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HALion Sonic の音色選び【レーティングで効率アップ】

今回は、Cubase付属音源の、HALion Sonicの基本的な使い方、特に、音色の探し方について、解説します。

トラックの追加→インストゥルメント→HALion Sonic SEを選択して、開きます。

その後、上の方の▼マークの「プリセットの読み込み」をクリックします。

フィルターが表示されますが、「属性」の方を選択してください。

4列、フィルターが表示されますが、

左から順に

  • Media→Content Set コンテントセット
  • Musical→Category カテゴリー
  • Musical→Sub Category サブカテゴリー
  • Musical→Character キャラクター

とフィルターを並べておきます。これは最初からこうなっていれば問題ありません。

フィルターは他にもいろいろ設定できますが、この並べ方だけ知っていれば問題ありません。他の設定にしたとき、使いにくいと思えば、この設定に戻しておきましょう。

カテゴリーの中から、1つ選びます。今回はSynth Leadを選びます。

すると、サブカテゴリーの中に4つ項目が表示されました。

その右側の数は、その項目で何種類の音が入っているのかを表しています。

サブカテゴリーで、今回はAnalogを選びます。

キャラクターがいろいろ並んでいます。今回は、Richを選びます。

すると、ようやく右側の検索結果の表示として、いくつか少ない数が表示されました。

1つ1つ、選んでみて、音を確認してみます。

いいなと思う音があれば、Ratingのところで、星4つ、もしくは星5つをつけます。

逆にこの音は好きではないので使わないだろう、という音色なら逆に星2つ、星1つをつけます。

最初の段階では、GM音源を覗いて星3つですので、4つならいい音、5つなら物凄くいい音、と、自分の観点でレーティングさせることができます。

GM音源は星4つに最初なっています。

レーティングすれば、それぞれの音色がレーティング順に並びますので、よく使う音などは星5つにしておけば、探す手間が省けます。

なお、キャラクターは、複数選択が可能で、その場合、さらに絞り込みができます。

ハリオンソニックには、バージョンにもよりますが1600もの音色があります。そのため、ほとんどの音楽に対応可能な音色が揃っています。

ただ、シンセサイザーのタイプではなく、プリセットの音で楽しむというのが主な目的です。音作りにこだわるなら、シンセサイザーの音源の方がいいかもしれません。

とは言え、シンセサイザーは音作りが難しいため、最初のうちはプリセットからいい音が選べるハリオンソニックの方が、やりやすいとは思います。

ハリオンソニックの中で、カテゴリーがSynthの部類に入る音色が、特にいいのが揃っていますので、最初Synthだけでも全て聴いてみて、レーティングしてみるのをオススメします。

以上で終わります。今回も読んでいただきありがとうございました。

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HALion Sonicの、お気に入り音源で、ダンスミュージック作成!

昨日に続き、Cubaseの付属音源のHALion Sonicについて、オススメ音源を紹介します。

今回は典型的なダンスミュージックを作りながら解説していきますね。

ダンスミュージックは躍動するリズム感が命ですから、最初にドラムから作っていきます。ダンスミュージックに限らず、ドラムから最初に作るというクリエーターの方は多いようです。

①Dry Standard Kit

実は私はドラムでは、付属音源で通常はハリオンではないソフトのものを使用してきたのですが、ハリオンソニックにもドラム音源は多数収録されておりまして、聴いてみた感じで、一番オーソドックスに聴こえるドラムセットとして選びました。

デジタル系でもアナログ系でもどちらでも使えるタイプの音だと思います。

キーボードで、ドラムで演奏しやすいよう、

どの音源でもおおよそ上の図のように、配置が決まっています。

矢印がない箇所は、音源によりドラムの種類が異なったりします。

実際のドラムですと、両手両足を使い、ドラムをたたくわけですが、DTMで演奏しながら打ち込む場合は、

①バスドラム、スネア、タム

②ハイハット、シンバル

というように、2回にわけて入力する人が多いですね。

器用な人なら一度にできる人もいるでしょうが、生演奏を披露するわけではないので、二回にわけて困ることはほとんどありません。

最初にバスドラムとスネアを入力してみます。ダンスミュージックで一番オーソドックスな四つ打ちと呼ばれるリズムにします。バスドラムが4分音符でボンボンボンボンと打つためそう呼ばれます。

少し見にくいですが、演奏した直後のデータですと、上の画像のように、正確な位置に来ていません。

生演奏の雰囲気を出したい場合はそのままのケースもありますが、デジタルな打ち込みサウンドが、ダンスミュージックの基本ですので、「Ctrl+A」にて全部の音符を選択した後で、上の方にある「Q」の文字をクリックします。

「Q」はクオンタイズの意味で、押すことにより、音符が正確な位置にピタっと揃います。

また、もう一つの作業として、上の方にラインツールがありますで、それをクリックしてから、ベロシティーに水平な線を描きます。これは音の強弱のことです。

ドラムの場合は、ドラムを叩く強さになります。上げることにより、単に音量だけでなく、激しく叩いたかのような表情がつきます。

補足ですが、ドラムの場合は、音符の長さは音に影響しません。全音符でも16分音符でも同じ音が鳴ります。発音のタイミングと強さが、情報になります。

次にハイハットを打ち込みます。その場合、トラックは、バスドラムとスネアとは別にした方がいいですね。

ハイハットの演奏方法は、特に決まりがあるわけではありませんが、「ツ、チャー、ツ、チャー~」とハイハットのクローズとオープンを交互に繰り返すリズムにしてみます。

②Funky Duke Syn Bass

次にベースの入力をしていきます。ドラムと同じような動きをするケースが多いため、ドラムの次にベースを入れる人も多いかとは思います。

ベース音源は他にもいい音のものはたくさんありますが、私のお気に入りということで、上記のものを選びました。

ベースの演奏の仕方も、作る人により様々で決まっているわけではありませんが、オクターブ奏法にしてみます。

上のように低いドの次に高いドと、交互に規則正しく鳴らしていきます。オクターブで鳴らしているのでそう呼ばれます。

演奏してから後で修正しても構いませんが、ベースの場合ですと、①タイミングの修正、②強弱の修正、③音符の長さの修正と、三段階修正する必要があるため、演奏ではない方法にしてみます。

マウスで8分音符で一小節入力します。その後で、その小節をコピーして後ろに貼り付けます。貼り付けた直後にそれを選択した状態のまま、カーソルキーで上下させ音程を変えます。

③Super Saw

裏のリズムの、ハイハットがオープンになるところに、シンセを入れてみます。

上記の音源は、そのままでCDクオリティーに近い音が鳴ります。ハリオンの中でも私がよく使う音の一つです。

ベースと同様に、クオンタイズと音符の長さを揃えます。

和音の場合は、実際に演奏する方が、マウス入力より早いような気がします。

ちなみに、鍵盤を押す強さと実際に出る音ですが、

ピアノ、ドラム、ベース、ギターなどは強弱が音に現れますが、

オルガン、ハープシコードなどは強弱が音に反映されません。

このSuper Sawも弾く強さがあまり反映されないので、ベロシティーは合わせなくてもいいです。

④Arps & Chords1

次にシーケンサー的な音を入力してみますね。この音源も私がよく使うものです。いくつか同じような種類のものがありますので、聞き比べてみてもいいかもしれません。

演奏の仕方は、単にコードを全音符で押さえるだけで、複雑なリズムの和音の音が、左右にいったりきたりしながら、広がります。これを入れるだけで、急に偉くなったかのような錯覚を起こす音源です。

これもSuper Sawと同様に、弾く強さは全く関係がありません。

この音源の使い方は、一番目立つように音量を上げたりすることもありますが、他の楽器にまじり、薄く隠し味程度に入れるのもオススメの使い方です。

⑤Anna

最後にメロディー楽器を入れてみますね。

曲調により選ぶ楽器は変わるとは思いますが、私のお気に入り音源のAnnaにしてみました。

熟年世代の人だと、「安奈」という甲斐バンドの曲を思い浮かべる人もいるでしょうが、そのイメージ通り、少し色っぽい音を鳴らします。

メロディー楽器だけは、これまでの音と違い、あえてクオンタイズを合わせなくてもいいかと思います。合わせて悪いわけではありませんが。

以上、今回はHALion Sonicのお気に入りの音源について、ダンスミュージックを作ってみるという視点で解説させてもらいました。

編曲として曲を完成させるとき、作曲する人によって、トラックの数が違いますが、最初のうちは5つから8つほどの、基本的で少ないトラックで、それで聴きごたえを感じられるアレンジができるようになることをオススメします。

一番シンプルなアレンジとして、ピアノの音にボーカルというのでも、ピアノが洗練されていれば、十二分に人を魅了できるものです。

私にはそれだけのピアノを打ち込みでも表現できる能力がありません。日々、勉強です。

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HALion Sonicの、お気に入り音源でバラード作成!

こちらの記事はプロモーションを含みます。

Cubaseに、最初からついてくる付属音源で、HALion Sonicがあります。ピアノ、シンセ、ベース、ドラム、ストリングスなど、あらゆる楽器の音が、プリセットで入っています。

DTMを始めたばかりの方などは、有料でいい音源を買わなくても、この音源だけでも十分に曲作りは可能かと思われます。

私も何か月か前までは、この音源ばかり使っておりました。

それで、HALion Sonicで、使い勝手がよく、また私がよく使っていましたお気に入りの音源を、今回はバラード編ということで、4つご紹介させていただきますね。

①YAMAHA S90ES Piano

ピアノ音源は多数収録されていますが、こちらのピアノは、自然で奥深い響きがします。

2005年発売のYAMAHAのS90ESというシンセサイザーのピアノの音をモチーフにしています。

ピアノを打ち込みするときのポイントですが、ある程度ピアノが弾ける人ならリアルタイムで弾きながら録音させる方が自然でいいですね。

音符を直接ピアノロールの編集画面に打ち込む場合は、タイミングや強弱など、揃えすぎないことで、生演奏の雰囲気は出ます。

ですが、実際に弾く方が作業は速く、自然な感じは出ますので、簡単な演奏ができる程度で構いませんので、MIDIキーボード、もしくは電子ピアノで演奏することをオススメします。

もう一点ピアノがピアノらしく響かせる特徴としましては、ペダルを踏むことにより、サスティン効果をつけることです。電子ピアノにサスティンペダルつけてもいいですが、

上記の画像のように、ピアノロールの編集画面で、コントローラーの追加画面で、「CC64 Sustain」のコントローラー画面を開き、コードの変わり目でペダルをはなすようにさせることです。

具体的にはコードを弾き始め直後にサスティンを上に上げ、次のコードに入った瞬間に下に下げ、すぐ上に上げるという指示を、上記のように入力します。

それでピアノのペダルと同様の効果が得られます。

②Tender Tenar Sax NoteExp

次にサックス音源です。特に私はテナーサックスをよく使用しています。

電子ピアノで演奏するとき、強いタッチ、弱いタッチで、テナーサックスの表情が出せるので、初めて聴いたときはちょっとした驚きがありました。

最初のピアノの演奏に、サックスを足した音がこちらです。

本格的に編集しようとすれば、音の立ち上がり部分にピッチベンドを入れるなどすればベターですが、しなくても十分に綺麗には聞こえます。

③Carpet Layer

今度はシンセのパッド系の音色です。音が透明感があって、ゆらぎのようなものが少なく、他の楽器と合わせたときに、温かみのあるサウンドに変わります。

くせがないので、合わせやすいんですね。

有料の音源を購入した今でも、この音色はたまに使ったりしています。

下は、ピアノ、サックスに、カーペットレイヤーを追加したものになります。

④Large Strings VX

ストリングス系の音色では、ラージストリングスが、一番実際のストリングスの音に近い気がします。

単音で鳴らした場合他のストリングスでも綺麗だったりもするのですが、和音で鳴らした場合などは、音色によってはシンセ特有のうねりなどが音に出たりして気持ちが悪いのがあります。

この音色は和音でも、綺麗に自然に響いてくれる気がします。後に「VX」とつく音色は、リアリティーを重視して作っている音色ですので、その言葉を見つけたらまず聴いてみていいかもしれません。

下は、ピアノ、サックスに、ストリングスを追加したものになります。

ストリングスを打ち込むときのポイントとしては、ピアノのように一度に演奏をしようとしないことです。

ストリングスは、例えば弦楽四重奏などのケースですと、

  • バイオリン1
  • バイオリン2
  • ビオラ
  • チェロ

4つのパートをそれぞれ別の人が演奏します。

そのため同時録音するときでも、それぞれのパートごとに演奏するのがベターですね。

ただ、コードが分かれば弾けるピアノと違って前もってどの音を弾くのか分かっていないと弾けなかったりもします。

本来は、楽譜を作ってからそのように弾く方がいいですが、

DTMの場合編集できますので、トップのバイオリン1と、チェロだけは、実際に弾いてみますが、

バイオリン2、ビオラについては、バイオリン1をコピーして貼り付けた後で音程を下げるなどして調整します。

最終的に、4つの楽器で、1つのコードを表現できればそれで構いません。

Cのコードでしたら、ド、ミ、ソの音をそれぞれで分担して音を出すという感じです。そして、それぞれのパートが、極端に音程を変えることを避け、なだらかにつながるようにすると、無理なく響きます。

なお、ストリングスパートと、シンセパッド系は、同じように重ねるのは、あまりオススメできません。

ハーモニー系同士、それぞれの響きの良さを消し合ってしまうケースがあるからです。同じ和音でも、ピアノなどのように、伸びる音以外のフレーズ感が感じられる場合は、どの楽器にも合わせやすいですね。

同じシンセ系でも単音のメロディーや、小刻みに動くシーケンサーのよう音でしたら、ストリングスと合わせてもいいかもしれません。

以上、ハリオンソニックのお気に入り音源、バラード編でした。


ここからはCMになります。

ご紹介させていただきます「椿音楽教室」ですが、関東と関西に多くの教室があり、専門教育を受けた講師陣が、親切、丁寧に教えてくれます。

また、関東と関西以外の方も、オンラインでのレッスンとかもあり、人と接することが躊躇される今でも、気がねなくレッスンが受けられますね。

特に、クラシックの指導には定評があるようです。

初心者の方から、熟練の方のステップアップまで、サポートしてくれます。

私Goronyanも、初等科の教育系の大学で、ピアノを初歩から教わっていたこともあり、それが今のDTMに大きく活かされてます。

楽器を習うことは、DTMの上達にも大きく貢献することでしょう。

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