作詞を始めよう、シリーズ3回目になります。これまでをご覧になっていない方は、以下のリンクから読んでくださいませ。
作詞を始めよう!【情景描写】で、聴いている人の想像力を刺激しよう – GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと (thegoronyan25.com)
作詞を始めよう!【替え歌】を作ることで、歌詞の長さを体感しよう! – GoronyanのDTMマインド~音楽と日常のこと (thegoronyan25.com)
作詞を始めた方の中で、よくあるのが、「好き」であったり、「愛しています」「寂しい」「恋しい」「切ない」などの、恋愛する相手に対して思う気持ちをそのまま書いているような歌詞があったりします。
そういった言葉を使ってはいけないことはないのですが、感情を直接表す言葉を使わずにでも、そのニュアンスの伝え方というのは、様々な方法であると考えます。
「私は今でも あなたのことが 恋しくて仕方ない」
というような歌詞のワンフレーズがあったとします。その言葉を表現するのに、以下のような歌詞でも表せたりします。この場合意味だけで、字数は考えていません。
「初めて会った頃にもらったネックレスを 今も大切にしています」
「初めて会ったときの 君の笑顔が 頭の中に浮かんできます」
「他の人と同じ海を見ても 心が動きません」
「別れた後 ぽっかりと心の中に穴が開いたようです」
「恋しい」という意味を表すのに、数えきれないほどの表現方法を考えることができます。
その表現は自身の体験談でも構いませんし、小説などを読んで面白い表現を見つけるのもいいですね。
また、「関係」という言葉があったとします。そのときに、インターネットで「関係 類語」と検索しますと、「関係」という言葉の代わりに使用できる言葉が並んだりします。
「関係」の類語で、歌詞に使えそうなものを以下にピックアップします。
関わり、交わり、結びつき、絆、繋がり、関連、因縁、コネクション、縁、間、など。
同じ意味でも、言葉を入れ替えるだけで、言葉の響きやニュアンスが変わったりします。歌詞を考えたとき、平凡だなと思えば、類語を調べて入れ替えるだけでも、印象は変わります。
歌詞に使える言葉を増やすこと、また表現方法をいろいろ考えてみることは、歌詞作成においてスキルアップに繋がります。
今回は、歌詞作成において、様々な表現方法、類語、について解説しました。