こちらの記事はプロモーションを含みます。
エフェクトの種類三回目として、今回はモジュレーション系について解説はします。
こらちは、音を加工するという言葉がピッタリなエフェクトになります。
Cubaseでは、コーラス、フランジャー、トレモロ、ビブラート、オートパンなど結構種類が多いです。
コーラスは、元の音よりも若干タイミングをずらすことにより、複数の音がなっている感じを作らせています。
フランジャーはコーラスの仲間ですが、ジェット機のような特殊効果をつけたり、言葉では説明しにくいのですが、かなり癖のある感じの音になります。
トレモロは音の大小を小刻みに繰り返す効果のことを言います。
ビブラートは音の音程を上下させる効果のことを指します。
オートパンは、音を一定の周期で左右にいったりきたりさせる機能のことを指します。
コーラス
上記写真は、モジュレーションで代表的なコーラスのエフェクトのものです。それぞれのダイヤルは分かりにくいところがあり、プリセットから、エフェクトの仕方を選んでいただくことをオススメします。
このモジュレーション系エフェクトについては、特殊効果的な意味合いがあり、DTMに必須というわけではありません。そういう意味で、これまで書いてきた①空間系、②周波数系、③ダイナミクス系が必須なのに比べて、使用頻度は極端に落ちます。
上記エフェクトが最初からソフトついては来ますが、そのエフェクトを使用するケースは結構まれだったりします。
理由としましては、例えばバイオリンにビブラートをかけたいとしますが、今の音源は最初から自然なビブラートが初めからかかるような設定になっていたりしますので、わざわざ別にかける必要がないというのがあります。
また、シンセにしても最初からそれらのエフェクトがかかったような音があったりしますので、それをさらに変えたいという場合のみ使うことになります。
ただし、エレキギターに関して言いますと、コーラス効果、フランジャー効果などはよく使うことになりますが、これらは、コーラスのエフェクトを使用するのではなく、アンプシミュレーターを使うことの方がクオリティーが上がり作業効率も上がるのでオススメします。これについては次回解説します。
オートパン
モジュレーション系エフェクトの中では、唯一、オートパンだけは私はたまに使います。
プリセットで、いろんなタイプを実際に試してみてください。
また、グラフの見方ですが、上が左、下が右になっていて、左から始まり、右に行ってから左に戻るという周期を表しています。
①はそのサイクルの長さで、「2分の1」の表示は、1小節の半分のことを示しています。ですので、これは曲のテンポに合わせてくれますので、小節の初めは必ず左側にきているなど、設定することができます。
16分音部など小刻みに叩くパーカッションに、ゆったり目のオートパンをかけて上げると、なかなかいい感じになるので、試してみてください。
他、シンセなどは、最初からオートパンの状態で発音されるものもありますが、入っていないものにかけるなんてのもアリだとは思います。
このブログでの紹介は2回目になりますが、上記の「マジカルメモリー」では、コンガの音をオートパンで、左右に動かしている効果を使っていますので、一度確認してみてください。
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