクト以外に、楽譜専用のプロジェクトを作成してください。

楽譜専用プロジェクトは、音を聴かせるのではなく、見やすい楽譜を作成するためだけの目的で作成します。

上の画像は、ピアノロール画面です。下のコントロールは、サスティンペダルです。コードの変わり目ごとに残響させ余韻を残し、綺麗に響かせるものです。

実は、このサスティンペダルの踏む、外す、という指示自体が楽譜に表示されてしまいます。ごちゃごちゃした印象の楽譜になりますので、そのサスティン、については、全て選択して削除しておきましょう。

ピアノの高音部分と、低音部分に分ける作業をします。トラックの画面に戻り、トラックを選択した後で、右クリックし、「トラックを複製」をクリックしますと、トラックが二つ同じものが並びます。

一つ目は、ピアノロールを表示させた後で、低音部分を↑マークの選択で囲った後で、一気に削除させます。これで、高音部分だけになります。

同様にして、もう一つのトラックは、高音部分を↑マークの選択で囲った後で、一気に削除させます。これで低音部分だけになります。

上の画像は、高音部分を拡大したものです。少しわかりにくいですが、音符の先頭が、小節の頭とほんの少しずれたりしています。

楽器演奏するときには、このようなズレをそのままにして、人間が演奏したっぽい雰囲気にすることはよくありますが、楽譜を作成するときには、ピッタリ合わせる必要があります。

Ctrl+A、で全ての音符を選択した後で、音符の最小単位を確認した後で、クオンタイズをクリックします。

エイトビートでしたら、8分音符、シックスティーンビートでしたら、16分音符が最小単位になります。今回は8分音符でクオンタイズをかけます。

その後、音符の終わる場所も区切りのいい場所に一つ一つ修正します。それにより、見やすい綺麗な楽譜になります。

上の画像は、修正したものです。実際にはドの音や、ミの音を伸ばして弾いているのに、8分音符にしています。その理由ですが、その方が、楽譜として見やすいからです。

楽譜になじんでいる人にはそれが当然とも思えるのですが、普段楽譜を見ていない人には、なぜそうするのか分からない人もいらっしゃるかもしれません。

上記のように実際に演奏しても、サスティンペダルを踏むという指示をさせれば、伸ばしているように聴こえます。

上の楽譜の出し方ですが、ピアノの高音、低音、二つのトラックを選択します。

「スコア」→「スコアエディターを開く」をクリックします。

その後で、「スコア」→「ページモード」をクリックします。

一段に4小節並びます。一般的な楽譜は4小節で作成される場合が多いため、基本的に4小節をオススメします。3小節、5小節に設定する方法もあります。

二つセットで楽譜が並んでおりますが、二つ目は低音部ですので、低音部を表すへ音記号にする必要があります。

左側の「記号」→「へ音記号のマーク」をクリックします。それを指定した状態で、二つ目をクリックすれば、へ音記号に変わってくれます。

キーの指定、ハ長調、ト長調などの指定もできます。今回はハ長調なのでそのままですが、ト長調の場合、「調合」→「Gmaj」をクリックした状態で、ト音記号、へ音記号両方にクリックしますと、ト長調の楽譜になります。

転調も対応しており、転調する箇所で、同様の方法でキーを入力すれば転調になります。

Cubaseでは、機能的に、ト音記号とへ音記号を別のキーに設定することもできるのですが、楽譜的に望ましくないため、同じ位置では同じキーにする必要があります。

上の画像は、前半の8小節は、最適な方法で処理したもので、後半の8小節は、最適な方法の処理をする前のものになります。

特に、前述したドとミの音を持続させているリアルタイム録音通りにしますと、非常にみにくい楽譜になることが分かります。

小節ごとの先頭の下部に表示されるマークは、サスティンペダルです。コードが変わるごとにペダルを踏み変えることは、ピアノが弾ける人にとっては当然ではありますので、あえて表示させる必要がないということです。

この後、他の文字を入力させるには、一旦この楽譜をPDFに変換する必要があります。

「印刷」→「Print to PDFなど」をクリックしますと、楽譜がPDFに変換されます。その後、PDF編集ソフト上で文字や記号を入力することで、楽譜を作成していきます。

なお、この楽譜ですが、リピートというマークや、ダルセーニョなどの位置を変える指定のマークなどはCubaseにはありません。

DTMでは小節の最初から最後まで淡々と進んでいくだけで、途中で戻るということができませんので、そのようなマークもありません。

楽譜で書きたいときには、実際の進行ではなく、リピートマークを後で入れるとして、次に何の小節が来るのかなど、楽譜になることを想定して、トラックを作っていく必要があります。

リピートマークなどは、PDFに変換後、記号を入れることで作成することができます。

このあたりは、こちらで説明するより、実際の楽譜を見て習得する方が早いため、いろんな楽譜を見てもらうことをオススメします。

以上、簡単ではありますが、Cubaseにて、ピアノの楽譜を作成する方法を、初心者向けとして解説しました。

上級者の方にも、何かしら参考にはなる内容かなと思っております。