最近の洋楽を好きな人なら、ビリーアイリッシュを知らない人はほとんどいないと言ってもいいかもしれません。
2020年1月に開かれたグラミー賞で、主要4部門を含む5部門で受賞しています。主要4部門を独占したのは、39年ぶりで、史上二度目の快挙となります。そのとき18歳というから、驚き以外の何もありません。
ウィキペディアで見る限りですと、シングルで米国チャートの1位を取ったのは、この「bad guy」だけですが、他の曲も世界のチャートで上位に入っています。
今回、私がビリーアイリッシュを取り上げた理由ですが、有名なプロデューサーが制作したわけでもなく、ビリーアイリッシュと兄のフィニアスオコネルの兄弟で作り上げた曲ということです。
のちに、ベッドルームで作り上げた曲と、自分の曲について語っています。
ビリーアイリッシュが作詞作曲して、兄が編曲するという流れで曲はできあがっています。
最初に動画で掲載したこの「bad guy」ですが、実はこの曲、そのときの流行ということもあり、YouTubeで私はカバーしています。
そして、カバーしていろいろ分かることがあります。
この曲は、ベースの音と、ドラムの音、パーカッションの音、シンセの音などありますが、
途中にハモリのボーカルが入っている以外、和音の楽器が全くありません。
印象的な楽器は、ベースの重低音のリフ、そして間奏部分の気が抜けたかのようなシンセのメロディーが印象的ですね。
ボーカルに至っては、音程を正確に歌うという歌の概念はそこにはなく、ささやくような感じで、歌かささやきか区別がつかないレベルです。
音の数は少なくシンプルですが、それぞれが存在感があるため、全体としてかっこよく決まっています。
音楽業界の流れに従わず、自分たちでできることをしてみた。それでも、曲は一度聴いたら耳から離れないような存在感があります。
歌詞も十代の人が書く歌詞ではないというような、大人びて、時折病的とも受け取れる歌詞を書きます。
ビリーアイリッシュが、特に若い年代の人たちに指示された理由の一つとして、こびずに自分の世界を持って、自分のスタイルでするところが、恰好がいいと言われている、という記事も読みました。
音楽の規制概念を壊し、自分たちだけで作り上げたということ、そのことに、敬意を払うつもりで今回書かせていただきました。
最後に、ここからはネタだと思って見てほしいのですが、私が作ったbad guyを張っておきますので、気持ちが悪くなるのを覚悟して、それでも見たい人は見てください。自己責任でお願いします。
流行りに乗ろうとしているのに、全く再生回数伸びてません。