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DTM

【サビ前のアレンジ】の仕方、リバースなど、ある楽器を際立たせよう!

サビ前のアレンジについて、いろいろいいアイデアがないか考えてみました。

世の中にある曲にはいろんなバターンがあるとは思いますが、私自身の曲、今回は「マジカルメモリー」を例に、考えてみます。

よくある手法として、一つの楽器だけ単独で鳴らすことにより、サビに入ったときの一気に盛り上がる感じを演出させる手法があります。

一つの楽器だけになることにより、文章で例えますと、句読点的な意味を持ち、次の始まりが分かりやすくなるという感じです。

ベース

こちらは原曲のアレンジになりますが、ベースが上から下がっていくメロディーを奏でるパターンです。通常は一小節でいいかとは思います。

ドラム

ドラムがフィルインと呼ばれるフレーズを叩くことで、さあサビに行きますよ、とインパクトをもたせるパターン。実際の世の中の曲では、これが一番多いような気がしています。

パーカッション

コンガという楽器をサビ部分で使用していますが、それをサビ前の一小節から入れることで、インパクトを持たせるパターンです。

この曲の場合、コンガはソフトの音源のものを使用していますが、それを、オートパンという音を左右に揺らせる効果をかけることで立体感を演出しています。

その効果を、コンガだけの部分を作ることで、さらに目立たせてみるという手法です。

アコギ

あまり多くはないとは思いますが、アコギ単独にしても面白い効果が出ました。ここまでは、その曲のアレンジとして登場してくる楽器になります。

リバースシンバル

こちらは、シンバルの音をリバース、つまり逆再生させることにより作られる音ですね。リバースピアノもよく使われる手法です。

注意しなければいけない点としては、リバース系の音は、一小節で音が大きくなるだけですので、ボーカルや楽器を演奏する人が、一瞬テンポがとりにくくなる点ですね。

その意味では、リバース系の音は、単独より、何か他の楽器と重ねる方がいいかもしれません。

最近、やたらと日常の話題ばかり書いていましたので、たまにはDTM関連の記事を書かなければと思い、書きました。

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DTM初心者向け

【Cubase】でピアノの楽譜を、演奏から作成する方法【初心者】

楽譜専用ソフトがなくても、Cubaseで楽譜が作れるのか? という疑問に、答えるべく、今回のブログを書かせていただきます。

結論から言いますと、楽譜専用ソフトまでのクオリティは出せませんが、PDF編集ソフトなどと組み合わせることにより、演奏する、もしくは歌うための楽譜を作ることはできます。

今回は、リアルタイムでMIDIキーボードで演奏したデータを元に、それをピアノの楽譜にするまでの工程を説明させていただきます。

上記の画像は、リアルタイム演奏のトラックをそのまま楽譜表示させたものです。

上の画像の細かいところはチェックする必要はありません。そのままだと、見にくいし、何を書いているのかが分からない、というその印象だけ持っていただければという画像です。

実際に音として聴いてみますと、綺麗に聴こえるのですが、それをそのまま楽譜に表すと、何を書いているのかが分からない状態になります。

Cubaseで、ピアノの楽譜を作成するときには、その曲のプロジェクトのままではなく、新しい名前のプロジェクトをつけて、演奏を活かすプロジェクト以外に、楽譜専用のプロジェクトを作成してください。

楽譜専用プロジェクトは、音を聴かせるのではなく、見やすい楽譜を作成するためだけの目的で作成します。

上の画像は、ピアノロール画面です。下のコントロールは、サスティンペダルです。コードの変わり目ごとに残響させ余韻を残し、綺麗に響かせるものです。

実は、このサスティンペダルの踏む、外す、という指示自体が楽譜に表示されてしまいます。ごちゃごちゃした印象の楽譜になりますので、そのサスティン、については、全て選択して削除しておきましょう。

ピアノの高音部分と、低音部分に分ける作業をします。トラックの画面に戻り、トラックを選択した後で、右クリックし、「トラックを複製」をクリックしますと、トラックが二つ同じものが並びます。

一つ目は、ピアノロールを表示させた後で、低音部分を↑マークの選択で囲った後で、一気に削除させます。これで、高音部分だけになります。

同様にして、もう一つのトラックは、高音部分を↑マークの選択で囲った後で、一気に削除させます。これで低音部分だけになります。

上の画像は、高音部分を拡大したものです。少しわかりにくいですが、音符の先頭が、小節の頭とほんの少しずれたりしています。

楽器演奏するときには、このようなズレをそのままにして、人間が演奏したっぽい雰囲気にすることはよくありますが、楽譜を作成するときには、ピッタリ合わせる必要があります。

Ctrl+A、で全ての音符を選択した後で、音符の最小単位を確認した後で、クオンタイズをクリックします。

エイトビートでしたら、8分音符、シックスティーンビートでしたら、16分音符が最小単位になります。今回は8分音符でクオンタイズをかけます。

その後、音符の終わる場所も区切りのいい場所に一つ一つ修正します。それにより、見やすい綺麗な楽譜になります。

上の画像は、修正したものです。実際にはドの音や、ミの音を伸ばして弾いているのに、8分音符にしています。その理由ですが、その方が、楽譜として見やすいからです。

楽譜になじんでいる人にはそれが当然とも思えるのですが、普段楽譜を見ていない人には、なぜそうするのか分からない人もいらっしゃるかもしれません。

上記のように実際に演奏しても、サスティンペダルを踏むという指示をさせれば、伸ばしているように聴こえます。

上の楽譜の出し方ですが、ピアノの高音、低音、二つのトラックを選択します。

「スコア」→「スコアエディターを開く」をクリックします。

その後で、「スコア」→「ページモード」をクリックします。

一段に4小節並びます。一般的な楽譜は4小節で作成される場合が多いため、基本的に4小節をオススメします。3小節、5小節に設定する方法もあります。

二つセットで楽譜が並んでおりますが、二つ目は低音部ですので、低音部を表すへ音記号にする必要があります。

左側の「記号」→「へ音記号のマーク」をクリックします。それを指定した状態で、二つ目をクリックすれば、へ音記号に変わってくれます。

キーの指定、ハ長調、ト長調などの指定もできます。今回はハ長調なのでそのままですが、ト長調の場合、「調合」→「Gmaj」をクリックした状態で、ト音記号、へ音記号両方にクリックしますと、ト長調の楽譜になります。

転調も対応しており、転調する箇所で、同様の方法でキーを入力すれば転調になります。

Cubaseでは、機能的に、ト音記号とへ音記号を別のキーに設定することもできるのですが、楽譜的に望ましくないため、同じ位置では同じキーにする必要があります。

上の画像は、前半の8小節は、最適な方法で処理したもので、後半の8小節は、最適な方法の処理をする前のものになります。

特に、前述したドとミの音を持続させているリアルタイム録音通りにしますと、非常にみにくい楽譜になることが分かります。

小節ごとの先頭の下部に表示されるマークは、サスティンペダルです。コードが変わるごとにペダルを踏み変えることは、ピアノが弾ける人にとっては当然ではありますので、あえて表示させる必要がないということです。

この後、他の文字を入力させるには、一旦この楽譜をPDFに変換する必要があります。

「印刷」→「Print to PDFなど」をクリックしますと、楽譜がPDFに変換されます。その後、PDF編集ソフト上で文字や記号を入力することで、楽譜を作成していきます。

なお、この楽譜ですが、リピートというマークや、ダルセーニョなどの位置を変える指定のマークなどはCubaseにはありません。

DTMでは小節の最初から最後まで淡々と進んでいくだけで、途中で戻るということができませんので、そのようなマークもありません。

楽譜で書きたいときには、実際の進行ではなく、リピートマークを後で入れるとして、次に何の小節が来るのかなど、楽譜になることを想定して、トラックを作っていく必要があります。

リピートマークなどは、PDFに変換後、記号を入れることで作成することができます。

このあたりは、こちらで説明するより、実際の楽譜を見て習得する方が早いため、いろんな楽譜を見てもらうことをオススメします。

以上、簡単ではありますが、Cubaseにて、ピアノの楽譜を作成する方法を、初心者向けとして解説しました。

上級者の方にも、何かしら参考にはなる内容かなと思っております。

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楽器

U-FRETの【動画プラス】が音楽と一緒に演奏できて嬉しすぎ!

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アコースティックギターやピアノを弾ける人は、有名な曲のコードを調べるため、U-FRETは、長年お世話になっている人も多いかと思います。

それが、最近ある新しい機能ができていることに気づきました。「動画プラス」という機能です。

マリーゴールド (初心者向け簡単コード ver.) (動画プラス) / あいみょん ギターコード/ウクレレコード/ピアノコード – U-フレット動画プラス (ufret.jp)

実のところ、これまでは歌のない間奏部分とか、このコードはどのタイミングで弾いているのか? など、わかりにくい部分が多々ありました。

それが、上のリンクから入れる動画プラスという機能では、YouTubeの小さな窓から見える動画の音楽を聴きながら、

その下に、演奏されるタイミングに合わせて、コードが横に流れるように表示されます。いわば、コードのカラオケみたいなものです。

演奏される音楽に合わせて、どのタイミングでどのコードを弾けばいいのかがドンピシャでわかります。

有名な曲の原曲に合わせて、弾けば、カラオケと同じで、何より気持ちがいいです。他に、勿論楽器の練習になります。曲に合わせてタイミングを合わせる必要がありますから。

またアコーティックギターのために、「簡単弾き」という機能があり、これではカポをつけることにより、キーがC、G、Fなど分かりやすいキーになり、コードも押さえやすくなります。

実はこの簡単弾きの機能、初心者が分かりやすいために、というものではありますが、簡単弾きをする必要がない人にとっても、とても勉強になるものなのです。

DTMで作曲する人などは、ハ長調で作曲を始めたらいい、ということは以前書きましたが、ハ長調のダイアトニックコードの6和音、C、Dm、Em、F、G、Amを使えば、ハ長調の曲ならだいたい演奏できたりします。

そのハ長調で、どういう組み合わせでコードが流れているのか、つまりコード進行ですね。それが、簡単弾きにすることで、理解しやすくなる、ということなんです。

ピアノでも電子ピアノなどに付属しているトランスポーズ機能を使うことで、簡単弾きを再現させることができます。

勿論、コード進行を勉強するという意味以外なら、ピアノでもギターでも原曲キーで演奏しても勿論問題ありません。

聴き馴染みのある好きなJ-POPを、原曲を聴きながら合わせて演奏できるというのは、本当に、音楽や楽器が好きな人なら、ずっとやっていられる楽しい作業ですね。

ピアノ、アコギの他、ウクレレ、ベース、パワーコードなども表示できたりしますから、本当に、至れり尽くせりといった感じです。

動画プラスの人気ランキングは以下のリンクになります。

U-フレット動画プラス – YouTubeの公式ミュージックビデオとコード譜が完全連動! (ufret.jp)

最近、ウクレレの楽器をココナラの仕事などで弾く機会がありましたが、長い間やっていないと、コードの押さえ方がどうだったかなと、分からなくなってしまいます。

有名なヒット曲を、この動画プラスを見ながら練習すれば、楽器の上達、コードの押さえ方の上達にもなりますね。

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楽器

諦めるのはまだ早い!80歳でも始められるピアノレッスン

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♪もしも、ピアノが弾けたなら〜

歌になるほど、ピアノは人気の楽器です。

あなたも、「ピアノが弾けたらな〜」と思ったことはありませんか?

もし人生で一度でも思ったことがあるのなら、ぜひこれをご紹介させてください。

⇒(あなたのアフィリリンク)

実は、日本国内で60歳以上の方に「自宅にピアノはありますか?」と質問すると、「はい」と答える方がとても多いです。

なぜなら、お子さんがピアノを習っていたという方がとても多いのですね。

今の60歳以上の方が、子育てをしていて働き盛りだった頃。

まさに習い事ブームで女の子は「ピアノ」を習っていた子がとても多かった時期です。

音楽教室もあちこちにあり、クラスの半分くらいはピアノを習った経験がある感じでした。

ですが時は流れ、お子さんも独立し、ピアノだけが残っているという状態になっています。

そんな自宅のピアノを眺めながら

「処分しようか、でも思い出のピアノだし…。」

「自分が弾けたら良いけど、今さらねぇ…。」

と考えている方が多いのですね。

それなら自分で弾いたら良いのでは?と思うのですが、やはり

・今さらピアノ教室に通うのは面倒。体調が悪かったり天気が悪かったりすると大変だし。

・決まった時間に教室に行くのは面倒。友だちと遊びに行きたいし急に孫の面倒を見なくちゃいけなかったり。

・知らない先生に教えてもらうのは恥ずかしい。行ってみないとどんな人か分からないし、全く弾けないのに教室に行くのは恥ずかしいし。

と、なかなか踏ん切りがつかない方も多いのです。

もし、あなたも同じようにお考えなら、ぜひ知っていただきたいのがこちらです。

【30日で弾ける初心者向けピアノレッスン 3弾セット】

実は、先ほど挙げた

「ピアノを弾きたいけど習いに行くのは難しい」

というお声をぜーんぶ解決した、大人気のピアノレッスンなのです。

・教室に通わなくても自宅でOK

・好きな時間にやればいいから、自分のペースでできる

・先生が横に付いているわけではないので人に聞かれて恥ずかしいということもない

実際にとっても人気で、すでに全国で2万人近くの方がこのピアノレッスンで楽しくピアノを弾いています。

中には80代、90代の方もいらっしゃるそうです。

やっぱり、いくつになっても夢は持っていたいですし、チャレンジすることが若さの秘訣だと思います。

ピアノなんて子どもの頃からやらないと弾けない、ということはまったく無いのですね。

いくつになっても弾けるようになるのです。

ですから、このレッスンは60歳以上の方が沢山はじめていらっしゃるようです。

やってみた感想やレビューがたくさんあるので、ぜひ見てみてください。

【30日で弾ける初心者向けピアノレッスン 3弾セット】

なぜ、そんなに60歳以上の方にピアノが人気なのかというと。

ずっと憧れていたというのもあるのですが、もう一つ、大きな理由があるそうです。

それが、

「脳科学者が勧める習い事」だからです。

ピアノは、脳活にとっても良いそうです。

なぜなら、『弾く』という体を動かすこと、『理解する』という頭をつかうこと、『感動する』という感性を磨くこと。

一石三鳥くらいに色々と効果があるのですね。

ですから、たくさんの脳科学者さんが「習い事するならピアノ」と言っています。

憧れのピアノにチャレンジできて、しかも脳トレに最適。

今、60代、70代の受講者数がどんどん増えている、人気のピアノレッスン教材です。

この機会に、憧れのピアノにチャレンジしてみませんか?

詳しくはこちらです。

※人気商品のため、在庫がない場合は入手できません。
ご興味のある方は、お早めにご覧いただくことをお勧めします。

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音楽批評

名曲「ハナミズキ」のパラデータを入手して自由に編曲して配信可能!

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あの名曲「ハナミズキ」のパラデータを入手して、自由にアレンジできたら? と考えれば、少なくともDTMをある程度したことがある人なら、誰しも「それやってみたい!」となるような気がします。

それが今できるんです!

Rework with 「ハナミズキ」は、デビュー20周年を迎える一青窈の節目を記念して、tunecoreより、パラデータをダウンロードできます。その音源を使用することにより、「ハナミズキ」の二次創作が可能となります。

Rework with「ハナミズキ」 (tunecore.co.jp)

パラデータとは、各楽器ごとの音源のデータと考えてもらってかまいません。

  • ピアノが弾ける人なら、ピアノ部分を全く違うアレンジで弾いてみて重ねるとか?
  • ラップができる人なら、ドラム部分を打ち込みに変えて、ラップの声を重ねるとか?
  • はたまた、エレクトロなダンスミュージックにしてしまうとか?

その人が好きなように、アレンジすることができます。

ダウンロードするには条件があります。tunecoreに登録されていない方は、新規登録する必要があります。

二次創作した楽曲は、tunecoreで、なんと無料で! 配信できます。そして収益の50%を収益化できるんです。

費用ゼロから始めて収益がもらえるなんて、本当に美味しすぎる企画です。

日本テレビの番組「SENSORS」とも連携しており、優秀な作品はこの番組で紹介もされるようです。

ただし、作成した楽曲はtunecoreでのみ配信できますが、他のYouTubeなどへの投稿はNGとなります。

私も早速挑戦! ダウンロードした後で、Cubaseにて、オーディオファイルを読み込みました。

ファイルには英語で名前がつけられていますが、実際にその音を鳴らすことにより、それが何なのかすぐに分かります。

最初ファイルは、アルファベット順に並んでいるため、トラックの順番を変えることにより、グループ分けします。この時に、視覚的に分かりやすいように色分けもしておきましょう。

メインボーカルの他、コーラスパートもハモリ上、ハモリ下の他、メインボーカルと同じ音程の音もコーラスパートに入っています。

ドラムが異様に多い印象ではありますが、以前誰かから聞いた話ですが、ドラムについては、ドラムの上からや、左右からや、また各パートの近くにマイクを置いたりと、一度に多くマイクを置くことで、立体的な音作りができるようです。

ドラムのパートは「トップL」「トップR」などと左右の名前が書かれているものがありますが、「L」は左に、「R」は右にミキシングのときに配置すればよさそうです。

専門的な話になりますが、ドラムパート、コーラスパートなどトラックが多いものは、グループチャンネルを作り、まとめてエフェクトや音量調整などできるようにした方がいいですね。その方が時間が短縮でき、パソコンへの負荷も少なくなります。

この状態で、一度に鳴らせば音量が大きいので、それぞれ音量を下げる必要がありますが、最初はドラムだけ鳴らしていい感じに聴こえるようにしてから、

ボーカルとコーラスについて鳴らして、いい感じに聴こえるようにさせるなど、

各パートごとの音量の調整をしながら、合わせればいい感じに仕上がります。

この曲についていえば、ピアノとストリングスとボーカルだけで、立派に奥深く聞こえるサウンドになりますので、この三つが軸となり、それを邪魔させないように、他のパートも配置させていきます。

原曲のサウンドは頭の中で再現できるぐらい知っている人は多いとは思いますので、ここはあえて原曲は聴かず、自分ならどうミックスさせるのか? という視点で自分なりのミックスをしてみましょう。

ボーカルやストリングス、ピアノなどの生楽器には、リバーブは最初かかっておりませんので、かるくリバーブもかけた方がいいですね。

装飾的な音は、中心ではなく、左右に散らすことにより、立体感が出ます。

二次創作をたとえしなくても、プロの人はこういうパラデータを使ってミックスしているのだ、とか、またファイル名にこういう名前を使っているのだ、とか、ダウンロードすることで、勉強になることが多いです。

次に二次創作ですが、ピアノが弾ける人なら、ピアノ部分をミュートして、自分のピアノを録音させて重ねるといいですね。

極端に言えば、ボーカルだけ残し、他を全部こちらで一から作成しても構いません。

この頃の音楽は既にDTMをベースに作られていまして、正確なBPMに合わせて演奏されていますから、打ち込みサウンドに合わせることだって、違和感なくできたりします。

DTMや音楽に、マンネリ気味でしたら、是非ともこの企画に挑戦してみてください。私もこれから自分ならどうミックスさせるか? また自分ならどう二次創作させるか? 挑戦してみます。

応募期間が決められていますので、詳しくは冒頭のリンクから入り、確認してみてくださいませ。

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自作曲紹介

ピアノ協奏曲「奥の細道」Spotifyにて配信、各曲の解説など

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もう10年以上前に作ったピアノ協奏曲「奥の細道」ですが、最新の音源、Native Instruments社のKomtact Factory Libraryにてリミックスしたデータを、昨年2022年10月よりSpotifyなどのサブスクにて配信しております。

本当に当時作成していたデータをMIDIデータで残しておいて本当によかったと思っています。

DTMをされている方は、Cubaseなどのソフトのファイルだけでなく、ミックスのオーディオデータとともに、MIDIデータも保存されることをオススメします。

MIDIデータがあれば、他のソフトに音符などのデータを読み込まれることができます。

私は一番最初にDTMを始めた頃は、Singer Song Writerというソフトを使用していまして、そのファイルは保存してあったのですが、MIDIデータがないため、他のソフトで読み込まれることができず、再現させるには耳コピで調べるしかないという状況です。

なお、このアルバムの配信ですが、実は登録料金など、一切私は負担しておりません。

えっ、そんなことできるの? という感じではありますが、それができるのです。

オーディオストックでライセンス販売すれば、TikTokなどでオリジナル曲として使用できることを以前紹介しましたが、

サブスクでのアルバムの配信のサービスについては、オーディオストックに曲を登録すれば、ライセンス販売の審査に不合格の曲に対してでも、アルバム登録をすることにより、サブスクでの配信ができます。

AudiostockでBGM・効果音を販売中!

もちろん、無料な分、配信で得られる料金に対してある程度の割合で、徴収される仕組みになっております。

以前、音楽関係者の方が、サブスクで得られる料金が驚くほど安いことで、暴言を吐いてニュースになったこともありますが、本当に驚くほど、得られる収入は安いです。

正直に告白します。2023年4月から6月の三か月で、得られたこのアルバムの配信収入は34円でした。一か月10円余りです。

勿論、これが何かの間違いで世界的なアーティストが話題に上げたりするような事件が起きたら、凄いことになるかもしれません。

ピコ太郎の動画が、ジャスティンビーバーによって取り上げられたことで世界的なブームになったことは、知っている人も多いでしょう。

でも、そんな宝くじに当たらなくても、自分という存在が作った曲を、聴いてくれる人が、少なくてもいて、その人が聴いてくれれば、それでいい、と今は思うようにしています。

スポティファイでは、広告が定期的に入ることを苦にしなければ無料で視聴可能です。広告が入らないスポティファイプレミアムもあるようです。

作業のBGMとして、私のこの曲など使っていただけると、とても嬉しく思います。


さて、今回は、自作のピアノ協奏曲「奥の細道」を解説させていただきます。

8つの楽章は、松尾芭蕉が江戸から、仙台、山形、新潟と通り、岐阜の大垣まで旅した旅行記であります「奥の細道」で実際に詠まれた俳句を題材にしております。楽章は詠まれた俳句を時系列で並べています。

興味のある方は、読んでみてくださいませ。変拍子がいくつかある、独特の雰囲気を持つ組曲となっています。

第1楽章 行く春や鳥啼き魚の目は泪

奥の細道で最初に詠まれた俳句で、江戸を出発するときの別れの様子を表しています。

曲としては、春のさわやかな、それでいて、どこか切ないようなそんな雰囲気を、3拍子のかろやかなリズムに乗せて奏でています。

エンディングの畳み掛けるようなアップテンポの盛り上がりは必聴の価値ありです。

オーディオストックにて、動画などで著作権フリーで使用できる音源として発売中です。下のリンクからも聴くことができます。

春の雰囲気の華やかで抒情的なメロディー… (No.4275) 著作権フリー音源・音楽素材 [mp3/WAV] | Audiostock(オーディオストック)

第2楽章 あらたふと青葉若葉の日の光

松尾芭蕉が日光に行ったときに、日光東照宮の威厳の深さ、また木々には若葉が出て、そしてその中から太陽の光が見えるという俳句です。

「日の光」と「日光」をかけています。「あらたふと」は「あらとうと」と読みます。「あら尊い」という意味です。

曲としては、物凄く江戸感まっしぐらの作品となっています。聴いたことあるようなリズムと思われた方もいらっしゃるかもしれません。

水戸黄門のテレビドラマの曲のリズムそのままです。メロディーなどは引用すると盗作の扱いを受ける可能性もありますが、リズムやコード進行については、引用は一般的には認められていて、それで訴えられるケースはほとんどないようです。

威厳のある雰囲気を讃えたような、江戸時… (No.4281) 著作権フリー音源・音楽素材 [mp3/WAV] | Audiostock(オーディオストック)

第3楽章 かさねとは八重撫子の名なるべし

那須の高原を馬に乗って歩いているときに、「かさね」という名の子供が近くに寄ってきた、というエピソードが書かれていて、それに対する俳句になっています。

この俳句だけ、松尾芭蕉ではなく同行した曽良による俳句になります。八重撫子は「やえなでしこ」と読みます。

曲としては、5拍子の軽やかで可愛いリズムですが、真ん中あたりに曲調が違う怖いような感じの場面がありますが、これは突然の落雷が襲った、というような想像での設定を入れています。

この曲が私にとって、この中で一番愛着がある曲と言えるかもしれません。後で、ポップスとして「雨の日と火曜日の朝は」という曲で、カバーしています。

可愛い子供をテーマにした楽曲で、五拍子… (No.4282) 著作権フリー音源・音楽素材 [mp3/WAV] | Audiostock(オーディオストック)

第4楽章 夏草や兵どもが夢の跡

「兵」は「つわもの」と読みます。岩手県の平泉に行ったときに、平家が以前栄えていた痕跡は何も残っていない、という様子を詠んでいます。

曲としては、源平の合戦をイメージしたような、ほら貝の音のようなものを、ホルンの音で再現させています。

真ん中部分は、おだやかなピアノアルペジオ、そして最初のイメージと3段階の構成になっています。

時代劇の軽やかな雰囲気、そしてイメージ… (No.4283) 著作権フリー音源・音楽素材 [mp3/WAV] | Audiostock(オーディオストック)

第5楽章 閑かさや岩に沁み入る蝉の声

「閑かさや」は「しずかさや」と読みます。山形県の立石寺に行ったときに、岩に沁み入るように蝉の声が聞こえた、というひっそりとした静寂を表した、松尾芭蕉の代表的な俳句です。

実はこの立石寺、私は一度、元の嫁と二人でドライブで訪れています。地元、松尾芭蕉と同じ三重県伊賀市が故郷ですが、そこから、新潟経由で山形県の立石寺へ行っています。6泊7日です。

そのときは、元の嫁が体力的に限界だったため一番上までは上ることができず、半分ぐらいのところで引き返しています。動画があるので見てくださいませ。上まで登りたかったというのは本音です。

曲では、サティの「ジムノペディ」を真似したとした思えないような三拍子のゆったりとしたリズムに合わせ、オーケストラの楽器が、ミンミンゼミやツクツクボウシの鳴き声の真似をしています。

どの部分がそれが一度聞いてみてくださいませ。自然の鳥の鳴き声などを、曲の中に取り入れるという手法は、ビバルディの四季の春などでも行われていたりします。

なお、専門的な話にはなりますが、テレビのNHK教育でのクラシック音楽の番組で、神秘和音、というものを紹介していました。一般的なコードの概念からは外れるような複雑な音の組み合わせにより生じる和音のことです。

私はそれを再現させたくて、思考錯誤の結果、不思議な組み合わせの3つの和音を作り、循環させています。

シリアスな雰囲気に合うスローで静かな楽… (No.4284) 著作権フリー音源・音楽素材 [mp3/WAV] | Audiostock(オーディオストック)

第6楽章 五月雨を集めて早し最上川

「最上川」は「もがみがわ」と呼びます。「五月雨」は「さみだれ」と読みます。五月の雨と書きますが、梅雨の時期に振る雨のようで、季語としては初夏を表すようです。

松尾芭蕉が急流の最上川を川下りしたことを俳句に詠んでいます。

ということもあり、アップテンポなわくわくするような曲を作成しました。コントラバスが、低音でボンボンと一定のリズムで鳴る様子は、現代の4つ打ちのリズムを目指していて、この曲に関しては全く日本を感じさせない曲に仕上がっています。

ピアノは裏拍を意識したリフ的なピアノを入れています。これも、あまり前例がないような感じはします。

疾走感あふれる明るいオーケストラBGM (No.4285) 著作権フリー音源・音楽素材 [mp3/WAV] | Audiostock(オーディオストック)

第7楽章 荒波や佐渡に横たふ天の河

荒海が新潟の海岸に押し寄せていて、向こうには佐渡島が見え、天には天の川が見える、という様子を俳句にしたもので、松尾芭蕉の俳句の、現代の人気投票で、確かこれが1位だったのを見たことがあります。

私はこの曲を、第7楽章ということもあり、変拍子の中でもマニアックな7拍子にて作成しています。私はこの拍子で作成したのはこの曲だけです。

3拍子と4拍子が交互に繰り返されることで、7拍子となっています。

ゆったりしたスローなピアノから入り、乱暴に叩くかのような重厚なシーンへと繋がります。荒海を表しています。

途中、急に晴れたかのようなキラキラしたシーンがありますが、それは天の川の様子をイメージしています。

この組曲の中で、私以外は作れないのではないかというマニアックな、私の個性がよく出ている作品かと自分では思っています。

ミステリアスなファンタジーBGM (No.4286) 著作権フリー音源・音楽素材 [mp3/WAV] | Audiostock(オーディオストック)

第8楽章 蛤のふたみに別れ行く秋ぞ

奥の細道の結びの地、大垣にて詠まれた俳句になります。

曲としては、これまでの旅を振り返り回想するかのように、これまでのそれぞれの曲の一部分を部分的に取り入れたりしています。

ほのぼのとした哀愁を感じさせ、表情が幾… (No.4287) 著作権フリー音源・音楽素材 [mp3/WAV] | Audiostock(オーディオストック)

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【全日本ピアノコンクール2023】対面だけでなく動画エントリー可

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「対面×収録」のハイブリッド審査を採用する、全日本ピアノコンクール。 エントリーは「会場演奏」と「動画提出」から選択可能です。時代の変化とニーズに合わせ、公平性・透明性の追求を続けています。 わたしたちが目指すのは、アジアNo.1のコンクール。クラシック音楽界に革命と躍動をもたらす2023年度の幕が、いよいよ上がります。

私達の生活が大きく変わった2020年に、日本初の動画審査を対象としたコンクールとして誕生しました。「対面審査」「動画審査」から選ぶことができます。

私もこのことをブログの広告から見つけました。ジャンルは、ソロ部門(13部門)と連弾部門(3部門)があります。

  • 未就学
  • 小学校低学年(1、2年)
  • 小学校中学年(3、4年)
  • 小学校高学年(5、6年)
  • 中学生
  • 高校生
  • 大学生、院生
  • 一般プロU30(30歳以下)
  • 一般プロU55(31歳~55歳)
  • 一般プロO56(56歳以上)
  • 一般U30(30歳以下)
  • 一般U55(31歳~55歳)
  • 一般O56(56歳以上)
  • 連弾U12(12歳以下)
  • 連弾U30(13~30歳)
  • 連弾O31(31歳以上)

地区大会を全国の多くの箇所で行い、通過した人がブロック大会へと進み、最終は全国大会になります。

この全国的なピアノコンクールで一番特筆すべきは、動画でのエントリーが可能ということでしょう。

つまり自宅にいながらコンクールに参加することができるということです。

このコンクールができたのは、コロナが拡大し始めた2020年です。人との接触、移動により感染が拡大することについて、皆が心配し、恐怖を覚えたそんな事情の中で、全てに人に平等に機会が与えられる。それが動画によるエントリーだったんですね。

自宅にいながらエントリーができます。動画は自身が演奏する様子を、顔や演奏風景が分かるアングルで撮影した後で、YouTubeにアップロードさせます。アップの際は公開でも、リンクが知っている人だけ見られる限定公開でもどちらでもいいようです。

勿論コンクールですので、動画の編集はNGです。ただ、動画の一番のメリットは、ベストな演奏ができるまで、何度でも撮り直しができるということですね。

オリンピックの選手だって、普段100回したら100回成功することが、緊張により失敗してしまう、なんてことがあります。多くの観客がいる会場なら、誰だって我を見失うなんてことになりますよね。

また、会場へのアクセスのための移動費用もかかりません。

ピアノをしている人の8割が子供ということです。それだけ子供の習い事としてピアノが不動の地位ということですね。

子供がピアノを習っている方は、「のだめ」目指す、子供の晴れ舞台として、是非とも検討してみてはいかがでしょうか?

部門の「一般プロ」はピアノを教えることを職業としているという意味のようです。他、「一般」の部門でも、音大を出ているなどある一定の条件があるようですので、詳しくは、下のリンクから入ってもらい、確認してみてください。

地区大会の動画投稿の締め切りは2023年8月31日です。もう既にエントリー可能です。夢を追いかけられることは、幸せなことですね。

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1万人以上が「買ってよかった!」と感動のピアノ教材とは?

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もしもピアノが弾けたなら…

今も昔も、ピアノは憧れの楽器ナンバーワンですよね!

ですが、実際に弾くとなると

・楽譜が読めない
・ピアノ教室に通うのが大変
・キーボードなどの簡易的な楽器は恥ずかしい?
・新しいことが覚えられない
・指が動かない

などなど、本当にたくさんの壁があります。

でも、よく考えてみてください。

世の中には、あなたと同年代でもピアノを始めて「弾けるようになった」という人が山ほどいるのですね。

彼らが特殊だったり、能力が高いのかというと、そうではありません。

全く音楽の経験がない、安いキーボードしか持っていない、指も動かない…といった前途多難な状態からピアノを始めています。

それなのに今では楽しく素敵な曲を両手で弾いています。

一体、この人々はどうやってピアノを習得したのでしょうか。

実は、彼らに共通する「ピアノ習得法」があるのです。

1万人以上がすでに実践済みで、皆さん「買ってよかった」と感動しているピアノ教材なのです。

ピアノ教室でもなく、自宅で自分で進める「ピアノ教材」なんですね。

実際にやってみた方の証言をご覧ください。

<70代男性>
ピアノ教室に通うのはこの年で恥ずかしいし、男性NGの教室もあって困っていました。
最初にこの教材を見たときも、教材だけで自分のペースで弾けるようになるか不安でした。
でも、1ヶ月ほどで曲が弾けるようになり、歩みは遅いですが着実に上達しています!
指と脳の指令がこんなにもチグハグなのかと思いますが、少しずつ言うことを聞いているので脳トレにも良さそうです(笑)

<40代女性>
動画を何度でもずっと見られることと、マイペースでできる事が決め手となりました。
あまり自分にお金もかけられず…ですが、ずっとやりたいと思っていたので、金額的にもいいかなと思いました。
学生時代は楽譜が嫌いで音楽の授業も嫌いでした。
大人になったらテストではないので自分なりに楽しんでやれています。
曲が弾けて嬉しいです。
ピアノの音色は本当に癒やされますし、楽しみながら気長にやっていきたいと思います。

<60代女性>
レッスンを始めて、毎日先生からメールが届くのに驚きました。
一人じゃないと思って頑張る動機になります。
また、動画で先生の話を何度でも聞くことができること、指使いが見えるアングルで録画されていること、レッスンのまとまりの最後には模擬演奏が入っていることなど魅力満載だと思いました。
動画で先生の指使いを見ていると、音を丁寧にだすことが大切ということを肌で感じます。
とても優れた教材だと思いました。
海野先生やこの教材に出会えたことに感謝しています。

<70代女性>
音楽のことはほとんど知らないことばかりなので、先生のメールがとても楽しみです。
昨年キーボードを買って、市販の大人向けの簡単なピアノ教材で弾いていましたが、これでいいのかなと思うことが多々あり今この教材で学びながら、そうだったのかと思うことばかりです。
楽しくてほぼ毎日弾いていますが、ドレミと指使いが書いてあるので初心者でも弾けます。とても楽しんでいます。

皆さんに共通しているのは、

「初めてチャレンジ」
「楽しくやれる」
「先生が明るくて楽しい」
「メールやフォローアップがすごい」

といったお声です。

というのも実は、自学系の教材でネックになるのが

・放置されるとやらない
・飽きてやらなくなる
・分からないときに解決できず諦める

といった問題点だからです。

ですが、この方法なら

・毎日励ましのメールが届く
・大人向けの編曲で飽きずに楽しめる
・分からないときはすぐ聞ける

というふうに見事にネックを解消しています。

というわけで、短期間でグングンとピアノが弾けるようになります。

実際に、早い方で2週間、遅い方でも3ヶ月くらいで両手で曲を弾けるようになっています。

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30日でマスターするピアノ教本

憧れのピアノが、ご自宅にいながら楽しく上達するとしたら。

あなたなら、どんな曲を弾いてみたいですか?

1万人以上が大満足のピアノレッスンなので、実績は申し分ないです。

きっと「初めて」でも「覚えに自信がない」方も、「指が動かない」という方も。

このピアノ教材なら楽しくスタートできると思います。

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DTM

DTMの技術で、音楽の全てができるわけではない

DTMはデスクトップミュージックの略で、簡単に言うと、パソコンで作る音楽のことを示します。

パソコンで音楽を作るとは言っても、実際の楽器の演奏を録音したり、その録音したものを編集したりすることも含まれます。

世の中のほとんどの曲が、少なくとも録音するという意味において、DTMを使っていると言っても過言ではありません。

最近の曲などは、パソコン上のソフトを起動させて、シンセサイザーなどを入れることもよくありますし、高くて手に入らないような楽器をサンプリングした音源を使うことにより、その楽器を弾いているかのような感じを出すことができます。

なので、DTMの技術により、どんなことでもできるか? と勘違いする人もいますが、実際に携わっている人であればあるほど、できることに限界があることを理解しています。

よく、私はこのたとえを用いるのですが、今の現状の技術で、「北島三郎の演歌をDTMで表現することはできません」

小林幸子の声をサンプリングして作られたボーカロイドが出たことで話題にもなりましたが、サンプリングして作って、それに音程を歌わせても、誰が聴いても、比べれば、どちらが本人であるのかは、一目瞭然なのであります。

上の「一目瞭然」は正確には正しい言葉の当て方ではありませんね。目で見るのではなく、耳で聴いていることになりますから。

歌声が一番、パソコンで精度が出しにくいものだと思います。

ピアノベロシティ、タイミング
バイオリンベロシティ、タイミング、音程、(音色)
歌声ベロシティ、タイミング、音程、音色

上の表を見て、これが何を意味しているのか分かった人は、DTM通だと思います。

ピアノという楽器は、ドの音を叩けば、必ずドの音が鳴ります。ですので、ピアニストの技量としては、どの鍵盤をどのタイミングで、どの強さで叩くかで表現できます。

なお、上の表のベロシティとは、それぞれの一つの音符に対してどの強さで弾くかを示しています。

ピアノは弾く強さによって、音色は変化しますので、単にそれぞれの音をボリューム調整したらいいというわけではありません。

その点で、ベロシティとボリュームは違う意味になります。

バイオリンという楽器の特性として、ギターのようにフレットがないことがあげられます。

そのため、人により同じドの音を鳴らしても、押さえるところが本の0.1ミリ変わったことで音が微妙に変わったりします。

その人により音が微妙に変わるということが、大勢で演奏したときに、広がりのある音につながっています。

音程の微妙な違いが表現できるという点においてバイオリンは、ピアノより難しいと私は思います。

また、音色についても、伸ばすように弾いたり、スタッカートのように短く弾いたり、ピチカートのように弦をはじいたりすることにより、変わります。

音色も調整できるところがすごいですね。

歌声はさらに凄いことになっています。音の強さ、タイミング、音程の他に、こぶしを入れたり、裏声を入れたり、抑揚を入れたりと、様々な表現力で歌を歌わせることができます。

その意味において、歌声が一番、パソコンでの再現が難しいと言われています。

まあでも、DTMを実際にしている人にとっても、DTMが万能であることが、嬉しいことではなく、DTMでできないこともある方がいいと思う人もいます。

とは言え、10年前にできなかったことが、今できるようになったりもしていますから、人の歌声を正確に再現できる時代になる可能性も否定できません。

以上、今回はDTMが万能であるわけではない、というブログを書かせてもらいました。

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日常

あやま文化センターさんさんホールにてスタンウェイのピアノを弾いた

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2023年2月4日三重県伊賀市のあやま文化センターのさんさんホールにて、「ステージひとりじめ」というイベントが行われました。ホールにあるスタンウェイピアノを、一組一時間の枠を使って自由に使っていいというイベントです。一時間1000円て、安くないですか?

お客様は入らず、演奏者だけが、スタンウェイピアノの音で演奏できるという趣向です。

知り合いの梅あいりさんがスタッフの一人に演奏してもらい、歌うので、撮影係として呼ばれたのだが、一曲だけ私は演奏させてもらった。

梅あいりさんは、今年2023年CIMSエンターテイメントより、メジャーデビュー予定です。

なぜ知り合いなのかですが、梅あいりさんが経営するお店「カラオケライブ梅星~プラムスター」に常連の客として私がよく行っているからです。私がYouTubeもしていることから、よくイベントの撮影係に頼まれます。

前回「ミハルカス」のブログでも書いたが、私が弾けるのは「Let It Be」だけだ。今回は歌つきである。弾いてみた感触だが、タッチレスポンスは一般的なピアノとかわりはないような気がするのだが、鍵盤の加工の仕方が少し違っているような気がしました。

音は、今まで弾いたピアノに比べて響きは格段にいい感じがしました。また、ホールということもあり、全体の音響もよく響きます。

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撮影のお礼ということで、伊賀市にあります「月灯りの書斎」というブックカフェにて、飲み物をごちそうになりました。落ち着いた雰囲気のカフェです。

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ホットのピーナッツバナナジュースです。おいしかったです。雑誌にビートルズの特集があったので、それを読みました。