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アイドル曲の定番、Bメロ部分の【ハーフテンポ】について考えてみる

今回は、アイドル曲の定番ともいえますBメロ部分でのハーフテンポについて、考えてみることにします。

上記の曲はアイドルのコンペに応募して落選した曲で、ワンコーラス(一番のみ)になります。「タイムリミット」という題名がついています。歌詞も、仮歌のボーカルもあるのですが、仮歌の方に、商用利用の許可を得ていないため、シンセメロになっています。

Bメロ部分で、ゆったりしたドラムのリズムになります。1小節の中で、Aメロでは二回、スネアがたたくのですが、Bメロ部分では1回になります。

単純にBPMテンポが半分になるというわけではなく、全体として半分のテンポになったような感じがするという譜割になっています。BPMは何も変わっていません。

割と決まって、このリズムパターンが用いられるケースが多いような気がします。勿論、他のドラムパターンを創作してみるのもありです。

聴いてみたら、ああこれねえ、と思われた方も多いような気がします。ハーフテンポはAメロやサビに用いるのは禁じ手ではありませんが、これまでBメロ以外に聴いたことがないです。

この定番的な手法を、私は結構多用しています。Bメロという一つのつなぎ的なブロックに、ハーフテンポという特殊効果を入れることにより、そのブロックが際立つ意味もありますね。

今回は、ちょこっとDTM的な内容を短いですが、書かせていただきました。皆さんも一度ハーフテンポに挑戦してみてください。

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DTM

【サビ前のアレンジ】の仕方、リバースなど、ある楽器を際立たせよう!

サビ前のアレンジについて、いろいろいいアイデアがないか考えてみました。

世の中にある曲にはいろんなバターンがあるとは思いますが、私自身の曲、今回は「マジカルメモリー」を例に、考えてみます。

よくある手法として、一つの楽器だけ単独で鳴らすことにより、サビに入ったときの一気に盛り上がる感じを演出させる手法があります。

一つの楽器だけになることにより、文章で例えますと、句読点的な意味を持ち、次の始まりが分かりやすくなるという感じです。

ベース

こちらは原曲のアレンジになりますが、ベースが上から下がっていくメロディーを奏でるパターンです。通常は一小節でいいかとは思います。

ドラム

ドラムがフィルインと呼ばれるフレーズを叩くことで、さあサビに行きますよ、とインパクトをもたせるパターン。実際の世の中の曲では、これが一番多いような気がしています。

パーカッション

コンガという楽器をサビ部分で使用していますが、それをサビ前の一小節から入れることで、インパクトを持たせるパターンです。

この曲の場合、コンガはソフトの音源のものを使用していますが、それを、オートパンという音を左右に揺らせる効果をかけることで立体感を演出しています。

その効果を、コンガだけの部分を作ることで、さらに目立たせてみるという手法です。

アコギ

あまり多くはないとは思いますが、アコギ単独にしても面白い効果が出ました。ここまでは、その曲のアレンジとして登場してくる楽器になります。

リバースシンバル

こちらは、シンバルの音をリバース、つまり逆再生させることにより作られる音ですね。リバースピアノもよく使われる手法です。

注意しなければいけない点としては、リバース系の音は、一小節で音が大きくなるだけですので、ボーカルや楽器を演奏する人が、一瞬テンポがとりにくくなる点ですね。

その意味では、リバース系の音は、単独より、何か他の楽器と重ねる方がいいかもしれません。

最近、やたらと日常の話題ばかり書いていましたので、たまにはDTM関連の記事を書かなければと思い、書きました。

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DTM初心者向け

DTM初心者が知っておくべき、定番ドラムパターン7選【音声付き】

上の図は、ドラムセットの配置を表した図になります。

基本的なリズムは、バスドラムスネアドラムハイハットにて作ります。ジャンルにより、ハイハットの代わりにライドシンバルで刻む場合もあります。

クラッシュシンバルはアクセントに、そして、タム類(ハイタム、ミドルタム、フロアタム)は、フィルインと呼ばれる部分に使用したりします。

他に、基本のドラムセットには含まれませんが、スプラッシュシンバルチャイニーズシンバルが用いられることもあります。

DTMをする場合、キーボードでの配置は、おおよそ上の図のようになっています。

定番ドラムパターンを7つ紹介させていただきます。

①8ビート

8ビート(エイトビート)は、音楽に親しんでいない方でも一度は聴いたことがあるとは思います。ドラムの一番基本となるビートになります。

ハイハットが8分音符で刻んでいることが特徴です。

上の音は、ドンタンドドタン、のリズムですが、

バスドラムが一回の場合、ドンタンドンタンの場合もあります。

他にも様々なバリエーションがあります。主に、バスドラムの入るタイミングが変わります。

②16ビート

16ビート(ジュウロクビート)は、ハイハットを16分音符で刻むことが特徴です。

他のバリエーションとして、バスドラムやスネアドラムが16分音符のノリで入ったりするケースもあります。

生ドラムを想定して作る場合は、両手でタカタカとハイハットを打つとき、その一つでスネアを打つのが自然なため、ハイハットをスネアの部分だけ外すと、よりリアルになります。

8ビートは英語なのに、16ビートは日本語なのは不思議ですね。私は若い頃、これを「シックスティーンビート」と読んでましたが、それでも間違いではないようです。

「夜に駆ける」では、このリズムが用いられています。

③ダンスビート、4つ打ち

ダンスビートは通常4つ打ちと呼ばれます。バスドラムが4分音符で入ることが特徴です。

4つ打ちの定番として、ハイハットが、クローズ、オープンを繰り返し、目立つオープンが、4分音符の裏に入ることが多いです。

こちらは、生ドラムの場合も、打ち込みの場合もどちらもありますが、打ち込みの方が多いような気がします。

④頭打ち、表打ち

小節の頭から、スネアドラムが4分音符で入るパターンが、頭打ち、もしくは表打ち、です。

音の感じから、「タンタンタドタド」と呼ばれることもあります。バスドラムは二回続けて叩く場合と、三回の場合があります。

観客を鼓舞するかのような、手拍子したくなるようなリズムですね。主にロックに用いられます。

「千本桜」のサビ部分でこのリズムが用いられています。

⑤シャッフルビート、スウィング

4分音符を三等分した3連符でリズムを刻むことをシャッフルビートと呼びます。スウィングとも言います。ジャズでよく使われます。

跳ねるリズムと言われるときは、このリズムのことを意味します。「丸の内サディスティック」ではこのリズムが用いられています。

なお、3連符を用いるのが特徴でありますので、バリエーションとしては、これに限らず、様々なパターンが作れます。

⑥レゲトンビート

レゲトンは、ヒップホップとレゲエの影響を受けて、プエルトリコで生まれたジャンルらしいです。そのリズムをレゲトンビートと呼びます。

思わず踊りだしたくなるような、夏のイメージですね。邦楽では「ワタリドリ」がこのリズムに近いです。

⑦トラップビート

トラップビートはヒップホップのジャンルの一つですが、こちらは生楽器よりも、打ち込みでのサウンドを想定しています。

これまでの図と違い、こちらは4小節の図になります。

スネアドラムが3拍目に入るハーフテンポを基準としています。

2小節目の最後の4泊目、また4小節目の最後の4泊目などに、ハイハットを三連符で入れたり、32分音符で入れたりして、機械的なノリを入れて、非日常な感じを演出しています。

邦楽ではあまりまだ用いられていないようですが、洋楽では主流となるため、邦楽でも今後流行する可能性はあります。

トラップビートのパターンも数多くあるようで、上記の方法に限らず、様々な工夫をすることで、自分独自のリズムを作ってもいいでしょう。

以上、初心者が知っておくべき定番ドラムパターンでした。

なお、①から⑥までは、Native Instruments社の「Studio Drummer」を、⑦は「DRAM LAB」の音源を使用しています。

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DTM

Komplete ドラム音源聞き比べ、STUDIO DRUMMER、Abbey Road 60S Drummer

前回のピアノ音源聞き比べに続き、今回はKompleteの中のドラム音源の聞き比べになります。

STUDIO DRUMMER

一つ目はオススメのSTUDIO DRUMMERになります。ドラム音源の中で、これをよく使っているということを、DTM関連のYouTubeでも聞いたことがありますが、物凄くクリアでいい音です。私もよく使っています。

なお、この音は、私が電子ピアノで、リアルタイムで打ち込んだ音です。バスドラムとスネアドラムで録音し、ハイハットとシンバルで録音しています。タムだけはマウスで書き込みました。

Abbey Road 60S Drummer

次に紹介するのは、Abbey Road 60S Drummerです。こちらの音源は、Early Kitになります。

アビーロードというと、ビートルズのアルバムを思い出す人が多いとは思いますが、ビートルズが活躍した1960年代のドラムからサンプリングされています。Early Kitは60年代前半のドラムになります。

日本で言うと、丁度、坂本九の「上を向いて歩こう」が全米ビルボードチャートで1位を取ったのもその頃になりますね。まだ日本人としては1位を取ったのはこの曲だけです。

バスドラムのボンという響きが、とてもレトロな感じを出しています。

Abbey Road 60S DrummerのLate Kit、1960年代後半のドラムになります。音も急にあか抜けてきました。前のキットと絵を見て違いが分かったでしょうか? タムが一つ増えています。

DRUM LAB

次は、以前このブログで紹介したこともありますDRUM LABになります。こちらは、左上の方でドラムパターンのスタイルを選択でき、右上でバリエーションを選択できるのですが、

あらかじめ作られたMIDIデータを、ドロップさせてDAWソフトに読み込ませることができるというところが魅力です。それらは編集可能です。

なお、音は選ぶドラムパターンにより変化します。最初に表示されるSMOOTHというものを使用しています。

BUTCH VIG DRUMS

次は、BUTCH VIG DRUMSです。DRUM LAB同様に、初めからパターンが入っていまして、上の画像のキーボード部分の紫の鍵盤のドレを押すかによって、バリエーションが変化するという機能がついています。

こちらは、私が探す限りではMIDIデータを落とし込む作業はできないような気がするのですが、そのあたりご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

とてもパンチのあるドラムパターンが揃っています。

なお、Kompleteでは、他にドラム音源として、Batteryという人気音源があるのですが、私がインストールをうまくできていないのかDAWソフトで表示できなくて、原因を問い合わせているため、こちらについては、またわかるときに解説させていただきます。

比較のために、Cubase付属ドラム音源のグルーブエージェントの中から、生ドラムの音色のDrinking Habitについても聴いてください。

スタジオドラマーのシャープさはないものの、全然これでもありな気はします。

今回は、Kompleteというバンドルに含まれるドラム音源について、実際に音を聴いてもらい比較してみました。これで終わります。

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DTM中上級者向け

Native Instruments、「DRUM LAB」の使い方、パート分けの仕方

この記事はプロモーションを含みます。

Native Instruments社の製品は、今回が3回目になります。今日は「DRUM LAB」というドラム音源です。

ドラム音源としては他にも、コンプリートというバンドルに含まれているのですが、実はこの音源を使ったのは昨日初めてだったのですが、

使いやすいと感じたもので、動画にしました。音源の使い方という意味では中級者向けですが、ドラムトラックのパート分けの方法としては初級者から中級者向けの内容となっております。

Kontaktと呼ばれるサンプラー上で動く音源です。

コンプリートの無印版に含まれております。

最初に、トラックを作成するとき、インストルメントでKontaktを選択します。

その後、DRUM LABを選択します。

上の画像のように、まずリズムジャンルを決めて、実際の音を確認する再生ボタンで、音を確認できます。

同じリズムパターンで、音色を選ぶこともでき、楽器が変わったりもします。

リズムバリエーションは、同じリズムの中で、フィルインであったり変化するパターンとなります。

DRUM LABの黄色の矢印のように、ドラッグ&ドロップで、トラックへMIDIデータを直接入力できます。

ドラムトラックの作り方ですが、例えばAメロ部分が8小節あるとすれば、最初の6小節は基本的なおとなしめのドラムにして、最後の2小節だけ、複雑なリズムを入れたフィルイン、おかず、と呼ばれるドラムを入れたパートにします。

ドラムは次のセクションに入る手前で、何か違う動きをして、全体に流れを合図させるような意味合いもあったりします。

なかなかいい響きですね。

このまま、他の楽器と合わせても問題はないのですが、より細かい設定や、特殊効果を一部の楽器などにかけたい場合など、こだわりたいケースがよくあります。

ドラムトラックを、バスドラム、スネアドラム、ハイハット、シンバルなどと、トラックごとにパート分けをする方法を以下に説明させていただきます。

最初に四つ並んでいたブロックを、ノリで一つにまとめます。

次に、ダブルクリックして開きます。

それぞれの鍵盤に、ドラムやパーカッションの様々なパートが割り当てられています。

どのドラム音源でも、位置は近いのですが、音源によっては違う位置の場合もあります。このDRUM LABでは、C3と高い位置にもバスドラムが配置されています。ハイハットの位置も違いますね。

上記画像の配置はこの音源に限定されると思ってください。

一旦、ピアノロール画面を閉じます。

トラックをコピーして4つトラックを作ります。そして、各トラックを色分けして、名前も、バスドラム、スネア、ハイハット、シンバル、と変えてください。

今回はありませんが、他に、タム、パーカッションなどが入るケースもあります。

バスドラムのトラックを編集するとき、バスドラム以外のパートを範囲選択します。そして消去します。

同様の作業をして、各トラックが、スネアのトラックだとスネアの音だけ鳴るようにします。

これで、ドラムトラックのパート分け作業は完了しました。

最後のミックスのときに、バスドラムだけ音量を上げるとか、そういったバランスの設定ができます。

上の画像は、今回私がしたスネアドラムの設定ですが、EQでは低音部をカットして、高音部も少し抑えました。そして、リバーブをかけてみました。

他に、バスドラムは高音部を抑え目

ハイハット、シンバルは中音部から低音にかけてカットしました。

それでできたのが下の音になります。

ドラムの音のミックスは、絶対これという規則はありません。ジャンルによって傾向はあるので、そのあたりは実際の曲を聴いてみてドラムの響き方や音質など判断してもらうのがいいかもしれません。


ここからはCMになります。

得意を売り買いココナラ、

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私もココナラで、作曲と編曲のお仕事させてもらっています。ココナラへ入ってから、検索で「goronyan」で検索しますと、私「The Goronyan 25」の作曲と編曲の仕事のページに行けます。

お仕事を頼みたい場合、また仕事をしたい場合など、様々なジャンルがありますので、一度試してみてください。