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自作曲紹介

自称【5拍子のスペシャリスト】が作成した、5拍子曲4選が凄い!

5拍子と言えば、まず思い出す曲と言えば、何といってもジャズのスタンダード「Take Five」なのではないでしょうか?

他に有名な曲としては、映画スパイ大作戦のテーマも、聴けば、ああというほど日本人にとっても聴き馴染みがあります。

逆に言うと、5拍子で世の中で知られている曲と言えば、以上2曲しかないと言っても過言ではないでしょう。

私Goronyanは本名は五郎です。五郎という名前から、ネコの鳴き声のゴロニャン、と命名しています。

名前に5がつくだけあって、その数字に並々ならぬ愛着があります。それで、この先に世の中に自分のことが認知される一つの方法として、5拍子というマニアックな調で、いくつも作曲してそれを世の中に広められないか? と、無謀な夢を描いたのは私が20代後半のことでした。

そう自称【5拍子のスペシャリスト】とは、私のことです。自分で自分のことを凄いと書く人に大した人はいないとはよく言いますが、正直大したことはないのですが、

まあそれでも無謀に5拍子の曲を数曲ほど作曲したというこで、その中から4曲作成した順に紹介させていただきます。

Take Five Beats

作詞作曲TheGoronyan25、

ボーカルVocaloid SweetAnn、TheGoronyan25

ギターHaTo

※この動画は26秒から音が始まります。最初無音ですが故障ではありません。後で無音状態が長いのはよくなかったと反省しています。

5拍子の曲として2曲目に作成したのがこの曲です。1曲目は今回は紹介しません。

最初日本語バージョンを作ってから、その後女性のボーカロイドと私のデュエットという形式で作り直したのがこの曲になります。

5拍子のドラムのリズムが独特ですが、実はこれはMIXTUREと呼ばれるソフトを使った中で、ループ素材としてその5拍子ドラムがあったので組み合わせています。

サビ部分で鳴っているコンガの音もループ素材です。こちらは4拍子のループ素材を切り貼りして5拍子に仕上げています。

自分が一からリズムを考えていれば思いつかない感じのものが、ループ素材を使うことにより、自分にないプラスアルファな効果を期待できます。

ソフトの中で、コード進行についてのアイデアなども提示してもらいました。確かあるコードを入力すれば、それに繋がるコードをいくつか例を提示してくれて、選ぶ機能があったと思います。ですので、サビのこのコード進行も、私の頭では思いつかなかったものでした。

今はこのソフトは恐らく廃盤になっていると思われますが、ループ素材に出会うことにより、自分の曲がちょっとグレードアップした感じになります。

この曲のクラシックギター、ストロークとアルペジオですが、HaToさんという方に、料金を支払わせてもらって作成していただきました。

楽器のスペシャリストに依頼して、ギターやピアノなどのパートを演奏してもらうのも、楽曲がグレードアップする一つの要因になりますね。

風のうた

作詞西川光、作曲TheGoronyan25、ボーカルHIROMI

MySound、OKMusik、musictruck、MUSIE、のことをご存知の方はいらっしゃるでしょうか?

MySoundはヤマハが運営するサイトで、現在もありますが、元々はアマチュア音楽家のコミュニティーでした。今はそういう要素はなくなっているはずです。

OKMusikは今は閉鎖されています。musictruckは現在も運営されており、私も所属しております。ただ現状は細々としてにぎわっていない印象はあります。

MUSIEというサイトはあのエイベックスが運営するアマチュア向けのサイトで、結構なにぎわいだったことを覚えています。

西川光さんと何度かコラボを、MySoundのときにさせていただきました。

MUSIEにて、西川光さん作詞作曲、私Goronyan編曲の「真夏の恋」がポッドキャストか何かで使われたことがきっかけとなり、MUSIEというサイトでは、西川光さんフィーバーが巻き起こりました。

その恩恵を被り、西川さんがMUSIEにて発表していた、私とのコラボ曲も相当な視聴回数を出したことを、運がよかったと思い出します。10万回以上の再生をコラボ曲3曲で獲得していたはずです。MUSIEというサイトである年の一年の視聴回数ランキングで、10位中確か8つぐらいを西川光さんの作品が占めていました。私はただ恩恵を被ったに過ぎません。

なお、MUSIEというサイトも今は閉鎖されています。

「ビューティフルワールド~太陽と子供たちと動物たちの歌」作詞西川光、作曲TheGoronyan25、ボーカル美保

「風のうた」作詞西川光、作曲TheGoronyan25、ボーカルHIROMI

「真夏の恋」作詞作曲西川光、編曲TheGoronyan25、ボーカルVo恭子

※上記3曲とも私のYouTubeチャンネルで視聴可能です。

物凄く前置きが長くなってしまいました。その中の「風のうた」が5拍子の曲なんです。自分の代表曲と言えるかもしれません。

この曲の独自性は、5拍子でありながら、スローなバラードであるというところです。5拍子特有の跳ねるリズムではありません。

自分でクラシックギターで伴奏をしていますが、最初打ち込みの鈴の音やトライアングルの音とタイミングがどうしてもズレてしまいます。

少し専門的な話になってしまいますが、5拍子は、3拍子と2拍子が、もしくは2拍子と3拍子が組み合わさって作るリズムなんですね。

3拍子で一つまとまって、2拍子で一つまとまる、という演奏が人間が奏でる自然な演奏として生まれます。

それは、厳密には機械的に打ち込まれた一定の間隔で刻まれる5拍子のタイミングとは、ズレが生じます。

当時の私のDTMの技術では、ギターのタイミングに合わせて打ち込みの音を調整するということができませんでした。

それで私が出した苦肉の策が、トライアングルと、鈴を生演奏で録音させるという方法でした。

私のこれまでの楽曲の中で、恐らくこの曲が一番苦労した曲のような気がします。作成しては話し合いを繰り返し一か月近く経過しました。

ボーカルはMySoundで知り合ったHIROMIさんにしてもらっています。もともとボーカルを習ってプロを目指していた人だったように思います。HIROMIさんには、コラボとして「青白い朝」「冬の思い出」も歌ってもらっています。どちらも私のYouTubeチャンネルで視聴可能です。

中古車買取カーネクスト

雨の日と火曜日の朝は

作詞はらぴょん、作曲TheGoronyan25、ボーカルのりぴー46

この曲を聴いて、あれどこかで聴いたことあるな、と思った方はかなりのGoronyan通ですね。

実はこの曲のメロディーは私の唯一作ったクラシック曲のピアノ協奏曲「奥の細道」第3楽章「かさねとは八重撫子の名なるべし」のメロディーを引用しています。

とにかく明るい曲です。作詞は私が音楽で一番最初にコラボした作詞家の「はらぴょん」さんです。彼が私の当時のブログにこの歌詞を書いてきて、それにあの曲のメロディーを合わせて作りました。

のりぴー46さんには最初「ひなたぼっこ」という曲を同じ「はらぴょん」さんの作詞で作成しましたが、それに続いてのコラボ曲になります。4選の中では一番ポップと言えるかもしれません。

左側に聴こえるタイで買った太鼓、右側のタンバリンは私が演奏しています。打ち込みのリズムの上に重ねていますが、実際の演奏は、打ち込みのキッチキチのタイミングに対し、微細なズレが必然的に生じ、それが有機的なリズムの躍動感に繋がっています。

打ち込みのリズムに対して、ギターやパーカッションなど生の楽器の演奏を重ねるだけで、物凄くサウンドに深みが出ます。それは初心者が演奏したものであってもある程度深みを出す効果が期待できます。DTMでは楽器の演奏も少し入れることはオススメできるアイデアです。

エンディング部分の一旦なくなってから、フェードアウトする終わり方は、ズバリ、ビートルズの「Hellow Goodbye」を真似してみました。

音楽の構成についても、様々な曲の一部を模倣することは全然ありだと思います。

※この曲の動画だけ、私ではなく「はらぴょん」さんのチャンネルのものです。

サンライズ~太陽のように微笑んで

作詞RAB、作曲TheGoronyan25、ボーカルまさ^^

動画では、すべて私Goronyanが演奏する真似をしております。ボーカルもかつらを被ってサングラスをつけた私です。

実際のボーカルはMySoundで演歌の歌い手として二度コラボをさせてもらいました、「まさ^^」さんです。

一つ目の曲は私として最初の演歌となった「龍が天に昇るごとく」という曲ですが、二曲目の演歌としてこの曲を歌ってもらいました。

演歌とジャズのミクスチャーとしての曲です。5拍子の「Take Five」のリズムに、演歌的なボーカルがうまくのるのかどうか?

実はAメロBメロ部分では、作曲者の私からの指示として、「リズムに乗らないように、例えて言うならばリズムが車窓から流れる景色だとするならば歌い手がそれに影響されないように」という、なんとも不可解というか、一見意味不明とも取れる指示をしました。

サビ部分ではそれに対して、リズムに乗って歌ってもらっています。歌ってもらった、まささんも、本当に難しい曲でしたと後でおっしゃっています。

でもその無理難題を的確にこなす当たりがプロフェッショナルだと思いますね。AメロBメロ部分はしっとりとした演歌的なメロディーで、リズムを無視して歌ってもらった方がいいような気がしていました。

そうすることで、サビ部分のオンリズム、リズムに乗って歌うところが、対比的に躍動感を持って聴こえるという仕掛けです。

また、作詞していただいたRABさんとは、「恋のBuzzer Beat」「タイムトラベルⅡ~We are going back to that day」「Love&Peace~壊れてしまった君の心に」「Wake Up My Friend」などの曲でコラボさせていただいております。いずれも私のYouTubeチャンネルで視聴可能です。


どうですか? 5拍子の曲、自分で言うのも何ですが、これだけバラエティーに富んだ仕掛けを駆使して作った人、世界に何人いるでしょうか?

そういう意味で、自分で勝手に自分のことを5拍子のスペシャリストだと自負することにします。

世の中謙遜ばかりが美ではありません。たまには自画自賛もいいものですよ。

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