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HALion Sonicの、お気に入り音源でバラード作成!

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こちらの記事はプロモーションを含みます。

Cubaseに、最初からついてくる付属音源で、HALion Sonicがあります。ピアノ、シンセ、ベース、ドラム、ストリングスなど、あらゆる楽器の音が、プリセットで入っています。

DTMを始めたばかりの方などは、有料でいい音源を買わなくても、この音源だけでも十分に曲作りは可能かと思われます。

私も何か月か前までは、この音源ばかり使っておりました。

それで、HALion Sonicで、使い勝手がよく、また私がよく使っていましたお気に入りの音源を、今回はバラード編ということで、4つご紹介させていただきますね。

①YAMAHA S90ES Piano

ピアノ音源は多数収録されていますが、こちらのピアノは、自然で奥深い響きがします。

2005年発売のYAMAHAのS90ESというシンセサイザーのピアノの音をモチーフにしています。

ピアノを打ち込みするときのポイントですが、ある程度ピアノが弾ける人ならリアルタイムで弾きながら録音させる方が自然でいいですね。

音符を直接ピアノロールの編集画面に打ち込む場合は、タイミングや強弱など、揃えすぎないことで、生演奏の雰囲気は出ます。

ですが、実際に弾く方が作業は速く、自然な感じは出ますので、簡単な演奏ができる程度で構いませんので、MIDIキーボード、もしくは電子ピアノで演奏することをオススメします。

もう一点ピアノがピアノらしく響かせる特徴としましては、ペダルを踏むことにより、サスティン効果をつけることです。電子ピアノにサスティンペダルつけてもいいですが、

上記の画像のように、ピアノロールの編集画面で、コントローラーの追加画面で、「CC64 Sustain」のコントローラー画面を開き、コードの変わり目でペダルをはなすようにさせることです。

具体的にはコードを弾き始め直後にサスティンを上に上げ、次のコードに入った瞬間に下に下げ、すぐ上に上げるという指示を、上記のように入力します。

それでピアノのペダルと同様の効果が得られます。

②Tender Tenar Sax NoteExp

次にサックス音源です。特に私はテナーサックスをよく使用しています。

電子ピアノで演奏するとき、強いタッチ、弱いタッチで、テナーサックスの表情が出せるので、初めて聴いたときはちょっとした驚きがありました。

最初のピアノの演奏に、サックスを足した音がこちらです。

本格的に編集しようとすれば、音の立ち上がり部分にピッチベンドを入れるなどすればベターですが、しなくても十分に綺麗には聞こえます。

③Carpet Layer

今度はシンセのパッド系の音色です。音が透明感があって、ゆらぎのようなものが少なく、他の楽器と合わせたときに、温かみのあるサウンドに変わります。

くせがないので、合わせやすいんですね。

有料の音源を購入した今でも、この音色はたまに使ったりしています。

下は、ピアノ、サックスに、カーペットレイヤーを追加したものになります。

④Large Strings VX

ストリングス系の音色では、ラージストリングスが、一番実際のストリングスの音に近い気がします。

単音で鳴らした場合他のストリングスでも綺麗だったりもするのですが、和音で鳴らした場合などは、音色によってはシンセ特有のうねりなどが音に出たりして気持ちが悪いのがあります。

この音色は和音でも、綺麗に自然に響いてくれる気がします。後に「VX」とつく音色は、リアリティーを重視して作っている音色ですので、その言葉を見つけたらまず聴いてみていいかもしれません。

下は、ピアノ、サックスに、ストリングスを追加したものになります。

ストリングスを打ち込むときのポイントとしては、ピアノのように一度に演奏をしようとしないことです。

ストリングスは、例えば弦楽四重奏などのケースですと、

  • バイオリン1
  • バイオリン2
  • ビオラ
  • チェロ

4つのパートをそれぞれ別の人が演奏します。

そのため同時録音するときでも、それぞれのパートごとに演奏するのがベターですね。

ただ、コードが分かれば弾けるピアノと違って前もってどの音を弾くのか分かっていないと弾けなかったりもします。

本来は、楽譜を作ってからそのように弾く方がいいですが、

DTMの場合編集できますので、トップのバイオリン1と、チェロだけは、実際に弾いてみますが、

バイオリン2、ビオラについては、バイオリン1をコピーして貼り付けた後で音程を下げるなどして調整します。

最終的に、4つの楽器で、1つのコードを表現できればそれで構いません。

Cのコードでしたら、ド、ミ、ソの音をそれぞれで分担して音を出すという感じです。そして、それぞれのパートが、極端に音程を変えることを避け、なだらかにつながるようにすると、無理なく響きます。

なお、ストリングスパートと、シンセパッド系は、同じように重ねるのは、あまりオススメできません。

ハーモニー系同士、それぞれの響きの良さを消し合ってしまうケースがあるからです。同じ和音でも、ピアノなどのように、伸びる音以外のフレーズ感が感じられる場合は、どの楽器にも合わせやすいですね。

同じシンセ系でも単音のメロディーや、小刻みに動くシーケンサーのよう音でしたら、ストリングスと合わせてもいいかもしれません。

以上、ハリオンソニックのお気に入り音源、バラード編でした。


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私Goronyanも、初等科の教育系の大学で、ピアノを初歩から教わっていたこともあり、それが今のDTMに大きく活かされてます。

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作成者: Goronyan

日本、三重県伊賀市に住む50代後半の男性です。
これまで作曲家事務所に所属しておりました。
35歳頃からパソコンで音楽を作るDTMを始めております。
2022年6月に会社を辞めて以来、音楽で生計が立てられないか模索中です。
ブログではDTMと音楽と、時折日常について書いていきます。

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