甲賀市の店へ仕事の道具の引取りに行ったついでに、甲賀市をいくつか観光してきました。
甲賀市は「こうかし」と読みます。私が住んでいるのは忍者で有名な伊賀市ですが、甲賀忍者も有名です。忍者の場合は「こうが」が一般的ですが、「こうか」と読む場合もあるようです。
市の名前としては「こうか」となっております。
甲賀市は、忍者と、そして信楽焼きが特に有名ですが、今回は甲賀市の中で、それ以外の観光スポットを回ってきました。
一番の掘り出し物は、最初の写真の映画やドラマのロケ地として有名な油日神社ですが、これは後述させていただきます。
2023年6月22日に、甲賀市の作業道具の店に、仕事の道具を引取りに行ったのですが、ついでに観光してきました。
昼食は森下屋というお店に入りました。老舗の食堂という雰囲気です。甲賀市水口町にあります。駐車場も完備されております。
中華そばとお寿司がセットになっている中華そば定食を注文しました。お寿司のボリュームが少し大きめな感じで、とても食べ答えがあります。中華そばの味はあっさり目で、癖は少な目で、とても美味しくいただきました。
水口城跡
水口(みなくち)城跡へ行きました。通り道で城の看板を見て、行ってみたくなりました。無料駐車場があります。
水口城跡の中の資料館はこの日は休みの日のため入れませんでしたが、堀に囲まれた石垣はとても風情があります。
城の門とは反対側まで回りますと、ちょうど紫陽花の花が見頃でした。様々なタイプの大きさの紫陽花を見ることができます。
鹿深夢の森
鹿深夢の森(かふかゆめのもり)は横を何度か通ったことがあり、広々とした公園という印象の場所でしたが、初めて歩いて回ってみました。無料駐車場があり、散歩やジョギングなどに最適な公園です。
屋外イベントなどに利用される夢の庭は、円形のスペースに向かって、全体から一直線の傾斜ですり鉢状に斜面が作られています。
公園のために綺麗に設計された地面という印象です。私が一番最初に思った感想は、「無駄に広い」でした。
そういうと、あまりいい印象にはとらえられないかもしれませんが、公園という広い土地を贅沢に、一直線の斜面というシンプルな形状で設計されています。
本当に土地を贅沢に使っているという印象です。その贅沢な使い方は、都会の感覚とは真逆と言えるかもしれません。
大型遊具の「忍者の砦」は子供の恰好の遊び場で、丘の上には図書館などもあります。
また公園の外にはなりますが、薬学習館という施設も隣接しております。実は忍者と薬は深い関係があるらしく、そのため忍者の里の甲賀市では、多くの製薬会社があります。
油日神社
油日(あぶらひ)神社は、甲賀市南部の油日地区にあります。こちらも無料駐車場があり、また特に拝観料などもありません。平安時代以来の歴史を誇る由緒ある神社でありながら、これまで災難にも遭わず、昔の面影を残しております。
美しい廻廊つきの楼門は、本当に歴史を感じさせますね。実はこの神社は、これまで映画やドラマのロケ地として、数多くの作品に登場しています。
風光明媚で自然に囲まれ、ここだけ見れば何百年前にタイムスリップしたかのような印象を持ちます。
朝ドラの「わろてんか」の記念すべき第一回で縁日のシーンで使われているそうです。
他にも、「るろうに剣心、最終章」「燃えよ剣」などの映画、また大河ドラマの「平清盛」でもロケされているようです。
周りに現代を感じさせるものがほとんど見えないことがロケ地として使いやすいと思われますが、他にも、観光地としてそれほどメジャーでないため、観光客が押し寄せることもないため、使いやすいということもあるかと思います。
京都市内の神社などでロケしようと思ったら、観光客の規制とか大変そうですよね。
本当に穴場スポットです。映画を見た後で、ああこの場所、ここにあの俳優がいたんだ、とか思いを巡らせるのもいいですよね。