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アレンジ編曲の仕事の進め方【ココナラ】奮闘記、開始5か月の実情

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こちらの記事はプロモーションを含みます。

自宅の小さな庭のサザンカが咲き始めています。セカイノオワリの「サザンカ」という曲のことをふと思い出しました。

今回は、アレンジの仕事について、ココナラというサイトにて仕事を受けていますが、それについてのお話をさせていただきます。

私のブログページのトップにあります「メニュー」の中から、「ココナラ」をクリックしますと、私のページに飛びます。ココナラでは私は2022年7月より、作曲と編曲の仕事をさせていただいておりますが、実績を積むまでは、格安価格にて仕事を受けておりますので、よろしければ覗いてみてくださいませ。

依頼される方としては、パソコンで音楽を作るDTMに慣れている方もいれば、慣れていない方もいらっしゃいます。

上の画像は、イメージで、私の曲「ワイングラス」の楽譜です。

データを頂く作業

まずこちらに曲が把握できる状態になることからスタートします。

  • メロディーが分かる楽譜と歌詞、テンポが分かるもの
  • 弾き語りの音源

そのどちらかがあれば、編曲の方の作業ができます。

コードについては、弾き語りの音源の場合は、いただいた音源からコードを探す作業をすることもありますが、コードの読み取りは複雑なコードを使用しているなど、難しいケースもありますので、コード譜をいただいた方が確実です。

弾き語りの音源に合わせる場合ですが、その音源がDTMソフトを使って録音されているケースですと、DAWソフトのメトロノームに合わせて弾いてくれる場合だと、作業は楽ですが、メトロノームに合わせず、単に弾き語りを録音したケースもあります。

そういったケースですと、一旦その音源をDAWソフトに読み込んだ後で、小節の頭が揃うように、テンポを指定していく作業が必要となります。

人間の感覚的には一定のテンポで弾かれているように聴こえますが、機械的なテンポに合わせると、小節単位でテンポのゆらぎはありますので、この作業が結構大変ではあります。

ただ、依頼者になるべく負担をかけないよう、DAWソフトのメトロノームに合わせて録音し直してくださいとは言いません。

テンポを決めた後でも、完全にソフトのテンポと一致まではしないため、打ち込みはマウスでクリックではなく、鍵盤のキーボードを使用して入力していく必要があります。

その音に合わせるテクニックというのは、実際に楽器を演奏することに慣れていないと、なかなか難しいものがあります。

そういう意味でも、何かしら楽器を習得して、演奏する技術というのは、DTMにおいては、物凄く活かされます。

編曲していく作業

編曲については、最初にイメージする編曲のリファレンス曲(参考曲)は、必ず聞いておいてください。

単にジャンルだけだと、こちらが時間をかけて作ったものが、描いていたイメージと違うと、言われてしまうケースはよくあります。

バンド編成のアレンジの依頼を受けることは多いですね。それにプラスして、ストリングス、ブラス、シンセなどを重ねることになります。

アレンジは、最初から最後まで完全に作りこむのではなく、ワンコーラスだけ作ってから、確認してもらう、もしくは、ドラム、ベース、ピアノ、ギターなど4リズムだけ入れた段階で聴いてもらうなどした方がいいです。

完成させるまで、途中で最低でも一回は中間報告のような感じで提出して、確認してもらいます。

それで、確認してもらった後で、それに発展させる形で、ブラッシュアップさせ、完成形にもっていきます。

最初から一気に完成形にまで進めることはオススメできません。修正箇所が多いことは、修正を指摘する依頼者の負担も増やすことになります。

また、こちらが時間を使ってしたことが、全く無駄になってしまうケースもあります。

完成、確認、納品

完成させて確認してもらったとき、ほとんどのケースで、ここをこうしてほしいと修正の要請を受けます。

私は修正については、修正箇所の多さは入れず5回までの修正は追加料金なしで対応しています。

YouTubeで、DTMについて出している人が、無限修正地獄と言っていることがあり、一回の依頼で40回修正した、と言っておりました。

曲に対して完成形を求める姿勢について非難するつもりはありません。それぞれの方が曲に対しての熱意はあるものです。

そういうこともあり、自分の負担を減らす意味で、修正についての限度は設けておいた方がいいかもしれません。5回修正すれば、依頼者の求めているものに近づけるはずです。

最後に納品は、一般的にはWAVデータの44100kHz、もしくは48000kHzで納品します。

通常のCDは44100kHzでできておりますが、DAWで編集するためのパラデータは48000kHZでやり取りするケースが多いため、どちらで納品するかは前もって確認します。

また、依頼者の中にはWAVデータについて再生できない人もいらっしゃいますので、通常データの受け渡しのために軽いMP3のデータも、私は同時に納品しております。

データの名前ですが、

「ワイングラス、ボーカロイドミックス完成20221208」

「ワイングラス、カラオケ完成20221208」

というように、必ず西暦の日付を最後に入れております。

その方が、何のデータが一番最後のデータなのかがすぐに理解できるからです。

完成納品の他のときは、確認用ですのでMP3がいいです。

なお、ココナラですが、

仕事をやりたい人、仕事を頼みたい人、それぞれ、技術、スキルに関係して様々なことがやりとりできます。

登録するだけなら無料ですので、是非とも入って新しい世界を広げてください。


なお、メジャーアーティストの場合の編曲の仕事についてですが、作詞作曲とは大きく異なります。

作詞や作曲は、基本的には、その曲がどれだけ売れたかにより、印税の収入が入ります。

比べて、編曲の仕事に印税はなく、一曲あたりいくらと決められています。

そういう意味では、収入を安定させるためには、作詞作曲と編曲の仕事をバランスよくこなすことが、生計を立てる意味で重要となります。

以上で、編曲についての話を終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

作成者: Goronyan

日本、三重県伊賀市に住む50代後半の男性です。
これまで作曲家事務所に所属しておりました。
35歳頃からパソコンで音楽を作るDTMを始めております。
2022年6月に会社を辞めて以来、音楽で生計が立てられないか模索中です。
ブログではDTMと音楽と、時折日常について書いていきます。

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