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DTM初心者向け

ボーカル録音機器はコンデンサーマイクの他、これだけは揃えよう!

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こちらの記事はプロモーションを含みます。

今回は、ボーカルの録音に必要な機器について解説します。

コンデンサーマイクでの録音の仕方については、この前の動画を参照してください。下のリンクから見られます。

投稿を編集 “コンデンサーマイクを使っての宅録の方法、機材説明” ‹ GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと — WordPress (thegoronyan25.com)

ボーカル録音のときには、上の画像のように、マイクスタンドの他に、サウンドシールドと呼ばれる吸音材、そしてポップガードがあれば、ベストですね。

サウンドシールドは、マイク近くの部屋の反響音を吸収してくれ、よりクリアにボーカルが録音できます。

ポップガードは、YouTubeの動画などで、歌手の方が歌っているとき、マイクと口の間に網のようなものが入った丸い物があるのを見た人も多いかとは思います。

これは、歌うときにフッと息がかかるときのノイズを軽減してくれます。これがないと、折角録音したのに、雑音が入ったので撮り直しということになりかねません。

サウンドシールドは私は、「マランツ プロフェッショナル サウンド シールド」というのを使っております。マイクスタンドに設置可能です。

楽天市場などで購入できます。以下のリンクから閲覧できます。

またポップガードについては、私が使っているタイプではなく、もっといいのが出ているみたいです。楽天のポップガードのランキング1位の製品がこちらになります。

見た感じ、物凄く使いやすそうで、なおかつ見た目がスタイリッシュですね。下のリンクから閲覧できます。

マイクスタンドのオススメは私も使っているこちらになります。とても使いやすいですね。値段もお手頃です。

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日常

レコードブーム再来って本当? 家に眠ってるレコードが高価買取に!

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ネットのニュースで、レコードブームが再来しているというのを知りました。

レコードをずっと聴いている人は、CDの音にはない温かみのある音というのを言っていますね。

音的に、デジタル信号を変換して音が出るCDと、レコード盤の溝を針が読み取る音とは、ミクロの世界で違いがあるのかもしれません。

上の動画では、レコードがCDに変わっていったときも、レコード針を作る技術や、レコードをプレスする技術を絶やさず維持してきた日本の企業のことが紹介されています。

また、レコードが高額で取引されているという情報から、家の大掃除して、4枚のLP盤が出てきました。

ただ、若い頃持っていたLP盤はもっと多かったので、もっと出てこないかと探したのですが、自分の家にはありませんでした。

それで、20歳ぐらいのときに一時期住んでいたことのある親戚の家に訪問し、残っていないかと探索しました。

結果的に私が所有していたレコードは見つからなかったのですが、親戚の人の所有するレコードのLP盤は2枚みつかり、いただきました。

エコストア レコーズに問い合わせてみたところ、10枚以上のLPがありますと、送料無料で、包装セットを送ってもらい、レコードを宅配便で送れるようにしてくれるようです。10枚未満だと送料をこちらが負担することになります。

私の持つレコードの内容、どのジャンルなのか、帯がついているのか、などを説明させてもらったところ、それなら、送料分元が取れないかもしれません、と正直に言ってもらいました。

中古レコードについても、売れ筋があるらしく、売れ筋でなおかつあまり出回らないものですと、希少価値から値段が上がります。

私のような50代以上の人なら若い頃レコードを聴いていたという人も多いかもしれませんね。そして、レコードプレイヤーも使っていないので、今は動かなくなってしまっているという方も多いのではないでしょうか?

レコードを思い出の一つとして所持することも悪くありませんが、家の模様替えのときなどに、業者に出してみるというのも選択枝として考えたいですね。

私はLPが10枚揃ったら、依頼していました。

高い値段だと1枚10000円以上の値段が付くなんてこともあるようです。

例えばビートルズのアビーロードで、一番最初に発売されたイギリス版だと結構な高値がつくようです。

他にも、CDやDVDの取引もしているようで、CDですと50枚以上ですと、送料無料で送れるようです。

レコード、CDともに言えることですが、帯がついているかどうか、また歌詞カードがついているかどうか、についても料金に差が出るらしいです。

処分するために捨ててしまうぐらいなら、もう一度新しい誰かに聴いてもらえるよう、利用したいですね。

下のリンクのエコストアは、買い取り額、顧客対応、ともに業界ナンバーワンのようですので、特にオススメできます。

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日常

Old New Cafeオープンマイク、ケーキ屋BGM調査

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2022年11月7日月曜日、伊賀市四十九町のオールドニューカフェにて、オープンマイクがありました。この店でのオープンマイクは、毎月基本的には最初の月曜日に19時頃より行われます。

一時期コロナのため中止しておりましたが、何か月か前より再開しております。たくさんの方が出演されます。中には凄い演奏する人もいて、私ぐらいの実力だとちょっと勇気がいりますね。

出演するだけでなく見物に来る人もいます。オープンマイクは日1人500円の出演料を払えば、誰でも参加できます。見学は無料です。

オールドニューカフェ oldnewcafe 三重県伊賀市

私は個人として出演したのは一回だけで、いつものバンドメンバーとは4~5回ほど出ていると思います。

この日は、見学だけです。

11月12日、この日は温かい小春日和でした。この日は一人で、地元三重県伊賀市の、ケーキ屋を回ってきました。

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この前にブログにて、自作クリスマス曲「トナカイにのって」を広める活動のことを書きましたが、私も作曲者の責任ということで、ケーキ屋のBGMを調査する役目をした感じです。BGMが流れていれば、また次回に「トナカイにのって」のCDを渡すなどして、流してもらうなど、検討しているところです。

お店に入らなければBGMが流れているか分かりにくいので入りました。入って何も買わないのはよくないので安い物を買ったりして食べました。

伊賀市でBGMを頼めそうなケーキ屋は4~5件ほどでしたね。

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ブログ用に、1つだけいいケーキを買って、自宅の机で写真撮りました。美味しかったです。実は甘党です。

写真だけ見れば家は綺麗そうですが、写真のフレームに入っていないところで、結構散らかっています。

この前に、少し早めの大掃除して、断捨離しました。庭の草も取ったりしました。家を片付けたのは、もしかしたら人を家に呼ばなければいけない可能性が出てきたからです。

家にレコードがあるのが見つかりまして、それがどうやら高く売れそうなので、家に来てもらうかもしれません。今、密かにレコードがブームになってきているようです。

今年の6月に会社を退職して以来、失業保険で食べてはいますが、カードローンなどが結構あり、金銭的には綱渡り状態です。

そんな自分が、音楽に関連することで、生計が立てられるようにするため、奮闘しています。


このブログのですが、今のところ毎日アップできています。基本的には午前9時ジャストに、新しい記事が投稿されるようになっています。

パソコンでしたら上の部分に、またスマホでしたら「メニュー」画面を押しますと、

DTM、DTM初心者向け、DTM中上級者向け、音楽批評、自作曲紹介、楽器、旅行、日常と、カテゴリーが並びます。

そのそれぞれのカテゴリーをクリックしますと、それについての記事が並ぶ仕組みになっております。

気軽にコメントなどいただければ嬉しく思います。

荒しやスパムを防ぐため、コメントは私が承認した物だけ表示します。

U-NEXTでは、31日間無料で視聴可能です。

31日間無料トライアルの特典として、

月額プラン2189円(税込み)が31日間無料

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があります。まずは31日間試してみて、よかったら継続という方法をオススメしています。

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DTM初心者向け

コンデンサーマイクを使っての宅録の方法、機材説明

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今回はコンデンサーマイクを使用しての録音の仕方と、必要な機材の説明をします。

DTMをするには、パソコンと、オーディオインターフェイス、とモニターできる、スピーカーかヘッドホンがあれば、最低限のことはできます。

他に、MIDIデータとしてリアルタイム録音できる、MIDIキーボードか電子ピアノがあればベストですが、

さらに、生楽器の録音をするために、マイクがあればベストですね。

上の動画で一連の手順を話していますが、こちらでも内容について、文字として記載します。

マイクには、ダイナミックマイクと、コンデンサーマイクがあります。

ダイナミックマイクは、カラオケなどで使用されているものです。コンデンサーより音質は落ちますが、耐久性が高く、壊れにくいという利点があります。そのため、ライブなどでよく使われます。

コンデンサーマイクは、ダイナミックマイクより音質がいいですが、落としたりするような衝撃に弱く、繊細で壊れやすいのが欠点になります。また、湿気にも弱いため、使わないときは、除湿剤を入れたケースに保管します。通常、スタジオでの録音のときには、こちらを使用します。

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NEUMANN TLM102 というコンデンサーマイクを通常使っています。ノイマン製のマイクの中で、割合低価格の製品ですが、クリアに録音できて、私はとても満足しております。

ノイマン製のマイクは、世界でも高級な部類に入り、ノイマン製というだけで、知っている人は驚きます。

下の画像をクリックすると、製品のページに飛びます。

録音する手順ですが、パソコンでDAWソフトを立ち上げます。Cubaseで説明します。

プロジェクトを作成した後、トラックでテンポトラックを作ってから、オーディオトラックを作ります。

メトロノームを鳴らした状態にして、速さを確認します。

テンポトラックの先頭部分をクリックしますとBPMの数値が表示されますので、それを変えることで速さを確認します。

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マイクスタンドに、コンデンサーマイクをセットして、接続させます。録音させるときはマイクの位置も重要です。

アコースティックギターなどの場合は、通常ホールの近くにセットします。今回は、コンガとシンバルですので、コンガとシンバルの三角形の真ん中あたりにセットします。

どちらかに寄っていると、当然ですが、その音が大きく録音されることになります。

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オーディオインターフェイスに、マイクを接続します。その前に、マイクのボリュームを一旦最小にした状態にしてください。スピーカーや機器などに負担をかけさせないためです。

コンデンサーマイクは、ギターなどで使う端子と違い、XLR端子(キャノン端子)というのを使います。

オーディオインターフェイスからマイクへ微弱な電気を送るスイッチを押します。画像のUR22の場合は背後にあります。この電気を送るということが、XLR端子ですと可能になります。

マイク録音のときには、録音時にスピーカーから出る音を拾わないように、スピーカーの電源を切ります

モニター用のヘッドホンを刺します。

DAWソフトのオーディオトラックの録音ボタンと、モニターボタンを押します。

また、Cubaseの右側に、メーターを表示させます。

オーディオインターフェイスのマイクボリュームを上げていきます。

その状態で、実際に楽器を鳴らしてみます。

メーターが一番上のピークである0を超えないかチェックします。0を超えてしまうと、音が割れてしまいます。超えたかどうかは、超えた場合、0の部分に赤く表示されます。

マイク音量のチェックの後、録音開始してから、ヘッドホンでメトロノームの音を確認して、演奏します。

コンデンサーマイク↓

ダイナミックマイク↓

ダイナミックマイクは、私はスカイプなどで使うときぐらいしか今は使っていないのですが、聞き比べてみますと、思ったより音質の差が少なかった感じはしました。

とは言え、やはりコンデンサーマイクの方が、繊細な音がします。楽器数が少な目の場合は、特にその差はよく現れますので、DTMとして使用する場合は、コンデンサーマイクをオススメします。

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楽器 自作曲紹介

「ワイングラス」YouTubeにて公開、アコギ2本使用

今のところ、2022年10月1日より、毎日ブログを更新していますが、ネタ不足のこともあり、自作曲の紹介なるものもしていこうと思います。一応毎日午前9時に更新されます。

11月9日にYouTubeにて効果しております「ワイングラス」について、分析してみようと思います。

自作曲をひけらかすようで、申し訳ないのですが、この曲がどういう仕組みで作られたかということについて、何か参考になればという思いで、書かせていただきます。

曲の構成は、左側にリフ的なメロディーを奏でるフォークギター、右側にアルペジオを奏でるフォークギター、そして打ち込みのドラム、ボーカルという構成です。

ギターは録音するとき、DAWソフトのメトロノームの音を聴きながら録音させています。

上の画像の緑色がリフ的なメロディーで、青色がアルペジオになります。黄色はドラムです。

ギターが上手ならば、一曲を通して弾けなければいけないのですが、間違ったり、音が出なかったりする箇所があるので、

Aメロ部分だけ録音し、Bメロ部分だけ録音し、Cメロ部分だけ録音して、重ねています。2番、3番と、全て、1番のコピーです。

実際のコンサートでこれではいけないのですが、DTMだと悪かった箇所だけ修正したり、コピーしたりなどの編集が容易にできます。

上のトラックの画像の上のコードトラックのことを見てもらって分かるかもしれませんが、

Aメロ部分はDのコード

Bメロ部分はAmのコード

Cメロ部分はEmのコード

と、各セクションは一つのコードだけで構成されています。

上の楽譜はAメロ部分の歌メロと、リフ的なギターの譜面になります。

低い音は4弦の開放弦のDの音だけを弾いています。

高い音は、1弦と3弦を、スライドさせて弾いています。

こういう感じの奏法については、ビートルズの「Black Bird」、さだまさしの「関白宣言」のイントロ部分も参考にしています。

もう一つのギターのアルペジオについては、ひたすら、Dのコードを弾いているだけです。

上の楽譜は、Bメロ部分、Cメロ部分の、リフ的なメロディーのギターの譜面になります。

上の2段がBメロ、下の2段がCメロになります。

Bメロ部分ではAmのコード、Cメロ部分はEmのコードです。

そのため、低音ですが、Bメロ部分では5弦の開放弦を、Cメロ部分では6弦の開放弦を弾いています。

高音部分は1弦と3弦でスライドさせて弾くということは変わりません。1弦と3弦はポジションを覚えてしまえば、安易に、初心者の人でも覚えられるような感じですね。

低音部分が全て開放弦のため、1弦と3弦のスライドが自由にできるという感じです。

なお、この曲は、動画BGM、CMなど著作権フリーで自由に使える音源としてオーディオストックにて販売しています。よかったらご確認ください。

ワイングラス (No.1376611) 著作権フリーの歌詞付き・音楽素材 [mp3/WAV] | Audiostock(オーディオストック)

最後に、歌詞を掲載させていただきます。

ワイングラス 作詞作曲Goronyan BPM124

Ⅰ

ワイングラス 片手に持って

 視線感じる

この後 どうする? 考えてみるけど

 元彼の傷が・・・

新しい 恋に目覚めれば

胸の痛み 少しは楽になる

愛は どんな時も いつも不安定で

目の前にいる 君さえ幻

Ⅱ

別れ話 切り出された時

 何が何だか・・・

そんなメモリー 頭を回っていた

 心ここにあらず

砕け散る あさはかな想い

遠い空 私の心 ロンリー

愛は どんな時も いつも不安定で

目の前にいる 君さえ幻

Ⅲ

今どうしてる? 彼からのメール

 昨日何あったの?

湧き上がる リビドー 現実味なくて

 受け入れられない

きっとそう 私が愛したのは

誰かの 面影なのかな?

愛は どんな時も いつも不安定で

目の前にいる 君さえ幻

(間奏)

Ⅳ

ワイングラス 片手に持って

 占ってみよう
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DTM中上級者向け

音像定位後のミキシングの【マル秘テクニック】EQ処理の仕方

今回のブログは、前回の音像定位後のデータを、さらに聴きやすくするための、ミキシングテクニックになります。中級向けの内容になっております。

まずは、前回の音像定位の作業、左右のバランス、奥行きをリバーブで入れた作業後の音を聴いてみてください。

左右に分散され、ストリングスとブラスにリバーブをかけることにより、奥に下がってもらいました。

ただ、全体的に、ワンワンとこもって聴こえるところがあります。DTMをする人は、「ワンワン言ってる」という言葉をよく使うようですね。

上の画像のように、ボーカル(ボーカロイド)、ピアノ、バスドラム、スネアドラム、タム、シンバル、ハイハット、ベース、エレキギター、オルガン、ストリングス、ブラスが並んでいます。

もう一度前回表示した、図を出してみますね。

この段階で、左右の配置、奥行きまでは出しているのですが、もっと聞きやすくさせるために、それぞれのパートのトラックに対して、EQをかける作業をします。

私が説明で使うDAWソフトは、Cubaseになります。

ボーカルのボーカロイドのトラックで、再生途中の画像になります。

図では真ん中の少し高いところに配置させましたが、音の波形としましては、高い音から低い音まで分散されています。

今回は、ボーカルトラックに対しては、200kHzより低い音をカットする作業をします。カットとはいえ不自然にならないよう、ゆるやかなカーブで下がるという結果になります。

①のマークがあります。下のEQのところに

  • Parametric、パラメトリック
  • Low Shelf、ローシェルビングフィルター
  • High Pass、ハイパス

について、何種類か選べるようになっています。

パラメトリックは、その周波数に対して、上げたり下げたりします。

ローシェルビングフィルターは、その周波数より下側全体に対して、上げたり下げたりできます。

ハイパスは、その周波数より下側を下げます。ハイパスとは上側は通すという意味です。

それらの用語は覚えなくても、選択することで、グラフが変わってくれるので、それでイメージできます。

今回はハイパスを使っています。

なぜ、200kHzより下をカットするかですが、ベースを担当するベースギターと、バスドラムが聞き取りやすいように、その部分の音をカットする作業になります。

その意味で、ベースギターとバスドラム以外のトラックについて、全て200kHz以下をカットする作業をします。

次にシンバルとハイハットについては、目立つ音が高音という意味で、500kHzより下をカットしていきます。

ベースとバスドラム以外について、200kHz以下をカットすると書きましたが、

私は他に、500kHzあたりの音を、ボーカル以外の音について、パラメトリックで、下げています。

理由は、ボーカルが一番存在感が出る音域が500kHzあたりですので、そこを他の楽器が控え目にすることで、ボーカルが浮き出てくるという仕掛けなんですね。

上の画像はストリングスですが、高音域を全体的に上げています。この作業は、ローシェルビングフィルターの逆で、ハイシェルビングフィルターになります。

この高音を持ち上げる作業などは、必ずするわけではなく、全体のバランスを聴いてみて、上げた方がいいと判断したためになります。

上はベースギターのEQなんですが、2KHZより上を、ハイシェルビングで下げています。④のところは、①とは逆である周波数より上に対してカットしたり、上げたり下げたりするのが選択できます。

他にも、ブラスやエレキギターの高音を全体的に上げるなどの作業もしました。

EQでミキシングした状態が以下の音になります。

どうでしょうか? 最初の音と聞き比べてみてください。ワンワンするという感じがなくなり、スッキリとそれぞれの楽器が聞き取りやすくなったと、私は思うのですが。

ここで、何か気づかれた方もいらっしゃるとは思いますが、低い音は、ベースとバスドラムの二つに絞って目立たせるようにしたのに、高い音はたくさん楽器がある状態ですね。

低い音は多くの音が重なるとにごって聴こえるのですが、高い音は結構密集していてもクリアに聴こえるという性質があります。

そういう意味で、ピアノなどで弾く場合も、和音は高い音で弾き、低い音は和音は少な目にするなどの弾き方が普通ですね。

少し偉そうな説明になってしまったかもしれませんが、ミックスの方法は、今回のやり方は私がいいと思うやり方であって、人により考え方も異なるので、それ以外のやり方を否定しているわけではありません。

また、トラックの数、音数が多いか少ないかによっても、方法は変わってきます。

ピアノとベースとサックスとか、楽器が少ないと、EQなどほとんどかけなくても問題はないかと思います。

あくまでも一人のミックスの仕方として理解してくださいませ。

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DTM初心者向け

音像定位って何? 音に立体感を出させる方法

今回は、音像定位について解説します。

DTM初心者の方は初めて聞く言葉だと思いますが、ある程度熟練の方でも普段、この言葉はあまり使いません。

スピーカーが2つ並んでいて、左右違う音が鳴っています。そのことをステレオと呼びます。

左右同じ音が鳴っている場合は、モノラルと呼びます。

私は中学生の頃、大きなスピーカーのステレオセットを買ってもらいましたが、初めの頃は、左右違う音が鳴っているという事実に気づきませんでした。

アンプのところに、モノラルとステレオを切り替えるスイッチがあり、それをいじったときに、レコードの音が真ん中に聴こえるのと左右に広がって聴こえる違いが分かりました。

ラジカセなどだと、近くに寄らないと左右違うという事実が確認できませんね。

スマホなどの本体のスピーカーで聴く場合は、基本モノラルだと思います。ステレオで鳴らせることもできるかもしれませんが。

なお、このステレオのスピーカーですが、左右のスピーカーで、全く同じ音を同じ音量で鳴らすと、真ん中で鳴っているように、人間の脳は把握します。

上の音は、ボーカル、ドラム、ベースギター、エレキギター、ピアノ、オルガン、ストリングス、ブラスの音を真ん中の配置で鳴らしたものです。

左右のスピーカーで同じ音量で鳴らした場合真ん中に聴こえますが、左側から鳴っていると、左側で音が鳴っているように感じ、右側から鳴っていると右側から鳴っているように感じます。

左側7に対して右側3とかですと、真ん中より左側に寄ったように聞こえます。左右の音量のブレンドの仕方で、楽器がどの場所で鳴っているのかが、人間の脳に把握されます。

一番最初の図のように、左右にそれぞれの楽器をバランスよく配置させてみたのが、上の音になります。

左右のバランスですので、ヘッドホンや、ステレオのスピーカーなど左右の違いが分かる状態でなければ違いは分かりません。

同じ場所から全ての音が聞こえているのに対し、左右に広がって、それぞれの音が聞き取りやすくなったのではないでしょうか?

音像定位では、左右の配置の他に、奥行きについても、考える必要があります。

その楽器が近くで鳴っているのか、遠くで鳴っているのかです。

近い音は音量が大きくなりますので、音量でも遠近感は出るのですが、音量の他に、リバーブも遠近感と関わります。

ブラスとストリングスにリバーブをかけてみます。

最初のと比べて聴いてみてください。ブラスとストリングスの音が遠くの方に引っ込んだ感じがしないでしょうか?

残響音が多いと、人間は無意識のうちに、それが遠くの方で鳴っているかのように把握します。

耳元で鳴っていれば、直接音が耳に入るので残響音がなく聞こえます。

また、左右に極端に寄せた音は、近くに聴こえます

左の耳でささやかれたら、右側の耳ではほとんどその音は聞こえません。

それが同じ左の方向でも左の10m先で話した声だと、反響することで右の耳でもある程度聞き取っていることになります。

ですので、中心から左右に配置を離すほど近くに聴こえます。

曲をミックスさせる場合、左右のバランス、遠近的なバランス、そしてもう一つ、高い音と低い音のバランス、それらにより、音に立体感が出ます。

次回は、さらに踏み込んで、ミックスのテクニックについて解説します。

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旅行

USJハロウィンホラーナイト、気分を満喫!

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こちらの記事はプロモーションを含みます。

2022年11月USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)に1年ぶりに友達と3人で行きました。ここへはトータルで8~9回ほど行っています。

大勢の人が入ってましたが、コロナ禍で人が少な目な昨年と比べ、一気に人が増えた感じです。

ハロウィンホラーナイト最終日とあって、えらい人が多かったでした。昨年と比べて思うことは、マスクをしている人は勿論ほぼ全員なのですが、年齢層が高めの50歳以上と思われる人の姿はあまり確認できなかったように思います。

コロナもある意味ワクチンの普及で、感染者数は多いものの、雰囲気的には収束に向かいつつあるものを感じているのですが、年齢層が高めの方は、私も含め、高血圧とか何かしら疾患を持っている人が多いので、念には念をと、大勢の人が集まる場所に行くのをためらっているのでは? と推測します。

ロストワールドレストランで、「ダイナソー、アタック、ミートプレート」を注文しました。食べ応えがあり大満足です。

USJマニアの友達のお陰もあり、整理券の手配から、入場までスムーズに無駄なく進み、こんなに人が多いのに8つもアトラクションに入れました。

上の画像はアトラクションの一つ「プレイング・ウィズ・おさるのジョージ」です。ショーの撮影OKでしたので撮らせてもらいました。

子供向けのショーでしたが、舞台と映像がうまく融合されていて、よく作られているなと感じました。

私はDTMの音楽の他に、動画作りも好きなのですが、動画作りの参考になる気がしました。リアルな実写映像と、アニメーションを組み合わせるとかですかね。

ハロウィンホラーナイトという催しが、通りで行われていまして、薄暗がりの通りを、怖いイメージの被り物をした人たちなどが行き来します。

昔はもっと人との接触もあったそうですが、今はコロナ禍のため接触は控え目になっているようです。

ハロウィンホラーナイトは、私は初めての体験でした。

この日行ったアトラクションで一番のお気に入りは、「シング・オン・ツアー」ですね。

動物の着ぐるみを着た人が、ステージでコンサートを開くというもので、迫力のある音楽に、動物の動きがコミカルで、ショーとして楽しめました。こちらは撮影不可です。

シング・オン・ツアー|ユニバーサル・スタジオ・ジャパン|USJ

ショー的なアトラクションは安心していられるのですが、迫力あるジェットコースター的な乗り物のアトラクションは、本当に苦手です。

若い頃は全然問題なかったのですが、最近はそういうのに乗ると、気分が悪くなってしまいます。三半規管の衰えでしょうか?

ということもあり、去年入ったハリーポッターは、揺り動かされる乗り物と分かっていたので、私だけ外で待っていることにしました。

実は、一人で何もせずベンチに座りながら、景色見てたたずんでいるというのは、好きな時間の過ごし方になります。

ハリーポッターエリアで、写真の樽に見える店のところで、「バタービール」が販売されています。ノンアルのビールっぽい感じですが、生クリームなのかバターなのかという甘味が感じられます。私はこの味は結構好きですね。

ハロウィンにちなんで、今回オーディオストックにて、著作権フリー音源として発売しております「ポルターガイスト」という曲を紹介します。

物凄く無機質で淡々としたリズムに、シンセとピアノが淡々とした単音の音を、不思議な音階で入れています。不気味な雰囲気の映像などにマッチしそうですね。

ポルターガイスト~不気味なリフレイン (No.1311808) 著作権フリー音源・音楽素材 [mp3/WAV] | Audiostock(オーディオストック)

DTMとしての情報を書いておきますと、

  • ピアノ音源は「NOIRE」
  • シンセ音源「ETHEREAL EARTH」
  • ドラム音源「BUTCH VIG DRUMS」
  • ベース音源「Massive X」より「Dunkle」
  • イントロ、間奏、エンディング効果音「Massive X」より「Down Down」で、

になります。

いずれも、NI社のコンプリート無印版に含まれる音源です。

特に、ベースの「Dunkle」は現代風の曲全般に使用できるオススメの音色になりますね。

また「NOIRE」は初めて使用しましたが、弾いたピアノの音に加えて自動的にアルペジオのような音を入れてくれる機能があり、それを試してみた感じです。

ハリー・ポッターを観るなら<U-NEXT>

U-NEXTでは31日間無料トライアルで視聴可能です。

無料トライアルの特典として、

月額プラン2189円(税込み)が31日間無料で視聴できます。

またU-NEXTポイント600円をプレゼント。

があります。まずは使ってみて、よかったら継続という流れなら、納得したまま使っていけますね。

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DTM中上級者向け

VOCALOID5の使い方、こだわり派向けの上級テクニック

前回、ボーカロイド5の基本的な使い方を説明しましたが、今回は上級テクニックについてご紹介します。

ボーカロイド5をそれなりにこれまで使ってきましたが、実は今から説明する上級テクニックは、ブログで書くためにいろいろボタンを押してみて、分かったことです。

エモーションツール

ボーカロイドの操作画面を開いた後、トラックでボックスを作って開いたところです。前回の続きとなっておりますので、まだご覧になっていない方は前回よりお読みくださいませ。

音符を打ち込み、言葉を入力した後です。

ミュージカルエディターを開きますと、上の方にコントロールと書かれたボタンが3つ並んでいます。

左側のボタンがエモーションツールとなります。

クリックしますと、上の画像のように、音量の強弱が表示されます。

音符の先頭の方をクリックしますと、選択領域が表示されます。これは長さを指定するのではなく、最初から長さは決まっているようです。

うっすら茶色に変わった部分になりますが、その部分の音符について、表情の出し方を調整できます。

上にスライドさせれば波があるような感じになり、下にスライドさせれば平坦になっていきます。

下は変える前の最初の音になります。

歌で「こんにちは さようなら」と歌わせていますが、「こんにちは」を波があるように、「さようなら」を平坦にさせてみました。音を確認してみてください。

アタック&リリースエフェクトツール、ピッチ調整

コントロールボタンの真ん中は、アタック&リリースエフェクトツールになります。

アタックは発音する部分のことで、リリースは発音した後の音がなくなるまでの部分のことを意味します。

ここを押しますと、ピアノロール画面の下の方に、コントロールする画面が出てきます。

その中で、ピッチのところを選択しています。音程のことです。

画像では少し見にくいですが、矢印のように、「こんにちは」の「わ」の音のところに、アタックエフェクトの「Down3」というのをかけています。

また、「さようなら」の「ら」のところに、リリースエフェクトの「Vib Extrama」というのをかけています。

エフェクトの強さはダイヤルで調整できます。

まさに「癖が強い」という感じになりましたね。

アタック&リリースエフェクトツール、ダイナミクス調整

アタック&リリースエフェクトで、次はダイナミクスについて調整します。音量のことです。

矢印のように、「わ」の音に、アタックエフェクトのクレッシェンドをかけ、

「ら」の音に、リリースエフェクトのデクレッシェンドをかけています。

クレッシェンドはだんだん大きく、デクレッシェンドはだんだん小さくという意味です。音楽の授業でも出てきましたね。

ちなみに、上の画像は、一旦アタック&リリース画面でそれぞれエフェクトをかけた後に、エモーションツールで、音量を表示させています。エモーションツールで表示させた状態では、エフェクトはかけられません。

アタック&リリースエフェクトツール、オーナメンテーション調整

アタック&リリースエフェクトでは、これまで説明したピッチ、ダイナミクスの他に、トーンオーナメンテーションがありますが、今回はオーナメンテーションについて説明します。

装飾という意味になります。

最初の「わ」の音のアタックに「Foxy」というエフェクトをかけました。

後の「ら」の音のリリースに「Tremolo」をかけています。

もうここまで来ると、癖が強すぎて物真似の域に達していますね。このあたり、その癖を全面に出すのもよし、うすくかけて味にするのもいいかもしれません。

このようなエフェクトを選択しなくても、音符の高低差や音符の長さから、最適なエフェクトが自動的にかかるので、この部分は修正したいとか、また特徴を出したいとか、一部分に使用するという考え方でいいかと思います。

それほど、ソフト自体がよく考えて作られている気がしました。

ちなみに、コントロールの右側は、ブレスになっておりまして、息継ぎの音を入れるかどうか決めることができます。

また最後に、自作ボカロ曲貼ります。だいぶ以前に作った曲になります。このボーカロイド5ではありませんが、ボカロ曲のイメージとして見てもらえれば幸いです。

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自作曲紹介

梅あいり「トナカイにのって」を歌って踊って、YouTubeに投稿しよう!

ハロウィンも終わり、スーパーマーケットではクリスマスのBGMも流れる季節となりました。

2020年12月22日公開されました梅あいりさんの「トナカイにのって」という曲の動画が上記になります。

当時、梅あいりさんに、クリスマスについての曲を歌ってもらうようお願いし、曲を提供させていただきました。歌詞は私Goronyanと梅あいりさんとで共同で作成しています。

動画再生回数はそれなりに伸びましたが、もっと大きく展開させたいなとの、梅あいりさんの希望により、

今回、「トナカイにのって」の梅あいりさんのボーカルバージョンと、カラオケとピアノ譜、コード譜をZIPファイルにて、無料で配布させていただきます。

なお、スマートホンのときなど、ZIPファイルの解凍が困難な場合などは、下のリンクより、梅あいりさんのボーカルバージョンのデータのみダウンロードできます。クリックしますと、曲を再生するマークが出ますが、右の「…」のボタンをクリックしますと、ダウンロードに進めます。

こちらの希望としまして、この曲を歌ってみた動画、また、この曲を踊ってみた動画、などをYouTubeにて出していただけると、感謝致します。

踊りについては、特に決まった踊りというのは、今のところないのですが、この曲のイメージから振り付けをしてもらい、踊っていただけるととても嬉しく思います。

その際は概要欄に、「トナカイにのって」のYouTubeのリンクなど貼っていただけると、とても助かります。

上記YouTube動画右上の「共有」→「リンクのコピー」で、アドレスをコピーできます。

それ以外の用途、イベントなどで使用していただくのも全く問題ありません。

動画のBGM、ホームページのBGMも可であります。

また、単に聴きたいという理由でのダウンロードも、勿論問題ありません。

ただし、青少年に有害なサイト、公序良俗に反するサイトなどでの使用はNGとなります。

トナカイにのって」を広めていただけるよう、皆様のお力をお貸しくださいませ。

よろしくお願い申し上げます。

下はちるちるサンタバージョンです。梅あいりさんが作ったキャラクター「ちるちる」の声で、梅あいりさんが歌っています。絵は梅あいりさんが描いたものです。