秋も深まりゆきまして、紅葉の葉が地面に落ちてくる季節となりました。
これまでボーカロイドは直接音符を打ち込んでましたが、シンセメロで一旦作ったメロディーからボーカロイドへ読み込む方法があると最近分かりましたもので、こちらに書きます。
上の音はシンセメロで出した「もみじ」の冒頭部分です。
こちらでは、DAWソフトのCubaseで説明します。
メロディー部分のソロを選択します。トラックについている「S」のマークで、押すことで、他が「M」ミュートになります。
「ファイル」→「書き出し」→「MIDIファイル」を選択します。ファイルの保存場所を指定して、名前をつけてMIDIファイルを保存します。
「トラックを追加」→「インストゥルメント」→「VOCALOID5 VSTi」を選択します。
ボーカロイド画面が開きました。その中の左上の「ファイル」→「インポート」をクリックします。
さきほど作ったMIDIファイルを選択します。
新しいトラックができ、そこにMIDIデータをボーカロイドに変換したものができます。
その箱を選択し、VOICEで歌わせるシンガーを選択します。
今回は日本語の曲ですので、Japaneseを選択しますと、候補が現れます。その中から選びます。
実はこの段階では音は鳴りません。理由は、初期の音が英語のためです。
最初の音をクリックして、「あきのゆうひに」と入力してみます。
言葉が音符に指定され、同時に波形も出てきました。同じようにして、言葉を入力していきます。
上の音は、ボーカロイドトラックに対して、コンプレッサー、リバーブをかけました。
ボーカロイドはどういうわけか、結構音によって、音量の大小が大きいので、ある程度音量を均等にしています。
また、ブレスの「ハー」という音が聞こえますが、これは、ボーカロイドの「三」のように見える真ん中あたりにあるマークを押せば、入れたり消したりできます。
音の波形が、どの言葉を発音するかによって、変わります。音程差によっても変わります。それだけ、人間の歌を研究して作られている優れものです。
ボーカロイドをしたことがない方は、是非とも挑戦してみることをオススメします。あの米津玄師もボカロ曲がきっかけでブレイクしています。