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ChatGPT DTM

【SunoAI】ボーカル入り楽曲が、歌詞入れたら自動で作曲!

音楽の仕事関係で、ある方より、SunoAI(スノ・エーアイ)を作って楽曲を作成したものについて紹介されました。

ボーカル入りの楽曲をAIが作ってくれます。英語と日本語に対応しています。

Sunoは2023年12月20日から、広く世界で使われるようになったらしいですが、マサチューセッツ州ケンブリッジの4名によって作成されたとウィキペディアに書かれていました。

SunoAIで検索しますと、上記の画面になります。これはこのソフトにより、どんな曲を作成することが可能なのか? というヒントを与えてくれています。

スノAI

右上の「曲を作る」をクリックします。

様々なジャンルについて並んでいますが、とりあえずどんなジャンルの曲を作るのか? ジャンルを選択してみます。

その後、左上の「想像する」をクリックします。

左上の「曲解説」という欄に、歌詞を入力します。私は未発表曲の歌詞を入力してみました。コンペに応募して落選した曲の歌詞になります。最初入れる歌詞は、1番のみ、ワンコーラスがいいようです。

左の「想像する」という大きな青色のボタンを押しますと、1分ほどで、2曲提示してくれました。無料版では2曲が提示されます。

作られた曲を聴いて、ただただ驚きました。市販で出回っている楽曲と比べて、何の遜色もないクオリティーだったからです。

以前このブログで他のAIでの楽曲作成ソフトについて解説したことがありますが、それとは比べ物にならないぐらい完成されています。ボーカルもAIだと知らされていなければ、人間のボーカルだと思ったことでしょう。

生成された音楽は、音楽のMP3もしくは、動画のMP4でダウンロード可能です。

聴いてみてどうです? 凄くないですか?

最初の部分の歌詞は同じような言葉ですので、私はサビのメロディーが2回繰り返すように自分では作成しましたが、Sunoでは、違うメロディーで作成しています。

次に、私がYouTubeで既に公開している「地平線の彼方」という曲の1番の歌詞を入力しました。ジャンルは「アコースティック」にしました。

今度は男性のさわやかなボーカルです。通して聴いてみて、クオリティーの素晴らしさはもはや驚かなくなっていましたが、あれ? って思いました。

1番の歌詞が追加されています。そして、2番の歌詞まで作られています。

私が密かにいだいた疑念です。楽曲を生成しているのではなく、既にある楽曲の歌詞部分を当て込むようにして、曲が作られているのではないかということです。

はっきりしたことは分かりません。でも私達人間が曲を作るときも、実際にある曲をイメージしたりして、似たようなフレーズが浮かぶことがありますので、そのあたりは似ているのかもしれません。

話は戻り、こちらのサイトでは、無料である制限分の楽曲作成をさせることができますが、それより多くの楽曲を制作したい方は有料のプランがあるようです。

他に、無料のプランで作成した楽曲は、商用利用不可になります。商用利用されたい方は有料のプランにする必要があります。

本当に、自分の歌詞を使ってすぐにクオリティーの高い曲ができてしまう。私達人間の作曲家にとっては、少し複雑な心境で、自分の仕事が取られてしまう恐れはあったりします。

とは言え、全く音楽の知識がない人でも、簡単に自分の歌詞を使った曲を作ってくれるのですから、凄い世の中になったものです。

また歌詞を作るのも技術がいると考えてしまうのであれば、話題のChatGPTに、プロンプトを指示して作ってもらうという手もあると、動画などで紹介されていました。

今回は久しぶりにAIを使っての音楽について解説しました。ご意見などありましたら、コメントなどいただけると、今後の記事の参考にさせていただきます。

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自作曲紹介

【野良猫節】作詞ボーカルYUZUMI、作曲TheGoronyan25

2024年12月8日、YouTubeでチャンネル登録者現在2000人超えのYUZUMIさんのページより、「野良猫節」という曲のMVが発表になりました。

メロディーを作る作曲と編曲を先に私がして、それに合わせて作詞をYUZUMIさんがするというメロ先という手法です。

世の中の楽曲は8割以上メロ先で作られていると聞きます。作詞と作曲が分業の場合は、このケースが特に多いような気がします。

作詞の方の希望で、最近のJ-POPで、和風なヒット曲があり、私は最初その曲は知らなかったのですが、その曲を参考曲として作ることになりました。

エレキギターの派手な音、そして和風な琴の音を入れました。リズム的には割とオーソドックスな感じかもしれません。

それを元に、歌詞を書いていただき、ボーカルを入れていただきました。

1番
まーいにち  腹ペコゴミ漁り
生まれて7年シニア猫
野良猫の命は短命で
それでもわいらを見捨てる気か?
生きるのも死ぬのも人次第
それって勝手だよな

わいらの家族になりませぬか
愛とごはんをくれよ
命の恩人来てくれよ
精一杯の愛をおまえらに
たくさんたくさん返すから


2番
わーいらは  飾りじゃないんだよ
いのちあるものは捨てるなよ
わいらの家族は君だけさ
他に選択はないんだよ
人も猫も生きるのに
精一杯なんだよな

わいらの家族になりませぬか
愛とごはんをくれよ
命の恩人来てくれよ
精一杯の愛をおまえらに
たくさんたくさん返すから

ラスサビ

猫も人も  孤独は寂しい
優しい家族が  欲しいんだよ

わいらの家族になりませぬか
愛とごはんをくれよ
命の恩人来てくれよ
精一杯の愛をおまえらに
たくさんたくさん返すから

野良猫の気持ちになって歌詞を書かれたとのことです。自分がもし誰々なら、という仮定の元に物語を作っていくことは、作詞にとってはとても有意義ですね。

自分ならどうする、よりも、自分がもし誰々だったら、と幅を広げた方が世界観も広がる気がします。

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日常

兼業作曲家TheGoronyan25が、造園の仕事についてご紹介

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私TheGoronyan25は兼業の作曲家、編曲家として、ココナラにてお仕事させてもらっています。ココナラに入ってから新規登録して、「goronyan」で検索できるはずです。

そんな私ですが、ココナラでのお仕事ではとても生計はまだまだ立てられないため、本業として造園のお仕事をしています。

2023年2月より働きだして、1年と10か月になります。最初は誰でもできる簡単な掃除からスタートして、割合簡単な剪定作業などを覚えていき、今、松の剪定を本格的に始めています。

「松の剪定ができれば一人前」と呼ばれるように、松は造園の仕事の中でも、剪定としては一番難しい仕事で、奥が深いです。

頭の中で完成形のイメージはある程度できるようになりましたが、なかなか思うように仕上げられません。

松は繊細な木でもあり、あまり葉を取りすぎると枯れてしまいます。熟練の職人なら、松が元気かそうでないかを見極めて、剪定の仕方も変えるそうです。

剪定作業は、写真に映っている小さな和鋏(わばさみ)の他、剪定鋏や、大きな刈込鋏を主に使いますが、他にも電気のバリカンやエンジンのバリカンなども用います。

エンジンのバリカンは結構大きく、垣根を大きく刈るときに使ったりします。

最初の姿から刈り込んですっきりと仕上げる雰囲気は、人間の散髪に近いとは思います。カットして綺麗に整えて、見た目もいいように仕上げる感じですね。

人間の散髪と違うところは、人間の髪は丸坊主にしても、人間は死んだりはしないのに対し、木の場合は、これまた木の種類にもよるのですが、必要以上に葉を取りすぎてしまいますと、光合成が足りなくなって、木が枯れてしまいます。

そういう意味では、人間の散髪の要素の他にも、お医者さん的な要素も入る気がしています。

会社員や、学校の先生の場合、定年退職がありますが、造園の仕事、剪定の仕事には定年という制度は基本的にはありません。そのため年齢が高い人でも現役で働いていたりします。

私は、音楽の仕事をしたりしていますが、高校のときは美術部で絵を描くのも得意でした。そういうこともあり、綺麗に仕上げる感覚は、美術のセンスもいかされる気がしています。

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8月頃、伊賀市のあるところで剪定や掃除の仕事をしていたのですが、午後4時頃でしたか、激しい雷雨があり、その後、太陽の光が射したかと思えば、空に、二重の虹が見えました。ダブルレインボーと言うようです。

それは伊賀市のニュースでも紹介されていました。

伊賀地域各地でダブルレインボー撮影報告 激しい雷雨後に幻想的光景 | 【伊賀タウン情報 YOU】 (iga-younet.co.jp)

虹が見えると、何か心が晴れやかになる気がします。こんなちょっとした一瞬が、とても幸せだと感じます。

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写真がぴかぴかして、やや見づらいですが、紅葉の剪定をしたところです。親方より、うまく切ってるね、と珍しくほめられました。バランスが大切です。

私が働いているところは、庭師川島と言います。夏から秋にかけては剪定作業で大忙しになりますが、冬から春にかけては庭の設計と施工、フェンスの施工などもさせていただいております。

上記写真は剪定後の写真ですが、こちらのお宅の庭については、庭師川島の方で設計させていただきました。

京都の龍安寺のような枯山水(かれさんすい)と呼ばれる庭の形式です。白い砂利が印象的ですね。

庭師川島では、親切・速い・安いをモットーに三重県伊賀市を中心に、口こみにて、お客様を増やしていっております。

興味のある方は、一度HPを覗いていってくださいませ。

庭師川島 | 三重県伊賀市、庭木の剪定、伐採、外構まで格安で提供

造園の仕事をしていて本当によかったなと思うことは、お客様から感謝の言葉をいただくことですが、他に、楽しみの一つとして、お客様より10時と3時におやつ休憩として茶菓子と飲み物のセットを出していただくことがよくあることです。

これがひそかな私の楽しみであったりします。


最後に、作曲と編曲の仕事をしているココナラのご紹介です。「スキルを売り買いココナラ」とCMでも言っているように、技術的なことを売り買いするサイトです。

私は作曲と編曲の仕事をしていますが、これまで作曲と編曲の合計77曲取り組みました。そのうち、お客様の期待値に応えられないという理由でのキャンセルが3件ありますが、74曲は無事納品できたことになります。

ココナラでの作業の数ですが、一個の注文の中で複数曲が含まれる依頼も過去にありましたため、この数よりココナラでの仕事の履歴の数は少なくなります。

これまで一度だけ、最高ランクのプラチナランクになりましたが、今はブロンズのランクです。

納品の後で、購入者、作業者ともに、お互いの評価を入力できるようになっています。5段階評価をつけますが、その評価についてもランキングに影響します。

仕事を頼む者も受ける者も、丁寧なやり取りをする必要が出ますので、このランキングの制度は、とても効果がある仕組みだと思います。

このブログをご覧になっている読者様、一度ココナラへのご依頼も検討されてはいかがでしょうか?

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DTM初心者向け

作曲は鼻歌から、有名な曲のイントロをイメージして、続くメロディー

作曲は皆さんどうされてますでしょうか? 定番のコード進行で、アレンジまで完成させてから、それに合うメロディーを鼻歌か、キーボード演奏で考える、という手法を取る人も多いのではないでしょうか?

私は、どちらかと言いますとその手法はあまりしません。歌詞が先にありますと、いきなり、イメージで鼻歌で歌ってみるということをよくします。

歌詞がなくて、いきなりラララ歌唱でメロディーを考えることもよくあります。

メロディーを先に作りますと、定番のコード進行が当てはめられないこともよくあります。

イメージで出たメロディーから、あまり見ないようなコードを当てることで、いい意味で、ありきたりな感じ、よく聞くような感じから逃れられるような気がしています。

鼻歌を考えるときに、私がよくとる手法の一つ、それが、有名な曲のイントロを頭でイメージして、つまり頭の中で、その音が鳴っているような状態で、イントロを流し、その後で、その曲ではない違うメロディーを考えて歌ってみる、という手法です。

恐らくなのですが、この手法はあまりネットで見たことがありませんので、私のオリジナル的な手法なのかもしれないと思い、書きました。

冒頭の「ロビンソン」の有名なイントロを頭で流した後で、ラララと、違うメロディーを口ずさんでみる。

恐らくなのですが、「ロビンソン」のイントロがイメージされなければ決して自分1人では生まれなかったかのようなメロディーが浮かぶと思います。

「ハナミズキ」の場合はどうでしょうか? おそらくなのですが、「ロビンソン」とは全く違うメロディーが浮かんだのではないでしょうか?

イントロの中には、それがアップテンポなのか、バラードなのかというテンポ、BPMの情報の他に、明るいイメージなのか、暗いイメージなのか、面白いイメージなのか、渋いイメージなのか、オシャレなイメージなのか、そんなイメージ的な情報も含まれたりします。

何もない真っ白な状態から鼻歌を考えるのも悪くはないですが、有名な曲のイントロをイメージすることで、鼻歌も浮かびやすくなるような気が、少なくとも私の場合はします。

今回は、時間が限られていましたため、短いブログとなりました。作曲や、DTMをする人にとって有益な情報となりましたら幸いに思います。

ちなみに、前回のブログで、紹介するオリジナル曲が変わった変拍子ということで、質問しました。正解は、4分の7拍子となります。4分の3拍子と、4分の4拍子が、交互に繰り返されるととらえても構いません。最初に、リンクを再度はらせていただきました。

とらえ処のない、テンポが慣れないととりにくい、そんな楽曲ですが、親しみやすい、分かりやすい、の反対を探求してみるのも、自分は好きだったりします。いろんなことがしてみたい、という感じですね。

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DTM初心者向け

【J-POP】の基本的構成、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビの考察

今回は、J-POPの基本的な構成である、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビについて考えてみます。

主に初心者向けの内容となっています。

イントロ

イントロとは、前奏のことで、歌が入る前の部分になります。曲を聴くときに最初に聴く部分で、曲の特徴を印象つけさせるため、意外に重要な場所です。

なお、曲の中にはイントロがなくいきなりAメロの曲が多くあります。

Aメロ

歌い出しの部分です。音程の上下は、一般的には少ない傾向にあります。コース料理で例えますと、前菜ですね。

なお、このAメロは同じAメロのフレーズを繰り返すことも、よくあります。この曲の場合も二回繰り返しています。

Bメロ

BメロはAメロとサビの間の部分で、Aメロから少しずつ盛り上げてサビに持って行くための接着剤的な意味合いがあります。

サビ

曲にとって一番盛り上がる箇所になります。この部分では音程のアップダウンは大きく、また一番印象に残らせることを意識して作られます。

一般的に、一番力が入る場所のため、楽器の数も一番多くなる傾向があります。

作曲する手順

作曲する手順としては、AメロからBメロ、サビへと順番に作っていく人が一番多いようです。

私もその作り方をすることが多いのですが、力を入れるサビを先に作り、その後、Aメロか、もしくはBメロと進んでいくこともあります。

Bメロは接着剤的な意味合いのため、Bメロから作るという人はこれまで聞いたことがありません。

日本の曲はBメロがある曲が多いのですが、洋楽の場合、ほとんどの曲でBメロはなく、Aメロからいきなりサビという曲が多いです。

小節のどの位置から歌い出すか?

この曲の場合、Aメロでは小節の初めから少しだけ遅れて歌い出しています。Bメロでは小節の三拍目、丁度真ん中から歌い出しています。サビでは、「ああ」の言葉を除けば、小節の頭から歌い出しています。

一般的には小節の頭から歌い出すメロディーが多い傾向があります。力強さをアピールするケースだと頭から歌い出すことが多いですね。

この曲のAメロのように少し遅れて歌い出すときは、メロディーが落ち着いて聴こえます。また歌う方も最初に他の楽器が鳴ってから歌うため音程も取りやすいかもしれません。

この曲のBメロのように、真ん中から後半部分で歌い出すときは、次の小節の盛り上がりの前に少し助走をつけて入るというイメージですね。

この、小節の頭から、小節の頭から遅れて、小節の頭より少し早く、この3パターンのメロディーの入り方を、Aメロ、Bメロ、サビで分けてみるというのを、作曲の手法としてオススメします。この入り方によって、メロディーの雰囲気や聴こえ方が変わるため、これだけで、各ブロックを色分けができます。

作曲作りでマンネリ化、何度作っても同じようなメロディーになる、という方は、一度この歌い出すタイミングについて、意識して作ってみてくださいませ。

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DTM

アイドル曲の定番、Bメロ部分の【ハーフテンポ】について考えてみる

今回は、アイドル曲の定番ともいえますBメロ部分でのハーフテンポについて、考えてみることにします。

上記の曲はアイドルのコンペに応募して落選した曲で、ワンコーラス(一番のみ)になります。「タイムリミット」という題名がついています。歌詞も、仮歌のボーカルもあるのですが、仮歌の方に、商用利用の許可を得ていないため、シンセメロになっています。

Bメロ部分で、ゆったりしたドラムのリズムになります。1小節の中で、Aメロでは二回、スネアがたたくのですが、Bメロ部分では1回になります。

単純にBPMテンポが半分になるというわけではなく、全体として半分のテンポになったような感じがするという譜割になっています。BPMは何も変わっていません。

割と決まって、このリズムパターンが用いられるケースが多いような気がします。勿論、他のドラムパターンを創作してみるのもありです。

聴いてみたら、ああこれねえ、と思われた方も多いような気がします。ハーフテンポはAメロやサビに用いるのは禁じ手ではありませんが、これまでBメロ以外に聴いたことがないです。

この定番的な手法を、私は結構多用しています。Bメロという一つのつなぎ的なブロックに、ハーフテンポという特殊効果を入れることにより、そのブロックが際立つ意味もありますね。

今回は、ちょこっとDTM的な内容を短いですが、書かせていただきました。皆さんも一度ハーフテンポに挑戦してみてください。

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DTM初心者向け 音楽批評

【イントロや間奏】の作り方パターンを、コード進行から考えてみる

今回は趣向を変えまして、DTM、作曲では、歌ものの曲の場合、当然ながら、歌のメロディーを中心に作曲していきますが、イントロや間奏は、歌のメロディーに対して、どんな感じで構成されているのか? 有名な曲を例にとって解説してみようと思います。

イントロや間奏が、Aメロと同じコード進行

有名な曲として、一青窈の「ハナミズキ」があります。イントロや間奏で、Aメロと同じコード進行を用いています。

イントロのピアノ部分はAメロと同じコードというのは気づきにくいかもしれませんが、同じコードになります。という私も、コード進行が分かるサイトを手掛かりにしていますが。

間奏部分は、もろメロディーでAメロを奏でていますのでわかりやすいですね。

実は、このAメロと同じコード進行というのは結構多い気がします。イントロ部分がAメロと同じコード進行なので、流れに無理がなく自然に繋がります。

あいみょんの「マリーゴールド」もそうですね。

構成の例を一つ上げますと、

  • イントロ(Aメロと同じコード)
  • Aメロ
  • Bメロ
  • サビ
  • 間奏(Aメロと同じコード)
  • Aメロ
  • Bメロ
  • サビ
  • 間奏(Aメロと同じコード)
  • 大サビ

大サビ前の間奏など、サビとは違うコード進行であることで、メリハリがつきます。イントロと、一番と二番の間の間奏と、大サビ前の間奏では、全く同じだとマンネリ感があるので、最低一つは違うパターンのアレンジにした方がいいですね。全部違っても、勿論かまいません。

私が作る曲では、このAメロと同じコードが一番多い気がします。全部調べたわけではありませんが。

イントロが、サビと同じコード進行

「アルデバラン」の場合は、イントロ部分でサビのフレーズの最初の部分を奏でています。間奏部分はまた違うコード進行です。

サビのメロディーは、曲にとって一番印象に残る部分ですので、それをイントロで、さりげなく出しておいて、本当のサビ部分に来たときに、あっ聴いたことある、という既視感的な効果を作りやすいですね。

逆に間奏部分では、サビの後通常間奏となるため、サビと同じコードだと、ややくどくなるかもしれません。ただ、サビと同じ間奏の曲も多く存在するとは思います。

イントロや間奏が、全く違うコード進行

「夢をあきらめないで」は、音楽に詳しくない人が聴いたとしても、イントロや間奏部分と、歌の部分が全然違う雰囲気であることが分かるとは思います。

それに、歌部分では基本的な調のコードしか用いていないのに対して、イントロ部分、間奏部分では転調的なコードを多用することにより、歌部分との違いを出しています。

転調的なコードを使う場合、使わない場合、両方ありますが、作曲する人と、編曲する人が違う場合に、転調がよく使われている印象はあります。

今回、簡単ではございますが、イントロや間奏をどのように考えるかについて、初心者の方に向けた解説をしました。ご参考になれば幸いに思います。

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自作曲紹介

【ボーカロイド作曲コンテスト】一次選考通過TikTokで使って!

一次選考結果 | Music Research Contest 2023 AUTUMN – 実証実験企画:VOCALOID作曲コンテスト | Audiostock(オーディオストック)

オーディオストックとヤマハが実験的に企画しましたボーカロイド作曲コンテストがあり、そちらに、私は3作品応募させていただきましたが、3作品ともに一次選考を通過いたしました。パチパチパチ!

上記のリンクにて、部門B、TikTok/SNSでの人気曲の方に、「TheGoronyan25」の名前で3作品応募しましたが、3作品ともに一次選考を通過いたしました。

応募された作品数と通過した作品数を比較しますと、2曲に1曲は通過していることになりますから、まあ少し自信は持てました。

二次選考で考慮されるのが、なんと、TikTokでどれだけ曲が使用されているのか? なんです。

つまり、誰かがいい作品を選ぶ、のではなく、皆様が、これがいいね、とTikTokで使っていただける、その数で競争されることになります。

本人投稿、友人からの投稿もOKとのこと。ただし、作曲者本人による投稿は、一日一回を上限に30回までOKとのことです。

もし、隠れGoronyanファンがいらっしゃったのでしたら、TikTokで投稿していただけると、涙が出るほど嬉しく思います。ただ、その特典で何かメリットをつけてしまうと、コンプライアンス的に問題が生じる可能性もありますので、それはできませんが、もしこの曲を使ってみたいと思われたのでしたら、使っていただけるととても嬉しく思います。

TikTokでの動画の投稿の仕方を解説します。

①TikTokに入り、+の印のプラスボタンを押します。

②10分、60秒、15秒、写真、と選ぶことができますが、一般的な60秒、もしくは15秒が使いやすいです。

③時間を選択しますと、上方に「楽曲を選ぶ」を選択できます。

④検索のところで、曲名もしくはアーティスト名を入力します。私の曲の場合は、「thegoronyan25」と入力し、検索します。

⑤「TheGoronyan25」の曲のうち、「ボーカロイド作曲コンテスト」のアイコンがある3曲のうち、1つを選択します。再生ボタンを押しますと、曲を視聴することができます。

※このブログからも視聴できるようリンクを貼っておきます。

☆目指すはTop of the World↓(ボーカロイドKaori使用)

https://audiostock.jp/special/mrc2023/first_results/63

☆ひまわり畑↓(ボーカロイドVY1使用)

https://audiostock.jp/special/mrc2023/first_results/106

☆Wonderful Morment↓(ボーカロイドKen、VY2使用)

https://audiostock.jp/special/mrc2023/first_results/107

⑥動画録画ボタンを押しますと、曲が始まると同時に録画が始まります。ボタンを押している動作も動画に入ってしまうため、カウントダウンの設定をしておく方がいいですね。

⑦いいテイクが録画されるまで、何度でもやり直しすることもできます。「←」ボタンを押した後、「×」を押しますと、破棄する、やり直す、などの指示ができます。いいテイクが録画できましたら、テキストなども入力できます。その後、下の「次へ」を押します。

⑧動画に対する説明などを入力、ハッシュタグで「#元気が出る曲」などタグ付けすることもできます。その後、下の「投稿」を押せば、動画が投稿されます。

SNSでの宣伝もOKということですから、このブログでの発信は大丈夫になります。

最近自分の金銭的な事情で苦しい状態が続いているものですから、自分にとって少し嬉しい知らせでした。一日一つの投稿がカウントされますから、とりあえず、自分の曲それぞれ使って、この日投稿させていただきました。

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DTM

【コードの当て方】メロディーの音符に当てる方法、ポップパンク進行

メロディーが先に浮かび、それにコードをつけるとき、一番オーソドックスな方法は、小節ごとにコードをつけるという方法です。もしくは、小節の半分でコードをつける箇所があっても、勿論構いません。

もう一つの方法ですが、曲全体でなくても、ここぞという時に用いる方法ですが、音符の一つ一つにコードを当てていくという方法があります。

上の楽譜と音声は、メロディーに合うコードとして、小節でコードを入れた例になります。コード進行はポップパンク進行になります。世界的によく使われるコード進行になります。

音符の一つ一つに合わせる形で、コード進行を当てています。なお、絶対ではありませんが、メロディーの音が、コードの構成音になっている方が自然に響きます。

コードは、ハ長調のダイアトニックコードにしています。ハ長調の構成音ドレミファソラシドで構成される基本的なコードですね。

コードを、ダイアトニックコード以外のコードも混ぜて当ててみました。ハ長調以外で使われるコードが入っています。

D、E、Fm、A、Gm、C7がダイアトニックコード以外になります。

ダイアトニックコードの響きに比べて、浮遊感がある、不思議な、それでいておしゃれな、また、つかみどころがない、という印象もあるかと思います。

ダイアトニックコード以外を当てることで、響きががらりと変わります。

小節で一つのコードと、音符ごとにコードと、比べてどういう印象を持たれたでしょうか?

一般的には小節で一つもしくは二つ入れるコードでできている曲が大半です。でも、ここぞという場所に、音符ごとにコードが入っていると、それがインパクトになったりします。

ただ、音符ごとにコードを入れるデメリットがあるとすれば、特にギター関係では演奏が極端に難しくなることですね。ギターは左手でコードのポジションを変更する必要がありますので、スムーズにつなげることが難しくなります。

また、シンセのアルペジエーターなどでは、コードが長く続いていないと、違和感を感じる場合もあります。その場合、音符ごとにコードを変えるところでは、アルペジエーターは使わないというのがいいのかもしれません。

今回は、短いですが、コードの当て方について解説させていただきました。書いている今2023年10月22日ですが、地元三重県伊賀市では、天神祭りが行われています。昨年に続き通常開催できています。ただ、事情で私は見に行くことができませんでした。

秋も少しずつ深まり、寒暖差も激しい中、皆さんお体にはご自愛くださいませ。

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DTM 自作曲紹介

ブログ一周年! 読んでいただけることが、何よりの励みです!

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こちらのブログはプロモーションを含みます。

2023年10月1日で、ブログを初めて一周年となりました。数日遅れてそのことを報告させていただきます。

写真はその最初のブログで掲載した写真です。実は、その後、頭の毛が少し頭頂部で薄くなっていると知り合いより指摘されたりして、年齢の経過を感じている今日この頃です。

ブログ初めてから1月までは、毎日投稿することができました。当時、まだ定職に就かなかったこともあり、時間的な余裕があったので続けられました。

今では、造園業の仕事、また土日は皿洗いのバイト、そしてココナラでも作曲と編曲の仕事をさせてもらっています。

そのこともあり、時間的な余裕が以前よりなくなったことで、ブログも数日に一回のペースに変わってしまいました。毎日投稿のときと比べ、どうしても、いつアップするか分からない状況のため、決まって見にきてくれる方の数は減少しています。

それでも、ブログ全体では一か月に現状で14000のアクセスがあります。最高で18000のアクセスがあった月もありました。

ブログのいいところは、数が増えればそれだけ何かの検索で引っかかる確率も増えるところですね。

ただ、それはネット全体に増えていることもあるため、必ずしも数に比例して増えるとも限りません。

ただ、新規のアップがなくなりますと、ブログ全体のアクセスも一気に減る現象になると言われていますから、そういう意味もあり、続けていたりします。

なんだかんだ言っても、一か月に14000も私のどこかのページを見てもらっているかと思えば、それだけでも励みになります。

ただ、欲を言えば、そこから広告を見て、購入という流れに持っていければ、私自身の収入になるのですが、そのあたりは私自身の勉強が足らないことも原因ですね。

YouTubeでは、オリジナル曲として11曲の動画を公開することができました。曲以外でも旅の動画などもアップしています。

上は最新のオリジナル曲です。「ともしび」という題名です。もともとコンペで提出して落選した曲になります。とても陰鬱な雰囲気の曲です。

コンペは全国のクリエーターから提出され、その中で一曲選ばれる狭き門ですから、ほとんどの曲が落選すると言っても過言ではありません。

コンペがされるようになってから、音楽がつまらなくなった、という意見もあったりします。任された作曲家が自由な発想で、作る曲の方が優れていると感じる人が多いのかもしれません。

一方で、全く実績のない人の曲でも、ミリオンセラーの曲になる可能性を持っているという意味では、多くの人に可能性の扉が開かれていると、いう長所もあります。

オーディオストックを経由して、スポティファイなどのサブスクより、「ピアノ協奏曲~奥の細道」をアップすることができました。

オーディオストックでは、ライセンス申請して合格した曲は、お金をかけることなく、販売することができます。他に、サブスクへアルバム配信することもできます。

アルバム配信は、ライセンスに合格しない作品でも登録することができます。

今回の「ピアノ協奏曲~奥の細道」のそれぞれの曲も、ライセンス申請に合格していない作品もあります。

無料でサブスクにアルバム配信できますが、その何割かについて収益をオーディオストックに収める形となります。

他に、ライセンス申請に合格した作品は、なんとTikTokで使う楽曲としても登録されたりします。TikTokで使えるようにするのかどうかは、アーティストとして選択できます。曲ごとの選択はできません。

オーディオストックに登録して、曲を登録すれば、何かしらいいことがあります。

AudiostockでBGM・効果音を販売中!

ちなみに、今ボーカロイド作曲コンテストが開かれているようですので、DTMerの方は要チェックです。過去曲でもいいみたいです。ただしYouTubeコンテンツIDを持っている曲はダメみたいです。

オーディオストックでは、通常ボーカロイドの曲はライセンス販売できませんが、合格した曲はライセンス販売できたりもするようです。

また、TikTokに使われて多く使われた曲に賞が来たりなどもあるようですので、夢がありますね。

Music Research Contest 2023 AUTUMN – 実証実験企画:VOCALOID作曲コンテスト | Audiostock(オーディオストック)

さあ、いつまでブログを続けられるのか、すぐ終わってしまうのか? はたまた10年続くのか、分かりません。

ただ、何かしら続けることは好きです。継続は力なりです。