今回もまた、Native Instruments社のKompleteに含まれる音源として、SESSION GUITERIST Strummed Acousticを紹介します。
アコースティックギター音源になります。メロディーを弾くソロではなく、ストローク、カッティングなどのコードを弾く奏法になります。
DAWソフト側で、テンポを指定してあげれば、それに同期してリズムパターンで弾いてくれます。
リアルタイムで演奏する場合は、右手で青の部分でコードを押さえ、左手で赤の部分で、リズムのバリエーションを選択することになります。
上記画像のように、リズムパターンを押せば、数多くの種類の中から、選択できます。
上の音は、Passengersというリズムパターンです。エンディングだけ、全音符のストローク、ジャラーン、というやつを入れています。
リズムのバリエーションは初めの画像の赤色の鍵盤部分、C1~F1から選択できます。
なお、鍵盤を押す強さは反映されませんので、強さについては、後でボリュームにオートメーションつけて調整するなどが必要になってきます。
ただ、ボリュームの強弱つけなくても、自然には聴こえます。
他のリズムパターンの音についても紹介しますね。
Western↓
Funky↓
また、ボイシングとして、最初はローコードで設定されていますが、最初の画面のボイシングのところをずらすことにより、ハイコードにすることも可能です。
実際のギタリストの演奏からサンプリングされていますので、響きも自然ですね。
ギターが弾ける人から見れば、やはり実際に弾くのなら、もっと細かいニュアンスがつけられるのに、というこだわりは出てくるとは思いますが、
音がクリアで、オケとなじませても埋もれない響きがあり、私はよく使わせていただいております。