今日はDTMするため、手作りで作ったデスクなどについて紹介します。
以前は割合小さめの鍵盤を使っていたので、パソコン用のデスクの上にそれを置いていましたが、
思い切って88鍵盤の電子ピアノ、カシオのPriviaを購入したときに、昔からある机を改造して、DTM用のデスクを作りました。
机の上には88鍵盤の電子ピアノを置いています。机から左右少しだけはみ出しています。
そして、もともと引き出しだった部分を改造して、文字を入力するキーボードと、マウスの置き場としました。
引き出しの手前の部分を、ハンマーでたたいて外し、それを引き出しの裏面に貼り付けています。裏面に取り付ける理由としましては、これがないと、引き出しが奥にスポッと外れてしまうからです。
取り付けた後で、見栄えをよくするため、ホームセンターで購入したニスのスプレーで塗装しました。
手作りでない既製品のDTMデスクも、そういった機材専門店には多く陳列させています。
その中には、88鍵盤の大きなサイズの電子ピアノを置けないようなタイプもあります。
手作りにした一番の理由は安上がりだからです。
DTMするにあたって必要なデスク周りの機材ですが。
①パソコンと文字を打つキーボード、マウス
②電子ピアノなどのMIDI入力できるキーボード
③オーディオインターフェイス
④スピーカー、ヘッドホンなど
最低、上の4つがあれば、DTMの作業環境は整います。
①パソコンはデスクトップ型とノート型がありますが、多くの情報をやりとりする意味では、デスクトップの方が適していると言われています。
ノートパソコンは自由に持ち運びができるという利点もありますが、デスクトップだけで十分ではあります。
文字を打つキーボードは、私の手作りデスクですと、丁度引き出し部分に置いています。引き出しですので、ピアノを使うときなどは、ひっこめることができます。
②電子ピアノなどのMIDI入力できるキーボードは、絶対ないとできないというわけではありません。
文字を打つキーボードとマウスで、音符を打ち込んでいく方法でも作曲はできますが、
実際に鍵盤で演奏した方が、はるかに作業が速く進みます。ピアノなど触ったことがない人でも、やっているうちに慣れてきます。
③オーディオインターフェイスは、DTMをしたことがない人にはなじみのない言葉だと思いますが、これは、パソコンと、スピーカー、マイク、楽器などをつなぐときに必要な機材になります。
オーディオインターフェイスへマイクを接続する場合、ダイナミックマイクですと、フォーンプラグと呼ばれるプラグで接続できますが、コンデンサーマイクですと、XLRプラグがになってきます。
写真で少し見にくいのですが、左側に二つ並んでいる差込口がこれです。
コンデンサーマイクへは、インターフェイスより微弱な電気を送る必要がありますので、普通のフォークプラグで接続すれば、録音できないことになります。
また、オーディオインターフェイスへは、マイクの他に、エレキギターなどからフォークプラグでつなぐことができます。
スピーカー、ヘッドホンもここからつないでいます。
④モニター用のスピーカーは、スピーカーの高音部分が耳の高さが最適とされています。そのため、ホームセンターで買った発泡スチロールでできたブロックを下にひいて高さを上げました。
スピーカーで聴くときには、左右のスピーカーと人間が正三角形の位置になるぐらいが、聴きやすいですね。スピーカーの位置をそのように配置します。
モニター用のスピーカーは、予算にもよりますが、なるべく人気の高いものを使ってください。
スリープフリークス、と呼ばれるDTM関連のYouTubeサイトにて、モニタースピーカーについての、プロとアマ、それぞれの人気ランキングがあり、1位だったのが、ヤマハのMSP5だったこともあり、それを私は中古で購入しました。中古でも両方で5万円余りしました。
スピーカーで音を出すと近所に迷惑がかかる場合などは、ヘッドホンで代用できます。こちらも、安いヘッドホンで聴く場合と、高いヘッドホンで聴く場合だと音の質が全然違いますので、こちらも、ネットでオススメを探してから購入するのがいいと思います。
また、スピーカーだけだと困るケースがあります。マイクで録音させるとき、スピーカーで再生しながらだと、その音もマイクで拾ってしまいますので、マイクで録音する際は、基本的にはヘッドホンで聴きながらマイクで録音するということになります。
DTMをするには、どうしても機材にある程度のお金はかかってしまいますが、勉強次第で、可能性は無限に広がっていきます。
パソコンができる前は、トランペットの音は、トランペットを演奏しなければ録音できませんでした。
それがDTMだと、どんな楽器の音でも、鳴らすことができます。勿論、どれだけ進んでも、実際に演奏する楽器にはかなわないという面はもちろんあるのですが、
前日の私のブログにあるように、オーケストラだって作曲して再現させることができたりします。
DTMに興味のある方は、一歩を踏み出してみてはいかかでしょうか?