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DTM

作詞を始めよう!【情景描写】で、聴いている人の想像力を刺激しよう

DTMする人の目標の一つとして、作曲家になりたいというのがあります。作曲家事務所に所属するようになりますと、コンペ形式による、曲の募集があります。

男性アイドルグループ「Goronyaaaaan」のための、冬をテーマにしたシングル曲の募集です。冬の寒さの中でも、温かいホットな感情を感じさせる恋愛曲を募集します。

などと、書かれて募集されるのですが、全体の7割ほどでは、歌詞も同時に求められたりします。シンセメロも可、というのもありますが、大半で歌詞も求められます。

作詞する人が他にいて、その歌詞がたとえ採用されないケースであったとしても、歌詞は求められます。なぜなら、作った歌詞をイメージして、新たな歌詞を作るヒントになるからです。

歌詞を採用されなくてもいいから、適当に書いておけ、みたいなノリで作った曲は、曲がよくても、歌詞によって落とされるケースもあると考えた方がいいでしょう。

コンペで採用されるには、物凄く多く集まった曲を、まず第一選考の人によって、候補曲を振り分けられます。ほとんど同じ感じの曲を聴いたとき、

歌詞がいい方が、いい曲のように感じられるのは当然ですから、歌詞がいいことは、大きな長所に成りえます。

コンペで受かるには、歌詞は結構重要みたいです。とは言え、私はまだ、コンペで受かったことがないのですが。シングルのトップの表題曲を作った作曲家の方が、歌詞は重要ですよ、とおっしゃってました。

私が、大好きな曲「異邦人」の歌詞をここに書いてみます。

子供達が空に向かい 両手を広げ
鳥や雲や夢までも つかもうとしている
その姿は 昨日までの 何も知らない私
あなたに この指が 届くと信じていた

空と大地が触れ合う彼方
過去からの旅人を呼んでる道

あなたにとって私 ただの通りすがり
ちょっと振り向いてみただけの 異邦人

私の年代ですと、この曲がシルクロードをイメージして流れていることを覚えていたりするのですが、初めて聴いた人でも、想像力をかきたてられる歌詞だと思いませんでしょうか?

歌詞を読んで、その光景が、できればカラーで聴いている人の心に描かれれば、とても素晴らしい歌詞だと、私は思います。

上の歌詞では、子供が空に向けて手を広げていることを、あなたのことを思って手を伸ばす自分と重ね合わせているのですね。

また、空と地面の境界線まで見える広々とした景色のことを、「空と大地が触れ合う彼方」と表現しています。これ以上の表現が他にあるでしょうか? 当然ビルがひしめき合う都会では、この表現は使えません。

スマホの結婚相談所【naco-do】 レオパレス21

話は代わり、俳句で「古池や 蛙(かわず)飛び込む 水の音」という松尾芭蕉の有名な俳句があります。学校の教科書で習ったことを覚えている方も多いとは思います。

蛙(かえる)が飛び込む音は、とても静かな環境でなければ聞き取れません。ですので、この俳句は、古池に蛙が飛び込んだ水の音が聴こえた。だけでなく、とても静かな光景だった。ということも同時に表現しているんですね。

歌詞には、曲にするという意味で、字数が無限にあるわけではありません。そういう意味では、小説よりも言葉を厳選しなければいけないわけです。

私は歌詞を作るとき、メロディーを口ずさみながら、ゴロがいい言葉を当てはめていくこともよくやったりします。

でも、それより、

いい歌詞を作ろうとするならば、それこそ小説でも書くかのように、物語を一度書いてみて、その物語を表現するなら、どの言葉を歌詞として選んでいけばいいか、などというように作詞するのはどうでしょうか?

物語を作るなら、5W1Hを意識しましょう。

WHO 誰が? 主人公は誰なのか? また男なのか女なのか? 若い高校生なのか? それとも熟年なのか?

WHEN いつ? それはいつなのか? 冬の寒い朝なのか? 卒業式の日なのか? 焼け付くような熱い昼なのか?

WHERE どこで? それはどこなのか? 砂漠なのか? 都会なのか? 学校なのか? 教会なのか? 公園なのか?

WHAT 何を? それは何をしたのか? 心のこもったプレゼントを? 楽しい歌を? 

WHY なぜ? それをするのはなぜなのか? とても好きになったからなのか? とても悔しいからなのか? 君の将来のことを思ってなのか?

HOW どのように? 明るくそれをしたのか? なげやりなようにしたのか?

5W1Hを意識して、歌詞の前の、簡単な文章を書いてみます。

ポニーテールが似合う少女が、高校の卒業式のとき、体育館の裏で、プレゼントをさりげなく彼に渡した。なぜなら、彼のことをずっと片思いだったからだ。

例えば、上のような、いかにも漫画などでありがちな情景を、5W1Hを使って、場面設定したとします。

すると、この情景を題材にして、何か歌詞が書けるとは思いませんか?

その歌詞を書くなら、視点を「ポニーテールが似合う少女」にするのか? プレゼントを受け取った彼にするのか? それとも第三者の客観的な視点にするのか? 主に3通り考えられます。

歌詞には必ずしも5W1Hの全てが揃っている必要はありませんが、最初にイメージする場面設定でこれをしておくことにより、歌詞が容易に聴いている人に、想像させることができます。

ポニーテールが似合う少女を視点にして、歌詞をさっと書いてみます。視点とは、自分が少女になったつもりで歌詞を書くという意味です。

君のこと 思う日々 切なさ募るよ
後悔したくないから 心を決めたの
体育館の裏で 待ってるなんてね
映画の見過ぎだよと 笑う自分がいる

卒業式のすぐ後に 君と二人きりなんてね
願ってもないシチュエーションなのにね
慌てちゃう!

プレゼント渡したらさ 何も言えず走って逃げた
ポニーテール振り回して 結構イケテルかも?
その後君が どうしてるのか?
後になったらどうでもいい
今日という日にはもう 悔いはないよ

以上、今回は、歌詞について書いてみました。

こういう内容の記事を書いてほしいという方は、コメントお待ちしております。

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楽器

Native Instruments「India」インド音楽紹介

今回、インド音楽について、あれこれ考えてみました。私がインド音楽について知っているとすれば、やはりビートルズの影響が大半ですね。

ビートルズのジョージハリスンがアルバムの中で、インド楽器を使った曲を発表していますが、一番の大作と言えば、やはり、「サージャント ペバーズ ロンリーハーツ クラブバンド」というアルバムに収められた「ウィズインユー ウィズアウトユー」ですが、

それをのちに、別の演奏者により完全に再現している動画を見つけましたので、この曲を知っているビートルズマニアにとっては、お宝映像と思います。

バイオリンのようなインドの弦楽器は、何という名前なのか分かりませんでしたが、それ以外の、シタールという弦楽器、タブラという打楽器について、DTMとしての音源として、Native Instruments社の「India」という音源に収録させています。

シタール

上の画像は、音源シタールの画面ですが、鍵盤部分の青色のところ、そして紫色のところが、その高さの音がでます。色がついていない鍵盤については、その隣の青色や紫色の音が出ます。

青や紫の部分は、移調させることができません。

おそらくなのですが、インド楽器では使われるスケールの高さが決まっていて、高さを移調するということは行われないのではないかと推測できます。

赤色の鍵盤部分については、どういう意味なのか、私は分かりませんでした。分かる人がいらっしゃったら教えてください。

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タブラ

音が本格的に聴こえますね。私は何もしてません。

一番左の赤色の鍵盤を一つ押しますと、リズムパターンが選択できて、自動的に音が鳴ります。

オレンジ色の鍵盤も同様ですが、こちらは高音が中心のリズムパターンとなっています。

リズムパターンを鳴らしているとき、鍵盤高音域にある青紫と赤紫の鍵盤が押されていることが分かります。このあたりは、一つの音のバリエーションになります。

また、中高音域の青緑の鍵盤は、連打などの音色が入っています。

リズムパターンから編集することはできないのですが、高音域の音を組み合わせることにより、自分独自のリズムを作り出すことも可能です。

タブラの演奏動画を見つけましたが、右手で高音の音を小刻みに叩き、左手でボワンとした不思議な音色を入れるみたいですね。

この動画見たら、楽器マニアとしましては欲しくなってきました。

サントゥール

「India」に含まれる音源としては、サントゥールが面白い音だと思いましたので、紹介させてもらいます。

青色の鍵盤が、実際のその高さの音が鳴り、白色の鍵盤は、隣の青色の音が鳴ります。連打などするときに、便利な機能ですね。

サントゥールを実際に演奏している動画を発見しました。演奏のイメージとしては、木琴とか、マレット系の感じですね。

今回は、インド音楽の紹介と、音源「India」の代表的な音について、使い方の紹介などさせてもらいました。普段接しないジャンルの音楽に触れると、世界が広がる気がします。

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DTM中上級者向け

【モードスケール7種類】徹底比較! 音の響きを聴いて体感しよう!

今回は、前々回のモードスケールについて、それぞれの響きを聴いて体感しようという趣向で作成します。

前々回のリンクは下になります。

【モードスケール】とは何? 使えば、今までにないサウンドを演出! – GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと (thegoronyan25.com)

中級から上級者向けの内容となっていますが、初心者の方も、分からないなりに、モードを変えることによりいろんな響きに変わると体感してもらえればという内容です。

①イオニアンモード

イオニアンモードとは、メジャースケールと同じ意味です。白鍵だけ弾きます。ドミソのCのコードを左右にずらすことにより、上の音を作成しました。

以下は、これを基準にして、それぞれのモードに当てはめたらどんな風に音の感じが変化するのか? について、聴いてみてください。

イオニアンスケールはメジャースケールと同じで、世の中で一番よく使われているスケールになると思います。

②ドリアンモード

ドリアンモードはメジャースケールから、3度、7度の音を♭させます。♭が2つです。マイナーモードになります。

7種類のモードの中で、丁度中間地点の明るさで、メジャースケールとマイナースケールの間ぐらいの明るさの雰囲気になります。

民族的で、独特な浮遊感があります。イオニアン、エオリアンを除けば、ドリアンが一番使われているようです。

③フリジアンモード

フリジアンモードは、2度、3度、6度、7度の音を♭させます。♭が4つです。マイナーモードになります。♭の数が多いほど暗い響きになります。

主音の半音上に二度の音が来ることにより、毒々しい響きと、YouTubeで誰かが言っておりました。

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④リディアンモード

リディアンモードは、4度の音を♯させます。実は、明るさで言えば、メジャースケールよりも明るく響きます。もちろん、メジャーモードです。

響きが明るく、希望と言うよりは、少しおちゃらけた感じにも取れなくはないです。

実は、私はこのモードの曲は作っていないので、一度挑戦してみようと思っています。

⑤ミクソリディアンモード

ミクソリディアンモードは、7度の音を♭させます。イオニアンより少し暗くなりますが、メジャーモードになります。

⑥エオリアンモード

エオリアンモードは、マイナースケールと同じ意味です。イオニアンモードの次によく使われます。 日本の演歌などは、マイナースケールが多いですね。

メジャースケールから3度、6度、7度の音を♭させます。♭が3つです。

⑦ロクリアンモード

ロクリアンモードは、メジャースケールから、2度、3度、5度、6度、7度の音を♭させます。♭が5つもつき、一番暗いモードになります。

主となるトニックが〇m-5と、ダイアトニックコードの中で、一番使いにくいコードになっていることから、世の中に数えるぐらいしか曲が存在しません。

作曲する人の感覚から言えば、わざわざそれを使わなくてもいいんじゃない? という感覚なんですが、いざ、その音を聴いてみた私個人の感想としては、

こういう緊張感のある音を使うことで、表現できる世界もあるのではないか?

という感じで、絶対無理とは思いませんでした。

モードを明るい順に並べますと、

  • リディアンモード
  • イオニアンモード(メジャースケール)
  • ミクソリディアンモード
  • ドリアンモード
  • エオリアンモード(マイナースケール)
  • フリジアンモード
  • ロクリアンモード

上記では、上の三つがメジャーモード、下の4つがマイナーモードになります。気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、主となる和音が、メジャーコードなのか、マイナーコードなのかで、分類できます。

以上、7つのモードについて、実際に音を聴いてみて、感じを確かめるという企画でした。

読んでいただきありがとうございます。

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自作曲紹介

フリジアンモードで、オリジナル曲「I WANT TIME」作成!

前回、モードスケールについて解説しました。

イオニアン、ドリアン、フリジアン、リディアン、ミクソリディアン、エオリアン、ロクリアンです。

それについては前回にて詳しく解説していますので、読んでみてください。

【モードスケール】とは何? 使えば、今までにないサウンドを演出! – GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと (thegoronyan25.com)

今回は、その中のフリジアンモードにて曲を作ったことがありますので、それを解説させていただきます。

フリジアンモードとは、ハ長調の音階で言いますと、

ミファソラシドレミ、になります。基準の音がミになり、トニックのコードがEmになります。

マイナーモードの一つで、マイナーコードと同義のエオリアンモードよりもさらに暗い雰囲気のスケールになります。

ダイアトニックコードを並べますと、

Em(T)、F(SD)、G(D)、Am(SD)、Bm-5(D)、C(T)、Dm(D)

Tはトニック、Dはドミナント、SDはサブドミナントを示します。実はモードスケールについて、トニック、ドミナントなどの記述があるものをネットにて見つけることができませんでしたので、これは私の推測にはなるのですが、コードの関係性からおおよそ当たっているとは思われます。

フリジアンモードの曲を作る場合、主となるコードEmを先頭に持ってきましょう。そして、最後のエンディングでもEmでしめます。

今回は、洋楽の雰囲気を出すため、シンプルな構成の循環コードにしました。循環コードから初めから最後まで続いています。

Em(T)→Am(SD)→Dm(D)→G(D)

それぞれのコードが2小節で、循環しています。Gの次はEmになります。

Aメロ↓

Bメロ↓

サビ↓

メロディーは基本的には、DAWソフトでドラムとコードなどのカラオケを鳴らした状態で、鼻歌で歌ってみて、そこから作ることが多いです。

メロディーと最初と最後、また長く伸ばす音などをコードの構成音にすれば、うまくなじみます。

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DTMとしての工夫点としまして、

①「I WANT TIME」と歌うところで、同じようにブラスを合わせて入れていること。

②イントロ、Bメロ、サビで、ハイハットを16分音符刻みで機械的に入れていて、左右で交互に鳴らしていること。Aメロ部分では中央に8分音符刻みで入れています。

③サビで、「ウー」というコーラスを左右に2つ配置させていること。ボーカルの方に歌ってもらっています。

④エレキギターのワウを使っていること。

⑤機械的で打ち込み的な雰囲気を出すため、クオンタイズはピッタリ合わせていること。

などがあります。エレキギターのワウは、DAWソフトのアンプシミュレーターでワウを選び、ワウの入れ方については、リアルタイムでマウスで書き込んでいます。

なお、この曲を作るにあたって、参考とさせてもらった曲は、マイケルジャクソンの「Beat It」です。リズムとか物凄く似ています。ただ、完全に真似と思われないように、若干の変化を入れた感じです。

テイラースイフトの「We are never ever getting back together」をボーカロイドでカバーしたのが上の動画です。

こちらの曲も循環コードで通しています。

Cadd9→G→Dsus4→Em7

同じコード進行でも、メロディーの入れ方や、楽器編成を工夫することで、Aメロ、Bメロ、サビと、雰囲気を変えることができるというのを教えてくれます。

私はこの曲をカバーすることで、オリジナル曲「I WANT TIME」を作れたと自分では思っています。

他の人の曲をカバーすることは、自分だけが作っているのでは思いつかなかった様々なことの勉強になりますので、作曲に行き詰ったときは、是非ともカバーをして、自分にないものを吸収してください。

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DTM中上級者向け

【モードスケール】とは何? 使えば、今までにないサウンドを演出!

今回も、YouTubeでみつけた動画を参考にさせてもらい、自分なりに、解説するという内容です。

上の動画では、それぞれのモードスケールについて、実例を交えて、分かりやすく解説されています。「だっとさん音楽チャンネル」はご覧になられている人も多いのではないでしょうか?

音楽全般について、主に作曲のための曲の分析ということにテーマを置いているチャンネルのように思います。

モードについては、DTM上級者の方でも知識としてしか知らない人も多いため、やや難解にはなりますので、初心者の人はパスしてもいいかもしれません。

ただ、ある程度作曲ができるようになったときには、これを用いることで、これまでの曲とは一味も二味も違った曲を作曲できるようになると、私は思います。

モードとは、民族的な音階で、チャーチモードとして使用されていました。一時はほとんど忘れられた存在だったようですが、ジャズで使われるようになってから、再び脚光を浴びるようになったようです。

モード名構成音階の間隔代表例
イオニアン全全半全全全半ドレミファソラシド
ドリアン全半全全全半全レミファソラシドレ
フリジアン半全全全半全全ミファソラシドレミ
リディアン全全全半全全半ファソラシドレミファ
ミクソリディアン全全半全全半全ソラシドレミファソ
エオリアン全半全全半全全ラシドレミファソラ
ロクリアン半全全半全全全シドレミファソラシ

♯や♭がないピアノの白鍵だけで、どの音を基準にするかによって、7つのモードで表すことができます。

ここで気づいた方もいらっしゃるとは思いますが、

イオニアンはメジャースケールと同じ

エオリアンはマイナースケールと同じ

になります。

音階モード名
ドレミファソラシドCイオニアン
レミファソラシドレDドリアン
ミファソラシドレミEフリジアン
ファソラシドレミファFリディアン
ソラシドレミファソGミクソリディアン
ラシドレミファソラAエオリアン
シドレミファソラシBロクリアン

ドの音を基準に、モードを表すと以下になります。

音階モード名
ドレミファソラシドCイオニアン
ドレミ♭ファソラシ♭ドCドリアン
ドレ♭ミ♭ファソラ♭シ♭ドCフリジアン
ドレミファ♯ソラシドCリディアン
ドレミファソラシ♭ドCミクソリディアン
ドレミ♭ファソラ♭シ♭ドCエオリアン
ドレ♭ミ♭ファソ♭ラ♭シ♭ドCロクリアン

明るい順に並べると以下になります。上の表で、♯が多いほど明るく、♭が多いほど暗い印象になります。メジャーモードとマイナーモードに分けられます。

モード名
メジャーモードリディアン
メジャーモードイオニアン
メジャーモードミクソリディアン
マイナーモードドリアン
マイナーモードエオリアン
マイナーモードフリジアン
マイナーモードロクリアン

使用されている曲の印象については、上記のだっとさん音楽チャンネルの動画を参考にしていただきたいです。

なお、ロクリアンだけは、かなり特殊なモードになり、使われている曲も数えるぐらいしか世の中に存在しないようです。理由は、主となる和音が〇m-5という、非常に不安定なコードであるためです。

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いざ、実際にモードを使った作曲をしようとする場合、DTMerはいかにして、活用すべきかについて、私なりの解釈で解説させていただきます。

分かりやすく、白鍵だけ使用したハ長調のスケールの中で、それぞれのモードを解釈しますね。

イオニアンはメジャースケール、エオリアンはマイナースケールですから、そちらは初心者以外の方でしたら慣れているとは思いますので省略します。

他のモードスケールの中で、一番頻度が高いのが、ドリアンスケールなんですね。明るい順に並べて、丁度中間地点になります。明るいでもなく、暗いでもなくといった感じですが、民族音楽のような印象のスケールです。

レミファソラシドレの音階ですから、主となる音が「レ」になります。

ダイアトニックコードを並べますと、

Dm(T) Em(SD) F(D) G(SD) Am(D) Bm-5(T) C(D)

となると思います。思いますと書いたのは、モードスケールについての、トニック、ドミナント、サブドミナントに関する記載をしているブログなどの記事が見当たらないからです。

ただ、Dmのコードが主となるトニックになることは間違いないという事実だけがあります。

※Bm-5をトニックと考えていいのかというところだけが、自信がありません。誰か知っている方がいらっしゃったら教えてくださいませ。

それで8小節のコード進行を、トニック、ドミナント、サブドミナントの向かいたい法則に従って、並べてみます。最後はトニックで完結するようにします。

トニック、ドミナント、サブドミナントの向かいたい法則については、下のリンクからご覧になってください。

なお、トニック、ドミナント、サブドミナントのコードは、どのモードを使うかによって、変化します。

Aメロ、Bメロ、サビの特徴について説明している動画に激しく納得! – GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと (thegoronyan25.com)

Dm→Em→Am→Bm-5→Dm→G→Am→Dm→Dm

それに、マンドリンの音色でメロディーをつけてみました。浮遊感がある、民族的な雰囲気だと思いませんか?

メロディーをつけるコツとしては、コードの構成音を、最初の音とか伸ばす音とか、アクセントとなる音など、目立つ音に持ってくるということですね。次の音へと階段上につないでいく音は、構成音でなくても構いません。

この雰囲気は、メジャースケール、マイナースケールとして曲作りすると絶対に出ない雰囲気だと思います。

今回は、モードスケールについて解説しました。次回は、私が実際にモードスケールで作成した楽曲について、紹介させていただきます。

ビッグローブ光
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自作曲紹介

TikTok【オリジナル曲登録】なら、オーディオストックなら無料

こちらの記事にはプロモーションが含まれます。

TikTokにオリジナル曲を登録させたい場合、TUNE COREなどのサブスクに登録する必要がありますが、一年でいくらか費用がかかってしまいます。

私も最近教えてもらって分かったことなのですが、

なんとAudiostockオーディオストックなら、作品の審査さえパスすれば、誰でも無料で、作品を登録することができます。

上の画像は、TikTokで、

楽曲を選ぶ→楽曲→「TheGoronyan25」で検索したところです。

これは私が最近使っているハンドルネームになります。

私がオーディオストックにて販売している楽曲が全て、ずらっと並びました。

当然のことですが、まだ、誰も動画で使用していません。ただ、動画で使用された場合、バズった場合など、ある割合に応じた収益が、オーディオストック経由で入る模様です。

ただ、オーディオストックで販売しただけでは、TikTokでのオリジナル曲としては表示されません。

オーディオストックでライセンス販売ができた曲のみ、TikTokでのサービスで使用することができます。

この曲は使用して、この曲は使用しないなどの、個別指定はできません。登録したクリエーターが、マイページの中で「提携サービスライセンス設定」で、TikTokなどで使用するのを許可すれば、自動的に、TikTokでの作品として登録されます。

実質無料で登録できるのですが、一つだけ難点があるとすれば、オーディオストックでのライセンス販売には、厳しい審査があるということです。

実際、私がここへ登録できている作品は、申請した作品の半分ぐらい。つまり、DTMなどの知識がそれなりにある人が作った作品であっても、半分ぐらい落選させられてしまうということがあります。

落選理由は、明らかにはされていませんが、作品自体のクオリティ、曲の完成度、ミックスのレベルの習熟度、また、実際に人が買おうとする意欲をかきたてられる曲なのかどうか? などが検討されるようです。

当たり前のことではあるのですが、サブスクにしてもそうですが、ただ登録して、ヒットするのを待っていても、ほとんど誰も聴いてはくれません。

積極的に、SNSなどで宣伝したりもそうですが、

TikTokに限って言うならば、実際に自分で動画を出してみて、これは見ていて面白い、萌える、なんて感じの動画をドシドシ出して見るのが一番かもしれません。

TikTokも売れっ子の上級者でしたら、スマホ一つで、途中で変身したり、面白いエフェクトをかけたりと、様々なことができます。そういうのを人の動画見ながら真似したりして、動画出してみて、研究すれば、バズる可能性も十分ありますよね。

他に、音楽というか、趣味の仲間が多いのなら、少しでも多くの人に協力してもらって、その曲を使ったTikTokの動画を一杯出してもらう、なんて人海戦術も考えられます。

オーディオストックは、クリエーター登録も無料なら、作品の販売も無料でできます。ただ、審査が厳しいので、DTMでの作品作りに自信が持てるようになりましたら、インストでも、歌物でも登録可能ですので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

AudiostockでBGM・効果音を販売中!

また、TikTokをされている方でしたら、楽曲検索で、「TheGoronyan25」で検索して、その中の曲を使っていただけると、涙が出るほど嬉しく思います。

2023年1月5日現在で歌物、インストと13曲登録しています。

オススメは以下の歌物の曲です。下にあるのはYouTubeの動画ですが、同じ曲を使用できます。

※TikTokは以前は、短い尺でしかできませんでしたが、今は10分とか長い動画も作れるようです。ただ、売れ筋はやはり短い動画のようです。

「マジカルメモリー~冒険・・・」

イントロがキャッチーなので、ノリのよいダンスとかに合いそうですね。

「ワイングラス」

ちょっとセンチメンタルな、もったいぶったような動画に合うかもしれません。

「コーラスグループ風5拍子」

コーラスグループのようなバラードです。どんな動画が合うでしょうか?

以上今回は、初めてTikTokについて、取り上げさせていただきました。挑戦するのは自由です。夢があると思いませんか?

なお、私はスマホでの自撮り用に、スタンド付きスマホ用リングライトなど、楽天で購入しました。

TikTokでは一年以上前に2つだけ動画出してますが、これから積極的に出して行こうかと考えております。

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DTM初心者向け

DTM初心者が知っておくべき、定番ドラムパターン7選【音声付き】

上の図は、ドラムセットの配置を表した図になります。

基本的なリズムは、バスドラムスネアドラムハイハットにて作ります。ジャンルにより、ハイハットの代わりにライドシンバルで刻む場合もあります。

クラッシュシンバルはアクセントに、そして、タム類(ハイタム、ミドルタム、フロアタム)は、フィルインと呼ばれる部分に使用したりします。

他に、基本のドラムセットには含まれませんが、スプラッシュシンバルチャイニーズシンバルが用いられることもあります。

DTMをする場合、キーボードでの配置は、おおよそ上の図のようになっています。

定番ドラムパターンを7つ紹介させていただきます。

①8ビート

8ビート(エイトビート)は、音楽に親しんでいない方でも一度は聴いたことがあるとは思います。ドラムの一番基本となるビートになります。

ハイハットが8分音符で刻んでいることが特徴です。

上の音は、ドンタンドドタン、のリズムですが、

バスドラムが一回の場合、ドンタンドンタンの場合もあります。

他にも様々なバリエーションがあります。主に、バスドラムの入るタイミングが変わります。

②16ビート

16ビート(ジュウロクビート)は、ハイハットを16分音符で刻むことが特徴です。

他のバリエーションとして、バスドラムやスネアドラムが16分音符のノリで入ったりするケースもあります。

生ドラムを想定して作る場合は、両手でタカタカとハイハットを打つとき、その一つでスネアを打つのが自然なため、ハイハットをスネアの部分だけ外すと、よりリアルになります。

8ビートは英語なのに、16ビートは日本語なのは不思議ですね。私は若い頃、これを「シックスティーンビート」と読んでましたが、それでも間違いではないようです。

「夜に駆ける」では、このリズムが用いられています。

③ダンスビート、4つ打ち

ダンスビートは通常4つ打ちと呼ばれます。バスドラムが4分音符で入ることが特徴です。

4つ打ちの定番として、ハイハットが、クローズ、オープンを繰り返し、目立つオープンが、4分音符の裏に入ることが多いです。

こちらは、生ドラムの場合も、打ち込みの場合もどちらもありますが、打ち込みの方が多いような気がします。

④頭打ち、表打ち

小節の頭から、スネアドラムが4分音符で入るパターンが、頭打ち、もしくは表打ち、です。

音の感じから、「タンタンタドタド」と呼ばれることもあります。バスドラムは二回続けて叩く場合と、三回の場合があります。

観客を鼓舞するかのような、手拍子したくなるようなリズムですね。主にロックに用いられます。

「千本桜」のサビ部分でこのリズムが用いられています。

⑤シャッフルビート、スウィング

4分音符を三等分した3連符でリズムを刻むことをシャッフルビートと呼びます。スウィングとも言います。ジャズでよく使われます。

跳ねるリズムと言われるときは、このリズムのことを意味します。「丸の内サディスティック」ではこのリズムが用いられています。

なお、3連符を用いるのが特徴でありますので、バリエーションとしては、これに限らず、様々なパターンが作れます。

⑥レゲトンビート

レゲトンは、ヒップホップとレゲエの影響を受けて、プエルトリコで生まれたジャンルらしいです。そのリズムをレゲトンビートと呼びます。

思わず踊りだしたくなるような、夏のイメージですね。邦楽では「ワタリドリ」がこのリズムに近いです。

⑦トラップビート

トラップビートはヒップホップのジャンルの一つですが、こちらは生楽器よりも、打ち込みでのサウンドを想定しています。

これまでの図と違い、こちらは4小節の図になります。

スネアドラムが3拍目に入るハーフテンポを基準としています。

2小節目の最後の4泊目、また4小節目の最後の4泊目などに、ハイハットを三連符で入れたり、32分音符で入れたりして、機械的なノリを入れて、非日常な感じを演出しています。

邦楽ではあまりまだ用いられていないようですが、洋楽では主流となるため、邦楽でも今後流行する可能性はあります。

トラップビートのパターンも数多くあるようで、上記の方法に限らず、様々な工夫をすることで、自分独自のリズムを作ってもいいでしょう。

以上、初心者が知っておくべき定番ドラムパターンでした。

なお、①から⑥までは、Native Instruments社の「Studio Drummer」を、⑦は「DRAM LAB」の音源を使用しています。

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DTM

転調する時【コードの繋げ方】ドミナントモーション、ピポットコード

今回は、前回の転調の種類、に引き続きの内容となっています。先に転調の種類をご覧になられてから、こちらを見ていただいた方がスムーズかもしれません。

転調の種類としては、同主調転調、近親調転調、1つもしくは2つ上がる転調、1つもしくは2つ下がる転調、それ以外の転調

と種類がありますが、実際の曲として具体的に変わるところで、どのようなコードのつなぎ方をしているのかについて解説します。

①ドミナントモーションを使う転調

向かう先をⅠとした場合、Ⅴの音をドミナントといい、V→Ⅰの動きをドミナントモーションと言います。このとき、Vの音はセブンスコードにすることが多いです。

1つ上がる転調の場合CからC♯

C→G♯7(Ⅴ7)→C♯(Ⅰ)

同主調平行調への転調の場合CからE♭

C→B♭7(Ⅴ7)→E♭(Ⅰ)

上のコード進行については、G♯7、B♭7が転調先のキーのドミナントになっているという仕組みです。

※G#7やB♭7の前のコードがCという意味ではなく、Cのキーでコード進行をしていて、転調直前にドミナントモーションすればそれで構いません。

②ピポットコードを使う転調

転調前のダイアトニックコードと、転調後のダイアトニックコードで共通なコードのことをピポットコードと言います。

Cのキー、C、Dm、Em、F、G、Am、Bm-5

Dのキー、D、Em、F♯m、G、A、Bm、C♯m-5

上の太字部分がピポットコードになります。

二つ上がる転調の場合CからD

C→Em→D、もしくは、C→G→D

ピポットコードは、属調、下属調が多く、関係調の中でも同主調にはドミナントコードの中にはピポットコードはありません。

ただし、セカンダリードミナントという考え方を使えば、ピポットコードはあります。

ダイアトニックコードに、ドミナントモーションするコードのことをセカンダリードミナントと言いますが、圧倒的に用いられる頻度が高いのが、AmのセカンダリードミナントのEです。ディグリーネームはⅢになります。

Cのキー、C、Dm、Em(もしくはE)、F、G、Am、Bm-5

Cmのキー、E♭、Fm、Gm(もしくはG)、A♭、B♭、Cm、Dm-5

同主調転調の場合

C→G→Cm、もしくは、C→Dm→G→Cm、など

③いきなり転調

ドミナントモーションもピポットコードも使わず、いきなり転調するケースもたくさんあります。転調した感じはこれが一番感じられます。

C→C♯

このとき、転調する前は一番基本となるトニックで完結してから、移る方が、しっくりくるようです。

転調の種類としては、一つ上がる転調、二つ上がる転調、一つ下がる転調、二つ下がる転調のときに多いようです。

以上、簡単ではありますが転調とコードの関係について書かせてもらいました。

読んでいただきありがとうございます。また、感想などコメントいただけると嬉しく思います。

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初心者にも分かりやすい【転調パターン解説】同主調、近親調、平行調

今回は、転調とは何ぞや? また、転調のパターン、そして方法について解説します。

転調とは? ことなるキー(スケール)に、曲の途中で変更することを言います。

変えることで、世界観が変わります。明るくなったり暗くなったり、盛り上がったり、クールになったりします。

スケールにはメジャースケールとマイナースケールがあります。

Cメジャースケールの構成音は、ドレミファソラシド

Cマイナースケールの構成音は、ドレミ♭ファソラ♭シ♭ド

①同主調転調

C→Cm(Cメジャースケール→Cマイナースケール)、

もしくはCm→C

Cメジャースケールと、Cマイナースケール、の転調は、同じ音が主の同主調転調と言います。

メジャースケールは明るい響き、マイナースケールは暗い響き、ですが、同じ音が主となる同主調転調では、明るいイメージと暗いイメージとが、入れ替わることで、曲の雰囲気を劇的に変化させることができます。

それでいて、同じ音が主となる音となるため、無理な感じがあまりせずスムーズなんですね。

ポップスでよく用いられる転調です。米津玄師の「Lemon」が特に有名ですね。

また、クラシックでは、ギター曲の「禁じられた遊び(愛のロマンス)」がEm→E(Eマイナースケール→Eメジャースケール)の転調をしています。クラシックなどでも多い転調です。

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②近親調転調

近親調とは、主調と近い関係の調を意味します。

具体的には、属調、下属調、平行調、同主調が含まれます。

属調は完全5度上を意味します。C→G

下属調は完全5度下を意味します。C→F

ハ長調のときの3コードは、C、F、Gですので、3コードの調と考えれば覚えやすいですね。

Cメジャースケール=ドレミファソラシド

Gメジャースケール=ソラシドレミファ♯ソ

Fメジャースケール=ファソラシ♭ドレミファ

♯や♭が5線譜に付く数は、Cメジャースケールから見て、どちらも一つしか変化がありません。

そのため、転調したのかどうかが分かりにくい、さりげない感じの転調と言えます。

近親調の最後は、平行調ですが、これは、調号の変化が全くない調のことを意味します。

C→Am、もしくはAm→C

調号の変化が全くないため、これを転調とは考えないこともよくありますが、正確には転調になります。転調の中では、一番変化が少ないと言えます。ほぼイコールという感じです。

平行調の考え方で行きますと、以下もよく出る転調パターンになります。

属調(G)の平行調C→Em

下属調(F)の平行調C→Dm

同主調(Cm)の平行調C→E♭

平行調(Am)の同主調C→A

③半音上、全音上、の転調

カラオケなどで、大サビ(エンディング近くのサビ)で、全体でスライドするように上がる転調のことは、感覚的に覚えている人も多いでしょう。

サビのメロディーはそのままで、まるごと半音、もしくは全音上がることで、盛り上がる感じを出しています。単純に、音域が上がると盛り上がる感じが出るのですね。

C→C♯、半音上がり

C→D、全音上がり

※大サビでの繰り返しに限らず、Bメロからサビに変わるときにこの転調が用いられることもあります。

④半音下、全音下、の転調

上がる転調とは逆で、半音下がり、全音下がりの転調もあります。どちらも、盛り上がりとは逆で、落ち着く、沈む感じになります。上がるのに比べて、頻度は落ちます。

C→B、半音下がり

C→B♭、全音下がり

⑤それ以外の転調

キーはメジャースケールだけで行きましても、12個ありますので、Cからの転調の先も、メジャーキーだけでも11種類ありますが、上記に挙げた以外は、どちらかというと、かなり少数派となりますので、最初のうちは覚えなくてもいいかなとは思います。

一応挙げておきますと、

C→E、長3度上がり

C→A♭、長3度下がり

C→F♯、短5度上がり(=短5度下がり)つまり、正反対のところに位置している調、この転調が一番違和感を感じるかもしれません。逆に言うと、違和感を演出したいときに使えます。

以上、今回は転調について解説させていただきました。次回は、転調させるときのコード進行の繋げ方について、解説させていただきます。

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「誰でも上手にメロディーを作れる方法」の動画が優秀過ぎて目から鱗

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2023年正月も4日目ですが、いかがお過ごしでしょうか? とはいえ、ブログを書いているのは年末ですが、正月を和やかに過ごせる人がうらやましいと感じる今日この頃であります。

お休みムードの方が大半だとは思いますが、私は大学ぐらいのときに、正月に郵便配達のバイトをしていたことが何度かあります。

また、大人になってからも半年ほど郵便配達で働いておりました。正月の配達は本当に戦争のように、忙しかったでしたね。そんな郵便局の方も休めるようにと、1月2日は基本的には配達はお休みになっています。

さて、今回も、他力本願的な、他の方が作成したYouTube動画を取り上げ、解説するという内容です。

初心者の方がメロディーを作るための方法を、音楽理論などの専門用語なしで、分かりやすく解説されています。

このチャンネルではReoさんという方が、作曲、DTMについて解説しています。説明が分かりやすく、専門用語などを使わずに解説しているので、初心者の方も覚えやすいのではないでしょうか?

(294) Reo – YouTube

少なくとも、私はこの動画より分かりやすい説明をする自信がありません。

人気の出るチャンネルは、顔出ししなくても作れるということを証明してくれています。

【AT独占】ビッグローブ光

メロディー作りでは、以下の3つが重要と説明しています。

①音階、②リズム、③聴きやすさ

①音階

ピアノの白鍵だけ弾くと、ドレミファソラシドになります。

これは、ハ長調という音階です。

ドレミ♭ファソラ♭シ♭ド、と音階にしますと、ハ短調になります。

動画では、ハッピーバースデイの曲が、ハ長調は明るい雰囲気なのに対し、ハ短調に直すと暗い雰囲気に変わることが説明されています。

音階は、長調と短調、この2つだけ、最初は覚えていればいいですね。

その中でも、ピアノの白鍵だけ弾けばいいハ長調で曲作りするのは、とても覚えやすい方法ですのでオススメです。

メロディー作りは、私などは鼻歌から入ったり、キーボードで演奏したりしていますが、

今回は動画のように、キーボードで弾いてみます。伴奏も入れていますが、そちらも白鍵のみで弾いています。

ドレミファソラシドを適当に弾いてみたら、慣れないうちはパッとしない感じになるかもしれません。

その中で、「ドレミソラ」だけを使って弾いてみると、あら不思議、メロディーらしい感じになりました。

ドレミファソラシドの4番目のファ、7番目のシ、を抜いているので、ヨナ抜き音階といいます。ペンタトニックスケールとも言います。

これだけ使ってメロディーを作っている曲が世界でも物凄く多くあるのですね。

でも、ファとシ、を時々メロディーに混ぜることによって、いい感じのメロディーになります。

ドレミソラ、が主役の食材としたら、ファシ、は調味料的な感じですね。

ですので、逆にファとシがドレミソラより、頻繁に出るように作ると、調味料が多くて食材が少ない、アンバランスなメロディーになってしまうので要注意です。

メロディーの音の繋げ方について、隣の音に行くことだけにしたら、なめらかな感じになります。

音が隣ではなく飛ぶようにさせることもできますが、しつこい印象になります。

逆に隣に移るばかりだと、なめらかですが退屈な印象になります。

隣に移るのと、飛ぶのと、いい具合にミックスさせるといいですね。

黒鍵の音でメロディーを弾いてみますと、白鍵で弾いた伴奏の上では、違和感しか感じないようになります。

ので、黒鍵は、次に白鍵に行くための飾りとして、白鍵の直前に入れるなどしてみますと、オシャレな感じになります。

フレーズが終わるときは、ドミソのどれかを伸ばして終わるとしっくりきます、と動画では説明されています。

言われてみれば確かに~、という感じですね。これはハ長調の一番基本のコードCの構成音になります。

②リズム

メロディーを作ったときに、時々、フライング気味に早めたりすると、いい感じのリズムになります。

これはシンコペーションと言います。

またメロディーの始まりを小節の初めではなく、助走をつける感じで前に入れることにより、いい感じのメロディーになるとも言っています。

メロディーの初めは、以下の3通りあります。

①小節の初めに合わせる。

②助走をつけるように、小節の初めより前から始める。

③少し送らせて始める。

ある作曲家の方が言っていたのですが、この3通りの始め方のどれにするかを意識して曲作りをすると、いい感じの曲ができるとのことです。

Aメロ、Bメロ、サビで、この3通りをそれぞれ使うなどはオススメできる方法です。

例えば、Aメロ③、Bメロ①、サビ②、とかです。

③聴きやすさ

ずっと同じようにドレミだけしか使っていないメロディーは退屈なので、ときどき他の音にも飛びましょう。

リズムが最初から最後までずっと同じ繰り返しだと退屈なので、時々変えてあげましょう。

ただ、最初から最後までリズムが違うと統一感がなく覚えにくいメロディーになるので、ある程度リズムで繰り返す部分をつけて分かりやすくしましょう。

息継ぎがなくずっと続いているメロディーは、聴いていて疲れるので、ところどころに息継ぎの休符を入れてあげましょう。

など、具体的な音を参考にしながら説明しています。説明と音が流れるように聴かせられるところが、動画の強みですね。

今回も他の方のYouTube動画を掲載し、解説させていただきました。これで終わります。


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