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自作曲紹介

てのひらの約束【Arnotaアルノタ】にて、アレンジ担当しました

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一か月以上ぶりのブログになります。2025年9月はアップが一回もありませんでした。

「てのひらの約束/Arnotaアルノタ」がYouTubeで公開となりました。

私は編曲、アレンジを今回担当させていただきました。とても素晴らしい曲です。メロディーラインがとても綺麗で、歌詞ももの凄く深くて、私がアレンジさせてもらった曲の中でも特にお気に入りの一曲となりました。

ボーカル、Synthesizer V 無來

作曲、SunoAI

編曲、TheGoronyan25

作詞、動画作成、Arnotaアルノタ

イラスト、nijijourney

になります。注目すべきは、ボーカルがボーカロイドで、作曲がSunoAIというAIである点ですね。

そう、ボーカロイドもほとんど人間の声と見分けがつかないレベルになっています。

作曲のSunoAIについては、以前に私のブログでも取り上げたことがありますが、今ではパラデータの出力もできるようになっています。

パラデータとは、楽器などパートごとのオーディオデータになります。

今回パラデータについて提供していただいた後で、私はそのうちボーカロイドと、間奏部分のバイオリンソロの部分だけ使わせていただきました。

私はどんなに苦労しても、バイオリンソロのこの表現力を出すことができません。他の楽器のパートにつきましては、そのものを近いイメージで真似て作成しています。

二番でアコギの音が入りますが、こちらにつきましては私のアレンジによるものです。アコギはNative Instruments社のKontactの中のSTRUMMED ACOUSTICという音源を使いました。

人の手で弾くのとそれほど変わらないイメージで音を鳴らしてくれます。音の綺麗さではソフトの方が上かもしれません。人が演奏した方がリアリティはありますが。

私はこの曲を最初聴いたとき、なぜか感動してしまいました。SunoAIというAIが作った曲ですが、歌詞は動画の発信者名義になっておりますから、おそらく人が書いていると思われます。

歌詞の奥ゆかしさと、メロディーラインの綺麗さが、本当に凄いと正直に思いました。曲はたとえAIが作ったものでも、いいものはいいですね。

Facebookで私が紹介したときも書きましたが、アレンジは人で言うところの化粧でしかありません。作曲と作詞、の骨格がしっかりしていると、それは人の心を動かしうる作品に繋がります。

私は今回は、化粧させていただいたに過ぎません。

最後に歌詞を紹介させていただきます。

鏡の中の はにかむ私  
涙の跡が まだ少し残る
でも あの頃より 少しだけ
自分の目を 見つめられた

ゆるやかな風が 髪を揺らす
どこかで 微笑んだ気がして
隠してた痛みが すっと
心の奥に 溶けてった

てのひらの上に 咲いた 白い花
それは わたしの声だったんだ
「ここから 歩いていきたい」って
誰にも言えなかった願い

小さな種を 守りながら
季節は 何度も 通りすぎた
失うたびに 覚えた温度
やさしさだけが 残ってた

変わらないと 思ってた景色も
ほんの少し 色を変えて
わたしの心と 同じように
そっと 新しく なっていた

てのひらの上に 咲いた 白い花
わたしが 選んだ強さのかたち
ためらいを やさしく包んで
未来へつづく 香りになれ

咲いては散って また咲きなおす
そんな 小さな いのちのように
何度でも 生まれ変われると
今なら 信じられる

てのひらの上に 咲いた 白い花
見上げる空に そっと重ねて
もう迷わない この歩みこそが
わたしという名の 花道

作成者: TheGoronyan25

日本、三重県伊賀市に住む60代前半の男性です。
これまで作曲家事務所に所属しておりました。
35歳頃からパソコンで音楽を作るDTMを始めております。
2022年6月に会社を辞めて以来、音楽で生計が立てられないか模索中です。
ブログではDTMと音楽と、時折日常について書いていきます。

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