NHK朝の連続ドラマ小説「ばけばけ」が本日最終回でした。私は昼は仕事ですので、帰宅後、NHKONEにて拝見させていただきました。
ラス前の昨日、ヘブンの弔問に来たイライザから、小説「KWAIDAN」について酷評され、信じられないぐらいに精神的なダメージを負ったようなトキが、最終回でどんな回復をするのか?
イライザの提案で、トキがヘブンについての回顧録を書くことになったのだが、口から出るのは後悔の言葉ばかり、
そんな中、フロックコートのことをヘブンがトキに話したとき、トキが間違えてフロッグコートと勘違いして覚えていて、それについてヘブンが笑っていたことが分かり、
それまでの憂鬱モードが一転してお笑いモードに変わった。
世の中の悲しい話は、ちょっとしたユーモアで楽しい話にもなりえるのだと、そんなことを私は考えました。
二人の死後、「KWAIDAN」は世界的ベストセラーになった、と文字で表示されました。また、このドラマのトキ、史実では小泉セツが残した「思い出の記」の本が本棚にあり、子供がそれをめくったとき、「ばけばけ」の主題歌が流れました。今回初めてではないでしょうか? フルコーラス通して流れました。
主題歌のバックで、静止画の写真という設定は、最近の朝ドラでは初めてだと思いますが、動画ではない静止画の方が、思い出にひたれるようなそんな気がしています。
最終回では、トキによるヘブンの思い出というテーマで、これまでのシーンの印象的な場面の写真が並びました。
それで終わりかと思いしや、この「ばけばけ」の初回の最初で流れた蝋燭と話のシーンがありました。「これが私トキの物語です」とトキがいい、ヘブンが「スバラシ」と言います。そしてトキが「散歩しましょうか?」と言い、散歩にでかけます。最後に蝋燭をふっと吹いて消し、タイトルバックが表示されます。
「今夜も散歩しましょうか?」という歌詞がありながら、これまでの散歩シーンは恐らく全て昼間だったような気がしています。夕方もあったかもしれませんが、今夜も散歩というように、夜の散歩シーンはなかったような気がしています。
最終回は二回見ました。私的には、これまでの朝ドラの中で一番自分自身と重なる部分が多く、感情移入しやすくて、素晴らしい朝ドラでした。
借金の地獄から這い上がっていく、という筋書きが、今の私と重なります。私はまだ首の皮一枚で持ちこたえている状況です。
