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DTM初心者向け

DTMで使うエフェクトの種類、Cubase、⑤歪み系、VST Amp Rack

DTMで使うエフェクトの種類ですが、今回が一番最後になります。歪み系です。今回は、初級から中級に向けた内容となっています。

歪み系は、エフェクトで言いますと、ディストーション、そしてそれより少な目の歪みのオーバードライブ、激しい歪みのファズとあります。こちらは特殊な場合を除いて、エレキギターに対してかける場合がほとんどです。

Cubaseでは、トラックの左側「Inserts」のところで、「Distortion」を開くと、様々なエフェクトが並んでいますが、エレキギターにかけるなら、アンプシミュレーターの「VST Amp Rack」がオススメです。

開きますと、初期画面で上のように表示されます。

最初に、上のメニューから左から二番目の「Amplifiers」を開いてみましょう。

並んでいるように、7種類の有名なアンプを選択できます。実際にクリーンな状態で録音したエレキギターの音に対して、それぞれで聴いてみますと、結構はっきりした違いが感じられると思います。

メニュー左から三番目の「Cabinets」を開きます。

アンプには、それぞれキャビネットが割り当てられています。キャビネットとは、スビーカーを含めたアンプの本体と考えていいですね。

アンプの機械に対して、元々は別のアンプのキャビネットを組み合わせるなどすることもできます。

メニュー左から五番目の「Microphones」を開いてみましょう。

スピーカーの近くに赤い丸がありますが、これはスピーカーのどの位置にマイクを置いて録音させているのか、ということをシミュレーションできます。

また右側には、コンデンサーマイクと、ダイナミックマイクがありますが、それをどういう割合でミックスさせるのかということもできます。

一番左側の「Pre-Efects」はアンプに指す前にかけるエフェクトで、リバーブ、ディレイ、コーラス、ワウなど、など様々なギターで使われるエフェクトが選択できます。また組み合わせて並べることもできます。

左から四番目の「Post-Efects」はアンプに通した後にかけるエフェクトで、様々なものが選択できます。

一番右の「Master」は、マイクで拾った後の音に対して、エフェクトをかけて、調整するところです。こちらは、イコライザーなどで調整できます。

上のエフェクトのスイッチのところに赤ランプがついていないときは、そのエフェクトが作動していないことを示しています。

他に、プロが設定したプリセットが上のところで選択でき、特殊効果的な音であるとか様々な音が体験できます。

そのプリセットの音に対して、アンプを変えたり、エフェクターの数値を変えたりして、音作りが可能です。

Cubaseに最初からついている「VST Amp Rack」は、Cubaseの上位機種についていますが、最初からついているソフトとしましては、結構使い勝手がよく、微調整も可能ですので、これを使って様々なギターの音作りが可能です。

ベースギター用としましては、「VST Base Amp」がありますが、これも使い方は同じです。

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DTM初心者向け

DTMで使うエフェクトの種類、Cubase初心者向け③ダイナミクス系

③今回は前回の続きで、DTMで使うエフェクトの種類で、ダイナミクス系について解説させていただきます。

ダイナミクス系エフェクトには、コンプレッサー、リミッター、マキシマイザー、マルチバンドコンプレッサーなどがあります。ダイナミクス系エフェクトは、音量に関するエフェクトになります。

コンプレッサーは全体の音量を持ち上げますが、元々音量が多いところは、一定のレベル以上にはせず、全体として音量として均一に近い状態に持っていくエフェクトのことになります。ダイナミクス系としては一番基本的なエフェクトになります。

リミッターはある一定のレベルを超えた音を、音が壊れないようにしながら音量のピーク以上の音をカットするエフェクトになります。

マキシマイザーもリミッターと機能的には近いですが、全体を少しでも大きくさせる機能があります。ピーク音量に全体を近づけるイメージですね。

マルチバンドコンプレッサーは、後で解説します。

コンプレッサー

上記はコンプレッサーの画面になります。プリセットで、様々な用途が選択できますので、それで一つ一つ試してみるのが楽な方法です。

プリセットを使わずに、設定するなら、①のスレッショルドと、②レティオは覚えてください。

①のスレッショルドは、どの大きさの音からコンプレッサーをかけるかの数値です。グラフでも①を動かすことにより、動きます。

②のレティオは、コンプレッサーをかける度合いを指します。上げることにより、グラフの②の部分が上下します。

コンプレッサーは一般的にですが、バラード系の歌の曲や、クラシックに近い音楽など、音の強弱がある程度ある曲に関しては、コンプのかける度合いであるレティオを控え目にします。

対して、ロックやトランスなど全体の音量が均一に近い曲の場合は、レティオを多めにします。そういう曲の場合、コンプが少な目だと、他の楽器の音に埋もれて聞こえにくくなるからです。

マルチバンドコンプレッサー

マルチバンドコンプレッサーは、全体のミックス後にかけることが多いですが、高い音域から低い音域まで4つの帯域に分け、それぞれに対して、コンプレッサーをかけていくエフェクトになります。

スレッショルドとレティオの考え方は、コンプレッサーと同じですが、どの帯域にどうかけるのがいいのかは、かなり専門的な知識が必要となりますので、

プリセットから選んでもらうのが分かりやすいですね。私もほとんどはプリセットから選んでいるだけです。

「Ballad Master」「Rock Master」「Dance Master」他、様々あります。バラード向け、ロック向け、ダンス向けといった感じです。

全体に実際にかけてみると、どれを選ぶかによって、曲調は結構変わりますので、実際に聴いてみて判断してもらうのがいいでしょう。

なお、上記の写真のように、グラフでそれぞれの帯域の上の部分で音量を調整でき、音域の境目の部分は、左右に動かすことができます。

マルチバンドエフェクトを全体にかけるときは、書けない状態でミックスバランスなどを整えた後でかけるといいですね。

残りのエフェクトについては、次回書きます。

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DTM中上級者向け

Cubaseにて、グループトラックの作り方とメリット

本日はDTM中上級レベルで役に立つ情報を書かせていただきます。

Cubase他、いくつかのDAWソフトにて、グループトラックが作れます。

例えばドラムとかでしたら、一旦ドラムのトラックを打ち込みで作った後で、バスドラム、スネアドラム、タム、ハイハット、シンバル、などそれぞれのトラックに一旦分離させる仕事をした後で、

ミックスなどで、ドラムをまとめて音量調整したい場合など、グループトラックがあると便利です。

グループトラックを作るメリット

①まとめて音量、リバーブ、コンプなどをかけることができるため、作業時間短縮になる

②まとめて音量、リバーブ、コンプなどをかけることができるため、パソコンへの負荷が低くなる

③まとめた状態でコンプをかけることにより、個々にコンプをかけた状態と違う結果になる。

①作業時間短縮になることは間違いありません。

例えていうならば、あなたが塾の講師だったとしましょう。

一人一人に個別にある課題についての授業を5人の生徒にした場合と、

5人一斉に授業をした場合と、比べてみれば、作業時間の短縮になることは間違いありません。

それぞれ最初は何もエフェクトなどかけずに、グループにまとめてからエフェクトかけた方が速いですね。

人の作業時間の短縮になるだけでなく、パソコンについてもまとめてエフェクトなどをかけるため、それぞれにかけているのに対し、パソコンへの負荷も少なくなります

パソコンへの負荷が大きくなると、鍵盤のキーボードでのリアルタイムの打ち込みのときに、時間の遅れが生じたりといいことがありません。同じ結果になるなら負荷は少ない方がいいです。

についてですが、ボーカルの場合ということで、以下に記入します。

グループトラック、ボーカルの場合

仮にあなたが、アイドルグループのミックスを担当したとしますね。10人のメンバーがいて、それぞれ歌を録音したとします。

1人ずつ歌の録音をしたとして、10個のボーカルトラックができました。

あるときは、1人の人が歌い、あるときは2人の人が歌い、サビの部分では全員が歌うとしましょう。

1人のときは、音量は小さいけど、人が多くなるにつれて全体の音量も上がります。

ボーカルだけとか、ピアノとボーカルなどシンプルな構成の場合はそれでもいいケースもあるかとは思いますが、

ドラム、ギター、ベース、ブラスなど、いろんな楽器が合わさったアレンジの場合は、1人だけのときだと小さくて埋もれてしまいます。

そんなときに便利なのが、ボーカルをグループトラックでまとめる方法です。

ボーカルをグループトラックにまとめた後で、コンプレッサーをかけて、リバーブをかけます。

1人のときでも、他の楽器に埋もれることがなく音量が上がります。逆に、大勢のときはコンプレッサーで音量が抑えられます。

コンプレッサーは、音が大きいときと小さいときの差を少なくさせることで、全体として聞きやすくさせる機能です。

コンプに関して言いますと、1人1人の個々のトラックにコンプをかけて、その後ミックスさせたら、大勢になると音量は上がることになります。

他のエフェクトでもそういうのはあるのかもしれませんが、グループトラックを使うときと使わないときで、明らかな差が出るのがコンプレッサーのエフェクトだと言えます。

グループトラック、ドラムの場合

グループトラックにする前の個々のトラックですが、ドラムの場合などは音色を調整するため、EQ、ボリューム、パンなどはそれぞれ調整しますが、グループにまとめた後で、全体のEQ、ボリューム、リバーブなどをかける形になります。

ミックスのときまとめて音量調整できるのはいいですね。

グループトラック、ストリングスの場合

ストリングスについては、私は必ずグループトラックを使っています。

ストリングスの個々のパートについては、ボリュームとパンだけ指定しています。

その後、グループトラックを作って、全体としてのボリュームを、書き込んでいきます。

ストリングストラックを大きくしたのが写真に写っていますが、

こちらで、ストリングス全体としての音量の強弱を、折れ線でス書き込んでいます。

ストリングスはバイオリンなどの弦楽器のことを指しますが、楽器の特徴として、弾き始めの音は小さめで徐々に大きくなるという演奏をするケースが多いです。また次の音に向かうときは、小さくなる特徴があります。

そのため、私はざっくりと、小節の初めに音量小さめで中間を越した部分で音量がピークになり、その後また小さく戻るというのを書き込んでいます。

ボリュームの書き方は人により、いろいろあるとは思いますが、私はこのやり方で、結構いい感じには仕上げています。

小節だけでなく、サビの始まりとか終わりとか、盛り上がる部分は上げる、静かな部分は下げるなどもしています。

ストリングスはまとめて全体として強弱をつけるケースが多いため、個々にボリュームを書くより、ずっとやりやすいです。

次に、Cubaseにて、具体的なグループトラックの操作手順を書きます。

トラックの上にある「+」ボタンを押せば、トラックを追加できるようになります。

「グループ」を選択します。構成はステレオとモノラルが選択できますが、基本的にほとんどのケースでステレオにした方がいいです。

トラックの下の方に、Group01という名のグループが現れます。それを実際にグループを作りたい場所の下に移動させます。

移動させてから名前を「Group01ストリングス」などと変更します。名前をつけないと後で操作がわかりにくくなりますので必ず名前はつけてください。

「スタジオ」→「MixConsole」をクリックしますと、ミキサー画面が開きます。

グループにまとめたい楽器の上の「出力ルーティングを選択」をクリックします。この場所は、最初「Stereo Out」と表示されています。そこをクリックします。

「Group01ストリングス」が表示されていますので、それをクリックします。

それにより、指定した楽器を、ストリングスのグループに送ることができました。

後は、グループに対して、ボリュームのオートメーションを書き込んだり、リバーブを入れたりする作業をします。

私はストリングスは、Kompleteと呼ばれるバンドルの「SESSION STRINGS2」というソフトを使っていますが、ネットで調べたときに、これをオススメする人もいました。

初心者でも分かりやすい操作性と、バンドルとしてまとめて買うことができるので、お得ということがあげられます。

グループトラックを作ることのデメリットですが、いろいろ考えましたが、全く思い当たりませんでした。メリットしかないです。あえて言うなら、グループにする必要のないものはしなくていいということぐらいです。

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DTM初心者向け

Cubaseでの作業ルーティーン、初心者向け

こんにちは。急に寒くなりましたね。少し前は熱いぐらいだったのに、今は部屋で震えています。

ブログを10月1日に初めて6日目、今のところ毎日続いております。

元々私は何かを記録するのが好きで、パソコンで日記を2005年からずっと書き続け17年になります。勿論忙しいときとかは抜けている日もありますけど。

そういう習慣的なこともあり、書くことはそれほどストレスには思わないので、ブログを書くことは、自分の音楽活動を発表する手段として、とても有意義でやりやすいことと思っております。

今日は昨日の続きになります。鼻歌で作曲して録音アプリに保存してコードをつけることまで進みました。

DAWソフト(作曲ソフト)のCubaseを私は使っていますので、それについては、曲が作れる程度の知識はありますが、中に入っている機能の全てを熟知しているわけではありません。

私がCubaseで曲を作っていくときのルーティーン、手順はおおよそ決まってまして、今日はそれについて書きます。

曲を作るときの手順は、人によって違いますので、これをしなければいけないわけではありませんが、一人の人の意見として聞いていただければ幸いです。

プロジェクトを立ち上げた後、最初にトラックを一つずつ作っていきます。

コードトラックを最初に作る。

②コードを再生させるため、ピアノのトラックを作る。

テンポトラックを作り、メトロノームを鳴らして速さを確認する

④メロディーを再生させるための、楽器のトラックを作る。

⑤メロディーを、打ち込んでいく

⑥メロディーに合うコードを、コードトラックに入力していく

ドラムトラックを作り、ドラムで基本的なリズムを作る。

⑧ドラム、メロディー、コードのピアノを再生させながら、楽器を一つずつ演奏して録音していく。

一つずつ解説していきますね。

私は最初にコードトラックを作ります。理由は、後でコードを見ながら演奏するため、一番上に表示されている方がやりやすいからです。

次にコードを再生する目的のピアノトラックを作ります。名前は「ピアノコード再生用」と書いておきます。コードがどういう響なのか確認するためのトラックですから、重たい音源を使う必要はありません。

コード確認するには、オルガンとかギターとかシンセでもいい感じもしますが、経験上、ピアノが一番コードの音を正確に把握しやすいと思います。

コードトラックのところに、どのトラックの音をコードで再生させるか選べるようになっていまして、そこで「ピアノコード再生用」を選択します。

コードトラックに鉛筆マークでクリックすると、コードが選べるようになっています。「G」を選択すると、すぐに「G」のコード(和音)の音が再生されます。

次にテンポトラックを作ります。そして、メトロノームを鳴らしてテンポを調整します。

メトロノームは上の「トランスボート」を押せば「メトロノームを使用」が出てきますので、それをクリックします。

他に、キーボード上の「C」を押すと、メトロノームを入れたり消したりできます。

テンポの変え方は、テンポトラックで一番最初の位置に点がありますので、それをクリックすると、上に数値が表示されますので、その数値を変えることで、テンポを変えます。

次に、メロディーを再生させるための楽器のトラックを作ります。

一般的にはシンセでメロディーを再生させる人は多いですが、私はクラリネットの音を使っています。

理由は、クラリネットが一般的なポップスなどで使われるケースがそれほど多くないことと、音がはっきりしていて聞き取りやすいからです。

コード再生用のピアノと同じくメロディーも確認用ですので、重たい音源は使う必要はありません。

トラックの名前は「メロディー」とつけます。

もう既に、MIDI入力できるキーボードで作業している人は、メトロノームを聴きながら、リアルタイムで録音してもいいですが、

まだ持ってない人は、メロディーのトラックに、鉛筆で範囲を指定した後で、それをクリックします。

上の写真のような、ピアノロールと呼ばれる入力画面が出ます。そこへ、マウスでぽちっと入力することで、メロディーを打ち込んでいきます。

ピアノロールとは、左側にピアノを横にしたような画面があり、それを押すことで、ピアノと同じ音が入力できるという仕組みです。

左側のピアノのそれぞれの鍵盤をクリックすれば、そのトラックの音で、その高さの音が出ますので、それでも音が確認できます。

作曲ソフトができた頃は、楽譜で入力するソフトが多かったですが、今のソフトはほとんどピアノロールです。

上の「グリッド」と書かれているところの左側のマークを押しておけば、その右側の「Q」書かれているところで指定した最小の音符サイズに合わせて、正確な位置に入力できます。

メロディーを入力し終わった後、再生してみます。メトロノームを入れた状態で、メトロノームとメロディーの音が鳴っていることを確認してください。

次に、コードを入力していきます。楽器が弾ける人は楽器でフィットするコードを探してもいいですが、最初は、その小節で一番多い音や、印象的な音などから決めていくといいですね。

コードについてよく分からないという方は、メロディーがハ長調のときは、C、F、Gという3コードを使い、入力してみて、どれがしっくりくるか確認してみてください。

コードの決め方につきましては、昨日のブログでも書いてますので、そちらも読んでみてください。

コードを入力するときに、音も指定したピアノの音で発音されます。4小節か8小節ぐらい作ったら、メロディーと一緒に再生させてください。

それによって、メロディーとコードが再生されます。

コードを入力し終え、コードがおおよそしっくり来ているのを確認した後で、ドラムトラックを入力します。

ドラムのパターンは、リズムによっていろいろありますが、最初は8ビートが、入りやすいと思います。ネットで「ドラム 8ビート」と検索などして、基本的なパターンを、最初は一つか二つでいいですので覚えて入力してください。

ドラムを作るときは、1小節か2小節か4小節ぐらいまず作ってください。その後、そのトラックを選択して、「Ctrl+D」を押すことで、その右横にコピーができます。

「Ctrl」キーを押した状態で、「D」のキーを押し続ければ、いくらでもコピーがその後にできますので、これはオススメのショートカットの使い方です。

ドラムは一曲を通して、ドラムパターンは変わるケースは多いですが、最初のうちは、基本のドラムと、フィルインと呼ばれる部分だけ作ればいいかと思います。

フィルインは、「おかず」とも呼ばれてまして、タムを連打したりして、ドラムが変化して、またドラムが目立つ場所ということですね。

その場所が入るのはおおよそ決まってまして、イントロが終わる小節、Aメロが終わる小節、Bメロが終わる小節、サビが終わる小節など、全て、基本的には何かの終わりの部分です。

Bメロが終わるときに、さあ今からサビが入りますよ! と気合を入れてつないでいる感じですね。

そこまでできたとき、メロディーとコードとドラムまでが再生されることを確認してください。

なお、作るのは、フルコーラス作るのではなく、最初は一番だけ作るとかで構いません。

次に、4リズムと一般的に呼ばれている楽器を演奏します。

4リズムは、ドラム、ベース、ギター、ピアノのことです。

ドラムはすでにできていますので、他の楽器を重ねていくことになります。

他の3つは、何から先に入れなければいけないという規則はありませんが、ドラムと同じような動きをするベースから入れるといいいでしょう。

ベースを入れるとき、ソフトのベースをクリックして入力してもいいですが、ベースを弾ける人なら、実際に録音させることをオススメします。

オーディオトラックを作り、名前を「ベース」としておきます。

録音する際は、私はメトロノームはドラムが完成した地点で鳴らないようにしています。

実際のスタジオの録音ですと、メトロノームを鳴らしながら録音するケースもあるようですが、メトロノームの音は本来は再生されない音ですので、私はあると気持ちが悪くなるので、はずして再生しています。

上の写真を見てもらったら分かりますように、ドラムが入るタイミングを5小節目とか一番最初にはしていません。

理由は、最初の小節にしますと、クリックと同時に録音が開始し始まってしまいますので、ある程度余裕を持たせ、クリックしてから、楽器演奏のスタンバイができるようにさせるためです。

仮に楽器を全く演奏しないケースでも、一番最初に持ってくることはやめてください。

理由は、最後にミックスさせるときに、音が正確に記録されないケースが生じる可能性があるからです。

メトロノームを外した状態ですと、入るタイミングが分かりませんので、ドラムで、何の音でも構いませんが、カウントを入れておきます。

演奏するときは、ドラム、メロディーと、コードトラックの音を聴きながら、演奏します。

コードトラックは幅を大きくすることで、コードも大きく表示されますので、見やすくなります。

以上、私のDAWソフトでの作曲のルーティーンでした。

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DTM初心者向け

DAW上でのトラックの色分けで、作業効率アップ、印象も華やかに!

こちらの記事はプロモーションを含みます。

さあ本日ブログ開始三日目です。本日は、DTMについてのお話です。

ちなみに、私は今から20年以上前は「Singer Song Writer」というソフトを使っておりました。音符を最初はマウスでクリックしながら入力していましたが、楽譜のスコアを見るような感じで入力できたので、私はある意味これで始めて正解だったかなと、今になって思います。初心者にもとっつきやすいソフトでした。

その後、今から5年ほど前のことになるのですが、プロの作曲家の方より、インターネットを使ってオンラインでマンツーマンで指導を受けるようになりました。

そのとき、指導しているソフトが「Cubase」だったこともあり、これを購入しました。それまで楽譜上にクリックして音符を入れていたのが、ピアノロールと呼ばれる画面に入力するようになりました。

私のページでは、基本的に「Cubase」というソフトを使用しての作曲について書きます。他のソフトのことについては、取り入れていないため、よく分かりません。

ピアノロールの説明はまたの機会にしますが、

下の二枚の画像を見てください。

DAWというソフトの中で、少なくとも「Cubase」では、トラックを色分けすることができます。

トラックを色分けするメリット

①そのトラックが何についてのトラックなのか、視覚的、直感的に理解しやすい

②見ていて、華やかな気持ちになる

トラックを作った後、私はトラックの名前を変え、「ボーカル1」とか、「ピアノ」とか、「エレキギター」とか、日本語でつけています。

どちらかと言いますと、英語で「Vo1」「Piano」「electric.gt」とかする人の方が多いとは思うのですが、私は自分がすぐ理解しやすいという意味で日本語を使っています。

もし作曲の作業で、外国の方とともに作業するような環境にある場合は、英語の方をオススメします。

トラックの最初に「ピアノ」と書いてあり、実際に鳴るところで、そのピアノのトラックのところがその色で表示されていますと、その色を見た瞬間、それが何のトラックなのか直感的に理解できるようになります。

楽器と色については、私はどの曲もこれと、おおよそ決めておりまして、

例えば、ボーカル赤、ピアノ空色、ドラム黄色、ベースギター橙色とかです。

そう決めておくだけで、直感的にそのトラックが何なのかすぐ理解できるようになります。

上の写真の、全部同じ色だったら、いちいち左側の名前を見なければいけなくなりますね。

他に、②の理由のように、カラフルな色を見ているだけで、感情がおだやかになり、作業をする気持ちも上がるような気がしています。

話は変わりますが、昨日YouTubeで、「マジカルメモリー」という動画をアップしました。

冒険をテーマにした楽しくてコミカルな曲です。

この曲はオーディオストックで販売しておりまして、購入すれば、YouTubeの動画や、CMなどで自由に使うことができます。

一度覗いてみてくださいませ。

マジカルメモリー~冒険がテーマのポップス 著作権フリーの歌詞付き・音楽素材 [mp3/WAV] | Audiostock(オーディオストック)

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