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自作曲紹介

「夜明けのグラデーション」リトグリ風5拍子【オリジナル曲】の解剖

こちらの記事はプロモーションを含みます。

今回は、オリジナル曲「夜明けのグラデーション」について、解説、いや解剖させていただきます。

この曲はお陰様で、YouTube動画で2022年11月現在で、2000回近くの再生回数まで上がりました。

リトグリとは、ご存知リトルグリーモンスターというコーラスグループのことです。当時は、5人体制で活動されていましたが、今は2人が脱退しております。

再生回数が増えた要因としましては、

①リトルグリーモンスター風ということで、既存のアーティストをイメージさせる題名を入れたこと。

②5拍子という、普段あまり出てこない変拍子が題名に入っていることで興味を引いたこと。

③リトルグリーモンスターの5人のキャラをイメージさせるイラストを、動画とサムネイルで使ったこと。

があげられると思います。動画で人気を獲得するのには、題名とサムネイルは物凄く重要らしいです。まずは視聴者はそこで興味を持ち開くかどうか決定するからです。

解説は誰の曲でもできますが、解剖となると、実際作った人でないとできないこともあります。

この曲は題名にあるように5拍子でできています。2拍子、3拍子、4拍子、6拍子以外の拍子を変拍子と呼びます。

5拍子はリズム的には、3拍子と2拍子がミックスされた拍子と考えられます。3+2のときもあれば、2+3のときもあります。

拍子を指定するときには、Cubaseでは拍子トラックというのを作ります。4拍子のときには作る必要はありません。

拍子トラックを作ったとき、4/4と表示されていますが、ここをクリックしてから、キーボードで上下させると数が変わります。

途中で拍子を変更したい場合などは、変わる拍子の先頭部分にもってきてから、鉛筆で書き込むと拍子を変えられるようになります。

トラック全体の画像です。下の方、ベース、エレキギター、コンガのトラックの部分が白くなっていますが、こちらは、一旦録音した後で、ハサミツールで分割した後で、×ツールでミュートしています。

楽器を録音させる際には、どこを使うか決めていないときなどは、一通り録音させてから、やっぱりここは使わないなどの処理がDTMですと用意にできます。

上は一番のコーラス部分になります。コーラスにつきましては、1つのコーラスだけ歌ってもらい、ピッチ編集で変えるという方法もありますが、

この曲の場合は、実際にコーラスパートを全て歌ってもらっています。歌ってもらう際には、シンセメロなどでそれぞれのパートを出したものを送っています。

ピッチ編集で作るより、やはりではありますが、実際に歌ってもらった方がクオリティーは上がります。

基本的にココナラなどで歌を依頼する場合、ほとんどのケースで、歌う人もDTMの機材は持っています。持っていないと仕事ができないからです。

この曲の場合は、

  • カラオケ(コーラス抜き)
  • メインボーカルの仮歌(私が歌ったもの)
  • メインボーカル部分のシンセメロ
  • コーラス1のシンセメロ
  • コーラス2のシンセメロ
  • コーラス3のシンセメロ
  • コーラス4のシンセメロ

以上についての、WAVデータと歌詞(ワードかテキスト)を送っています。WAVデータは通常は48000kHz24ビットでやりとりすることが多いです。

なおCDの規格は44100kHz24ビットです。

なお、私の仮歌につきましては、歌唱イメージではなく、単にどこにどの言葉が入るかということの説明になります。

楽譜を作って渡してほしいという人はほとんどいなくて、仮に歌ってもらったのを要求されるケースがほとんどです。

「百聞は一見に如かず」という諺がありますが、音楽について言えば、「百見は一聴に如かず」と言えるかもしれませんね。なお、こんな諺はありません。

また、歌う人が容易に作業に取り掛かれるように、WAVデータとして録音させる際には、拍子の先頭から録音させるようにします。また、テンポのBPMを伝えましょう

コーラス部分は、イントロ、Aメロ、Bメロは「ルルル~」と歌唱し、サビは「ラララ~」そして一部ボーカルの歌詞を歌っていますが、そのあたりについては、歌詞のところで分かるように説明しています。

コーラスの構成としましては、「ラララララ」と5拍子を歌うアルペジオ的なコーラスが一人、ハーモニーを担当するコーラスが3人という構成です。

なお、この構成については、リトルグリーモンスターの構成ではありません。リトグリの場合は、メインボーカルが途中で何度も入れ替わり、コーラスについてもいろんなバリエーションで入っています。

上はコーラスについてのEQになります。

低音は軽くするためカットしています。これは低音部分を楽器のベースなどにゆずるという意味です。

また、500kHz当たりを心持ち下げています。そうすることでメインボーカルがくっきりと前に出てきます。

ミックス的にはもっと下げてもいいかもしれません。

エフェクトは、コンプレッサーと、ルームワークスを使っています。ルームワークスはリバーブで、メインボーカルよりはリバーブを上げています。

リバーブを多くかけると位置的に下がって聴こえるという性質があります。リバーブ少な目だと近くに聴こえます。そのためメインボーカルを前に配置するという意味です。

上はコーラスを抜いたカラオケ部分の音になります。

イントロ部分はコーラスの一つのパートで始まりますが、その部分の無音部分はカットしています。

イントロ部分はピアノだけの伴奏です。

イントロの最後でドラムのフィルインが入り、Aメロ部分はドラムとピアノだけです。なお、この音はハリオンソニックの「YAMAHA S90ES Piano」の音になります。

Aメロ部分、コーラスとしては、5拍子を3と2に分けて、3の部分と2の部分で違うコードを歌っていますが、ピアノは2の部分のコードは弾かず、ジャーンと拍子の初めにGmのコードを弾いているだけです。

伴奏部分を控え目にさせることで、コーラス部分が逆に浮き出てくるという狙いです。

Bメロ部分に入り、エレキギターとコンガが参加します。上の画像の線があるところが、Bメロの先頭になります。

その後、サビではベースが参加します。

Aメロ→Bメロ→サビ、と進むにしたがって楽器数を増やすというのは、単純に音量が増えることにより盛り上がり効果が期待できます。

他に、それぞれのパートで演奏方法を変えるというのも、よく行われます。

また、サビ前には、盛り上がりを作るために、曲によっていろんな手法の工夫がされていたりしますが、ピアノのグリッサンドを入れてみました。

指で低音から高音までスライドさせるあれです。

グリッサンドのときに、さらに豪華な雰囲気にさせる方法として、ピンポンディレイがオススメです。ディレイが左右にステレオで広がって、音がゴージャスになります。

曲についての他の工夫としましては、サビ転調を使っているという点です。サビの部分で転調することで、雰囲気が盛り上がったり、クールになったりします。

この曲の場合はB♭(Gm)からCに上がっています。

2つ上がる転調で、ポップスなどでよく使われる手法です。単純に雰囲気が盛り上がります。私はこの転調はよく使う方です。

盛り上げる方法として、1つだけ上げるというのもありますが、私はあまり使いません。理由として、楽器の演奏が難解になるというのが一つあります。

ギターですとまだいいのですが、鍵盤楽器ですと、押さえるのが本当に難しくなります。

1つ上げる転調は一般的には、サビを最後の方で繰り返すときに、1つ上げることで盛り上がらせるという方法があります。

その場合、ボーカルの立場から言いますと2つ上げるより1つの方が負担が少ないと言えますね。

歌を依頼することの話に戻りますが、

データを渡す際には、その曲のキーを歌う人が歌えるかどうかも事前に尋ねた方がいいかとは思います。一般的に、女性はG2からC4あたりですと、ほとんどの方が対応できます

ボーカルが熟練した人ですと、上はF4ぐらいは地声で出せる人もいます。地声がダメなら裏声になります。

下は訓練というよりは年齢によって若干下がる傾向はありますね。年齢が上の人の方が音域は下になります。


ここからはCMになります。

今回、この曲では歌を、ココナラで探した人に歌ってもらっています。ココナラで仮歌などの仕事をしている人は、基本的にはコンペなどで歌う仮歌の仕事をしてくれますが、

YouTubeやサブスクなどで配信するための本歌を受けてくれる人もいます。

仮歌の料金も本歌の料金も、人により様々です。発注件数の他に、使った人による評価システムもあり、評価や件数が多いほど、ランクも上がり発注を受けやすくなります。

そのため、まだ始めたばかりの人などは実績を作るため安い単価で受けてくれたりします。

私も、作曲と編曲の仕事をオープニング価格にてさせていただいております。ブログの最初のメニューの中にある「ココナラ」をクリックしてもらうと私のページに飛びます。

この曲の動画に出てくるイラストについても、ココナラにて発注しています。

本当に様々な得意なスキルについての依頼ができますので、オススメのサイトです。

仕事を頼みたい人も、また仕事を自分でしてみたい人も、一度覗いてみてください。

新しい世界が広がりますよ。

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DTM初心者向け

HALion Sonic の音色選び【レーティングで効率アップ】

今回は、Cubase付属音源の、HALion Sonicの基本的な使い方、特に、音色の探し方について、解説します。

トラックの追加→インストゥルメント→HALion Sonic SEを選択して、開きます。

その後、上の方の▼マークの「プリセットの読み込み」をクリックします。

フィルターが表示されますが、「属性」の方を選択してください。

4列、フィルターが表示されますが、

左から順に

  • Media→Content Set コンテントセット
  • Musical→Category カテゴリー
  • Musical→Sub Category サブカテゴリー
  • Musical→Character キャラクター

とフィルターを並べておきます。これは最初からこうなっていれば問題ありません。

フィルターは他にもいろいろ設定できますが、この並べ方だけ知っていれば問題ありません。他の設定にしたとき、使いにくいと思えば、この設定に戻しておきましょう。

カテゴリーの中から、1つ選びます。今回はSynth Leadを選びます。

すると、サブカテゴリーの中に4つ項目が表示されました。

その右側の数は、その項目で何種類の音が入っているのかを表しています。

サブカテゴリーで、今回はAnalogを選びます。

キャラクターがいろいろ並んでいます。今回は、Richを選びます。

すると、ようやく右側の検索結果の表示として、いくつか少ない数が表示されました。

1つ1つ、選んでみて、音を確認してみます。

いいなと思う音があれば、Ratingのところで、星4つ、もしくは星5つをつけます。

逆にこの音は好きではないので使わないだろう、という音色なら逆に星2つ、星1つをつけます。

最初の段階では、GM音源を覗いて星3つですので、4つならいい音、5つなら物凄くいい音、と、自分の観点でレーティングさせることができます。

GM音源は星4つに最初なっています。

レーティングすれば、それぞれの音色がレーティング順に並びますので、よく使う音などは星5つにしておけば、探す手間が省けます。

なお、キャラクターは、複数選択が可能で、その場合、さらに絞り込みができます。

ハリオンソニックには、バージョンにもよりますが1600もの音色があります。そのため、ほとんどの音楽に対応可能な音色が揃っています。

ただ、シンセサイザーのタイプではなく、プリセットの音で楽しむというのが主な目的です。音作りにこだわるなら、シンセサイザーの音源の方がいいかもしれません。

とは言え、シンセサイザーは音作りが難しいため、最初のうちはプリセットからいい音が選べるハリオンソニックの方が、やりやすいとは思います。

ハリオンソニックの中で、カテゴリーがSynthの部類に入る音色が、特にいいのが揃っていますので、最初Synthだけでも全て聴いてみて、レーティングしてみるのをオススメします。

以上で終わります。今回も読んでいただきありがとうございました。

クラウドワークス
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日常

伊賀上野シティマラソン、郵送届く、練習など

11月27日、伊賀上野シティマラソンが3年ぶりに開催されます。私はマラソンの大会のジョギング部門に出ます。

高校のときにマラソン大会がありましたが、大人になってからそういうスポーツの大会に出場するのは初めてになります。

それほど自分はインドア派で普段運動なども全くしておりません。知り合い数名で参加することになり、やってみるという感じです。

普段走ることなど全くしていないため、一番軽いジョギング部門になります。

大会はハーフマラソン、クォーターマラソン、ジョギングの3部門に分かれていて、

ハーフマラソン、クォーターマラソンは計測を行いますが、

ジョギングは2.7kmを走るだけで計測は行われません。

ハーフマラソン4000円、クォーターマラソン3500円、ジョギング1500円の参加費が要ります。

11月18日に自宅に、郵送で届きましたが、なかなかのボリュームです。記念Tシャツ、ゼッケン、じゃらん伊賀版、マラソン大会の本などが入ってます。

1500円出して、記念のティーシャツがもらえるなんて、なかなかのお得感満載です。

ゼッケンの番号、7256、何ゴロー、と語呂合わせで読めなくはありません。Goronyanゴロニャンなだけに、番号にちょっと嬉しかったでした。名前もその下に表示されていますが、そちらはボカシ入れてます。

もう受付は終わっていますが、計測しないジョギングとはいえ、30分以内にゴールしてくださいということになっています。

夜にコースを練習して一度だけ走ってみようということになり、この後知り合いと練習に行きます。

普段全く運動してないだけあって、運動着を久しぶりに買いました。お金がないのでお手軽値段ですが。

なお、この日は珍しく親戚の人から頼み事があり、昼に3時間ほど車の運転をしてました。お礼に昼食と土産をもらいました。

別れた後で、一人ジョイフルでスイーツを食べました。こんな年になったおじさんが、若い女子が食べるみたいなスイーツに胸ときめくって、やっぱり私は変わっています。

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音楽批評

千秋先輩みたいに、オーケストラ曲【ジュピター】の指揮してみた?

釣りみたいな題名は、最後の方で回収されます。

なお、私のブログは、音楽、特にパソコンで音楽を作る意味のDTMについて主に書いております。

私がDTMをやり始めて数年後、平原綾香の「Jupiter」が流行った少し後に、私はホルストのオーケストラ組曲「惑星」の中の「木星(Jupiter)」を、オーケストラスコアを見ながら打ち込みました。

当時私は、音楽とか写真とか、いろんな芸術的話題のホームページを作っていて、クラシック曲は著作権フリーなので、作っては上げていました。

中でもこの曲は、とにかく時間が長い上に、構成が凝っていて、当時は鍵盤ではなく、クリックしながら音符を入力していましたが、入力するのに合計24時間ほどかかったことを覚えています。

今のパソコンの前の前の前の初代のパソコンで入力したMIDIデータをCDで保管してあり、それをCubaseに落としたのが上になります。

当時、DAWソフトはSinger Song Writer 8.0VSを使っていて、ストリングスに対しては、スタイルシミュレーターというものをかけることができ、音源の音をリアルなストリングスみたいな強弱をかけるということができました。

他にも、拍子が変わる箇所などで、テンポが大きく変わる瞬間が何度かあり、テンポを音符ごとに設定しながら、実際のオーケストラのテンポに近づけるなんてこともしましたね。

その音源を無加工で、再生したのが下になります。GM音源という、今ではあまり耳にしない基本的な音源で鳴らしていますが、思ったよりいい音ですね。

リバーブだけは、Cubaseでかけています。1分25秒、冒頭部分です。

それを、Native Instruments社のCompleteというバンドルに含まれる「Kontakt Factory Library」の音源でオーケストラの楽器全てを入れ替えました。

こちらには、オーケストラからバンド関係まで、様々な音色が揃っていますが、使用頻度が高いのはオーケストラ関係になるかとは思います。

音源比較としての公正のため、同じ冒頭部分ですが、ミックスでの音量調節の他は、いじっていません。

なお、こちらの音源は最初からリバーブがかけられた状態になっているため、全体にリバーブはかけていません。

生のオーケストラのそれぞれの楽器からサンプリングして作られている音源のため、音がリアルですね。

上はミキサー画面を表示したものですが、それぞれの音を特に大きくしたりしなくても、並べただけでオーケストラとしての自然なバランスに近いのは、便利ですね。

Kontaktというサンプラー上に、様々な音源が入っていて、その中の一つが、Kontakt Factory Libraryになります。

ちなみに、フルートは、Orchestral→2VSL Woodwinds→Fluteにあります。オーケストラの木管楽器のフルートという意味です。

各楽器、それぞれ、フォルテピアノ、スフォッツァンド、スタッカートなど、の奏法が選べるようになっていますが、今回はそれらは、一部を除きそのままにしています。

この曲の場合、一か所だけ、ビオラ、チェロでピチカート奏法の箇所があり、そちらには細かく設定などしました。

他に、タンバリンの小刻みにジャラジャラと揺らせるような奏法も、入っていたりしてリアリティがありますね。

音源についてではなく、曲についての解説をします。

惑星という組曲は、火星、金星、水星、木星、土星、天王星、海王星の7つの曲で構成されています。それぞれ特徴があり、興味のある方は、オーケストラの曲を通して聴いてみることをオススメします。

一番有名なのが、やはり木星で、次に火星です。火星は5拍子の不気味なリズムの曲になります。私は火星は途中で、打ち込むのを挫折してしまいました。

DTMのない時代に、よくこんな構成でオーケストラのスコアがかけるのかと、脱帽するしかないです。

上の画像は、交響曲のジュピターの中の、平原綾香の曲で有名な部分、バイオリンのバイオリンパートです。「エブリデイ アイ リッスン トゥ マイハート 一人じゃない」というあの部分ですね。

赤の線でかかれている部分は、8小節でひとくくりのメロディーが終わった後で、次のメロディーに入るとき、丁度1オクターブ上がった状態で始まるという趣向でできています。

全ての楽器がそのように動いているわけではありませんが、目立つバイオリンの音がそう動き、全体としても少しずつ参加する楽器が増えることで盛り上げていっているんですね。

最後に、YouTubeにて、「千秋先輩みたいにオーケストラ曲ジュピターの指揮してみた?」という題名の動画を作りましたので、よかったら見てください。ジュピターがフルで入っています。自己満足の世界で、笑えます。

ちなみに振っているのは指揮棒ではなく、ドラムスティックです。ドラムが叩けるわけではありませんが。

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DTM初心者向け

Groove Agentの使い方Cubase付属ドラム音源

今回は、Cubaseに最初からついてくる付属音源のGroove Agentの基本的な使い方を説明させていただきます。

プロジェクトを開いてから、トラックを追加で、インストゥルメントより、「Groove Agent SE」を選択します。

上の方にある▼マークを押し、「プリセットの読み込み」をクリックします。

フィルターが表示されます。

フィルターの上にある属性をクリックします。

左から右に4つ、フィルターの種類を決めるところがありますが、

左から3番目に「Musical」→「Style」

一番右に「Musical」→「Sub Style」を指定します。

スタイルから一つクリックしますと、それに合うサブスタイルが表示されます。

サブスタイルから一つ選びますと、それに合うドラムのセットが右側に検索結果として表示されます。

今回は、Vintage Kit1を選択します。

上の画像のように表示されます。左下のパッドの部分をクリックしても、音が鳴りますが、MIDIキーボード、電子ピアノなどがある場合は、左側の方、低い方にあるC1~D♯2までが、その音色に該当します。

ほとんどのドラム音源で、おおよそ配置は決まっています。ただし、バスドラム、スネア以外は、音源によって配置が異なるケースがまれにあります。

キーボードで演奏しながら、リアルタイムで録音するとき、トラックは、バスドラムとスネアとタムで1つのトラック、

ハイハットとシンバルで1つのトラックを作り、

録音するとやりやすいですね。器用な人なら、両手使いながら一度にできる人もいるかもしれませんが、2回に分けて録音することをオススメします。

録音した後で、トラックを色分けします。

それから、二つのトラックの四角形の箱を、Ctrlキーを押しながら、複数選択させ、クリックします。

開いたときに、色分けした色のように、音符に色がついて表示されます。

音を聴いてみます。

少しもたついて聴こえる部分があるなと思いましたら、感度指定クオンタイズというのを使ってみます。

上の方に、「e」のマークがあります。クリックしますと、クオンタイズパネルが左上に表示されます。そこでパーセントで感度を指定します。

今回打ち込んだのはエイトビートのリズムですので、8分の1にクオンタイズが鳴っているのを確認しながら、「Q」のクオンタイズをクリックします。

感度を指定しないクオンタイズも用いることがありますが、その場合は、ピタッとタイミングが機械的に決まってしまいますため、ドラムを人間が演奏している感じからは遠くなってしまいます。

単にキーボードで演奏しただけだと、下手に聴こえる場合などは、感度を30~50ぐらいにしてクオンタイズをかければ、ある程度正確なものの、人間らしいグルーブを残した感じになります。

その音を、今回、音色を「Rock Kit5」に変えて再生させてみますね。

これまでの説明は、バンド系のドラムの作り方でしたが、打ち込み系のドラムの作り方の説明をします。

人間がドラムを叩いているというよりは、機械的に複雑なリズムを鳴らすという雰囲気にしたいため、キーボードは使わず、直接ピアノロールに、クリックして書いていきます。

バスドラム、スネアドラム、ハイハット、シンバル、ぐらいあれば基本的なリズムが作れます。

ハイハットは音符の数が多いので、ところどころベロシティで小さくなる部分を作ったりして、メリハリをつけてみます。

こういったケースですと、1小節のパターンを繰り返すか、2小節のパターンを繰り返すケースが多いですね。まれに4小節ということもあります。

Cubaseというソフトに最初からついているドラム音源ですが、様々な音が収録されており、結構クオリティーが高いですね。

バスドラムとスネアは真ん中で聴こえることが多いですが、ハイハット、シンバル、タムなどが、左右に初めから分散されて配置されているので、とても使い勝手がいいですね。

以上、グルーブエージェントの基本的な使い方について、ドラム全般に使えるテクニックなどを入れつつ説明させていただきました。

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DTM初心者向け

ボーカルのピッチ補正の仕方【基本】Cubaseにて

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上記写真はPIXABAYにてお借りしました。私ではありません。今回は、ボーカルを録音した後で、正確な音程に合わせるためのピッチ補正について、DAWソフトのCubaseで基本的な使い方について初心者向けに解説します。

まずは童謡「もみじ」の冒頭部分を聴いてみてください。

オーディオトラックを作ってから、ボーカルを録音させます。

「もみじ」について、わざと音程を外して歌ったのが下になります。

さあ、こんな音痴な感じが正しい音程に直るのかどうか? 挑戦です。

ボーカルのトラックをクリックして、開きます。

左側に「VariAudioを編集」があるので、それをクリックします。

このような形で、音程について波になって表示されます。そのあたりがどの音程なのか、左側のピアノロールで確認できます。また、分かりやすいように、それぞれの音程で色分けされています。

原曲の音符を確認しながら、音程が変わる部分については、オーディオの波形を分割します。

分割する部分の上にカーソルを持ってきますと、上の方にカーソルを持ってくると、その塊を上下させたりできます。下の方にカーソルを持ってきますと、画像のように「セグメントを分割」と表示され、ハサミのマークが出ますので、それで分割する部分を分けます。

次に、楽譜を見ながら正しい音程に直します。四角の塊の上の方にカーソルを持っていきますと、上下させることができます。

なおこのとき、Shiftキーを押しながら上下させますと、微妙な調整ができます。押さずにですと、半音ずつカクカクと上下します。

正確な音程に直したのが上の画像になります。

聴いてみてください。

どうですか? 音程を外して歌ったのが、まじめに歌ったかのようにちゃんと聞こえます。凄いですね。科学の力です。

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次に、音を加工する作業をします。今回は分かりやすいように、音程をフラット、平な状態にする加工をしてみますね。

Ctrl+Aを押し、全て選択します。黒く変わったのが選択された印になります。

左側に、「ピッチを補正」「ピッチを平坦化」がありますので、そちらを右側に振り、最大限にします。

すると、なんということでしょう? 全ての波形が横に一直線の物に変わりました。

邦楽、洋楽などで、たまに耳にする感じの癖のある音になりましたね。中田ヤスタカのプロデュースのパフュームの歌などはこの加工がされています。

後で波形を加工する他に、リアルタイムで加工させるエフェクトなども存在します。

加工による修正は、ここまで極端でなくても、抑揚がありすぎる部分だけ、ある程度フラットに近づけるなどの修正や、一部分だけ音が外れた部分だけ音程を修正するなどが行われます。

今回は、ボーカルのピッチ補正について、基本的な使い方の説明でした。これなら、歌に自信がない人でも発表できますね。

ちなみに、私のオリジナル曲のPVで、私の、下手でないにしても大して上手ではない歌を補正してできた曲がありますので、参考までに聴いてみてくださいませ。


ここからはCMになります。

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ボーカル録音機器はコンデンサーマイクの他、これだけは揃えよう!

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今回は、ボーカルの録音に必要な機器について解説します。

コンデンサーマイクでの録音の仕方については、この前の動画を参照してください。下のリンクから見られます。

投稿を編集 “コンデンサーマイクを使っての宅録の方法、機材説明” ‹ GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと — WordPress (thegoronyan25.com)

ボーカル録音のときには、上の画像のように、マイクスタンドの他に、サウンドシールドと呼ばれる吸音材、そしてポップガードがあれば、ベストですね。

サウンドシールドは、マイク近くの部屋の反響音を吸収してくれ、よりクリアにボーカルが録音できます。

ポップガードは、YouTubeの動画などで、歌手の方が歌っているとき、マイクと口の間に網のようなものが入った丸い物があるのを見た人も多いかとは思います。

これは、歌うときにフッと息がかかるときのノイズを軽減してくれます。これがないと、折角録音したのに、雑音が入ったので撮り直しということになりかねません。

サウンドシールドは私は、「マランツ プロフェッショナル サウンド シールド」というのを使っております。マイクスタンドに設置可能です。

楽天市場などで購入できます。以下のリンクから閲覧できます。

またポップガードについては、私が使っているタイプではなく、もっといいのが出ているみたいです。楽天のポップガードのランキング1位の製品がこちらになります。

見た感じ、物凄く使いやすそうで、なおかつ見た目がスタイリッシュですね。下のリンクから閲覧できます。

マイクスタンドのオススメは私も使っているこちらになります。とても使いやすいですね。値段もお手頃です。

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日常

レコードブーム再来って本当? 家に眠ってるレコードが高価買取に!

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ネットのニュースで、レコードブームが再来しているというのを知りました。

レコードをずっと聴いている人は、CDの音にはない温かみのある音というのを言っていますね。

音的に、デジタル信号を変換して音が出るCDと、レコード盤の溝を針が読み取る音とは、ミクロの世界で違いがあるのかもしれません。

上の動画では、レコードがCDに変わっていったときも、レコード針を作る技術や、レコードをプレスする技術を絶やさず維持してきた日本の企業のことが紹介されています。

また、レコードが高額で取引されているという情報から、家の大掃除して、4枚のLP盤が出てきました。

ただ、若い頃持っていたLP盤はもっと多かったので、もっと出てこないかと探したのですが、自分の家にはありませんでした。

それで、20歳ぐらいのときに一時期住んでいたことのある親戚の家に訪問し、残っていないかと探索しました。

結果的に私が所有していたレコードは見つからなかったのですが、親戚の人の所有するレコードのLP盤は2枚みつかり、いただきました。

エコストア レコーズに問い合わせてみたところ、10枚以上のLPがありますと、送料無料で、包装セットを送ってもらい、レコードを宅配便で送れるようにしてくれるようです。10枚未満だと送料をこちらが負担することになります。

私の持つレコードの内容、どのジャンルなのか、帯がついているのか、などを説明させてもらったところ、それなら、送料分元が取れないかもしれません、と正直に言ってもらいました。

中古レコードについても、売れ筋があるらしく、売れ筋でなおかつあまり出回らないものですと、希少価値から値段が上がります。

私のような50代以上の人なら若い頃レコードを聴いていたという人も多いかもしれませんね。そして、レコードプレイヤーも使っていないので、今は動かなくなってしまっているという方も多いのではないでしょうか?

レコードを思い出の一つとして所持することも悪くありませんが、家の模様替えのときなどに、業者に出してみるというのも選択枝として考えたいですね。

私はLPが10枚揃ったら、依頼していました。

高い値段だと1枚10000円以上の値段が付くなんてこともあるようです。

例えばビートルズのアビーロードで、一番最初に発売されたイギリス版だと結構な高値がつくようです。

他にも、CDやDVDの取引もしているようで、CDですと50枚以上ですと、送料無料で送れるようです。

レコード、CDともに言えることですが、帯がついているかどうか、また歌詞カードがついているかどうか、についても料金に差が出るらしいです。

処分するために捨ててしまうぐらいなら、もう一度新しい誰かに聴いてもらえるよう、利用したいですね。

下のリンクのエコストアは、買い取り額、顧客対応、ともに業界ナンバーワンのようですので、特にオススメできます。

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日常

Old New Cafeオープンマイク、ケーキ屋BGM調査

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2022年11月7日月曜日、伊賀市四十九町のオールドニューカフェにて、オープンマイクがありました。この店でのオープンマイクは、毎月基本的には最初の月曜日に19時頃より行われます。

一時期コロナのため中止しておりましたが、何か月か前より再開しております。たくさんの方が出演されます。中には凄い演奏する人もいて、私ぐらいの実力だとちょっと勇気がいりますね。

出演するだけでなく見物に来る人もいます。オープンマイクは日1人500円の出演料を払えば、誰でも参加できます。見学は無料です。

オールドニューカフェ oldnewcafe 三重県伊賀市

私は個人として出演したのは一回だけで、いつものバンドメンバーとは4~5回ほど出ていると思います。

この日は、見学だけです。

11月12日、この日は温かい小春日和でした。この日は一人で、地元三重県伊賀市の、ケーキ屋を回ってきました。

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この前にブログにて、自作クリスマス曲「トナカイにのって」を広める活動のことを書きましたが、私も作曲者の責任ということで、ケーキ屋のBGMを調査する役目をした感じです。BGMが流れていれば、また次回に「トナカイにのって」のCDを渡すなどして、流してもらうなど、検討しているところです。

お店に入らなければBGMが流れているか分かりにくいので入りました。入って何も買わないのはよくないので安い物を買ったりして食べました。

伊賀市でBGMを頼めそうなケーキ屋は4~5件ほどでしたね。

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ブログ用に、1つだけいいケーキを買って、自宅の机で写真撮りました。美味しかったです。実は甘党です。

写真だけ見れば家は綺麗そうですが、写真のフレームに入っていないところで、結構散らかっています。

この前に、少し早めの大掃除して、断捨離しました。庭の草も取ったりしました。家を片付けたのは、もしかしたら人を家に呼ばなければいけない可能性が出てきたからです。

家にレコードがあるのが見つかりまして、それがどうやら高く売れそうなので、家に来てもらうかもしれません。今、密かにレコードがブームになってきているようです。

今年の6月に会社を退職して以来、失業保険で食べてはいますが、カードローンなどが結構あり、金銭的には綱渡り状態です。

そんな自分が、音楽に関連することで、生計が立てられるようにするため、奮闘しています。


このブログのですが、今のところ毎日アップできています。基本的には午前9時ジャストに、新しい記事が投稿されるようになっています。

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そのそれぞれのカテゴリーをクリックしますと、それについての記事が並ぶ仕組みになっております。

気軽にコメントなどいただければ嬉しく思います。

荒しやスパムを防ぐため、コメントは私が承認した物だけ表示します。

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DTM初心者向け

コンデンサーマイクを使っての宅録の方法、機材説明

こちらの記事はプロモーションを含みます。

今回はコンデンサーマイクを使用しての録音の仕方と、必要な機材の説明をします。

DTMをするには、パソコンと、オーディオインターフェイス、とモニターできる、スピーカーかヘッドホンがあれば、最低限のことはできます。

他に、MIDIデータとしてリアルタイム録音できる、MIDIキーボードか電子ピアノがあればベストですが、

さらに、生楽器の録音をするために、マイクがあればベストですね。

上の動画で一連の手順を話していますが、こちらでも内容について、文字として記載します。

マイクには、ダイナミックマイクと、コンデンサーマイクがあります。

ダイナミックマイクは、カラオケなどで使用されているものです。コンデンサーより音質は落ちますが、耐久性が高く、壊れにくいという利点があります。そのため、ライブなどでよく使われます。

コンデンサーマイクは、ダイナミックマイクより音質がいいですが、落としたりするような衝撃に弱く、繊細で壊れやすいのが欠点になります。また、湿気にも弱いため、使わないときは、除湿剤を入れたケースに保管します。通常、スタジオでの録音のときには、こちらを使用します。

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NEUMANN TLM102 というコンデンサーマイクを通常使っています。ノイマン製のマイクの中で、割合低価格の製品ですが、クリアに録音できて、私はとても満足しております。

ノイマン製のマイクは、世界でも高級な部類に入り、ノイマン製というだけで、知っている人は驚きます。

下の画像をクリックすると、製品のページに飛びます。

録音する手順ですが、パソコンでDAWソフトを立ち上げます。Cubaseで説明します。

プロジェクトを作成した後、トラックでテンポトラックを作ってから、オーディオトラックを作ります。

メトロノームを鳴らした状態にして、速さを確認します。

テンポトラックの先頭部分をクリックしますとBPMの数値が表示されますので、それを変えることで速さを確認します。

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マイクスタンドに、コンデンサーマイクをセットして、接続させます。録音させるときはマイクの位置も重要です。

アコースティックギターなどの場合は、通常ホールの近くにセットします。今回は、コンガとシンバルですので、コンガとシンバルの三角形の真ん中あたりにセットします。

どちらかに寄っていると、当然ですが、その音が大きく録音されることになります。

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オーディオインターフェイスに、マイクを接続します。その前に、マイクのボリュームを一旦最小にした状態にしてください。スピーカーや機器などに負担をかけさせないためです。

コンデンサーマイクは、ギターなどで使う端子と違い、XLR端子(キャノン端子)というのを使います。

オーディオインターフェイスからマイクへ微弱な電気を送るスイッチを押します。画像のUR22の場合は背後にあります。この電気を送るということが、XLR端子ですと可能になります。

マイク録音のときには、録音時にスピーカーから出る音を拾わないように、スピーカーの電源を切ります

モニター用のヘッドホンを刺します。

DAWソフトのオーディオトラックの録音ボタンと、モニターボタンを押します。

また、Cubaseの右側に、メーターを表示させます。

オーディオインターフェイスのマイクボリュームを上げていきます。

その状態で、実際に楽器を鳴らしてみます。

メーターが一番上のピークである0を超えないかチェックします。0を超えてしまうと、音が割れてしまいます。超えたかどうかは、超えた場合、0の部分に赤く表示されます。

マイク音量のチェックの後、録音開始してから、ヘッドホンでメトロノームの音を確認して、演奏します。

コンデンサーマイク↓

ダイナミックマイク↓

ダイナミックマイクは、私はスカイプなどで使うときぐらいしか今は使っていないのですが、聞き比べてみますと、思ったより音質の差が少なかった感じはしました。

とは言え、やはりコンデンサーマイクの方が、繊細な音がします。楽器数が少な目の場合は、特にその差はよく現れますので、DTMとして使用する場合は、コンデンサーマイクをオススメします。