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サードパーティ製ソフトを、Kontaktに読み込ませる方法

音楽をやっていると、この楽器の音を入れたいんだけど、手持ちの音源の中にいいのがないなあ、ということがあります。

私は、オカリナの音、マンドリンの音について、いいのがなかったので、それぞれ購入しました。以下のリンクからページに飛びます。

オカリナ:アマヤ (embertone.com)

マンドリンv1.5, マンドリンv1.5プラグイン, マンドリンv1.5を購入する, ダウンロード (pluginboutique.com)

外国のサイトから購入しましたが、その前に、日本人のブログで紹介されていたこともあり、信用して買いました。

これらは、Native Instruments社(NI社)のKontaktというソフトを使用して、使うことができます。

Kontktのどのバージョン以降で対応可能、などの表記が音源の注釈にありますので、それで手持ちのKontaktで対応できるのかどうかは必ず確認してください。

NI社は自身で開発したサンプラーソフトを、他社で使用することも許可しています。

題名のサードパーティとは、第三者のことを意味します。系列の企業ではない第三者という意味です。

サードパーティ製のソフトの中には、NI社により認可されているものと、されていないものがあるようです。

されているものは、Kontaktの左側のコンタクトライブラリーに並びますが、今回は、認可されていないタイプについて説明します。

画像のように四角形を分割したようなマークを押し、下から「Quik-Load」をクリックします。

ピアノ画面の上に、Quik-Loadが出ます。Quik-Loadの鍵マークのロックを外しておきます。

左上の「File」から、ダウンロードしたnkiファイルを見つけ、それをドラッグ&ドロップして、Quik-Loadへ持ってきます。

Quik-Loadからドラッグ&ドロップして持ってきますと、音源が入ります。

Quik-Loadは、サードパーティ製音源でなくても、左側のライブラリーの中でよく使うものを、入れておくという使い方もできます。

Quik-Loadでは、フォルダーを作ることができ、ジャンルごとに分けるなんて使い方もできます。

サードパーティ製で認可のないものは、左側のコンタクトライブラリーに並びませんので、Quik-Loadを使うことにより、一回一回ファイルを選ぶ手間が省けます。

今回は、サードパーティ製のソフトについて、Kontaktで動かすための方法について書きました。

私も日々のDTMを使っての作業の中で、新しい情報などあればこちらにシェアしていきます。

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MIDIファイルから、ボーカロイドへ読み込ませる方法があった!

秋も深まりゆきまして、紅葉の葉が地面に落ちてくる季節となりました。

これまでボーカロイドは直接音符を打ち込んでましたが、シンセメロで一旦作ったメロディーからボーカロイドへ読み込む方法があると最近分かりましたもので、こちらに書きます。

上の音はシンセメロで出した「もみじ」の冒頭部分です。

こちらでは、DAWソフトのCubaseで説明します。

メロディー部分のソロを選択します。トラックについている「S」のマークで、押すことで、他が「M」ミュートになります。

「ファイル」→「書き出し」→「MIDIファイル」を選択します。ファイルの保存場所を指定して、名前をつけてMIDIファイルを保存します。

「トラックを追加」→「インストゥルメント」→「VOCALOID5 VSTi」を選択します。

ボーカロイド画面が開きました。その中の左上の「ファイル」→「インポート」をクリックします。

さきほど作ったMIDIファイルを選択します。

新しいトラックができ、そこにMIDIデータをボーカロイドに変換したものができます。

その箱を選択し、VOICEで歌わせるシンガーを選択します。

今回は日本語の曲ですので、Japaneseを選択しますと、候補が現れます。その中から選びます。

実はこの段階では音は鳴りません。理由は、初期の音が英語のためです。

最初の音をクリックして、「あきのゆうひに」と入力してみます。

言葉が音符に指定され、同時に波形も出てきました。同じようにして、言葉を入力していきます。

上の音は、ボーカロイドトラックに対して、コンプレッサー、リバーブをかけました。

ボーカロイドはどういうわけか、結構音によって、音量の大小が大きいので、ある程度音量を均等にしています。

また、ブレスの「ハー」という音が聞こえますが、これは、ボーカロイドの「三」のように見える真ん中あたりにあるマークを押せば、入れたり消したりできます。

音の波形が、どの言葉を発音するかによって、変わります。音程差によっても変わります。それだけ、人間の歌を研究して作られている優れものです。

ボーカロイドをしたことがない方は、是非とも挑戦してみることをオススメします。あの米津玄師もボカロ曲がきっかけでブレイクしています。

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