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私が一番初めに作曲したのは、クラシックギターをアルペジオで弾きながら作った曲でした。その曲は今でも弾くことができます。
それはギターを触ってみて、こう弾いたらこんな音が鳴るから、という感じで作った曲でした。私が大学のときです。
上の動画は、私が最初に作った曲を発展させた曲です。9年前の録音ですが、今聴くとサーっというホワイトノイズが多いですね。生楽器だけで作ってます。
それからしばらく、作曲というのはほとんどしていなくて、35歳ぐらいのときに、パソコンを買ってから、作曲ソフトを使って、初めはクラシックの曲の楽譜を見ながら打ち込んで、曲を作って、ホームページにアップしてました。
その後に、どこの掲示板だか覚えてないのですが、「歌詞を書いてくれる人いませんか?」と募集をかけたとき、ほとんど同い年ぐらいの男性の方と知り合い、その方に歌詞を書いてもらい、私がそれに曲をつけるということをしました。
私のホームページ上で20曲ほど作ってアップしました。
当時の作曲するスキルとしましては、ハ長調のダイアトニックコードを知っているという感じでしたね。
Cのコードから始まり、Fのコードに行き、Gのコードに行き、Cで解決する、といった基本の流れをようやく覚えたというそんな感じからスタートしました。
このC、F、Gというのが、ハ長調において3コードと呼ばれる基本的で重要なコードなんですね。ハ長調のキーなら、どんなメロディーでも、このコードを使えば、曲として完成させられます。
外国の曲でも、日本の曲でも、3コードだけで作られている曲は結構あります。外国の方が多い傾向はあると思いますが。
そのときは先に歌詞をいただいてから、それにメロディーをつけるといういわゆる詞先の方法で、作りました。
歌詞を読みながら、適当に浮かんだメロディーを口ずさんでみて、そのメロディーを、ソフト上で打ち込んでいく作業をしました。
メロディーにコードをつける方法としましては、小節の中で、最初に来るメロディーの音、また長い音符になるメロディーの音、などを参考にしながら、コードをつけました。
ドミソミソ→C
レファラファラ→Dm
といった感じです。勿論絶対にそうしなければいけないというものではありませんが、最初のうちは、そういった感覚でコードを作っていくのが分かりやすいかなと思います。
ロングトーンで、「レ~」と続く場合などは、
ハ長調のダイアトニックコードで「レ」が構成音のコードを探してみます。
Dm→レファラ
G→ソシレ
Bm♭5→シレファ
の3つがあげられますが、その場合は、実際に楽器で鳴らしてみて、しっくりとした響きに感じられる方を選ぶといいと思います。
鼻歌を録音するときに便利なのが、今の時代でしたら、スマホの録音アプリです。
私はたまに、地元の公園に一人で散歩に行き、ベンチに座りながら、周りに人がいないことを確認して、頭から浮かんできたメロディーを、適当な言葉を使って歌ってみたりします。
そして、ああこのメロディーかっこいい! とか思ったときは、忘れないうちに録音アプリで録音します。
後で知ったのですが、作曲家のヒャダインさんも、鼻歌のメロディーを録音するのに、録音アプリ使っていると動画で聞いたことがあります。
私が以前会社勤めしていた頃は、そのときに作曲家事務所に参加してコンペに参加して、アーティストのための曲を作っていたのですが、本当に時間が当時なかったこともあり、遠方への車での移動のとき、鼻歌を歌い、いいのができたら、車を停めて録音アプリで録音させるというのをしていました。
曲について、一番重要視されるのが、サビの部分ですので、その部分のメロディーを主に考えて鼻歌で歌っていましたね。
Aメロのメロディーをどういう風に考えるかですが、私は、サビを歌ってみて、その後で間奏が入り2番のAメロが入るというのをイメージしながら、鼻歌を歌ったりしていました。
カラオケとかでいろんな曲を歌ったりしていると、自然とそういう感覚は身につくもので、慣れると鼻歌がスラスラ出てくるようになります。
他に、既存の曲、たとえば「ガンダーラ」とか、「クリスマスイブ」とか有名な曲のイントロを頭で思い浮かべて、頭の中でイントロ部分だけ再生させた後で、それに続くAメロをその曲とは違うメロディーで鼻歌で歌ってみる、なんてこともしました。
やり方を変えると、それまで浮かんでこなかったようなメロディーが浮かんだりするので、鼻歌を歌う場所を変えるとか、やり方を変えるとかは、かなりオススメできます。
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まずは試しに使ってみて、よければ継続するという流れなら納得した上で使っていけますね。