
ご無沙汰しております。実は一か月のブランクをあけた投稿になります。
私は、ココナラにて作曲と編曲の仕事をしておりますが、念願のプラチナランクを6月に獲得しました。パチパチパチ!
上記スクショの「TheGoronayn25」の右側にある「P」のマークがそれです。
このランキングは、3か月の合計の売上が10万円以上の場合、他にも納品完了率、評価の平均、などいくつかの条件をクリアすれば獲得できます。
ココナラでお客様がサービスを選ぶ場合、このランキングが一つの基準になります。ココナラにて一番上の称号になりますため、ココナラで人気のサービスと認識されるため、新しい受注が受けられやすくなります。
実は以前に一度だけこのプラチナランクを獲得しましたが、そのときは一か月だけの表示でした。今回については、7月についても、今のところこのランキングが維持できる予定です。ただし、受注をした後で、キャンセルになってしまった場合には、納品完了率が下がってしまいますため、落ちる可能性もあります。
プラチナランクは、予想される通り、簡単に獲得できるものではありません。これまでどのような経緯を追って、ここまでたどり着けたのかという、ことを最初から書いていこうと思います。
2022年7月に、私はココナラに登録しました。最初は実績がないため、作曲や編曲の仕事の最低価格である5000円からスタートしました。
まずは実績を作ることでお客様が頼みやすい空気を作ることが大切です。そのため、実績のない方は、最初は最低価格でのスタートをおすすめします。
最初のお客様は編曲のお客様でした。自分では特に失敗したとは思っていないのでしたが、機械的で正確なテンポと、ピアノの演奏のタイミングのずれについて指摘されたりして、納品はできたものの、5段階評価の3の評価でした。
ピアノやドラムなどの楽器演奏について、ほとんど機械的なリズムに合わせることが必須と考えている音楽関係者もいれば、楽器演奏は、ずれていて当たり前、その方が演奏している雰囲気が出る、と考えている人もいます。
私は後者になるのですが、初っ端(しょっぱな)から、辛辣な評価で、ある意味勉強になりました。
3の評価は、ココナラでは悪い評価とみなされます。一番最初の仕事でそれだったもので、私はそれなりに落ち込んだ記憶があります。
2番目のお客様は、あるお店のテーマ曲をインストで作るというものでした。こちらは、イメージする参考曲をいただいておりましたが、こちらが作る曲が参考曲からイメージ的に離れていたため、お客様を少し混乱させてしまったようです。
5の評価を受けましたが、本心から喜んでいただける評価だったのかどうか自信がありません。
3番目のお客様は、リアルな私の知り合いにココナラにて依頼してもらいました。ココナラでは、知り合いなどに紹介することにより、知り合いと私にポイントなどが還元される仕組みがあります。ですので、知り合いにお客様になってもらうことは違法ではありません。
こちらも店のテーマ曲をインストで作るという内容でした。実は私のサービスの8割以上が歌物の曲で、インストは少数派になります。
その後、演歌のアレンジを複数曲まとめて依頼してもらうというお客様と出会い、その方の曲は合計で10曲以上させてもらうことができました。
ココナラでの担当する曲が多くなるにつれ、少しずつ、お客様とどのように接したらいいのか? またどのように進めたらいいのか? などが分かるようになってきます。
失敗は成功の元、という諺がありますが、失敗することにより、どうしたら失敗しないか、を意識するようになります。
私は歌物の曲で、アレンジの場合、ワンコーラスを作り、それで方向性がよければフルコーラスを作る、という流れで最近は固定しています。
ドラム、ベース、ピアノ、ギターのことを音楽業界では「4(フォー)リズム」と言いますが、基本的なアレンジだけ最初に確認してもらい、よければ他の装飾音を入れたり、シンセを入れたりと工夫するような工程を取る場合もあります。
長いココナラの歴史の中で、最初に出す音楽のデータを受け取った後で、すぐにキャンセルのお願いをされたことが一度だけあります。
作曲のお客様で、こちらはメロディーの確認という意味だけで、私の歌に重ねる形で、歌に合うコードを機械的に入れ、ドラムのリズムだけで作成しました。
私はあくまでも、メロディーの確認の意味のためだけで、そのような簡易な形をとって送りましたが、向こうには、この程度のアレンジしかできないのか、と恐ろしく落胆させてしまったようです。
メロディーの確認のためだけに送ったデータが、アレンジのデータだと誤解されてしまいました。
それ以降は、私はたとえメロディーの確認のためのデータだったとしても、ある程度聴いても完成されたアレンジだと受け取れるぐらいに仕上げた状態で渡すようにしています。
お客様が納得されれば、それに楽器を足したりする工夫を入れていく感じです。
以前プラチナランクを獲得してから、私は値上げしました。そしたら急にお客様の見積依頼が来なくなり、結局元の価格に戻すことをしました。
今回プラチナランクを二度目の獲得となるのですが、一か月前から大幅に値上げしました。2025年6月現在は、作曲、編曲ともに12000円に消費税がつきます。
ココナラでは全体のある一定の割合で、ココナラの方に引かれますから、こちらに振り込まれる金額は2割程度差し引かれます。
12000円に消費税がつく値段でも、振り込まれる金額は10000円あまりになります。
ココナラで実績を伸ばすには、リピーターを増やすことが一番の近道だと思います。
お客様の意見は基本的に一番優先されます。お金を支払っているのはお客様だからです。修正の依頼には、多少時間がかかってもなるべく意見によりそう形で努力して修正させます。
間違っても、こちらが作曲や編曲をしてあげている、なんて上から目線で接したりしていますと、次の仕事が来ることはございません。
また、ココナラで作曲や編曲の仕事を獲得させやすい方法として、ポートフォリオとココナラでは呼ばれているサンプルを充実させることです。
YouTubeの動画を貼り付けることができますが、そちらに渾身の一曲を数曲登録させます。
いわば、こんな曲も作れますよ、という住宅でいうところの展示場のような物です。それが素敵な曲ならば、お客様もこの人なら任せられると思うのではないでしょうか。

他に私にとって転機となったことがあります。サービスの看板部分のサムネイルをそれまでは私が作っていましたが、ある日突然、サービスのサムネイルを低価格で作らせてください、とメッセージがあり、作ってもらいました。それが今のサムネイルですが、デザインを学んでいる学生さんのようでした。今も気に入って使わせていただいております。
そのサムネイルにしてから、お客様からの依頼が増えたような気がします。
これまで思い出のご依頼といえば、結婚式に友人のために作った曲のアレンジをしてほしい、というものですね。後で結婚式で歌ったそうですが、評判がよかったと言われたとき、本当にしていてよかったと思いました。
他にもイベントで披露するための音頭のアレンジのときは、その方の関係者の子供に何人か、「よいしょ」とか「よいよい」とか掛け声を録音してもらい、それを合わせたりする作業も思い出深いですね。
修正の依頼については、大半の方が3回か4回ぐらいの修正依頼で、それにこちらが応じる形で完成します。過去には20回以上の修正を言われたこともありました。
音楽に対する感性が高いからこそ、少しのことが気になるのだと思います。今は合計で5回までの修正は追加料金なしで、それ以降は一回につき1000円とオプションで書いています。
修正無制限を書かれている人も結構いらっしゃいますが、私は制限をもうけた方がいいと思います。
私が作曲することを始めたのは、35歳の時になります。今は61歳ですから26年も作曲についてやってきたことになります。
途中、音楽的なことを全くしなかった時期もありますが、多少なりともパソコンで音楽を作るDTMにかかわってきました。
また、今はやめていますが、プロのアーティストやアイドルのためのコンペに参加していた時期もあり、その前にDTMであるプロの作曲家の方よりレッスンを受けていました。
自己流からプロでも通用するようなアレンジへと少しでも近づけるようになったのは、そのレッスンのお陰もあります。こちらのレッスンにつきましても、主に経済的な理由で今はやめております。
DTMである程度の曲が作れる自信がもてるようになったあなた、一度ココナラというマーケットにて、作曲や編曲の作業を仕事とするという選択もあり? ではないかと思います。
登録するだけでしたら無料です。作曲や編曲だけでなく、製品を売るというよりは、技術を売るというココナラでは、様々なサービスがありますので、一度のぞいてみてくださいませ。
電話で占いしてもらったり、身の上相談してもらったりという変わったものもあります。私は一度占ってもらったことがあります。そのときは後でとても気分がよくなりました。占いの結果は、その通りにはなっておりませんが、ただ精神的に晴れ晴れとしましたもので、相談してよかったと今でも思います。
なお、多忙のため、今後こちらのブログは不定期更新となります。