カテゴリー
DTM

GoronyanのDTMマインドより、メリークリスマス!

メリークリスマス! 今回は、クリスマス特集ということで、雑記的な内容とします。

上の動画は丁度4年前の2018年12月24日に発表した動画になります。海遊館近くに、以前はDTMスクールがありました。オンラインでレッスンを通常受けていますが、実際に教室まで伺うこともあり、レッスンで伺ったときに、海遊館あたりをブラッとしたことを思い出します。

もうあれから4年が経過したんだと思うと、本当に最近、時間の流れが速く感じられます。

以前、どこかで聞いた情報ですが、人間の一生で言いますと、人生の中間地点は、17歳頃のように感じるそうなんです。それだけ17歳までの記憶は詰まっていて、それ以降の記憶はどんどん薄くなっていて速く感じるのだとか。

BGMは2017年に作った「Holy Love To You」になります。相水毬緒(MIRY)さんの作詞、私Goronyanの作曲、ボーカルになります。クリスマスがテーマの曲です。

この曲に対する、DTM的な工夫した点とかですが、Aメロ部分で、ボーカルのサブ的な音を入れています。最初は左で、後で右で、ラジオボイスのように中間部分の音程をEQで上げることにより作っています。リバーブは切っています。

他に、イントロ部分のハイハットを、最初クオンタイズを合わせて入れたところ、どうもしっくりこないので、クオンタイズを合わせず、キーボードでタイミングを考えて入力したことを覚えています。

あるYouTubeでDTMのチャンネルを持っている人が、「機械のタイミングを信用していないんです」と言っていましたが、クオンタイズを合わせることにより、実際の演奏している感覚から離れて、下手に聴こえるということはあると思います。

また、音源により、発音タイミングが若干後ろにずれるものなどは、早めに入力しておかないと遅れることにもなります。

クオンタイズは、合わせるか合わせないかは、そのときによります。合わせた方がいい時もあれば、合わせない方がいい時もあるという感じです。

パソコンは何年かすると故障したりします。私のパソコンも今のパソコンが5台目になります。音楽のデータは、今はなるべく残すにようにしていますが、初期に作った曲などは、当時のDAWソフトと今のソフトが違うため、ミックスデータだけ残っていても、編集できないケースがあります。

ただ、MIDIデータがたまたま作ってあったものは、ソフトが違っても再生できたりします。念のため、これからはMIDIデータも残しておこうかなと思ったりしています。

最後に、これも数年前に作った音源で、ボーカロイドで、「もろびとこぞりて」を歌ったものを、発見しましたので、貼り付けておきます。楽譜を入手してそのまま打ち込んだものです。

世界の人たちが、平穏で豊かな日々を送れる時代になることを、お祈りします。

カテゴリー
DTM初心者向け

クオンタイズとは?種類と活用方法、長所と短所

クオンタイズとは? DTMを始めたばかりの人は初めて耳にする言葉ですね。

音符の発音タイミングを、ある一定の単位に揃えることです。

上の図は、キーボードにてリアルタイムで、ドラムとハイハットに分けて録音したのを重ねています。

音符が8分音符のグリッドから少しずれている箇所があるのが分かるでしょうか?

DTMとのずれが分かりやすいように、正確な位置で鳴らしたピアノの音も入っています。

「Ctrl+A」で音符を全部選択した後、「Q」と書かれているボタンを押します。上の図を見てください。

グリッドにピッタリと張り付いた状態になります。

クオンタイズのグリッドの単位は、通常8分音符か16分音符のケースで使うことが多いです。三連符系のリズムの場合は変わりますが。

DTM的に正確なリズムになります。最初のものと比べてどうでしようか?

今の日本や世界のポップスは、こうやって正確なリズムで作られているケースが多いのではありますが、生演奏でドラムを叩いているようなニュアンスは、すっかり無くなってしまいました。

それで、演奏で打ち込んだ状態と、クオンタイズした状態の間にしたいというときに使えるのが、感度指定クオンタイズです。

「e」のマークがクオンタイズパネルを開くところです。

開きますと、感度指定、のところで、クオンタイズの感度を指定できます。

  • 0%=クオンタイズなし
  • 50%=50%の感度クオンタイズ
  • 100%=クオンタイズ

聴いてみてどうでしょうか? 正確な打ち込み的な感じはあるものの、完全にはそうなっていないという感じですね。

感度を少なくすれば、初めの状態に近くなります。

【フレッツ光】安心と信頼の光回線 20代向けITエンジニア特化型就職サポート【ウズキャリIT】

逆にマウスにて入力した正確なリズムに対して、人間が弾いたかのように、ランダムにタイミングをずらしてくれる機能があります。

ラフクオンタイズとCubaseでは言います。ランダマイズと呼ばれることもあります。

Cubaseではラフクオンタイズは0~48までで設定できます。

下の音は、ラフクオンタイズをR-15とした場合です。

ラフクオンタイズをこれより大きくR-30とかにした場合、下手な演奏に聴こえました。ほどほどにかけるのがいいですね。

10~20あたりがオススメです。

ただこの機能ですが、機械的にタイミングをずらしていることもあり、同じずれでも、実際に演奏してできたデータのずれとは違う感じがあります。

演奏できる環境にある人は演奏で打ち込むことをオススメします。その後、感度クオンタイズを使うとかする方がいいですね。

クオンタイズをかけないときに、生じるデメリットを紹介します。

ある程度DTMで作業をされている方なら、あるあるなことなのですが、

トラックで小節ごとに分割した場合、小節の最初の音が抜け落ちてしまうケースがよくあります。

対策として、分割する前に最初の音だけクオンタイズを合わせるなど、私はしたりしています。

それが最初からクオンタイズをかけていれば、絶対に音符が最初に抜け落ちることはありません。

そういう意味では、クオンタイズをかけることにより、小節のコピーなどが容易にでき、作業時間が短縮できるというメリットがあります。

クオンタイズにはメリットとデメリットがあること、そしていろいろな使い方があることなど説明させていただきました。

私の説明などについて、ここがわかりにくい、であるとか、こういうことを書いてほしいなどの要望は、遠慮なくコメントなどしていただければ嬉しく思います。

Weblio英会話