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DTM初心者向け

作曲は鼻歌から、有名な曲のイントロをイメージして、続くメロディー

作曲は皆さんどうされてますでしょうか? 定番のコード進行で、アレンジまで完成させてから、それに合うメロディーを鼻歌か、キーボード演奏で考える、という手法を取る人も多いのではないでしょうか?

私は、どちらかと言いますとその手法はあまりしません。歌詞が先にありますと、いきなり、イメージで鼻歌で歌ってみるということをよくします。

歌詞がなくて、いきなりラララ歌唱でメロディーを考えることもよくあります。

メロディーを先に作りますと、定番のコード進行が当てはめられないこともよくあります。

イメージで出たメロディーから、あまり見ないようなコードを当てることで、いい意味で、ありきたりな感じ、よく聞くような感じから逃れられるような気がしています。

鼻歌を考えるときに、私がよくとる手法の一つ、それが、有名な曲のイントロを頭でイメージして、つまり頭の中で、その音が鳴っているような状態で、イントロを流し、その後で、その曲ではない違うメロディーを考えて歌ってみる、という手法です。

恐らくなのですが、この手法はあまりネットで見たことがありませんので、私のオリジナル的な手法なのかもしれないと思い、書きました。

冒頭の「ロビンソン」の有名なイントロを頭で流した後で、ラララと、違うメロディーを口ずさんでみる。

恐らくなのですが、「ロビンソン」のイントロがイメージされなければ決して自分1人では生まれなかったかのようなメロディーが浮かぶと思います。

「ハナミズキ」の場合はどうでしょうか? おそらくなのですが、「ロビンソン」とは全く違うメロディーが浮かんだのではないでしょうか?

イントロの中には、それがアップテンポなのか、バラードなのかというテンポ、BPMの情報の他に、明るいイメージなのか、暗いイメージなのか、面白いイメージなのか、渋いイメージなのか、オシャレなイメージなのか、そんなイメージ的な情報も含まれたりします。

何もない真っ白な状態から鼻歌を考えるのも悪くはないですが、有名な曲のイントロをイメージすることで、鼻歌も浮かびやすくなるような気が、少なくとも私の場合はします。

今回は、時間が限られていましたため、短いブログとなりました。作曲や、DTMをする人にとって有益な情報となりましたら幸いに思います。

ちなみに、前回のブログで、紹介するオリジナル曲が変わった変拍子ということで、質問しました。正解は、4分の7拍子となります。4分の3拍子と、4分の4拍子が、交互に繰り返されるととらえても構いません。最初に、リンクを再度はらせていただきました。

とらえ処のない、テンポが慣れないととりにくい、そんな楽曲ですが、親しみやすい、分かりやすい、の反対を探求してみるのも、自分は好きだったりします。いろんなことがしてみたい、という感じですね。

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DTM中上級者向け

DTMでの【アイデア】クラリネットがシンセに変わるトリック

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今回はDTMの記事を書きます。あまりしている人はいないとは思いますが、ある楽器がいつの間にか他の楽器に、音が少しずつ変わっていくという趣向について書きます。

上の音声は、8小節の簡単な、ドラムとピアノの伴奏です。

今回は、これを聴きながら、キーボードでソロのメロディーを弾いてみます。音色はクラリネットで弾いてみます。

コードはFとCのコードしか使っていません。キーとしては、ヘ長調もしくはハ長調が合いますので、そのどちらかのキーでスケールを弾きます。今回はへ長調です。

最初クラリネットの音色でソロを演奏しましたが、そのトラックをコピーします。

その後で、コピーした方の音色を変えます。はっきりと違いが分かるよう全く違う感じの音色の方が面白いでしょう。

今回はシンセで、Cubaseのハリオンソニックのシンセで、「Anna」という音色を使いました。こちらは私のお気に入りの音色です。

そして、片方のボリュームを、最初から最後に向けて、大きい状態から全く聞こえないように、ラインを引きます。

そして、もう片方のボリュームを、最初から最後に向けて、全く聞こえない状態から大きい状態へと、ラインを引きます。

これである楽器がいつの間にか他の楽器に変わっているというDTM的なトリックの完成です。

音色により、聞こえたときの音の大きさの感じは異なりますから、丁度いい感じになるように、ボリュームを調整します。

DTM的に面白いアイデアだと思いませんか?

ちなみに、私がだいぶ昔に作った曲でこのアイデアをこれでもか! と使った曲がありますので、紹介させていただきます。

「No One Can Change The Past」という曲です。最初から最後まで、楽器が変わっていくトリックだらけです。アルペジオの音色から、シンセパッドの音色までです。

何の音色が何に変わるのか、時間のある方は聴き分けてみてください。

本当にトリッキーな曲です。ちなみに、ロケ地は沖縄県の首里城付近です。頭にかつらをつけてサングラスつけてます。今から11年前に撮影して動画投稿しています。

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DTM中上級者向け

【DTM】ストリングス音源を使って本格的な音にするためのアイデア

DTMでストリングスなどやってみたけど、どうも響きがいまいち? という悩みを持つ方が、更にステップアップさせて本格的な響きにしたい、という方向けの、中級者向けの内容になっております。

使う音源はNative Instruments社のKompleteに含まれますKontakt Factory Libraryから、Orchestral→1VSL-Strings→

Violin Ensemble、Viora Ensemble、Cello Ensembleを使用しております。

今回はオーケストラのような曲のアレンジではなく、ポップスなど歌物の曲に合わせるストリングスのアレンジとして考えます。

オーケストラでは、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの楽器が使用されますが、一般的なセッションとして使われる場合、弦楽四重奏の組み合わせで使われるケースが多いです。

その場合、バイオリン1、バイオリン2、ビオラ、チェロとなります。単体の楽器として4人が演奏するという設定と、

バイオリンセッション、ビオラセッション、チェロセッションと複数の演奏とする設定と、考えられます。単体と複数とで、音の響きが変わりますので、それは曲によって使い分けてください。

大きな会場でのコンサートという設定なら複数のセッションですし、室内楽という設定なら単体がふさわしいと言えます。

分かりやすいように、日本人にとって聴き馴染みがある「ふるさと」の曲で考えますね。歌はボーカロイドが歌っています。冒頭部分のAメロ部分です。分かりやすいようにハ長調に直しています。

C G C Dm7 ConE

うさぎ おいし かの や  ま

F C Dm7 G C 

こぶな つりし かの  か  わ

クローズドボイシング、メロディー追従型

DTM中級者の方でしたら、クローズドボイシングという名前を聞かれたこともあるかもしれませんが、これは1オクターブの中に入るボイシングのことを示します。

チェロだけはコードのベース音を弾いておりますが、それ以外のバイオリン1、バイオリン2、ビオラの3つが、1オクターブの中に収まっています。これをクローズドボイシングと言います。

  • 赤、ボーカル(わかりやすいよう8分音符で表示)
  • 黄、バイオリン1
  • 緑、バイオリン2
  • 青、ビオラ
  • 紫、チェロ

メロディーの上昇、下降に合わせてクローズドボイシングの3パートが動いているので、メロディー追従型と名付けました。響き的に特に違和感はなく、これはこれでありな気もします。

ミックステクニックですが、ストリングスの各楽器の配置を、実際のコンサートなどで使われる配置にすると、リアリティーが出ます。

配置は大きく2種類がよく使われますが、一番オーソドックスな配置として、左から順に、

バイオリン1、バイオリン2、ビオラ、チェロとしました。

なお、室内楽の4人で演奏させる場合は、

バイオリン1、チェロ、ビオラ、バイオリン2という配置もあります。

高い音程のバイオリンを左右に振り分けることで、会話のキャッチボールのような効果を期待したい場合はこちらもありですね。

クローズドボイシング、メロディー逆行型

聴いてみた感想はどうでしょうか? メロディーが上昇したときは、ストリングスが下降し、メロディーが下降したときは、ストリングスが上昇します。

つまりメロディー逆行型になります。天邪鬼(あまのじゃく)ですね。ただ音楽的には、全体が同じ動きをするより、反対の動きがある方がハーモニーが深く感じられ、クラシック音楽の対位法的なアプローチとしてもいいとされています。

対位法は、私も実は少しネットで聞いたことがある程度で深く学習したわけではありませんが。

メロディー追従型に比べて、奥深くなったように感じませんか?

オープンボイシング

これぞこれ! 追い求めていたのはこれだ! と思われた方もいらっしゃったかもしれません。

バイオリン1、バイオリン2、ビオラが1オクターブに収まらず広がっています。1オクターブを超えるボイシングのことをオープンボイシングと言います。

音が急に本格的になったような気がしませんでしたでしょうか?

これまでのクローズドボイシングは、上の3パートとチェロが別々の動きをしていたように感じられるのに対し、

オープンボイシングでは、4つのパートがそれぞれ調和して響いている印象ですね。それぞれのパートごとの間隔も狭まったり、広がったりしています。

基本的なアレンジとしましては、このオープンボイシングを目指してアレンジをしてもらった方がいいかと思います。トップのバイオリン1に関しては、メロディー逆行型を基本に、ときどきメロディー追従型を入れるなどの工夫がいいかと個人的に思います。

この場合、ハーモニーの考え方としましては、4つのパートで、コードを再現する(Cならドミソ、Dm7ならレファラド)と考えていいのですが、必ずしも全ての音を出さなければいけないわけではありません。

Cの場合ドソドソなど、ある音を省いても構いません。なぜ構わないかと言いますと、今回はストリングスの他にピアノも鳴っておりますが、他の楽器が鳴らしてくれるので、ストリングスでコードの構成音の全ての音を出さなければいけないわけではない、という意味です。

それぞれのパートが自然な流れでそれぞれのメロディーを鳴らすことがいいので、ある音を出さなければいけないと考えるために、不自然な流れで進むと、それはそれで違和感があるという意味になります。

オープンボイシング、サブメロ挿入型

さきほどのオープンボイシングのバイオリン1と2のパートだけ、ボーカルとは別のサブのメロディーを入れてみました。

このときに、奏法をそれまでのサスティンからスフォルツァンドに変更しています。

ストリングス系の音はデフォルトの状態では、立ち上がりが音量少な目のため、細かい動きをしたときに、伸びる音よりも目立ちにくくなるため、奏法を変えました。スフォルツァンドはアクセントのように強めに弾くことを意味します。

ファクトリーライブラリーの音源の場合は、D0の音を最初に弾いておくことにより、その奏法になります。

最初のうちは、4つのパートは同じ奏法の方が無難です。奏法の違いにより、音量や音質が大きく異なるからです。調和させる意味で同じ奏法にしてください。

ピチカート奏法

最後はピチカート奏法です。弦を指ではじく奏法のことですね。性質的に大きな音が出ませんので、しっとりとした雰囲気に合いますね。ピチカート奏法が聴こえやすくするため、今回はピアノを外しています。

なお、この譜面は、前回と、持続音のところを伸ばしていないという一か所を除き、同じです。奏法により、聴こえ方はがらりと変わります。

ファクトリーライブラリーでは、

  • C0、サスティン(デフォルト)
  • C♯0、フォルテピアノ
  • D0、スフォルツァンド
  • D♯0、スタッカート
  • E0、トレモロ
  • F0、ピチカート

と奏法を切り替えることができます。トレモロは、「ザザザザ~」というような、少し不気味な効果の音です。

まとめ

①ストリングスは、オープンボイシングが深い響きになってオススメできます!

②メインのボーカルなどのメロディーラインと同じように追従するのか、もしくは逆行するのか、などを、特にトップのバイオリン1で意識して作りましょう。

③時には、サブメロを入れるなんていうアイデアも面白いです。そのときは、上の2パート、もしくは3パートで同じ動きをした方がいいでしょう。4パートで動くのもアリですが。

④ピチカート、スタッカート、スフォルツァンドなど、奏法を変えることにより、様々な表現が可能です。いろいろ試してみましょう。

⑤前述はしてませんが、Aメロからサビに向かうごとに、もしくは1番から2番に向かうごとに、パートを増やしていく、というアプローチも面白いです。(例えば、1番Aメロはバイオリン1のみ、Bメロでバイオリン1と2、サビで4パートなど)

「好きこそ物の上手なれ」という諺は、私の座右の銘と言えるかもしれません。義務的にさせられているという状態では、物事は上達しません。

音楽もDTMも、やっていて楽しい、遣り甲斐があると感じることが、一番の上達の秘訣かもしれませんね。

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日常

【創作パスタ】ペペロンチーノなど3選、決め手はフライドにんにく

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今日も日常ネタです。今回は自分で作った創作パスタを3つ紹介します。

最初はペペロンチーノ風のスパゲッティです。

  • スパゲッティ
  • ベーコン
  • 小松菜
  • フライドにんにく
  • オリーブオイル
  • 塩こしょう

ペペロンチーノと言えば、通常赤トウガラシとにんにくとオリーブオイルで味つけするシンプルなスパゲッティとして日本でもポピュラーになりました。赤とうがらしの代わりにこしょうでも、近い味にはなります。

やはり決めては、フライドにんにくですね。これを入れることにより、味が急に本格的になります。

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二つ目は納豆入り和風スパゲッティです。

  • スパゲッティ
  • ベーコン
  • タマネギ
  • 納豆
  • 塩こしょう
  • 醤油
  • 大根おろし

お次は和風スパゲッティです。納豆とタマネギを炒め、スパゲッティと塩こしょう、醤油を合わせます。最後に大根おろしを上にかけてみました。

これは思いつきでしたのですが、醤油味と大根おろしの組み合わせは裏切らないですね。納豆とも相性悪くないです。

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三つ目はトマトソースのスパゲッティです。

  • スパゲッティ
  • ベーコン
  • ナスビ
  • タマネギ
  • フライドにんにく
  • トマトソース
  • 塩こしょう

ベーコンと野菜を炒め、フライドにんにくを合わせ、トマトソースと塩こしょうで味つけします。トマトソースは市販のものを使いました。

ここでもフライドにんにくを入れることで本格的な味付けになります。

今回は日常をテーマに、初めて創作料理のレシピなど上げてみました。自炊で、工夫しながら料理を作ることは好きなことです。

普段こちらのブログは、パソコンで音楽を作るDTMをメインコンテンツにしておりますが、たまに日常を挟んだりします。最近日常の割合が多めになってきております。

ブログは2022年10月1日より始めておりますが、ブログのトータルの数が増えたこともあり、アクセス数は少しずつではありますが、増えてきております。