カテゴリー
楽器

Native Instruments「India」インド音楽紹介

今回、インド音楽について、あれこれ考えてみました。私がインド音楽について知っているとすれば、やはりビートルズの影響が大半ですね。

ビートルズのジョージハリスンがアルバムの中で、インド楽器を使った曲を発表していますが、一番の大作と言えば、やはり、「サージャント ペバーズ ロンリーハーツ クラブバンド」というアルバムに収められた「ウィズインユー ウィズアウトユー」ですが、

それをのちに、別の演奏者により完全に再現している動画を見つけましたので、この曲を知っているビートルズマニアにとっては、お宝映像と思います。

バイオリンのようなインドの弦楽器は、何という名前なのか分かりませんでしたが、それ以外の、シタールという弦楽器、タブラという打楽器について、DTMとしての音源として、Native Instruments社の「India」という音源に収録させています。

シタール

上の画像は、音源シタールの画面ですが、鍵盤部分の青色のところ、そして紫色のところが、その高さの音がでます。色がついていない鍵盤については、その隣の青色や紫色の音が出ます。

青や紫の部分は、移調させることができません。

おそらくなのですが、インド楽器では使われるスケールの高さが決まっていて、高さを移調するということは行われないのではないかと推測できます。

赤色の鍵盤部分については、どういう意味なのか、私は分かりませんでした。分かる人がいらっしゃったら教えてください。

ネットオフ楽器買取プロモーション

タブラ

音が本格的に聴こえますね。私は何もしてません。

一番左の赤色の鍵盤を一つ押しますと、リズムパターンが選択できて、自動的に音が鳴ります。

オレンジ色の鍵盤も同様ですが、こちらは高音が中心のリズムパターンとなっています。

リズムパターンを鳴らしているとき、鍵盤高音域にある青紫と赤紫の鍵盤が押されていることが分かります。このあたりは、一つの音のバリエーションになります。

また、中高音域の青緑の鍵盤は、連打などの音色が入っています。

リズムパターンから編集することはできないのですが、高音域の音を組み合わせることにより、自分独自のリズムを作り出すことも可能です。

タブラの演奏動画を見つけましたが、右手で高音の音を小刻みに叩き、左手でボワンとした不思議な音色を入れるみたいですね。

この動画見たら、楽器マニアとしましては欲しくなってきました。

サントゥール

「India」に含まれる音源としては、サントゥールが面白い音だと思いましたので、紹介させてもらいます。

青色の鍵盤が、実際のその高さの音が鳴り、白色の鍵盤は、隣の青色の音が鳴ります。連打などするときに、便利な機能ですね。

サントゥールを実際に演奏している動画を発見しました。演奏のイメージとしては、木琴とか、マレット系の感じですね。

今回は、インド音楽の紹介と、音源「India」の代表的な音について、使い方の紹介などさせてもらいました。普段接しないジャンルの音楽に触れると、世界が広がる気がします。

マイナビふるさと納税
カテゴリー
楽器

教室に通わずサックスを短期間で習得「初めてのアルトサックス講座」

こちらの記事にはプロモーションが含まれます。

サックスを吹いてみたいと思って調べてみても、色々な情報があって、どれが自分に合っているのか、本当に弾けるのか、よく分からない…。

まず、何から始めれば良いのか分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

株式会社グッドアピールが提供している「初めてのアルトサックス講座」では、自宅で手軽にサックス上達を目指せます。

何もしなくてもレッスンも楽譜も届くので、あとは楽器があればOK。とにかく簡単に始められるレッスンです。

今回は、このサックス講座を開発された担当者の方に、なぜ短期間で吹けるようになるのか、その秘密や、作成に至った背景など伺いました。

目次

☆「初めてのアルトサックス講座」は短期間でサックスを習得するための自宅用教材

☆どんなふうに上達できる?

☆挫折しない練習方法を作りたかった

☆初めてのアルトサックス講座で学んでみるには?

☆最後に

「初めてのアルトサックス講座」は短期間でサックスを習得するための自宅用教材

音楽教育は先生についてマンツーマンで教わった方が良い。
そんな業界の常識をひっくり返したサックス学習教材が、「初めてのアルトサックス講座」です。 時間を選ばず、好きなときに自宅で楽しいレッスンを受けられます。

教材の開発から8年がたち、2022年12月末現在で、5,000人以上のサックスを吹きたい方が手に取っています。

講座は初級編から中級編まで、幅広い曲を学ぶことができるレッスンに成長しています。

▼主なレッスン曲

・「ルパン三世のテーマ」同タイトルアニメテーマ曲
・「いとしのエリー」サザンオールスターズ
・「オーラ・リー」エルビスのカバーで有名
・「ムーンリバー」ティファニーで朝食を

などなど。

▼「初めてのアルトサックス講座」内容とサポート

・DVD5枚(38レッスン収録)
・解説テキスト3冊
・レッスン用楽譜3冊
・音楽の知識が丸わかりの解説書付き
・サポート…受講者は無期限で電話、メール、LINEでのサポートを受けられます。吉野先生から定期的に励ましメール、補足の解説も届きます。

どんなふうに上達できる?

事例1:約1ヶ月で家族から「上手になったね」と褒められました!

千葉県在住64歳男性からのご報告です。

サックスには憧れがあり、自分で楽器を買って本屋で「初心者の〜」というような教本らしきものを購入してきましたが、全く吹けませんでした。

CD付きのものも買ってみましたが、よく分からず、吉野先生のDVD教材を発見して飛びつきました(笑)

半年以上まともな音も出せなかったのに、先生の教材を始めてたったの1ヶ月で曲が吹けるようになり、家族からも「上手になったね」と褒められるようになりました。

吉野先生のDVD講座は素晴らしく、私には全てが役に立つものばかりでした。

まずは目下のルパン三世を目指して練習中です。

事例2:スタートから3ヶ月。妻のピアノ伴奏で楽しめるほどになりました。

兵庫県在住68歳男性からのご報告です。

このサックス講座で学び、紆余曲折しつつも亀の歩みでどうにか上達してきました。

今ではピアノが弾ける妻の伴奏で好きな曲を吹けるくらいになりました。

レッスンの曲の中ではいとしのエリーとルパン三世が楽しかったです。続きのレッスンもスタートしています。

それとは別に、夫婦共同作業(演奏?)で津軽海峡・冬景色を練習中です。

サックスの楽しみと吹ける喜びを教えてくださったこの講座には大満足です。

挫折しない練習方法を作りたかった

最後に、「初めてのアルトサックス講座」を制作した、株式会社グッドアピールの担当者さんにお話をお伺いしました。

▼教室に通って挫折したというお客様の声を聞いて…

弊社では様々な楽器の教材を作っているのですが、あるときギター教材を購入されたお客様から、このようなお話をお聞きしました。

「実はサックスが吹きたくて教室に通ってたんだけど。2週間に1回、1時間かけて街中の教室に通ってたんです。
でもサックスは組み立てや片付けに10分ほどかかります。
30分のレッスンのうち、10分はその時間に充てられて、音出しやらチューニングやらで実際のレッスンは正味10分しかありませんでした。
1時間かけて行ってもレッスンは10分。
しかも上達しないからいつも同じことを先生に言われて…。
月謝も12000円かかって。
もうなんだかサックスは嫌だな〜と思い始めてました。
そんなときに、ギターを始めたんです。」

このお話を聞いて、とても悲しい気持ちになりました。

本当はサックスが吹きたいんだなと思いました。
音楽をとても愛しているお客様なのに…。

サックスは身近なようで、地方だとまだまだ教室もないですし、学ぶ機会の少ない楽器だと思います。

しかも、先生のプロフィールによってはクラシック畑の方がいたり、独学で先生を名乗っているような方がいたり。

教え方にもばらつきがあります。

そこで、アメリカでも演奏経験があり、ジャズサックスの教本も出している、しかも女性で笑顔が素敵な吉野先生に教材作成を依頼しました。

▼とにかく全くの未経験者を対象に作ること

先生も教室で生徒さんを教えていましたが、目の前で教えられるのとDVDだけで学ぶのとでは少し違います。

間違いをすぐ指摘することはできないため、間違えないようにとにかく丁寧に、丁寧に、一から見てすぐ分かる内容を心がけて作りました。

特にサックスの場合は、アンブシュアといって吹き口の咥え方がポイントです。ここはカメラでアップで撮影し、見て同じように再現できるよう、作り込みました。

おかげで、弊社のサックス講座では「音を出せない」といった苦情はいただいたことがありません。

ありがたいことに、多くの方から「いい音が出るようになった」「ジャズっぽい吹き方がカッコいい!」といったお声をたくさんいただきました。

▼最終目標はライブでカッコよく吹くイメージ

サックスは一人で吹いても楽しいですが、やはりバンドや仲間と吹くともっと楽しいと思います。

教材の中には生バンドの伴奏も入っていますので、合わせて吹くとライブ演奏のような楽しさがあります。

ですが、最終的には実際にライブハウスなどでバックバンドと一緒に吹いてみていただきたいなと思っています。

実は、ジャズ喫茶やジャズのライブハウスは、中核都市くらいならどこでもあるんですね。

で、自由に飛び入り参加できるセッションなども頻繁に行われています。

初心者でも飛び入りで楽しめるライブもたくさんあるので、ぜひそういった会場に行ってみて、生の演奏を楽しんでいただけたらと思っています。

とはいえ、私も恥ずかしがり屋なので見る一方ですが…(笑)

勇気のある方はぜひ、最終目標としてチャレンジしてほしいなと思っています。

吉野先生のサックス講座で学んでみるには?

吉野ミユキ先生の「初めてのアルトサックス講座」はこちらから詳細をご覧いただけます。

憧れのサックスが吹けた!歌うだけでサックスがぐんぐん上達する初心者向け講座

今なら、新年のチャレンジ応援キャンペーンとして

♪「虹の彼方に」オズの魔法使いから
♪「茶色の小瓶」ビールのCMでお馴染みの明るい曲
♪「A列車で行こう」ノリが良く人気の曲。伴奏付き。

といった素敵な3曲を初心者でも吹きやすい楽譜にしてプレゼントしています。

このサックスレッスンでどんどん上達すれば、こうした人気の曲もスラスラ吹けるようになります。

【初心者向けアルトサックス教本&DVD 3弾セット】

ただし、新年のプレゼントキャンペーンは2023年1月23日(月)までとなっています。

最後に

レッスン1回の価格で比較したときに、吉野先生のレッスンは圧倒的に安いということが印象的でした。

詳しい価格などは教材サイトで確認してみていただきたいのですが、通常サックス教室に通うと月2回のレッスンで12,000円(税込13,200円)です。

ということは1回あたり6,600円です。吉野先生のレッスンなら半額以下なのでかなりお得だと感じました。

また、私も音楽教室に通っていましたが、練習しないままレッスンに行くと不穏な空気になります(笑)前回のレッスンの内容を忘れてしまっていて、怒られたことも…。

吉野先生のレッスンならDVDなので笑顔でいつでも何度でも同じ解説をしてもらえるのが安心できました。

ぜひ憧れのサックスにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

カテゴリー
日常

TikTokで、早速【オリジナル曲】使って、動画作ってみた!

こちらの記事にはプロモーションが含まれます。

TikTokで使用できる、オリジナル曲が無料で登録できるらしい! という動画を以前上げました。詳細は下を見てください。

TikTok【オリジナル曲登録】なら、オーディオストックなら無料 – GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと (thegoronyan25.com)

また、上のTikTok動画を音声つきで見たい人は、動画にカーソルをもってきてもらうと、「プロフィールを見る」と上部に表示されますので、そこから私の動画へ入れます。

楽天で購入したリングライトが届いたもので、早速使ってみました。動画上げるなら、見栄えって、結構重要でしょう。と私は考えます。

スマホスタンドもついていて、自撮りの動画撮影や、ライブ配信に重宝します。縦でも横でも可能です。光の色も、白、温かみのある色、少し青みがかった色と選べます。

ちなみに、TikTokではこれが3つ目の動画になります。最初の方に出した動画は、結構優遇されて他のリスナーのオススメとして表示されるようですので、もしあなたがデビューするなら、最初に力入れた方がコスパがいいと言えますね。

DSC_0289

TikTokでは、パソコンのアプリは使わず、スマホのTikTok内の編集機能だけで、どこまでできるかしてみました。今から一年以上前に出したときより、若干使い方とかエフェクトとか変わっています。今回の動画はボンゴとシンバルを演奏する振りの動画で、口パクで歌っています。歌詞を入れてみました。

打楽器としてほとんど最近使っていないボンゴという楽器ですが、売らなくてよかったです。楽曲を使用するとき、基本的には、こちらは動作だけでその曲に合わせて振り付けしたり楽器を演奏する真似をしたりできるのですが、そういうときに、こういう楽器は、いいアイテムになります。

TikTokは今の音楽の流行の最前線だったりするのですが、簡単に流行の最前線に成れるなんてことは、全く考えておりません。

YouTubeを11年やってきて、流行に乗るとかいうことが難しいことは実感しています。

ただね。

もしかしたら当たるかも? というのは、宝くじを買う感覚に近いのかもしれません。とは言え、私はまだ一度も宝くじは買ったことがありませんが。

やってもどうせダメでしょう! という投げやりな気持ちはなるべく持たないようにしています。

興味深い動画見つけましたので、貼り付けておきます。

TikTokでは、昔はダンス動画が中心だったような気がしていますが、本当に凝った感じの複雑な編集で作ったような動画があったり、また人生の教訓みたいな動画があったり、アニメーションがあったりと、コンテンツが多岐に広がっている気がしています。

そんなときに、使えるBGMを歌物だったり、インストだったり無料で登録できるのが、AudioStockオーディオストックです。詳しくは、下のリンクから入って見てくださいね。

TikTok【オリジナル曲登録】なら、オーディオストックなら無料 – GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと (thegoronyan25.com)

TikTokで動画上げたい人は、世の中のいろんな曲を検索してBGMとして使用することができます。私がオーディオストックを通じて上げている曲も、使用できます。

TikTokで動画投稿するとき、楽曲を選ぶ→「TheGoronyan25」で検索すれば、私の曲が並びます。メジャーなアーティストと違い、3分とか4分とか長尺な動画でも無料で使用できますので、使っていただけると、とても嬉しく思います。歌物もインストもあります。

使っていただいた方には、もれなく投げキッスをプレゼント! オエッ!

AudiostockでBGM・効果音を販売中!
カテゴリー
日常

いがぶら2023年1月8日、三重県伊賀市プラムスターにてのど自慢

本日は、久しぶりに日常のことを書きます。

2023年1月8日日曜日に、三重県伊賀市寺町にあります、「カラオケライブ梅星~プラムスター」にて、いがぶら、という伊賀を活性化しようという伊賀市主催の企画の一つとして、のど自慢大会がありました。

いがぶら 公式Web (igabura.com)

いがぶら|会場は理髪店!?楽しく歌おう♪「いがぶらのど自慢」 (igabura.com)

この前も上げましたが、今回も自分の歌う動画を上げます。

「オリビアを聴きながら」という曲を歌わせてもらいました。この日は、結構たくさんの方が来場しているとあり、気合が入ったのがよかったのかもしれません。

95点代の高得点が出ました。90点代なんて、一年で数えるぐらいしか出ません。12月のいがぶら、のど自慢大会では93点代ですが、最近本番で調子がいいです。

95点代は、2年ぶりかもしれません。

誤解のないように言いますが、テレビでよくやっている採点はDAMの精密採点で、こちらは、ジョイサウンドの採点ゲームの中でも甘い方の採点なので、テレビとは比較しないでください。

私はDAMでは最高87点ぐらいです。

のど自慢大会では、私は、この店の常連の一人としてビデオ撮影係を務めました。そういうこともあり、こうやって自分の歌う動画をアップできていたりします。

本当に、歌って不思議ですよね。上手く歌おうと思ったとき、全然得点とか上がらなかったりするのですが、得点なんていいから気持ちよく歌おうと思って歌えば、意外と得点が出たりします。

でも結局今回も、トップ賞は取れませんでした。96点代が出たからです。この日初めて来られた、遠方から来られた方が取られました。

まあでも、常連の人がトップ取るより、初めての人に取ってもらった方が、場は盛り上がるから、よかったです。

乾燥こんにゃく米『ゼンライス』

今から全くもって、どうでもいい話をします。私はカラオケとしては、最近ではこの店ぐらいしか行っていないのですが、この店のカラオケはジョイサウンドなのですが、

カラオケで背景のイメージ画像として動画が流れますが、今まさに映っているこの、俳優さんがタイプです。憂鬱な顔、笑った顔、いろんな表情の演技が上手くて引き込まれます。

ただ、「ジョイサウンド、動画」など検索しても、誰が演技しているのかは調べ方が分からないです。この人が出演する動画はジョイサウンドの中で、6パターンぐらいあるのですが、出ると得したようで、嬉しくなります。

本当に、私以外には、何の足しにもならない話でした。普段DTMについて真面目に書いていますが、たまには日常のことなど書いています。日常を書くのは、前準備などあまりいらないので、作業時間は圧倒的に少なくなります。

DTMについてブログを書くときは、音のデータや、パソコン画面のスクリーンショットの画像加工など、の前準備も含めて、3時間から5時間はかかります。

日常の場合は短いときは1時間でかけますから、負担が全く違うのですね。

日常を書くときは、自分にとって休日のような感覚ですね。

スカイパックツアーズ
カテゴリー
DTM中上級者向け

【モードスケール7種類】徹底比較! 音の響きを聴いて体感しよう!

今回は、前々回のモードスケールについて、それぞれの響きを聴いて体感しようという趣向で作成します。

前々回のリンクは下になります。

【モードスケール】とは何? 使えば、今までにないサウンドを演出! – GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと (thegoronyan25.com)

中級から上級者向けの内容となっていますが、初心者の方も、分からないなりに、モードを変えることによりいろんな響きに変わると体感してもらえればという内容です。

①イオニアンモード

イオニアンモードとは、メジャースケールと同じ意味です。白鍵だけ弾きます。ドミソのCのコードを左右にずらすことにより、上の音を作成しました。

以下は、これを基準にして、それぞれのモードに当てはめたらどんな風に音の感じが変化するのか? について、聴いてみてください。

イオニアンスケールはメジャースケールと同じで、世の中で一番よく使われているスケールになると思います。

②ドリアンモード

ドリアンモードはメジャースケールから、3度、7度の音を♭させます。♭が2つです。マイナーモードになります。

7種類のモードの中で、丁度中間地点の明るさで、メジャースケールとマイナースケールの間ぐらいの明るさの雰囲気になります。

民族的で、独特な浮遊感があります。イオニアン、エオリアンを除けば、ドリアンが一番使われているようです。

③フリジアンモード

フリジアンモードは、2度、3度、6度、7度の音を♭させます。♭が4つです。マイナーモードになります。♭の数が多いほど暗い響きになります。

主音の半音上に二度の音が来ることにより、毒々しい響きと、YouTubeで誰かが言っておりました。

【ココナラ】Webサイト・デザイン・動画など制作物発注 BEE音楽スクール

④リディアンモード

リディアンモードは、4度の音を♯させます。実は、明るさで言えば、メジャースケールよりも明るく響きます。もちろん、メジャーモードです。

響きが明るく、希望と言うよりは、少しおちゃらけた感じにも取れなくはないです。

実は、私はこのモードの曲は作っていないので、一度挑戦してみようと思っています。

⑤ミクソリディアンモード

ミクソリディアンモードは、7度の音を♭させます。イオニアンより少し暗くなりますが、メジャーモードになります。

⑥エオリアンモード

エオリアンモードは、マイナースケールと同じ意味です。イオニアンモードの次によく使われます。 日本の演歌などは、マイナースケールが多いですね。

メジャースケールから3度、6度、7度の音を♭させます。♭が3つです。

⑦ロクリアンモード

ロクリアンモードは、メジャースケールから、2度、3度、5度、6度、7度の音を♭させます。♭が5つもつき、一番暗いモードになります。

主となるトニックが〇m-5と、ダイアトニックコードの中で、一番使いにくいコードになっていることから、世の中に数えるぐらいしか曲が存在しません。

作曲する人の感覚から言えば、わざわざそれを使わなくてもいいんじゃない? という感覚なんですが、いざ、その音を聴いてみた私個人の感想としては、

こういう緊張感のある音を使うことで、表現できる世界もあるのではないか?

という感じで、絶対無理とは思いませんでした。

モードを明るい順に並べますと、

  • リディアンモード
  • イオニアンモード(メジャースケール)
  • ミクソリディアンモード
  • ドリアンモード
  • エオリアンモード(マイナースケール)
  • フリジアンモード
  • ロクリアンモード

上記では、上の三つがメジャーモード、下の4つがマイナーモードになります。気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、主となる和音が、メジャーコードなのか、マイナーコードなのかで、分類できます。

以上、7つのモードについて、実際に音を聴いてみて、感じを確かめるという企画でした。

読んでいただきありがとうございます。

ネットオフ楽器買取プロモーション
カテゴリー
自作曲紹介

フリジアンモードで、オリジナル曲「I WANT TIME」作成!

前回、モードスケールについて解説しました。

イオニアン、ドリアン、フリジアン、リディアン、ミクソリディアン、エオリアン、ロクリアンです。

それについては前回にて詳しく解説していますので、読んでみてください。

【モードスケール】とは何? 使えば、今までにないサウンドを演出! – GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと (thegoronyan25.com)

今回は、その中のフリジアンモードにて曲を作ったことがありますので、それを解説させていただきます。

フリジアンモードとは、ハ長調の音階で言いますと、

ミファソラシドレミ、になります。基準の音がミになり、トニックのコードがEmになります。

マイナーモードの一つで、マイナーコードと同義のエオリアンモードよりもさらに暗い雰囲気のスケールになります。

ダイアトニックコードを並べますと、

Em(T)、F(SD)、G(D)、Am(SD)、Bm-5(D)、C(T)、Dm(D)

Tはトニック、Dはドミナント、SDはサブドミナントを示します。実はモードスケールについて、トニック、ドミナントなどの記述があるものをネットにて見つけることができませんでしたので、これは私の推測にはなるのですが、コードの関係性からおおよそ当たっているとは思われます。

フリジアンモードの曲を作る場合、主となるコードEmを先頭に持ってきましょう。そして、最後のエンディングでもEmでしめます。

今回は、洋楽の雰囲気を出すため、シンプルな構成の循環コードにしました。循環コードから初めから最後まで続いています。

Em(T)→Am(SD)→Dm(D)→G(D)

それぞれのコードが2小節で、循環しています。Gの次はEmになります。

Aメロ↓

Bメロ↓

サビ↓

メロディーは基本的には、DAWソフトでドラムとコードなどのカラオケを鳴らした状態で、鼻歌で歌ってみて、そこから作ることが多いです。

メロディーと最初と最後、また長く伸ばす音などをコードの構成音にすれば、うまくなじみます。

レオパレス21

DTMとしての工夫点としまして、

①「I WANT TIME」と歌うところで、同じようにブラスを合わせて入れていること。

②イントロ、Bメロ、サビで、ハイハットを16分音符刻みで機械的に入れていて、左右で交互に鳴らしていること。Aメロ部分では中央に8分音符刻みで入れています。

③サビで、「ウー」というコーラスを左右に2つ配置させていること。ボーカルの方に歌ってもらっています。

④エレキギターのワウを使っていること。

⑤機械的で打ち込み的な雰囲気を出すため、クオンタイズはピッタリ合わせていること。

などがあります。エレキギターのワウは、DAWソフトのアンプシミュレーターでワウを選び、ワウの入れ方については、リアルタイムでマウスで書き込んでいます。

なお、この曲を作るにあたって、参考とさせてもらった曲は、マイケルジャクソンの「Beat It」です。リズムとか物凄く似ています。ただ、完全に真似と思われないように、若干の変化を入れた感じです。

テイラースイフトの「We are never ever getting back together」をボーカロイドでカバーしたのが上の動画です。

こちらの曲も循環コードで通しています。

Cadd9→G→Dsus4→Em7

同じコード進行でも、メロディーの入れ方や、楽器編成を工夫することで、Aメロ、Bメロ、サビと、雰囲気を変えることができるというのを教えてくれます。

私はこの曲をカバーすることで、オリジナル曲「I WANT TIME」を作れたと自分では思っています。

他の人の曲をカバーすることは、自分だけが作っているのでは思いつかなかった様々なことの勉強になりますので、作曲に行き詰ったときは、是非ともカバーをして、自分にないものを吸収してください。

220822_abema_VAUNDY
カテゴリー
DTM中上級者向け

【モードスケール】とは何? 使えば、今までにないサウンドを演出!

今回も、YouTubeでみつけた動画を参考にさせてもらい、自分なりに、解説するという内容です。

上の動画では、それぞれのモードスケールについて、実例を交えて、分かりやすく解説されています。「だっとさん音楽チャンネル」はご覧になられている人も多いのではないでしょうか?

音楽全般について、主に作曲のための曲の分析ということにテーマを置いているチャンネルのように思います。

モードについては、DTM上級者の方でも知識としてしか知らない人も多いため、やや難解にはなりますので、初心者の人はパスしてもいいかもしれません。

ただ、ある程度作曲ができるようになったときには、これを用いることで、これまでの曲とは一味も二味も違った曲を作曲できるようになると、私は思います。

モードとは、民族的な音階で、チャーチモードとして使用されていました。一時はほとんど忘れられた存在だったようですが、ジャズで使われるようになってから、再び脚光を浴びるようになったようです。

モード名構成音階の間隔代表例
イオニアン全全半全全全半ドレミファソラシド
ドリアン全半全全全半全レミファソラシドレ
フリジアン半全全全半全全ミファソラシドレミ
リディアン全全全半全全半ファソラシドレミファ
ミクソリディアン全全半全全半全ソラシドレミファソ
エオリアン全半全全半全全ラシドレミファソラ
ロクリアン半全全半全全全シドレミファソラシ

♯や♭がないピアノの白鍵だけで、どの音を基準にするかによって、7つのモードで表すことができます。

ここで気づいた方もいらっしゃるとは思いますが、

イオニアンはメジャースケールと同じ

エオリアンはマイナースケールと同じ

になります。

音階モード名
ドレミファソラシドCイオニアン
レミファソラシドレDドリアン
ミファソラシドレミEフリジアン
ファソラシドレミファFリディアン
ソラシドレミファソGミクソリディアン
ラシドレミファソラAエオリアン
シドレミファソラシBロクリアン

ドの音を基準に、モードを表すと以下になります。

音階モード名
ドレミファソラシドCイオニアン
ドレミ♭ファソラシ♭ドCドリアン
ドレ♭ミ♭ファソラ♭シ♭ドCフリジアン
ドレミファ♯ソラシドCリディアン
ドレミファソラシ♭ドCミクソリディアン
ドレミ♭ファソラ♭シ♭ドCエオリアン
ドレ♭ミ♭ファソ♭ラ♭シ♭ドCロクリアン

明るい順に並べると以下になります。上の表で、♯が多いほど明るく、♭が多いほど暗い印象になります。メジャーモードとマイナーモードに分けられます。

モード名
メジャーモードリディアン
メジャーモードイオニアン
メジャーモードミクソリディアン
マイナーモードドリアン
マイナーモードエオリアン
マイナーモードフリジアン
マイナーモードロクリアン

使用されている曲の印象については、上記のだっとさん音楽チャンネルの動画を参考にしていただきたいです。

なお、ロクリアンだけは、かなり特殊なモードになり、使われている曲も数えるぐらいしか世の中に存在しないようです。理由は、主となる和音が〇m-5という、非常に不安定なコードであるためです。

【ココナラ】Webサイト・デザイン・動画など制作物発注 20代向けITエンジニア特化型就職サポート【ウズキャリIT】

いざ、実際にモードを使った作曲をしようとする場合、DTMerはいかにして、活用すべきかについて、私なりの解釈で解説させていただきます。

分かりやすく、白鍵だけ使用したハ長調のスケールの中で、それぞれのモードを解釈しますね。

イオニアンはメジャースケール、エオリアンはマイナースケールですから、そちらは初心者以外の方でしたら慣れているとは思いますので省略します。

他のモードスケールの中で、一番頻度が高いのが、ドリアンスケールなんですね。明るい順に並べて、丁度中間地点になります。明るいでもなく、暗いでもなくといった感じですが、民族音楽のような印象のスケールです。

レミファソラシドレの音階ですから、主となる音が「レ」になります。

ダイアトニックコードを並べますと、

Dm(T) Em(SD) F(D) G(SD) Am(D) Bm-5(T) C(D)

となると思います。思いますと書いたのは、モードスケールについての、トニック、ドミナント、サブドミナントに関する記載をしているブログなどの記事が見当たらないからです。

ただ、Dmのコードが主となるトニックになることは間違いないという事実だけがあります。

※Bm-5をトニックと考えていいのかというところだけが、自信がありません。誰か知っている方がいらっしゃったら教えてくださいませ。

それで8小節のコード進行を、トニック、ドミナント、サブドミナントの向かいたい法則に従って、並べてみます。最後はトニックで完結するようにします。

トニック、ドミナント、サブドミナントの向かいたい法則については、下のリンクからご覧になってください。

なお、トニック、ドミナント、サブドミナントのコードは、どのモードを使うかによって、変化します。

Aメロ、Bメロ、サビの特徴について説明している動画に激しく納得! – GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと (thegoronyan25.com)

Dm→Em→Am→Bm-5→Dm→G→Am→Dm→Dm

それに、マンドリンの音色でメロディーをつけてみました。浮遊感がある、民族的な雰囲気だと思いませんか?

メロディーをつけるコツとしては、コードの構成音を、最初の音とか伸ばす音とか、アクセントとなる音など、目立つ音に持ってくるということですね。次の音へと階段上につないでいく音は、構成音でなくても構いません。

この雰囲気は、メジャースケール、マイナースケールとして曲作りすると絶対に出ない雰囲気だと思います。

今回は、モードスケールについて解説しました。次回は、私が実際にモードスケールで作成した楽曲について、紹介させていただきます。

ビッグローブ光
カテゴリー
自作曲紹介

TikTok【オリジナル曲登録】なら、オーディオストックなら無料

こちらの記事にはプロモーションが含まれます。

TikTokにオリジナル曲を登録させたい場合、TUNE COREなどのサブスクに登録する必要がありますが、一年でいくらか費用がかかってしまいます。

私も最近教えてもらって分かったことなのですが、

なんとAudiostockオーディオストックなら、作品の審査さえパスすれば、誰でも無料で、作品を登録することができます。

上の画像は、TikTokで、

楽曲を選ぶ→楽曲→「TheGoronyan25」で検索したところです。

これは私が最近使っているハンドルネームになります。

私がオーディオストックにて販売している楽曲が全て、ずらっと並びました。

当然のことですが、まだ、誰も動画で使用していません。ただ、動画で使用された場合、バズった場合など、ある割合に応じた収益が、オーディオストック経由で入る模様です。

ただ、オーディオストックで販売しただけでは、TikTokでのオリジナル曲としては表示されません。

オーディオストックでライセンス販売ができた曲のみ、TikTokでのサービスで使用することができます。

この曲は使用して、この曲は使用しないなどの、個別指定はできません。登録したクリエーターが、マイページの中で「提携サービスライセンス設定」で、TikTokなどで使用するのを許可すれば、自動的に、TikTokでの作品として登録されます。

実質無料で登録できるのですが、一つだけ難点があるとすれば、オーディオストックでのライセンス販売には、厳しい審査があるということです。

実際、私がここへ登録できている作品は、申請した作品の半分ぐらい。つまり、DTMなどの知識がそれなりにある人が作った作品であっても、半分ぐらい落選させられてしまうということがあります。

落選理由は、明らかにはされていませんが、作品自体のクオリティ、曲の完成度、ミックスのレベルの習熟度、また、実際に人が買おうとする意欲をかきたてられる曲なのかどうか? などが検討されるようです。

当たり前のことではあるのですが、サブスクにしてもそうですが、ただ登録して、ヒットするのを待っていても、ほとんど誰も聴いてはくれません。

積極的に、SNSなどで宣伝したりもそうですが、

TikTokに限って言うならば、実際に自分で動画を出してみて、これは見ていて面白い、萌える、なんて感じの動画をドシドシ出して見るのが一番かもしれません。

TikTokも売れっ子の上級者でしたら、スマホ一つで、途中で変身したり、面白いエフェクトをかけたりと、様々なことができます。そういうのを人の動画見ながら真似したりして、動画出してみて、研究すれば、バズる可能性も十分ありますよね。

他に、音楽というか、趣味の仲間が多いのなら、少しでも多くの人に協力してもらって、その曲を使ったTikTokの動画を一杯出してもらう、なんて人海戦術も考えられます。

オーディオストックは、クリエーター登録も無料なら、作品の販売も無料でできます。ただ、審査が厳しいので、DTMでの作品作りに自信が持てるようになりましたら、インストでも、歌物でも登録可能ですので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

AudiostockでBGM・効果音を販売中!

また、TikTokをされている方でしたら、楽曲検索で、「TheGoronyan25」で検索して、その中の曲を使っていただけると、涙が出るほど嬉しく思います。

2023年1月5日現在で歌物、インストと13曲登録しています。

オススメは以下の歌物の曲です。下にあるのはYouTubeの動画ですが、同じ曲を使用できます。

※TikTokは以前は、短い尺でしかできませんでしたが、今は10分とか長い動画も作れるようです。ただ、売れ筋はやはり短い動画のようです。

「マジカルメモリー~冒険・・・」

イントロがキャッチーなので、ノリのよいダンスとかに合いそうですね。

「ワイングラス」

ちょっとセンチメンタルな、もったいぶったような動画に合うかもしれません。

「コーラスグループ風5拍子」

コーラスグループのようなバラードです。どんな動画が合うでしょうか?

以上今回は、初めてTikTokについて、取り上げさせていただきました。挑戦するのは自由です。夢があると思いませんか?

なお、私はスマホでの自撮り用に、スタンド付きスマホ用リングライトなど、楽天で購入しました。

TikTokでは一年以上前に2つだけ動画出してますが、これから積極的に出して行こうかと考えております。

カテゴリー
DTM初心者向け

DTM初心者が知っておくべき、定番ドラムパターン7選【音声付き】

上の図は、ドラムセットの配置を表した図になります。

基本的なリズムは、バスドラムスネアドラムハイハットにて作ります。ジャンルにより、ハイハットの代わりにライドシンバルで刻む場合もあります。

クラッシュシンバルはアクセントに、そして、タム類(ハイタム、ミドルタム、フロアタム)は、フィルインと呼ばれる部分に使用したりします。

他に、基本のドラムセットには含まれませんが、スプラッシュシンバルチャイニーズシンバルが用いられることもあります。

DTMをする場合、キーボードでの配置は、おおよそ上の図のようになっています。

定番ドラムパターンを7つ紹介させていただきます。

①8ビート

8ビート(エイトビート)は、音楽に親しんでいない方でも一度は聴いたことがあるとは思います。ドラムの一番基本となるビートになります。

ハイハットが8分音符で刻んでいることが特徴です。

上の音は、ドンタンドドタン、のリズムですが、

バスドラムが一回の場合、ドンタンドンタンの場合もあります。

他にも様々なバリエーションがあります。主に、バスドラムの入るタイミングが変わります。

②16ビート

16ビート(ジュウロクビート)は、ハイハットを16分音符で刻むことが特徴です。

他のバリエーションとして、バスドラムやスネアドラムが16分音符のノリで入ったりするケースもあります。

生ドラムを想定して作る場合は、両手でタカタカとハイハットを打つとき、その一つでスネアを打つのが自然なため、ハイハットをスネアの部分だけ外すと、よりリアルになります。

8ビートは英語なのに、16ビートは日本語なのは不思議ですね。私は若い頃、これを「シックスティーンビート」と読んでましたが、それでも間違いではないようです。

「夜に駆ける」では、このリズムが用いられています。

③ダンスビート、4つ打ち

ダンスビートは通常4つ打ちと呼ばれます。バスドラムが4分音符で入ることが特徴です。

4つ打ちの定番として、ハイハットが、クローズ、オープンを繰り返し、目立つオープンが、4分音符の裏に入ることが多いです。

こちらは、生ドラムの場合も、打ち込みの場合もどちらもありますが、打ち込みの方が多いような気がします。

④頭打ち、表打ち

小節の頭から、スネアドラムが4分音符で入るパターンが、頭打ち、もしくは表打ち、です。

音の感じから、「タンタンタドタド」と呼ばれることもあります。バスドラムは二回続けて叩く場合と、三回の場合があります。

観客を鼓舞するかのような、手拍子したくなるようなリズムですね。主にロックに用いられます。

「千本桜」のサビ部分でこのリズムが用いられています。

⑤シャッフルビート、スウィング

4分音符を三等分した3連符でリズムを刻むことをシャッフルビートと呼びます。スウィングとも言います。ジャズでよく使われます。

跳ねるリズムと言われるときは、このリズムのことを意味します。「丸の内サディスティック」ではこのリズムが用いられています。

なお、3連符を用いるのが特徴でありますので、バリエーションとしては、これに限らず、様々なパターンが作れます。

⑥レゲトンビート

レゲトンは、ヒップホップとレゲエの影響を受けて、プエルトリコで生まれたジャンルらしいです。そのリズムをレゲトンビートと呼びます。

思わず踊りだしたくなるような、夏のイメージですね。邦楽では「ワタリドリ」がこのリズムに近いです。

⑦トラップビート

トラップビートはヒップホップのジャンルの一つですが、こちらは生楽器よりも、打ち込みでのサウンドを想定しています。

これまでの図と違い、こちらは4小節の図になります。

スネアドラムが3拍目に入るハーフテンポを基準としています。

2小節目の最後の4泊目、また4小節目の最後の4泊目などに、ハイハットを三連符で入れたり、32分音符で入れたりして、機械的なノリを入れて、非日常な感じを演出しています。

邦楽ではあまりまだ用いられていないようですが、洋楽では主流となるため、邦楽でも今後流行する可能性はあります。

トラップビートのパターンも数多くあるようで、上記の方法に限らず、様々な工夫をすることで、自分独自のリズムを作ってもいいでしょう。

以上、初心者が知っておくべき定番ドラムパターンでした。

なお、①から⑥までは、Native Instruments社の「Studio Drummer」を、⑦は「DRAM LAB」の音源を使用しています。

カテゴリー
DTM

転調する時【コードの繋げ方】ドミナントモーション、ピポットコード

今回は、前回の転調の種類、に引き続きの内容となっています。先に転調の種類をご覧になられてから、こちらを見ていただいた方がスムーズかもしれません。

転調の種類としては、同主調転調、近親調転調、1つもしくは2つ上がる転調、1つもしくは2つ下がる転調、それ以外の転調

と種類がありますが、実際の曲として具体的に変わるところで、どのようなコードのつなぎ方をしているのかについて解説します。

①ドミナントモーションを使う転調

向かう先をⅠとした場合、Ⅴの音をドミナントといい、V→Ⅰの動きをドミナントモーションと言います。このとき、Vの音はセブンスコードにすることが多いです。

1つ上がる転調の場合CからC♯

C→G♯7(Ⅴ7)→C♯(Ⅰ)

同主調平行調への転調の場合CからE♭

C→B♭7(Ⅴ7)→E♭(Ⅰ)

上のコード進行については、G♯7、B♭7が転調先のキーのドミナントになっているという仕組みです。

※G#7やB♭7の前のコードがCという意味ではなく、Cのキーでコード進行をしていて、転調直前にドミナントモーションすればそれで構いません。

②ピポットコードを使う転調

転調前のダイアトニックコードと、転調後のダイアトニックコードで共通なコードのことをピポットコードと言います。

Cのキー、C、Dm、Em、F、G、Am、Bm-5

Dのキー、D、Em、F♯m、G、A、Bm、C♯m-5

上の太字部分がピポットコードになります。

二つ上がる転調の場合CからD

C→Em→D、もしくは、C→G→D

ピポットコードは、属調、下属調が多く、関係調の中でも同主調にはドミナントコードの中にはピポットコードはありません。

ただし、セカンダリードミナントという考え方を使えば、ピポットコードはあります。

ダイアトニックコードに、ドミナントモーションするコードのことをセカンダリードミナントと言いますが、圧倒的に用いられる頻度が高いのが、AmのセカンダリードミナントのEです。ディグリーネームはⅢになります。

Cのキー、C、Dm、Em(もしくはE)、F、G、Am、Bm-5

Cmのキー、E♭、Fm、Gm(もしくはG)、A♭、B♭、Cm、Dm-5

同主調転調の場合

C→G→Cm、もしくは、C→Dm→G→Cm、など

③いきなり転調

ドミナントモーションもピポットコードも使わず、いきなり転調するケースもたくさんあります。転調した感じはこれが一番感じられます。

C→C♯

このとき、転調する前は一番基本となるトニックで完結してから、移る方が、しっくりくるようです。

転調の種類としては、一つ上がる転調、二つ上がる転調、一つ下がる転調、二つ下がる転調のときに多いようです。

以上、簡単ではありますが転調とコードの関係について書かせてもらいました。

読んでいただきありがとうございます。また、感想などコメントいただけると嬉しく思います。