インターネットで調べものをしているとき、たまたま面白い記事を発見しました。
Googleが実験的な意味で出しているWebアプリで、Semi-Conductorというのがあります。
誰でもオーケストラの指揮ができるというアプリです。オーケストラとは言っていますが、実際にはストリングスによる弦楽重奏になります。
オーケストラは弦楽器の他に、木管楽器、金管楽器なども含まれます。
下のリンクに入り、「打ち上げ実験」をクリックすれば、アプリが起動します。
Google クリエイティブラボによる半導体 – Google を使った実験 (experiments.withgoogle.com)
最初に、パソコンからのウェブカメラにて、自分の体を認識してもらいます。すると後は自分の体の、特に腕の動きに対して、アプリが認識して、演奏するという流れです。
腕を大きく振ると音量も大きくなり、小さく振ると音量も下がります。
また速く振ると速くなり、遅く振ると遅くなります。
弦楽器は、左側にバイオリン1と2、右側にビオラ、チェロ、コントラバスが配置されていますが、左側に向けて振ると左側が大きくなり、右側に向けて振ると右側が大きくなってくれます。
実際のオーケストラですと、ある程度演奏者側で判断していい音を出してくれますが、
指揮に機械的に忠実なためか、テンポが速くなったり、遅くなったり、たまに止まったりして、なかなか思うようにテンポが取れません。5回ほどトライしましたが、上手な演奏にはなかなか近づけませんでした。
とは言え、最後には「ブラボー」と拍手喝采をしてくれます。
実は私は指揮をリアルでしたことがあります。
中学二年生のときの合唱コンクールで、もともと他の人が指揮を任されていたのですが、練習のとき、もっと元気よくこう振った方がいい、と私が皆の前で言ったら、だったらお前やってみろよ、ということになり、指揮をすることになりました。
二曲あり、その一つは「戦争を知らない子供たち」という曲だったことを覚えています。今となったらいい思い出です。
指揮を始めたとき、4拍子と3拍子の区別も分からず、いろいろ調べて練習したことを覚えています。
指揮体験アプリ、一度挑戦してみてください。指揮者の苦労が分かります。何かうまく指揮できるコツがあるのかもしれません。